2012/08/15 - 2012/08/16
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kurakuraさん
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夏の休暇で行った北京旅行。
前々から行きたいとは思っていたし、
4~5日程度のツアー旅行も何度か検討したが、
世界遺産の名所を駆け足で巡るツアーが多く、二の足を踏んでいた。
今回は飛行機&ホテル&空港送迎のみの
いわゆるスケルトンツアー(4泊5日)を選んで、
3泊の延泊を加えて7泊8日というスケジュールで申し込んだ。
テーマは北京の下町めぐり。
初めての北京だったので、さすがに故宮には行ったが、
万里の長城や頤和園、天壇、明の十三陵といった
世界遺産には行かず、毎日ひたすら街歩きを楽しむことにした。
夏の北京は暑いと聞いていたが、それほどでもなかった。
暑さのピークは7月で、8月中旬以降は比較的しのぎやすいようだ。
滞在中は、最高気温が30~31℃、最低気温は18~21℃程度。
湿度が低いので日陰は涼しく、
朝夕など半袖では寒いと感じる日もあった。
7日目(8月15日):南鑼鼓巷、牛街、瑠璃廠
8日目(8月16日):北京→成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
7日目(8月15日)、
ホテルを出て、地下鉄5号線で
灯市口駅から北新橋駅へ。
北新橋駅から鼓楼東大街を西に歩く。
目的地は南鑼鼓巷。 -
南鑼鼓巷は近年観光地として
外国人が集まるようになった胡同。
街並み自体は普通の胡同だが、
建物は土産物屋やカフェになっている。 -
南鑼鼓巷から少し路地を入った
ところにある芽盾の旧居。
芽盾(ほうじゅん、1896〜1981)は、
現代中国を代表する作家。 -
この旧居は、
芽盾が1974年から亡くなるまでの
6年間を過ごした四合院の住宅。 -
手書き原稿や、写真などが展示。
-
芽盾は、1930年代に、
魯迅らとともに左翼作家連盟を組織、
革命文学家として活躍した。 -
戦後は、長期にわたって
文化部門指導者として活躍、
中国作家協会主席などを務めた。 -
-
一角にあった瓶。
担当の人の話では、
100年前からここにあるものという。
中には30歳になるという亀がいた。 -
簡素だが典型的な四合院の建築。
-
中庭に植えられたヘチマが
立派な実をつけていた。
また、芽盾が孫のために作った
ブランコもあった。 -
南鑼鼓巷に戻る。
午前中からすでに観光客で
結構賑わっている。 -
古くからこのエリアに住む人達は、
こうした胡同の観光地化を
どう受け止めているのだろうか。 -
でも観光地化されていることで、
われわれは安心して歩き回ることが
できる。
緑陰が本当に心地よい。 -
北京の胡同の街並みは、
灰色煉瓦が色の基調で、
とても落ち着いた雰囲気。 -
昼過ぎに南鑼鼓巷を離れ、
タクシーに乗って、
地下鉄4号線の平安里駅へ。
地下鉄4号線菜市口駅で降りる。 -
この周辺は牛街と呼ばれる
回教徒の街。
ラマダンに重なっていたせいか、
それほど人は多くない。 -
-
牛街の中心にある、牛街礼拝寺。
北京最古のイスラム寺院で、
北宋時代の996年建立。 -
ちょうど礼拝の時間と重なり、
何となく居心地が悪くて
そそくさと寺を出る。 -
ふたたびかなり古い胡同を歩いて
法源寺へ。 -
法源寺は、
唐の時代(645年)に建てられた古い寺。 -
律宗という厳しい戒律で知られる
宗派の寺で、境内は静謐な雰囲気。 -
ガイドブックによれば、
全長10mという北京最大の寝仏が
あるということだったが、
残念ながら見つけられなかった。 -
駅に戻って、
地下鉄4号線、2号線と乗り継いで、
和平門で降り、
書籍や文具などの老舗専門店街として
知られる瑠璃廠へ。 -
ちょうど大がかりな道路工事を
やっており、埃っぽく歩きにくい。
そのためか歩く人もまばらだった。 -
街並みはとても古く、趣きがある。
-
瑠璃廠から前門方面へ向かい、
大柵欄街につながる観音寺街へ。 -
大柵欄街よりも、
ぐっと庶民的でローカルな商店街。 -
この建物もかなり古い。
ショッピングモール? -
-
-
北京最後の夜は、王府井まで戻って、
一度入って美味しかった餃子店で
食べることに。 -
この店、餃子もその他の料理も、
みんな美味しく、ボリュームたっぷり。
これで一人大体1000円内外はお得。 -
この日の歩行数は、
旅行中で最も多い2万7千歩。
とにかく北京市内のいろいろな
ところをゆっくりテクテク歩く旅、
北京の下町を堪能できた。 -
最終日(8日目、8月16日)は、
朝8時半のJAL便で成田へ。
北京が比較的涼しかっただけに
東京の猛暑が本当にこたえる。
8月中旬以降くらいなら、
夏の北京は避暑地にもなるかもしれない。
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