「八ヶ岳農場」のお気に入り景観と周辺の個性派グルメ

2012/08/24 - 2012/08/25

毎年夏の終わりに大学時代のクラブの仲間たちと八ヶ岳山麓にある信州原村に集合して、周辺を散策したりバーベキューなどを楽しむ1泊2日の『合宿』をやっています。

原村にある「八ヶ岳農場」の美しい景観が私のお気に入りスポットですが、今年は少し趣向を変えて、周辺の個性派グルメのお店を訪ねる旅を楽しんできました。

エリア 茅野(長野)

• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

クラブの仲間はゴルフ組もいるため、全員の集合は夕食時から。
昼過ぎ、高速バスで中央道富士見到着後夕方までの時間は、原村に隣接する茅野市に住む旧友との二人だけの女子会です。

ランチは、ヴィーナスライン近くにある北欧料理レストラン「ガムラスタン」へ。

緑の木々に囲まれた静かな環境のレストランの店内。

テラス席もありますが、屋内へ。
高い天井と白木のインテリア、スタッフも民族衣装なので気分は北欧旅行。

ランチのお手軽なコース料理にしました。

前菜は、北欧名物「ニシンの酢漬けのマスタードソース」。

淡泊なニシンの酢漬けが、ほんのりハチミツ味のマスタードソースで個性的な味になるようです。
（お土産用のマスタードソースはレジ横で販売）

自家製のふかふかのライ麦パンにはバターがとてもあい、なかなか美味でした。

本日のスープは、「芽セロリ」とのことですが、いわゆるセロリ臭さは感じられず、不思議な食感のポタージュでした。

メインディッシュは、肉か魚が選べますが、私は牛肉のステーキをいただきました。

お肉のソースは少し甘いけれどしっかりした味で、いかにも寒い地方の料理という感じ。ボリュームたっぷりの柔らかいお肉に付け合わせのお野菜も自家製みたいです。
北欧ではよく食べるというマッシュポテトが好みの味でした。

サラダはさっぱりしたビネガーのマリネタイプ。

信州に来るといつも野菜の味が美味しいと感じます。

コーヒーと共にデザートの盛り合わせもしっかり完食。
リーズナブルな価格でお腹も目も満足できるランチでした。

1時半くらいに入店しましたが、平日ということもあり、店内は空いており、まるでヨーロッパに居るようにゆっくりと時間が流れていました。

レジの近くに北欧の民芸品などが飾ってありましたが、スウェーデンの赤い馬の置物は家にもあります。

レジ横の食品の他に、入口近くではヨーロッパ雑貨が色々並んでいましたが、冬季も営業しているようです。

食後は、日帰り入浴ができる近隣のホテルの温泉へ行き、パノラマ露店風呂から独り占めの山々を眺めて深呼吸。

女子会の〆は、ハーブの専門店。
「ハーバルノート・シンプルズ」は、広大なハーブガーデンを持つ、知る人ぞ知る有名店とのこと。

店頭で、セルフサービスで冷たいハーブティーを試飲し、南欧風煮込みに使うハーブミックスを求めました。

旧友に集合場所まで送ってもらい、クラブ仲間との夕食会の会場へ。

原村の名物レストラン「カナディアンファーム」へは今回が初めて。
街道から奥まっているわかりにくい場所にありますが、オーナーのはせやん考案の燻し肉など野趣あふれる料理が人気とか。

店内には子ども連れが喜びそうな遊具もありました。

「カリブ」と名付けられたオリジナル食前酒をいただきながら「カナディアンファーム」名物のスモークサーモンと赤色メロンを。

美味しいだけでなく、盛りつけも花をあしらうなどなかなかおしゃれ。

自家製ズッキーニのポタージュは、家庭的なホッコリした味わいのスープでした。

コース料理のメインディッシュ、この日は５種類から選ぶようになっていましたが、私はお店の人気ナンバー1メニューのサーモンステーキ。
ホワイトペッパーと塩だけのシンプルな味付けにタルタルソースがあっていました。

ランチでお肉をガッツリいただいた上にいつもより早いディナータイムでしたが、自家製のハセパンと一緒に美味しくいただきました。

このお店の名物、石窯で焼いたチキンバーベキューローストはかなりのボリュームとききましたが、機会があったらぜひ食べてみたいメニューです。

暗い夜道を歩いて帰れないと心配していたら、お店の車でペンションまで送っていただけました。

ひと休みしてから、メンバーのひとりでカントリーシンガーとして銀座のライブハウスのステージでも歌う友人がミニライブ開催。
夜更けまで宴は続きます。

さて、翌朝は夏の花が咲き乱れる原村第二ペンション村の中を散策し、森林浴をしながら「八ヶ岳農場」へ。

「八ヶ岳農場」では、熱気球の体験搭乗を実施中。

風が強すぎるなど、熱気球が安全に運航できなさそうな状況では飛べないこともありますが、珍しい体験ができるというので家族連れなどに人気があります。

真っ青な夏空にふんわりと浮かんでいる熱気球。

「八ヶ岳農場」で私の一番お気に入りの場所は、八ヶ岳連峰を正面に見る広大な芝生広場。

よく手入れされ、何時行ってもきれいな芝が広がっていることに感動します。

農場の直売場には、10月のハロウィンを待つカボチャたちの行列。
夏の終わりの「八ヶ岳農場」にきて、この風景を見るのが楽しみです。

「八ヶ岳農場」では、10月20日（土）と21日（日）に「八ヶ岳まるごと収穫祭」を開催予定。
ジャンボかぼちゃやハロウィンかぼちゃのコンテストなど盛りだくさんのイベントがあるそうです。

二日目のランチは、仲間の車に分乗して富士見町にある信州名物手打ちそばの「おっこと亭」へ。

夏場はとれたての生胡瓜のサービスが大人気で、お代わりする人も多い？

駐車場が広く、朝採りの野菜や果物など地元の特産品の売店があるこのお店は昼時はいつも並ばないと入店できません。
小淵沢のインターへ向かう途中に立ち寄って、おそばを食べてお土産を買エルので便利なお店ですが、「そば打ち体験」も出来るようです。

昼食後は自由解散となりましたが、私は列車に乗る前に友人の車に便乗して、北杜市長坂にある「ロプチューティーガーデン八ヶ岳」へ立ち寄りました。

清春白樺美術館にほど近い静かな木立の中にあるこのお店は、インドやスリランカから厳選した紅茶葉を直輸入しています。

カフェスペースで甲斐駒ヶ岳などの山々を眺め、吟味した紅茶のアイスティーを飲みながらしばし歓談し、入荷したばかりの有機栽培の名園の茶葉を少し求めて帰途につきました。