2012/08/14 - 2012/08/16
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ペリカンスペインさん
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マドリードの暑さを避けてスペインの北、アストゥリアス(Asturias)地方にやってきました。ここは真夏でも気温は25度ぐらい(マドリードとの気温差は約10度)。朝晩は北海道の夏のような、ひんやりと冷気を感じるほどの爽やかさです。
アストゥリアスといえば、リンゴ酒、シードル(Sidra)の本場。アルコール度数5.5〜6度。シドゥレリア(Sidrería)と呼ばれるバルがいたるところにあります。
スペインのシードルの産地は主にバスク州とアストゥリアス州ですが、味や注ぎ方に少し違いがあって、Milfloresさんのブログhttp://4travel.jp/traveler/milflores/album/10647243/によれば:
味:バスク・シードルの方が酸味が強い。
注ぎ方:アストゥリアスでは瓶詰めシードルを高くから注ぐ。バスクでは樽から直にコップに注ぐ。
原産地呼称:アストゥリアス・シードルにはあるがバスクにはない。
画像は、シードルを惜しげもなく捨てている様子、ではなく、隠れた左手に持ったクリン(Culin)と呼ばれる大きめのグラスにシードルを注いでいる様子です。泡とともに注がれたら、即一気飲みするのが美味しい飲み方。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー
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とあるシドゥレリアで体験した自動シードル注ぎ器。ボタンを押すと傾けられたクリンにシードルが注がれ、適度な泡がたちます。ウム、よくできてる。
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さて、やってきたのはジャネーラ(Llanera)にある、生シードルの造り酒屋、ジャガール・エル・グエル(Llagar El Güelu)。週末だけレストランとしてオープンしています。
Llagar El Güelu
Pruvia de Abajo 189
Llanera, Asturias
+34 985 26 48 08 -
周囲は広大なリンゴ園。収穫にはまだ間があるけれど、一個かじってみたら・・・硬くてマズかった。あくまでもシードル用でそのまま食用にはならないことを実感(わかっていたけど)。
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リンゴの木の下のテーブルは全て満席。週末を野外でのんびり過ごす至福のひととき。
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リンゴ園にあるこの地方の典型的な家屋。これは物置き小屋らしい。
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酒蔵にずらりと並んだ樽。
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ちなみに高さはこんな感じ。直径3mはあるかな。
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レストラン内部の装飾にも使われています。
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広いレストラン内部。
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シードルは基本的に注いでもらいます。自分で注がない(注げない)。だから、注ぎにやってくるまでじっと待ち、注がれたら泡が消えないうちに一気に飲み干す。なんだか、とてもストイックな儀式のようにも思えてきた。
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定番メニューは肉。
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牛肉、豚スペアリブ、腸詰・・・すごいボリューム!これとサラダで充分。コストパフォーマンスが高いデス。
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デザートその1、チーズケーキ(Tarta de Queso)。酪農も盛んなアストゥリアス地方のチーズ・生クリームはとても濃厚。
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その2、フリスエロス(frixuelos)はアストゥリアスの典型的なデザート。クレープ状になっていて中身はレストランによって色々なバリエーションがあります。
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エル・グエル(El Güelu)ブランドは全て生シードル。ボトルはレストランでも買えます。たったの2ユーロ。
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