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コルチナダンベッツオの街の北側に屹立する山は<br />誰の目にも印象的です。三つの頂が波うつように、<br />そのバンドをたどれば登れそうな気がする。<br /><br />コースはリオジュレ-211-205-リオジュレ

08.6 ドロミテでヴィアフェラータ(2)ポマガニョン 中級

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2008/06/25 - 2008/07/05

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kulara

kularaさん

コルチナダンベッツオの街の北側に屹立する山は
誰の目にも印象的です。三つの頂が波うつように、
そのバンドをたどれば登れそうな気がする。

コースはリオジュレ-211-205-リオジュレ

旅行の満足度
5.0
  • バスでコルチナよりバスでリオジュレまで。<br /><br />リオジュレを9時少しまえに出発、<br />森林の中の放牧地を通りぬける。<br /><br />

    バスでコルチナよりバスでリオジュレまで。

    リオジュレを9時少しまえに出発、
    森林の中の放牧地を通りぬける。

  • 道はほとんど水平で202の分岐から、<br />登りとなり這松帯となる。<br />右手に威圧的な壁がのしかかる。

    道はほとんど水平で202の分岐から、
    登りとなり這松帯となる。
    右手に威圧的な壁がのしかかる。

  • 3つの涸沢を横切って、<br />道標が見えたところの木陰で装備をつける。<br />非常に暑い。すでに11時です。

    3つの涸沢を横切って、
    道標が見えたところの木陰で装備をつける。
    非常に暑い。すでに11時です。

  • ガラ場の登りは暑い。<br />私はすでに参ってる。

    ガラ場の登りは暑い。
    私はすでに参ってる。

  • あまりにも大きくてどこが取り付き点かわからない。<br />かすかな踏み跡をたどって壁によると「205→」を確認。

    あまりにも大きくてどこが取り付き点かわからない。
    かすかな踏み跡をたどって壁によると「205→」を確認。

  • 太陽は容赦なく照る。

    太陽は容赦なく照る。

  • 岩の庇をくぐるように。

    岩の庇をくぐるように。

  • やっとワイヤーが出てきた。

    やっとワイヤーが出てきた。

  • 岩棚を行く。

    岩棚を行く。

  • カラビナはしっかりかけておこう。

    カラビナはしっかりかけておこう。

  • さらに岩棚、カラビナが快く滑る。

    さらに岩棚、カラビナが快く滑る。

  • 斜上バンドが走る。<br /><br />ここが次の峰に移る窪み(難所)に来たと認識。<br />他にルートはないの?と目が彷徨う。これしかない!<br /><br />観念して岩の下に立つと難しい傾斜です。<br />棚の巾は7mくらいあるので、<br />右下に落ちることはないものの、<br />這うにも立つにもならない傾斜の上にワイヤーがない!!<br />

    斜上バンドが走る。

    ここが次の峰に移る窪み(難所)に来たと認識。
    他にルートはないの?と目が彷徨う。これしかない!

    観念して岩の下に立つと難しい傾斜です。
    棚の巾は7mくらいあるので、
    右下に落ちることはないものの、
    這うにも立つにもならない傾斜の上にワイヤーがない!!

  • 真近で見るとこんな風です。<br /><br /> 注意深く慎重にと声をかけあって登っていくが、次第次第に悪くなって、小さなスタンスを小まめにひろう。壁よりのザラ場を選ぶと腐った雪を歩くようで、足を踏み込むと沈んで、次の足がなかなか上に上がらない。<br /><br />やはり岩に立つことになるが、そこには崩落のジャリが覆って、どこに足を置いてもズリッ!と気持ちが悪い。相当高さはきたし、ここで滑るとどうなる、誰も他の人を助けられない状態です。少しの手がかりはジャリが詰っているから、それを払うと上からザザザ〜っとまたジャリが詰る、賽の河原状態。<br /><br />右前方にワイヤーをみつける。その右へ2〜3歩というのが本当に怖くて、三点確保という原則などあってなきもの、4点無確保不安定の中、ただただ自分の微妙な微妙なバランスだけをよりどころに、じわ〜〜っと重心移動する。<br />

    真近で見るとこんな風です。

     注意深く慎重にと声をかけあって登っていくが、次第次第に悪くなって、小さなスタンスを小まめにひろう。壁よりのザラ場を選ぶと腐った雪を歩くようで、足を踏み込むと沈んで、次の足がなかなか上に上がらない。

    やはり岩に立つことになるが、そこには崩落のジャリが覆って、どこに足を置いてもズリッ!と気持ちが悪い。相当高さはきたし、ここで滑るとどうなる、誰も他の人を助けられない状態です。少しの手がかりはジャリが詰っているから、それを払うと上からザザザ〜っとまたジャリが詰る、賽の河原状態。

    右前方にワイヤーをみつける。その右へ2〜3歩というのが本当に怖くて、三点確保という原則などあってなきもの、4点無確保不安定の中、ただただ自分の微妙な微妙なバランスだけをよりどころに、じわ〜〜っと重心移動する。

  • やっとワイヤーを掴んで安全位置まで到達する。<br /><br />難関は突破した。後で「斜上バンドは何mあったと思う?ワイヤーは何mだった?」と皆に聞いても誰も答えが出せないほどだった。写真を見て考えると40m〜50mくらい、ワイヤーは10mかな。でも80mにも感じたほど長かった。<br /><br />後で考えるに、岩の崩落があって、ワイヤーを飛ばし<br />ザラ場となってしまっていたのでしょう。<br />それでワイヤーの切れっぱしが残っていたのでしょう。<br /><br />このあたりがルートの中間点で、<br />一番難しかったところです。

    やっとワイヤーを掴んで安全位置まで到達する。

    難関は突破した。後で「斜上バンドは何mあったと思う?ワイヤーは何mだった?」と皆に聞いても誰も答えが出せないほどだった。写真を見て考えると40m〜50mくらい、ワイヤーは10mかな。でも80mにも感じたほど長かった。

    後で考えるに、岩の崩落があって、ワイヤーを飛ばし
    ザラ場となってしまっていたのでしょう。
    それでワイヤーの切れっぱしが残っていたのでしょう。

    このあたりがルートの中間点で、
    一番難しかったところです。

  • あの難所を過ぎると、もう何でもない。

    あの難所を過ぎると、もう何でもない。

  • 最後のバンドとなる。

    最後のバンドとなる。

  • 足下のコルチナの市街。

    足下のコルチナの市街。

  • すべての緊張から解放されての歓声!<br /><br />この喜びが身に付いたのはこの後で、<br />ヴィアフェラータは、海外旅行の焦点となり、<br />花開いていったのです。<br />

    すべての緊張から解放されての歓声!

    この喜びが身に付いたのはこの後で、
    ヴィアフェラータは、海外旅行の焦点となり、
    花開いていったのです。

  • リオジュレには最終17時前のゴンドラで下りる<br /><br />振り向くと夕陽に乗り出すように<br />ポマガニョンの後ろ姿があった。

    リオジュレには最終17時前のゴンドラで下りる

    振り向くと夕陽に乗り出すように
    ポマガニョンの後ろ姿があった。

  • ルートは大体このようになります。<br /><br />中級ではあるが、何が起きるかわからない。<br />反省点としては、ワイヤーに頼るだけでなく、<br />各自10mくらいの補助ザイルを持つことにしました。

    ルートは大体このようになります。

    中級ではあるが、何が起きるかわからない。
    反省点としては、ワイヤーに頼るだけでなく、
    各自10mくらいの補助ザイルを持つことにしました。

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