黒海に沈む夕日を見たい！−5泊6日で旧ソ連５カ国巡り旅

2012/08/14 - 2012/08/14

早朝にウクライナのキエフからモルドバのキシニョウに移動してバスで沿ドニエストル共和国を経由して約12時間ぶりに再び戻ってきたウクライナの街はオデッサ。とりあえず明るいうちに黒海を見る事ができれば満足ということで標的は黒海一直線。翌朝５：３０のフライトでオデッサを去るため一発勝負だったわけですが、何とか日没に間に合わせる事ができました。

エリア オデーサ (オデッサ)(ウクライナ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

いやー
それにしても沿ドニエストル共和国の出国審査は酷かった、、、
戦闘力を使い切ってクタクタな状態でオデッサに到着しました。

沿ドニエストル共和国からのバスは鉄道駅から少し離れた場所にあり現在地が分からなくなったため、タクシーで一気にホテルまで移動。この際、バスで一緒だったモルドバ人の方がタクシーの手配を手伝ってくれましたが、白タクで金額は倍額程度でした。。。モルドバ人の方も慣れていないようで相場も分からないようでしたので仕方ないですね。タクシーに乗ったのが好転になりホテルに荷物を置いた後、スムーズにスタートできました。

散策開始です。旧い建物の壁だけを残してガラス張りの近代的な建物に建て替えられています。

旧い街並みが残っているので落ち着きます。
石畳の道がいい雰囲気ですね。

銅像のある広場

ポチョムキンの階段に到着です。

ゆるやかな長い階段が続きます。
その先に見えるのは目標としていた黒海。

黒海のビーチを期待したのですが周囲を見渡すとコンクリートだらけで正面はフェリーターミナル。

ズ〜ム

階段全景です

周辺は工業地帯みたいになっていて景観が良くないのが残念でした。

この辺だと海岸まで出る事はできないようです。
仕方なく黒海の少し手前から眺めました。

暗くなり始めたので戻ることにしました。
街中はライトアップされはじめて綺麗でした。

階段を登りきると随分と暗くなっていました。

綺麗なライトアップです

まるでクリスマスイルミネーションのようです。

部分的なライトアップがいい雰囲気を出しています

トイレマークの様なブランド

民族衣装を着た女性があちらこちらに歩いていました。何かを売っているようです。
周辺にはレストランがたくさんあり美味しそうでした。

建設中のホテル。
この建物も今後数百年という単位で使われていくことでありましょう。

この銅像が有名なようでガイドが何か説明していました。

キャンディー屋さんです。
飴を作る装置の様なものが綺麗で印象的でした。

好きなものを取って選べる食堂の様なところで夕食です。
左上からバナナクレープ、トマトサラダ、餃子みたいなやつ、ヨーグルトが入ったみそ汁、チェリージュースです。

街はまだまだ元気いっぱいなのですが明日、5時半の飛行機に乗らなければならないし、旅もあと２日あるので寝る準備です。

モルドバで買ったキシニョウビールを飲んで就寝しました。

飛行機から見る日の出です。
３時半頃に起きて空港に行きました。
モスクワ行きは何便もあるのに、なぜこんな時間の飛行機を選んだかというと日本から往復の飛行機がドモジェドボ空港なので同じ空港を何度も利用したくないということでシェレメチボ空港行きを選んだ結果、こういう時間になってしまいました。

私はチケットを買う前に機材も確認しています。
これ就航１年程度の最新の機材です。普通なら新しいので乗るのも楽しみなのですが、この機材だけは乗りたく無かったです。なぜなら就航年数も浅く数も少ないのに既に１機墜落事故を起こしているからなのです。でも、今回は旅の行程を優先しました。

この嫌な予感が現実のものになるとは。。。

立派な機内食も出て味も良かったです。朝食をすっぽかしているので嬉しい食事でした。無事にモスクワに行けそうだなと思っていた時です。

着陸予定３０分以上前に飛行機がスゴイ勢いで降下していきました。
厚い雲の中、大きく揺れながら下降していたその時です。雲が切れた瞬間、木に当たりそうなくらいの低空飛行で眼下に広がる森。高速道路が見え飛行機が斜めになり、これはマズイ！当たる！落ちるのか！と思った直後、急上昇。全然違うところに滑走路が見えたと思った瞬間、また雲の闇の中を永遠と飛行。３０分後くらいに再度降下が始まり、無事にモスクワに到着。
ただ着陸をやり直しただけだったのか分かりませんがスリルのあるフライトでした。

モスクワは大雨です。ウクライナと同じようなことにならなければいいのですが。。。
続きは次の旅行記で。。。