きままな中国　１人旅　２０１２　秋　Ｎ０・２　「屯渓編」

2012/09/04 - 2012/09/04

　寝心地の悪い夜行寝台列車（途中4〜5回目は覚めた）でとうとうやって来ました世界遺産の在る街へ。まずはお決まりの宿に向かいます。（ホテルじゃあ〜ありません！！）　１泊約120元の宿です。
気分はハイテンション！　盆と正月、クリスマスと有馬記念、だんじり祭りと電撃ネットワークが一緒にやって来たくらい自分の中で盛り上がってます。＾＾

エリア 屯渓(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　朝目覚めるとそこは「寧国站」だった！ってドコだよココ。しかも雨まで降ってやがります。

　結構周りの人民様も起きてます。　さすが寝台車の早朝、大人しいもんです。　これが後、小１時間もすると着信音・痰吐き・屁・大声の大合唱。

　シッコー猶予とグルーミングを敢行しモーニングタイムです。
←上海站で買ったのがこれ。

メインディッシュはカップヌードル「麻辣牛肉面」☆☆☆
ってかコレしか無いんだが・・・。（汗）

　おっ！　連結部分のココが喫煙所だな！って站員も片付けようとしないんだが。　
火車内は禁煙じゃないんだ！？　しかも床捨ての術

　奇跡のほぼ定刻通り「黄山站」に到着　
終点なんで降りる人多いかな〜？　と思ったが案外少なかった。
途中の站で降りちゃったんだな。

　小雨が降る中の朝の「黄山站」　当たり前だがこの撮影してる自分の後ろには宿やらバイタク、タクシーや宗教の勧誘人民が沢山居ます。
いやっ、すまん！宗教は居なかったな。

　９路のバスで「（日かんむりに立）中花園」に向かい宿に荷物を置き「屯渓老街」に行く。

　途中の道沿いに中国を代表するスポーツブランド「リーニン（李寧）」が
・・・。「李寧」は中国体操界の元英雄です。
北京オリンピックの時、聖火台に点火したのが「李寧」。

　見えてきました「屯渓老街」の牌坊が。どんな街並みか楽しみです。

　まだ朝の10時頃だから観光客は余り居ません。

　取りあえず探索してみます。　まあ見学はタダなんで気は楽ですが＾＾

　何だぁ！？　ほとんど土産屋じゃないか〜！　生活感は漂ってるんだが観光地化され過ぎだぞ〜。　
老街ランク　☆☆（当人比）　（いやっ！違うぞ！って言うツッコミは無しでお願いします。）

　「徳陽楼」結構有名な撮影スポットみたいだぞ。

　一般家屋もご覧の門構え

　細い裏路地は渋いんだが＾＾　
ここもバイクが所狭しと通過します、気を付けないと少しだけ一大事です。（笑）

　結構この「老街」長いな。500メートル以上有るんじゃないか？

　この「老街」は１階より２階の方が味が有ります。　１階の店の前に立って顰蹙を買いながら２階を撮影しましょう。

　「老街」を突破して「新安江」と言う河に出ました。
このまま河沿いを探索、風が気持ちイイです。

　反対側の「新安江」　騒ぐ程じゃないっす。　
河の水は沿岸部よりは全然綺麗です。飲めるかって？　飲めません！（キッパリ）

　向う岸では河で洗濯してます。

☆この時、上流から大きな桃が流れて来ました、それを見つけた屯渓の地元民（ジモティー）軍団が我先にと桃に殺到して桃を切り刻んでしまいました。　勿論　中に居た桃太郎も切り刻まれ即死です。・・・終わり。

う〜む、屯渓版「桃太郎」は４行で完結してしまった。（笑）

　「新安江」に架かる「老大橋」、味の在る渋い橋です。

　まだまだバリバリの現役です、ジモティには重要な橋みたいです。

　「黄山博物館」　タダなんだが糞面白くも何ともない、展示物もかなり少なくしかも撮影禁止。
下の土産屋と連動してて最悪！　時間の無駄でした。

　この後寝不足の為２時間程不本意ながら昼寝を敢行　随分楽になった。
気を取り直して「程氏三宅」に行きました。

　でも昼なのにやってない！　解った！　解っちゃえばこっちのもんです。今日は休みなんだ、後日もっかい来よう。

　一応外観だけでも撮っておこう。　所詮人ん家の中だかんな、ショックは少ない。

　反対車線のしかも２輪車ゾーンにトラックなんぞ止めやがったから、白バイに切符切られてやんの（笑）
ハラ減ってきたな〜。

　お邪魔しま〜す！　「老面館」
ココのおばちゃんが熱心に客引きしてたから入っちゃいました。

　「老面館」菜単（メニュー）一覧

　「ハイオク１本下さい！」
←「黄山泉ビール」　８元

　「炸醤湯面」小碗　12元　☆☆☆　
アッサリしてて美味かった。　
ちなみに向こう側の紙コップ、灰皿を要望したらコイツを持って来た。
間違えてビールの紙コップに灰を入れないように気を使います。
こういう店は大概床に捨てるんだが気が引けちゃうシャイな自分です（笑）

　「鍋貼餃」小碗　８元　☆☆☆＋0.5　
小心者の引き篭もりがちな自分は小碗で様子を見ます。
足りなければ追加すればイイもんね〜！こんな私も学習能力は有ります。

　「黄山汽車（バス）客運総站」に下調べしに公共バス（８路）で来ました。

　「合肥」まで114元・「上海」まで135元・「杭州」で89元かぁ！　杭州安いな。
うわ〜っ、「北京」行きも有る、17時間の360元。

　知らない街も沢山在るな。 こう言う知らない街にもマイナーながらも見所は在るんだろうな。

　帰りも８路のバスで戻ります。（この青いの）

　夕陽の老街　 そろそろ自分のガソリンメーターがレッドゾーンに突入しました。

　ショッキング・ブルーの「悲しき鉄道員」が似合いそうな屋台？のバーが在りますね。　
１杯引っ掛けて行きますか。

　すいませんねぇ早くから、すぐ帰りますからねぇ。
何を飲もうかな？、　あれっ見た事ないビールが有るね。
こういうには１回は味見しないといけません。　そうそうそれそれ！　それを１本下さい。

←「山城ビール」　小瓶　15元　この手のバーは高いな（笑）

　もう１本お替りして店の可愛らしい女の子を撮らしてもらった。＾＾

計30元

　上の店から１分の所に在る甕出し果実酒の店「山越家坊」　綺麗なママさんに呼び込まれました＾＾　
店の中ではママさんのガキ、もといお子様が奥のカウンターの上にお行儀良く寝そべってドラえもんなんざ鑑賞してやがります。

　「枇杷酒」　15元　濃厚な口当たりなんだが飽きる。

　「桂花酒」　15元　こっちのが飲みやすい、３杯飲ちゃいました。

計60元　ホロ酔いです。

ママさん美人なんだが店の前に立ってトウモロコシ食べるの止めた方がイイぞ〜。

　果実酒の店から撮った目の前に在るＢＡＲ「暇湾」
イタリア人夫婦の「エボラ」さんと「カポジ」さん　（全て推定、ノークレームでお願い致します）楽しそうに談笑中です。

「どうも〜ッ！　青島ビール下さい！」　15元Ｘ２

近場の酒場を怒涛の３連荘です。

　行者・武松ばりの酔拳をしながら宿に帰ります。

　さてさて明日はどうなる事やら。


次はＮ０・３　「歙県編」でっせ〜。