2012/08/11 - 2012/08/16
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takeo1904さん
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ルツェルン音楽祭の二つのコンサートの合間にロシアへ行った。
ロシア旅行部分だけは団体ツアーに合流。レニングラード時代に一度訪れているが、サンクトペテルブルクはいろいろ思い入れがある地でして…
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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8月11日
マイル特典航空券でチューリッヒからロシアへ飛ぶ。往路は直行便が取れず、ウィーン経由。
着後ホテルアンバサダーにチェックイン。
すぐに市内散策に出かける。曇り空で涼しいというより寒い…
マイリンスキー劇場(工事中)を横目に見ながら、目指すはユスポフ邸。
ラスプーチンが暗殺された場所。 -
ロマノフ王朝時代の貴族だが、ロマノフ家よりも金持ちだったらしい。個人邸宅(といっても宮殿だが)内に、劇場まである…
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ユスポフ侯の肖像画?
ユスポフ侯といえば、知る人ぞ知る漫画「オルフェウスの窓」の登場人物!
漫画のユスポフ侯は自殺するが、実在のユスポフ侯は1960年代まで存命していたらしい。 -
聖イサク寺院
世界でも屈指の大きさの大寺院。
このあとホテルに戻り、ツアーに合流。
ホテル近くにはコンビニもあって便利。ロシアも変わったなぁ… -
ガイドブックにも載っている有名なレストラン「サトコ」で夕食。
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8月12日
サンクトペテルブルク市内散策。
ドストエフスキーの「罪と罰」の舞台となった場所を巡る。
写真はラスコーリニコフがよく思案しながら渡っていたK橋。
この後金貸し老婆やソーニャの家(と推定できる)場所へも行く。 -
ネヴァ河や運河を巡る遊覧ボートに乗船。
写真はエルミタージュ美術館。 -
巡洋艦オーロラ号。日本海海戦にも参戦。ロシア革命の口火を切った船。
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昼食はネフスキー通り近くの「文学喫茶」で。
プーシキンやゴーゴリ等がよく行っていた店。いまや観光名所。 -
午後はたっぷりエルミタージュ美術館見学。
ラファエロの回廊。 -
有名絵画だけでなく、建物そのものが美術品。
ティツィアーノ、カラヴァッジョ、ゴヤ、エルグレコ等の絵画は華やかな部屋に展示されているが、20世紀の絵画(ピカソ、セザンヌ、マチス、ルノワール、ゴーギャン等は上の方の殺風景な部屋に展示。もともとは物置部屋?) -
ホテルで夕食を済ませ、再びエルミタージュ美術館へ。今回のツアーは閉館後のエルミタージュに入れるというのがウリ。他の観光客がいないので、じっくり鑑賞出来る!
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ラファエロの聖家族(部分)。
ラファエロもこの近さで見れてしまう…
ダ・ヴィンチやラファエロ、レンブラント等の「至宝」は、閉館後見学の時にじっくり鑑賞。
でも、さすがに疲れた。 -
夕暮れ時のペトロハブロフスク要塞。
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8月13日
サンクトペテルブルクからバスでカレリア地方のペトロザボーツクへ移動。
バスで約6時間。途中の風景はほとんどが白樺林。
日本のガイドブックには載っていない途中の村で昼食。まともなレストランがここしかなく、復路も同じレストランだった。
で、なぜここにレストランがあるかというと、ロシア正教の有名な教会があるから。
プレオブラオジェンスキー教会といって、聖アレクサンダーという聖人の御遺体が安置されている。遺体は腐っておらず、手と足の部分を見ることが出来る。 -
夕方、ペトロザボーツクのオネガ湖畔のホテルへ入る。湖沿いを散歩。
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8月14日
水中翼船で約1時間。オネガ湖に浮かぶキジ島へ。 -
島の東半分は野外博物館。
釘一本使っていない1700年代の木造教会群。もちろん世界遺産。現在メインのプレオブラジェンスカヤ教会は修復工事中。建物全体を持ち上げていた… -
風車小屋や昔の農家などが残されている。
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夕方、ペトロザボーツクに戻り、簡単な市内観光。
この町のレーニン像だけ帽子が耳当て付きの冬使用らしい。寒いから… -
オネガ湖
冬は凍結してしまう。
ちなみにホテルの部屋はレイクビューだった。 -
8月15日
再び同じ道をサンクトペテルブルクへ戻る。
で、昼食前に例の教会併設のスヴィールスキー修道院を見学。 -
坊さん達が聖歌を歌ってくれた。
教会の壁一面フレスコ画。 -
夕方、サンクトペテルブルク到着。夕食後にバレエを観に行く。
アレクサンドリンスキー劇場で、演目は「ジゼル」。 -
8月16日
ツアーと離れ、一人でサンクトペテルブルク市内散策。
写真は、日露戦争時の軍神・広瀬武夫がかつて下宿していたと推定できる地区。
私のサンクトペテルブルク再訪の目的の一つ! -
アレクサンドル・ネフスキー大修道院。
併設の墓地にはドストエフスキーやチャイコフスキーの墓がある。 -
アレクサンドル・ネフスキー大修道院近くの地下鉄駅のモザイク画。「アレクサンドル・ネフスキー」といえば、エイゼンシュタインの映画がある。音楽はプロコフィエフ作曲!
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地下鉄のエスカレーター。とにかく長い…
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血の上の教会。
アレクサンドル2世が暗殺された場所に建てられた。 -
この後、ホテルからタクシーで空港へ。
信号待ちの時、横に屋根がかわいい教会があった。
で、無事ロシアを出国してチューリッヒへ戻る。
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この旅行記へのコメント (4)
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- まみさん 2012/10/03 12:05:39
- わたしもオルフェウスの窓のユスポフ侯ファンです!
- といっても、takeo1904さんはファンだとは特に書いてなかったですね。。
来年あたりロシア再訪を考えています。
10年以上前に一度行きましたが、なつかしいところと、まだ行ってないところがありました。
ユスポフ邸、行きたい!
エルミタージュのラファエロ、閉館後でないとこの近さで見られないってことですね。。
キジ島も狙っています。
- takeo1904さん からの返信 2012/10/03 18:44:24
- RE: わたしもオルフェウスの窓のユスポフ侯ファンです!
- 「オル窓」ロシア編の主役はユスポフ侯ですよね!
ユスポフ邸、ユリウスとユスポフ侯が初めて会った豪華なシャンデリアが下がる階段も、もちろんありました!
実は私、以前レーゲンスブルクへも行ってまして、音楽学校のモデルとなったお城や、イザークが皇帝を弾いた公園(東屋はグランドピアノが乗るほど大きくない…)なんかを見て回りました。で、ミュンヘンへ戻る列車では、ドナウ川を渡る時に「ここのカーブでクラウスが飛び込んだ!」とか騒いでました…
今回、サンクトペテルブルクを再訪して、「オル窓」ロシア編と、「アラベスク」を読み直しました。
エルミタージュ美術館は、とにかく観光客が多いです。
8月はオペラやバレエがシーズンオフなのは残念ですが、陽が長いので、うろうろするにはいい季節ですね。
キジ島はお薦めです! 今回、私が参加したツアーはバスでの移動でした。寝台列車は、けっこう疲れるそうです。
- まみさん からの返信 2012/10/04 12:21:49
- RE: RE: わたしもオルフェウスの窓のユスポフ侯ファンです!
- > 実は私、以前レーゲンスブルクへも行ってまして、音楽学校のモデルとなったお城や、イザークが皇帝を弾いた公園(東屋はグランドピアノが乗るほど大きくない…)なんかを見て回りました。で、ミュンヘンへ戻る列車では、ドナウ川を渡る時に「ここのカーブでクラウスが飛び込んだ!」とか騒いでました…
わあ、すごいです。本格的ですね。
私もオルフェウスの窓の影響でドイツ旅行にレーゲンスブルクを加えたときがありますが。。。そこまで実際の土地との結びつけができませんでした。
> エルミタージュ美術館は、とにかく観光客が多いです。
やっぱりそうですよね、あああ。
私が前回行ったのは2000年。
おお、もう10年以上前ですもん。
> 8月はオペラやバレエがシーズンオフなのは残念ですが、陽が長いので、うろうろするにはいい季節ですね。
7月を予定しています。そういえばシーズンオフでした。。あら残念。
> キジ島はお薦めです! 今回、私が参加したツアーはバスでの移動でした。寝台列車は、けっこう疲れるそうです。
バスも疲れませんか。
と思ったのですが、ペトロザボーツクに一泊してらしたんですね。
私は寝台列車でつなげようと思っていますが。。2泊続けて。
4人用の2等って男女ごっちゃですよね。疲れるかも〜確かに〜。
- takeo1904さん からの返信 2012/10/04 20:42:34
- RE: わたしもオルフェウスの窓のユスポフ侯ファンです!
- キジ島観光の拠点・ペトロザボーツクへは、モスクワとサンクトペテルブルクから夜行列車が出ているようですが、線路が旧式で揺れるし、うるさくてなかなか寝られないと聞きました。
バスだと、約6時間ほどです。で、途中のロシア正教の聖地で昼食。ペトロザボーツクにはたいした見所はありません。オネガ湖畔をのんびり散歩するくらい…
サンクトペテルブルクは、逆に見るところが多くて3泊では全然足りませんでした。
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