1998/05/16 - 1998/05/24
5390位(同エリア6873件中)
ひさこさん
1日目
今まで、海外は友達と一緒に行ってたのだが、このスペイン旅行から一人旅というか、一人で参加するようになりました。
みんな、凄いっていうけど、団体ツアーや現地係員付きのツアーなんかで一人旅なんか、全然、凄くないよね。
自力で、ホテルとかを予約したり探したりしてる人の方が、断然、凄いよ!
まぁ、ともあれ、団体ツアーの一人参加で行くことになったスペイン。
そゆのって、私だけかな?とか思ったら、意外と多いみたいで、私の他に2人ほどいました。フラメンコが観たいのよ!!っていうお姉さんと、海外はマジで初めて〜というおじさん(何故、一人で参加するんだ、家族はどうした!?)がいました。
スペインまでは、イベリア航空。サービスは、まぁまぁかな?でも、搭乗時間が死ぬほど長かった。
モスクワ経由で19時間!!
死んだね、もう。
行ったのは5月の終わりで寒くはなかったけれど、足が浮腫む。痛いのを我慢して、ご飯を食べて、一眠りしても、まだモスクワだった(死)
モスクワで、一旦、飛行機の外に出されるんだけど、降りてみて、おもいっきりびびったね。
モスクワ国際空港は、四角くて、真ん中にレストランがあって、それをぐるっと囲むように搭乗ゲートがあるんだけど、5分でぐるっと回れちゃう。しかも、空港ビルっていうのかな?モスクワ国際空港のビルってそれだけなんだもん。他に本部ビルっぽいのなかったですよ。
しかも、夕方間近だというのに、遥か頭上の天井にあるライトは、10個のうち、3個くらいまでしか付いていない。というか、点いてるライトって、20個くらいじゃないの?って感じ。
飛行機の発着時間を知らせる、数字やら文字やら書かれた奴がパタパタ動く掲示板なんて、止まってるし。空港の両端にある免税店の看板は、うらぶれたネオン街みたいに、ジジジって音をたてて、点滅。まぁ、中は狭かったけど、それなりに品はそろってたかな?
あの、人形の中に人形が入ってて、また人形がその中に・・っていうマトオリョースカ(だったかな?)は、4つまではいってる奴が日本円で800〜1500円で売ってたかな?
木彫りの箱とか、すっげ綺麗だったよ。
そんなモスクワ空港も1時間の滞在で、すぐフライト!また8時間くらい時間を掛けて、マドリードへ到着。さすがに、じっとしているので寝れなくて死にそうになりました。でも、降りれないから我慢するしかないんだよね。
ああ、金持ちだったらファーストクラスに乗れるのに!!
そして、マドリードに着いたら、すぐにバルセロナに飛ぶ。
今回の旅は、バルセロナから始まり、延々と移動してマドリードから帰るのだ。
到着時刻は、22時だったかな。そこから、ホテルに向かって0時をすぎたね。
とりあえず、明日はバルセロナ観光なので、さっさと寝るに限る。
2日目
私の朝は、相変わらず早い(笑)
朝風呂に入って、優雅に紅茶を自分で煎れて飲んでましたね。
朝御飯の時間になって、下のレストランにいったら、ここで食べてねって感じで、すでにクロワッサンとコーヒーカップが置いてあった。座ると、給仕の人がコーヒーを入れに来てくれて、ミルクは?なんて英語で聞かれるので、当然のように入れて貰う。私、あんまりコーヒーは好きくない。苦いからね。美味いコーヒーなら飲めるんだろうけど、不幸なことに、そんなコーヒーに出会ってないのさ。
ヨーロッパの朝御飯というのは、パンとコーヒー(紅茶)だけなのが一般的。ホテルによっては、卵料理があったりするけど、アメリカンスタイルや高級っぽいホテルじゃない限り、朝はこんなもん。
食べ終わるとフロントで、ホテルの名前と場所を示したカードを貰う。今日の昼からは、自由行動で、各自勝手にホテルに帰ってこいというのだ。
最寄り駅はないので、タクシーで帰ってくるしかないんだけど、スペイン語なんてしゃべれないから、ホテルカードを貰うのさ。
市内観光の始めは、聖家族教会(サグラダ・ファミリア)。あと、100年だか200年だかかかる教会で、驚いたことに、今でも寄付金だけで作っているらしく、遅々として進まないらしい。
建物の回りの壁は出来上がっているけれど、中は何もできて無く(屋根もない)て、ちょっと期待はずれ。出来上がりを生きてる内に見れないのは残念だわ。
よく写真などで観るサグラダ・ファミリアの塔は、実は裏なのだ。表も完成しているのだが、裏の方が見栄えが良いんだろうね。そこでツアーで一緒の人に頼んで記念写真。
時間があったので、その塔の登ったのだが、体力無い私は死にそうになった。ようやく、人一人とおれる狭い螺旋階段をぐるぐる回り、気分悪くなって吐きそうになりながらも塔と塔を繋ぐ橋(というのか)に出て、そこから見える町並みに感嘆する。
真っ青に晴れた空、眼下に広がる町並と海。風が気持ちよかったです。
またヒーコラいいながら地上に降りて、次はグエル公園。サグラダ・ファミリアを設計したガウディが作った公園は、公園の端々に個性が出ていて楽しかったです。
季節的に花が綺麗に咲く頃だったようで、ホント、ヨーロッパの庭園みたいな公園!って感じでしたよ。
公園の中にある広場の下は、柱が立ち並ぶホールみたいな感じで、地元の人がバイオリンを弾いてました。
それが、もう、良く反響して感動的でした。聞き入ってしまいましたよ(苦笑)
この後、モンジュイックの丘で昼飯〜♪
ヨーロッパのツアーのご飯って、コース料理なんだよね。スープがあって、メインがあってデザートがあってさ。
飲み物は有料で、頼むのが礼儀っぽい。つうか、座ったら水やお茶がでるのは、日本と中国くらいで、あとは飲み物を頼んでから、料理を頼むのが普通。レストランならね。
この食事で、学習したことは、スープを皿に入れて貰う場合、ストップって言わない限り、なみなみ入れられるって事。よくわからなかったので、任せていたら零れるんじゃないかってくらい入れられてしまった(-_-;)
ご飯を食べた後、丘からの眺めを見学。そこで売られていたTシャツは1枚1000円くらいだったかな?
アジアほど安くないです(物価が同じくらいだからね)
そして午後は自由行動!バルセロナの繁華街らしいランブラス通で降ろされ、あっとは勝手にどうぞ。
一人だから、チェックしていた行きたい場所だけ行って、すぐ帰ろうと持っていたら、もう一人、一人で来ているお姉さんが一緒に行動すると行ってきた。すると、側にいた二人組のおばさんも賛同して、4人で行動することになった。
さすがに治安が良くないらしく、観光バスから降りてそうそうに、リュックを背負っていたおばさんが、ジプシーらしき女の人たちに囲まれて、貴重品を盗られそうになっていた。
私に言わせれば、盗ってくれといわんばかりに、リュックを背負っていたり、後ろに鞄をやっていたり、自分の目の届かないところに貴重品を持っているほうが馬鹿。ウエストポーチや斜め掛けで前にやる鞄を持つのが海外旅行の基本だろうに。
ランブラス通には、いろいろな露店が出ていて楽しかった。アクセサリーやらお土産品やらあるし、屋台みたいなカフェもあった。そこで見かけた花屋さんには、色鮮やかな花が並べられていて、すっごく綺麗いで、思わず立ち止まって写真をとってしまった(笑)
ランブラス通を南(海)に向かってあるき、途中、王の広場などと言われる昔ながらの建物が残る場所を見て回り、海に出た。そこには、でっかいショッピングモールがあって、色々な雑貨や服などが売られていた。
この時点で17時だったが、夏のヨーロッパは陽が高く、日本でいったら、まだ2時くらいの感じ。海をみながら、ほや〜んと休憩していたら、ヨットが近付いてきて「日本人?遊ばない?」と日本語でナンパ(笑)というか、大学か何かのサークル仲間がヨット遊びをしていて、たまたま見つけた日本人に興味を持ったって感じだったかな。
休憩も終わると、今度はエスパーニャ広場に向けて、歩き始めた。地下鉄に乗れば4駅分の距離を歩いた。だって、地下鉄は怖いって言われたから(苦笑)
で、歩いている途中、小さな広場でお祭りをやっていた。
小さな舞台があって、民族衣装を着込んだ若者や子供が、昔ながらの踊り(フラメンコじゃないよ)を披露していたのだ。すっげ楽しかったね。ショーじゃない、地元のお祭りだったから。
なんか、歩いててよかったって思ったよ。
で、到着したエスパーニャ広場で晩御飯。レストランに入る勇気はなかったので、パエリアの看板を出していたバルに行った。カウンターに盛られていた料理を指さして、小皿にいれてもらい、2人前はあるだろうと思われるパエリヤを注文。出来上がるまでに、ちょっとトイレを拝借と言うことで、鍵を受け取ってトイレを使わせて貰った。
スペインは、トイレには鍵がかかっているのだ。
アルデンテなパエリアを食べ、白ワインなんかを嗜んで、最後にガウディの作ったマンションを見に行った。
タクシーを使ったのだけれど、雨が降っていたので車窓からみるだけ。そのまま、郊外のホテルまで行ってもらおうと思ったら、乗車拒否!
なんでや〜!?(>_<)
スペイン語でまくしたてられたので、わからなかったが、遠くて嫌だったみたい。ちくしょう!
で、仕方なく他のタクシーを探したけど、みんな、乗車拒否。どっかのホテルの前まで歩いて、そこでようやく乗っけてもらうことに成功した。
ああ、波瀾万丈だったぜ。
3日目
今日は移動の日。というか、移動する旅なんだけどね。
向かうは、アルハンブラ宮殿のあるグラナダへ。
アフリカに近いだけあって、夏か!ってほど暑かったね。
旅の途中、ひまわり畑があった。畑の真ん中を道路が走っていて、地平線までひまわりばっか。
ちょうど昼間だったから、ひまわりが太陽を振り仰いでいて、なんか凄かった。これをみちゃったら、北海道なんかちゃちいったりゃありゃしない。
やっぱ、本場は凄いよ。
そんなこんなで、グラナダまで6時間くらいかかったかな?
途中でイカスミのカレーっぽい昼食がでて、泣きそうになった。不味いんだもん。そこで、シェリー酒を飲んだんだけど、日本酒みたいな味。成分は何かな?と思ったら、葡萄らしい。特殊な発酵で日本酒みたいになるみたい。
で、グラナダに到着して、お土産屋さんに連れて行かれる。ま、ツアーだから仕方ないか。
スペインは何が有名かはわからないけど、フラメンコで使う扇が売ってあった。1000円くらいだったかな?でも、露店だったら。500円くらいだったぞ?
あと、酒でサングリアってのも売ってたかな?
炭酸入りで、果物をつけ込んだ果実酒。色は赤くて、味は甘甘。あまり、アルコールは強くないみたい。
で、3時くらいにホテル到着!
団体ツアーだと、荷物を部屋の前まで持っていって貰うのに、チップは不要。まとめて、添乗員が払ってるからで、食事のチップもそう。でも、枕チップは置いてたけどね、私。
ホテルの前が、すぐアルハンブラ宮殿で、歩いてそこまでいった。4時くらいだけど、冬と違って日が高いから、観光には差し支え無し。
で、アルハンブラ宮殿の知識なんて、まったくない私は、イスラム風の飾り窓に出迎えられて、ちょっと吃驚。
イスラム風というけれど、インドでみた宮殿と同じ感じだったなぁ。
壁やら柱やらに細かい彫刻があるのだ。イスラム文化では、人物を描いちゃ駄目だから、幾何学模様が多くて、なんだかオリエンタル〜って感じ。
重要な宮殿だったようで、となりの部屋の会話が聞こえるような造りや、攻め込まれても大丈夫な造りになっていて、感心感心。
後宮だと言われる建物は、思ったより狭くて、一つの部屋が8畳か10畳くらい。偉い人って、もっと広い部屋に澄んでるイメージがあるんだけどねぇ。
アルハンブラ宮殿から、歩いて15分くらいのところにヘネラリーフェという庭園がある。
噴水やら水路やらを巡らせた、こじんまりした庭園なんだけど、緑が綺麗だし花も綺麗。空中で交差する噴水は凄いと思ったね。
ちょうど、フランス人観光客と一緒になって、てぽてぽ端を歩いていたら溝にはまりそうになって、すぐ後ろのフランス人のおばさんに助けられてしまった。なんか、恥ずかしくなって、逆の端にいったら、また溝にはまりそうになって、同じおばさんに助けられ、フランス語で、「あっちもこっちも溝だから気を付けないと駄目よ!」的な注意をされて笑われてしまった。
く〜、国際的な恥だわさ!(>_<)
そして、無事にホテルに到着。ご飯を食べて、寝ようとしたのだが、21時だというのに、空は夕焼け〜。
さすがだぜ、ヨーロッパ。
4日目
さて、今日も移動。
ミハスという、スペイン人が知らない片田舎の町へレッツゴー!
どんな場所かな?と思っていたら、いきなり山に登り始め、といっても、日本のように木々が生い茂ってはいなくて、草や丈の低い木がまばらに生える岩山?ってな感じ。
その中腹にミハスという可愛らしい町があった。
町全体が真っ白で、よく地中海の写真なんかで出てくるような白い町みたいなのさ。
そこの大半が、みんなお土産屋さんやカフェになっていて、綺麗な色に塗られた陶器が飾られてるの。花も一緒に飾られてるから、すっごくお洒落。女の子なら、めちゃめちゃ喜ぶこと請け合いさね。
バスの駐車場の奥には、町の教会があって、小さな洞窟の中にマリアさまらしい人形と十字架が飾られていた。そこの向かいのお土産屋さんが、よくガイドブックなんかに写真が載っている店で、色鮮やかな小皿を店先に飾って、その合間に小さな鉢植えを置いてる白い壁の店。そこからは、見晴らしが良くて最高だった。
お土産屋さんを巡りながら、郵便局を探した。エアメールをだしたかったんでね。こっちの郵便局は黄色だったよ(笑)
無事に手紙を出せた後、一人で来ているお姉さんが、ロバの馬車にのりたいということで、一緒に乗ることになった。馬車もあったんだけどね、ロバが良かったの。
で、どうやって頼むのかわからなかったから、ロバが繋がれている場所にいって、勝手に座ったら御者っていうのかな?そんな人が、「千ペセタ」と日本語で行った。約800円か。
で、お金を払ったら、ロバの綱を引いて町を一周してくれた。
う?ん、なんか観光してるって感じ♪
お昼ご飯は、見晴らしの良い高台のレストランで。馬鹿でっかい肉を食わされた記憶しかないな。
午後から向かったのは、ロンダという山中の町。
断崖絶壁に建つ町は、真ん中が深い深い峡谷になっていて、そこに石造りの橋をかけているのだ。
かなり昔に作ったものらしく、私の予想では数百年前じゃないかな?と思うのだ。橋の下は、牢獄だったようで、降りれるんだけど、かなり恐怖だね。
橋から下を見下ろしたら、人なんか豆粒以下で、かなり高いし、風もすごかった。
昔の人は、こんなものを手作りしたんだから、凄いよねぇ。
そこを見終わった後、セビリアへ!
途中、サーカス団らしい一行とすれ違いながら、夕刻に到着。今日の晩御飯は、下町の中にあるレストランって感じのこじんまりした場所で、出てきたのは油で揚げた肉?。いい加減、腹の調子が・・・。
もっとあっさりしたものを食べたいが、というか一食くらい抜きたいんだけどねぇ。
その後、小さなお土産屋さんが固まる場所につれていかれた。そこで、見つけた、ちょっとミニサイズの扇は200円だった。安っ!(>_<)
買い物が終わり、ホテルで一息ついたら、フラメンコショーに連れていかれた。
眠いのに?!!
始まりは、10時くらいから。
舞台の上で、色っぽいお姉さんやお兄さんが踊るんだけど、みんな、「自分が世界で一番美しくて格好良く最高!!」ってイちゃってる感じで踊り狂ってるのさ。まぁ、それがフラメンコの良さなのだろうが・・・。
フラメンコショーが始まる前に、何やら従業員が写真を撮っていたのだけれど、帰り際に、その写真と扇を渡されて3000円なんて言われたよ。ぼるなぁ。
いらないから、要らないって言ったよ、当然。
終わったのは、12時過ぎてから。
めちゃ眠いわ。
5日目
今日も移動。
ふ?ってな感じだね。
セビリアの町を車窓見学で終わり、次はゴルドバへ。
スペインの町(たぶん、南の地域だけだろうけど)の街路樹は、なぜか全部、オレンジ。まじで、オレンジがなってるんだよ。しかも、食べれるし。
いざというときの食料なのかなぁとか思うんだけど。
日本の銀杏の木みたいな感覚なのかな?
ゴルドバの町は、古い町並みで、オレンジがなった緑の木が似合っていた。
ここにきて、ああ異国だぁなんて感慨が沸いてしまったよ(笑)
日本人に囲まれ、日本語でしゃべってると、あんまり外国に来たんだ!旅行してるんだ!って気分にならないんだよね。
海外に来たら、その不自由さが楽しいんだもん(変わってる?)
で、このゴルドバ、何があるかというと、イスラム教寺院かな?
中にキリスト教会がある変な寺院で、中は、2mちょっとしかないアーチ型の柱が整然と建っていて、薄暗い中に灯された蝋燭が幻想的でした。
アーチ型の柱は、どっかから持ってきた物を使っているので、形や色が違っていたりするんだけど、あんまり注意してみてなかった(苦笑)
そこを見終わると、花の小路という、超有名な写真スポットに行く。
細い細い道の両端は、白い壁。そこに小さな花が咲いた植木鉢を飾り、奥の小さな広場まで来て振り返ると、寺院の塔が綺麗に見えるというもの。
残念ながら、雨模様だったので、あんまりだったけどね。
それよりも、その路の入り口の角に祭られたマリア像のほうが印象的だった。
信仰心が厚いみたいで、飾りの付いた綺麗な蝋燭や花で飾られ、穏やかな顔のマリア様がいました。
こういう、素朴なのが良いですよね。
そして、ご飯を食べたと、ようやくマドリードに出発。
5時間もかかるんだから大変だし、いい加減疲れたにょ!
6日目
スペインは今日で最後となる。
明日には飛行機に乗って日本に帰るもんね。
今日もバルセロナ同様に昼から自由行動。
かなり治安が悪いらしく、この地域には絶対に行かないでくださいね!とか、添乗員と一緒に行動してくださいね!と注意を受ける。
バルセロナの方が良かったかなぁ。
最初につれていかれたのは、ドンキホーテの像が建つ広場。近代的な高層ビルに囲まれてちゃ、情緒もなにもないじゃん。やっぱ、こういうとこは、フランスやイタリアの方が良いよね。
次ぎに、有名な(?)プラド美術館。
ツアーなので、有名な絵の前で、現地係員がうんちくをたれてくれるんだけど、私はあまり、そういうのが好きじゃない。有名な絵も良いとは思うんだけど、むしろ、自分が良いと思った作品をじっくり見たいです。
主たる作品を紹介して、30分後にここに集まってね!じゃ、堪能できませんて。
でも、ゴヤの黒い絵シリーズだけはみてみたかったので、一生懸命、美術館の中を走り回って発見しましたとも。
もっと見て回りたかったけど、ツアーじゃしかたないよね。
で、時間がきてしまったので、ご飯につれていかれた(T_T)
スペイン最後のコース料理は、植木鉢のような皿に入れられたトマトスープから始まった。冷たいスープなんだけど、不味いんだ、これが・・。また、たっぷりはいってるから、拷問かと思ったぞ。
で、ようやくパエリアにありついたが、バルセロナで食べた物とは違って、べとべとしてて美味しくなかった。
やっぱ、団体様の場合は、味が格段に落ちるよね。
香港にいったとき、個人で食べに行ったら激美味だったけど、団体ツアーで言ったら不味かったもん。
ご飯を食べているときに、昨日の夜、ジプシーのフラメンコを見に行った人が居たので話を聞いてみた。
最悪だったらしい。ショーのように踊りごとに着替えもしないし、くちゃくちゃガムを噛みながら、おざなりに踊るんだそうだ。1万円もだしてオプションつけたのに?!と怒ってました。
まぁ、全部がそうじゃないと願いたいね。
で、ご飯も終わり、自由時間。
くれぐれも危ない場所にはいかないようにと注意を受けて、観光へレッツゴー。
またもや、一人で来ているお姉さんと一緒した。
まずは行きたかった王宮見学。白い石で作られた宮殿は、綺麗だったけど、照明をつけてくれなかったんで薄暗かった。その後、市役所やら広場やら見回っていたら、留学している日本人に声をかけられた。
「マドリードは危険です。昨日も、観光客を殴り倒して金目の物を盗んでいく人を見ました」なんて親切に言ってくれるんだよ。ちょっと怖いぞ、それ。
その人とは、ちょっと話して、スーパーの店の場所を聞いて、チョコレートなどをゲットしにスーパーに向かった。
連れて行かれる店や空港で買ったら高いし、現地のスーパーはいろんな物があって楽しいしね。
マヨール広場を通り過ぎた南側にスーパーはあった。
ヨーロッパのスーパーって、品物をベルコンに自分で乗せて会計して貰うんだよね。で、袋を貰って自分で入れるのだ。慣れない内は、戸惑ったね(苦笑)
買い物も終わり、私の行きたかった博物館も見て回り、時間も夕刻。
さいごの夕食は、バルで済まそう!ということになって、まずはホテルへ荷物を置きに戻ることに。
やっぱ、来たからには地下鉄に乗ってみたい。スリなどが多くて怖いぞ?とガイドブックではよく注意書きされているけれど、そんなことはなかった。
普通。めちゃ普通。なにも怖くない。ただ、スリはいるかもしれないなぁとは思うので、鞄に気を付けていた。
でも、日本の地下鉄と同じだった(笑)
無事に荷物を部屋に置いてきた私たちは、近くのバルを物色。入りやすそうな、モダンなバルを見つけて、カウンターに陣取った。
だって、スペイン語がわかんないから、ジェスチャー注文になるので、カウンターの方が便利じゃん。
というわけで、メニューをみながら、ご注文。
とりあえず、ココアが美味いというので、ココアを頼もうとしたのだが、よくわからない。
チョコラなんたらって書いてあって、なんだかココアのようでココアじゃないなぁと思いながら、頼んでみたら、バーテンダーっていうのかな?そゆ人が、身振りで、ココアとパンかケーキみたいなのが付いたセットメニューだと説明してくれた。
何が良いかと聞かれ、なぜかチョコレートパンを頼んでしまった。馬鹿?
ココアとチョコレートパン、なかなか濃かった(笑)
お姉さんは、クロックマダムという、フレンチトーストっぽいのに目玉焼きが乗ったものを注文。私も頼んでみたが、めちゃ美味だった。
また食べたいものである。
そして、お勘定をするべく、お姉さんがスペイン語の本を出して、「ムッシュー」と言ったら大爆笑された。なんでやんえん(>_<)
で、美味しかったですと書いてあるスペイン語を読んだら、その下に書いてある「それはどうもありがとう」的な文章を読んでくれた。
良い人だ(笑)
そして、今日はこれで終わり。
荷物を整理して、寝るのだ。
7日目(帰国)
旅が終わってしまったぁ?。
けっこう、移動しまくりで疲れる旅であった。
ようやく日本に帰れるわけだけど、いきなり空港の管制塔がストライキを始めて、出発が2時間も遅れてしまった。
まぁ、海外では飛行機が遅れるのは当たり前さ・・・・。
そして、やっぱり19時間かけて、モスクワ経由で帰国。
疲れていたので、よく寝ましたわ。
また、スペインに行きたいですね。じっくりと回りたい場所や滞在したい町なんかありましたから。
とくにミハスは最高に良かったです。
スペインの治安やら習慣やらわかったことだし、自力で行こうと思えばいけるかな?
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