2012/08/17 - 2012/08/19
88位(同エリア144件中)
しろうめさん
今回の旅行の目的はオーストリア・ザルツカンマーグート地方の山と湖畔の自然探訪、絵本の様なドイツの街歩きです。
職人広場に引き続きゲームの中みたいなコンパクトな町探訪、第二弾はフッガーライです。
でもここは可愛い町並みだけ見ても分からない事情を持つ町です。
夏のオーストリア/ドイツ旅行記・ラストレポート。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アウグスブルグ駅到着。
ここからは再びUさんファミリーとデートの予約を取り付けております。 -
ぺルラッハ塔(1182)高さ78m。
上まで登れるみたいで、夫は行きたがったのですが…却下。
もうカイザーブルグから1展望したでしょ、一日2展望なんて多すぎ!
(階段が258段…;) -
アウグスブルグ市庁舎です。
1615年のルネサンス様式の建物とのこと…。
でも年齢よりずっと若く見える…厚化粧してるだけ?
…と思ったら、本来の建物は1944年の大戦で破壊されたそうです。
こちらは元の姿を忠実に再現して建てたものらしいです。 -
夫が市庁舎の中にある黄金のホールを、「あんたは秀吉か?」と疑う位見たい見たい言い張るので付き合いました。
壁はそんなに黄金率高くないけど… -
…天井は真っ金金っ。残像残るかと思うわ。
1996年に復元し終えたばかりだからまばゆさひときわです。
ところで「アウグスブルグ」の名はBC15年にローマ軍の基地が設けられた事に始まります。
当時の皇帝「アウグストゥス」に由来しているそうです。 -
次は大聖堂(Dom St.Maria)に行ってみます。
ガイド本やネットで取り上げられてる記事は少ないけど、
教会の原型としては9世紀の文書記録に始まり、増築や再建をしながら14世紀にほぼ今の形に成ったらしく、古い遺物を意外に沢山抱える聖堂です。
隣接した公園には10世紀当時の教会の発掘跡がありましたが、その10世紀教会は4世紀の(ローマ属州時代)の建物を基盤に作っていまして、その4世紀の建物は
…もう遡るのキリ無いからエエわぃ!みたいな。 -
「聖母マリアの入口」…だと思います。
前述のニュルンベルグの聖ローレンツ教会の入口と似てるけど、やはりこの教会の方が大人数でよってたかってこっちを見おろしてるよって印象でソワソワします。
どちらにしてももの凄い継続力と真摯さと細やかさで出来ていて、現代のアバウト、マイペースな欧米人のご先祖が作ったとはとても想像できゴニョゴニョ……次に内部です。 -
ここで最も有名なのは、11世紀後半のものと言われ、ギネスにも載ってる世界最古のステンドグラス。
…なのですが…勉強不足で見つけられなかった><(アホ!
1100年代のが、どこかにあったみたいです。
一枚につき人が一人デザインされたシンプルなものだそうで、5枚あります。行った人は見つけて下さい。
(ただ、写真撮影不可だと思います)
このステンドグラスも個性を感じる荘厳なもので…つい満足して終わってしまいました; -
私の印象に残ったのはこの礼拝堂。
ロココ様式の豪華な祭壇と高い天井を持つけど、聖堂に比べたらこじんまりした空間。
パステルピンクの教会は他にも見たことあるけど…ここは派手さも無く、安っぽさもなく、落ち着けます。 -
天井画にも彩度のきつい色はありません。
ピンクを生かす優し〜〜ぃ色合い…包まれ感があります。 -
大司教を務めて来た方々の肖像画。
上部の不自然な位置に、何やら消えかけの紋章?町の絵?みたいなもの…。
他にも擦り減って滑らかになり顔も分からなくなった石のレリーフなど、増築の歴史を伺わせる物があちこちにありました。 -
大聖堂の次は、ちょっと複雑な小路を案内して頂きながらフッガーライを目指します。
-
路地に自由に覗いても良いお家がありました。
入ってみると、傍らにお店も構えた工芸家のお庭らしい。
宇宙人?みたいなよう分からんオブジェがコソリ置いてあります。
アウグスブルグも中世から職人組合(ギルド)が盛んに活動したので、技術を受け継いだ末裔なのでしょうか。 -
少し広めの路地に出ました。
中央に水路があり、美しく澄んだ水が何故か驚愕の猛スピードで流れています。
入ったら間違いなく、たちまちさらわれます。 -
フォトショで描きこんだワケじゃないですよ。
水路に架かる橋の上に赤い人型オブジェがありました。 -
Uさん息子が「これ撮った方がエエで!」と見つけてくれたもの。
アウグスブルグ市の紋章だそうです。
彼が「木や」と教えてくれたけど、なんだか松ぼっくりに見えてしまい…
…というか、帰国後実際松ぼっくりだと分かったのは内緒です。
他の市の紋章に猛禽猛獣系が多い中、妙にゆるいので和みます。 -
フッガーライに到着。
…が、日が傾いて目抜き通りはすっかり日陰に入ってしまっています。 -
入口で入場料一人4ユーロ払った後に入手したマップ。
町の中は、見学用住宅2箇所と、資料館、カフェ・ショップがある以外は、人々が普通に生活している住宅です。 -
1521年に大富豪フッガーさん(銅像の主)が作らせた、貧しい人々のための家…世界最古の社会住宅なのです。
公園ばかりか、病棟・教会・城壁・城門まで備えているあたり、まさに小さな町です。
住人が支払う家賃は0.88ユーロ(年間)。
それとフッガー一族の為に一日3回祈ること。 -
多分、一階と二階で異なる家族が住む仕様と思います。
住人になる条件は、収入が少ない・カトリック教である…等がありますが、
そのまえに先住者が子孫に引き継ぎながら代々住み続けるため、空室が出る事が無いようです。 -
突き当りの暗い所に門があります。
上記のマップ付き案内によれば、
かつて10時以降はこの門からしか町に入れず、門番に心づけを払って通してもらったとの事。
又、この二階に住んでいた女性は魔女狩りの犠牲なったとの事です。
「フッガーライの病棟の看護婦でしたが11歳の娘に魔女だと訴えられ、審問官の拷問に屈し1625年に処刑された」とありました。
…多分娘に悪意は無かったと思うんですよね…しかし切ない。 -
昔の家の中の状態を再現したモデルハウス。
数は多くないけどアンティークな家具が置いてあり、私から見ると逆に新鮮にも映ります。
梁や階段の底などがせり出していたりして、天井は低いです。
ここと連結する家(現在博物館)には、モーツアルトの曾祖父が住んでいたんだそうです。 -
現代の内装を再現している家も見学できます。
広々とは言えないまでも大分開放的な印象です。
小柄な日本人から見たら特に、十分と言えそう。
…ただ…バスタブはありませんでした; -
さらには庭付き。
-
おぉっ、家の外観も素敵です。
ハルシュタットでも見たけどコレ凄いですよね。
家の壁を木でアートするの。 -
おや?
園芸用品でも入れる倉庫だろうか?
扉を開けると…
…なんといきなり地下に降りる階段が現れた! -
地下の部屋は空気が不自然に重苦しい…。
実は、世界大戦中防空壕だったそうです。
今は資料館になっていて、瓦礫から出てきた住民の持ち物…文書や書籍の記事…空爆を受けた直後のフッガーライの写真などが展示されてました。
天井の低くて暗いだけでも怖いのに、生々しい展示物が拍車をかけてくれます。
住人達はここに籠って空爆の地鳴りに震えていたのでしょう。
同様の歴史を持つ日本人としてもあまり気持ちの良くない場所です。 -
「小さな町」ながらも沢山の人が生活を積み重ねてきただけに、可愛い外観だけじゃ想像できない深い過去を持つ町です。
全てをくっきり綺麗に映そうとしても、光と影のコントラストの激しい写真しか撮れない…
そんなフッガーライでした。 -
アウグスブルグ市庁舎地下のラーツケラーで夕食。
ラーツケラーってのは「市庁舎食堂」みたいな感じで各地の市庁舎にもある様な呼び名だそうですが、重厚で上品なレストランです。
印象に残ったクヌーデル。
メインの肉…じゃなくて、奥の真ん丸いじゃがいもの団子です。
意外と弾力が強くモチモチしてるんですよ。
ポテトではなく、レバーとかパンのクヌーデルもあるとの事です。 -
ケーゼシュペッツェレ。
小麦粉を団子状にして茹でてクリームソースっぽいものでゴチャゴチャ混ぜたもの…かな?
無理して言えばお米の代わりに小麦粉を使ったリゾット?…のような…そうでないような…日本にあるもので例えるのは難しい。
ドイツも結構手間のかかりそうな凝った料理多いんですね。 -
日付変わって朝です。
帰国日ですが、午前中ミュンヘンで買い物して行こうと思います。
しかし、いきなりトラブル発生。
トラムでマリエンプラッツに行くつもりがマリエンネンプラッツに行ってしまった。
「何か遠いな」と思ったよ。
今回ボケ主は文字を読み違えた夫だけど…
おおミュンヘンよ、そんな紛らわしい名前のトラム駅を持つとは何事だ。
とりあえずボケ記念にマリエンネンプラッツ近くの教会を撮影しておいた。 -
でも間違ったお蔭でイザール門も観れたからイイのさ。
ミュンヘンに城壁が存在していた名残、唯一現在に残っている城門(門塔)なのだそうですよ。
あぁ…なんとか見えます…バイエルン公が軍勢率いて凱旋する壁画が(近づく暇は無い)。 -
で、目当てのマリエンプラッツに辿りつきまして。
デパートでオーガニック王国ドイツのヘアケアやらコスメやら夢中で買っていたら、帰国の時間が知らないウチにどどんっ!と迫っていまして…
って、うわぁ早く教えてくれっ!
と夫のせいにしつつ恒例のダッシュ。
空港に向かうべくミュンヘン駅に行ったら、今度は工事だかなんだかの事情で、乗るべき列車のホームが封鎖中だとのことで…ゴタゴタアセアセ;
電車が分かっても、車両の半分は途中から行き先違う方向に行くとか言うし。
何両目からが行き先違うかって訊いたら、インフォメーションは「自分で調べて」って(笑。ええぇっ!?
私達には難易度が高いです。
見送りに来てくれたUさんがいなかったら、自分らだけではどうなったか分からない…; -
まぁそんな所がネタとして面白いのですが。
ともかく、オーストリアの人ドイツの人、出会ったのはイイ人ばかりでした。
それはとても幸運な事です。
危ない人も潜んでいるはずなので…。
帰国間近のミュンヘンの空は最高の快晴でした。 -
復路は直行便であっという間に日本の空です。(寝てたし)
旅行に行くと、異国の良さと同時に日本の良さを再確認します。
海外ではずっと気を張るから(アレでも)無事帰れると安心します。
見降ろした日本の模様もかなり綺麗でした。
おわり
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