九州遍路ドライブ旅行8　太宰府天満宮と、国立博物館

2012/07/20 - 2012/07/20

　福岡では、２つの用件があり、ひとつは、20年ぶりに、友人と会い、丸一日をしゃべり倒すこと。
もうひとつは、国盗りゲーム、九州遍路の最終部分として、対馬までジェットフォイルで往復すること。
　壱岐島については、波戸岬から対岸盗りできたが、そのさらに向こうにある対馬については、本土側からの対岸盗りは不可能で、船で港に入るしかないのです。

　２つの用件のあいまの時間に、久しぶりの太宰府天満宮と、九州国立博物館に行ってみました。
　国立博物館は、東京、京都、奈良の三カ所と記憶していたのに、いつのまに四番目ができたんだろう、と是非、おさえたい気持ちになりました。
　また、なんやかやと勉強が好きで、３つも大学をハシゴしてしまった私にとって、もっともお参りしたい神社は、京都の北野天満宮で、以前は近くに住んでいたので、初詣はいつも天神さん。今でも、北野天満宮には、ひょこひょことお参りにいきます。
　それゆえ、菅原公にゆかりのある太宰府は、リピートしたい場所です。

　九州国立博物館ではなぜか、京絵師の特別展があり、これがめっぽうよかったです。常設展については、最近のハコモノのパターンで、箱はカッコ良く、中味は薄いめ、というパターンから逃れてはいませんでしたが、箱は立派でした。

　
　

エリア 太宰府(福岡)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

糸島にいる友人が連れていってくれたのは、製塩所でした。
個人経営の、古来の製法で塩を作っているのでした。

海水を木の枝にしたたりおとさせて、水分を蒸発させて、濃度を濃くするそうです。

それをぐつぐつ煮込んで、塩ができるそうです。

福岡の二見が浦だそうです。

太宰府天満宮の参道です。
太宰府駅からすぐで、参道を通り過ぎたあたりから、国立博物館への道が伸びてました。

梅が枝餅です。
100円で、ひとつ売りしてくれたので、あつあつのお餅を食べながらのお参りです。タイヤキとか、太鼓焼きとか、ひとつだけ買って、あつあつを食べるのが大好きです。

天神さんの元には、必ず牛の像があります。
その関係ゆえ、天神さんのルーツは、インドのシヴァ神だという説もあるそうです。(シヴァの乗り物は牛で、必ずセットで祀られてます)

別の説では、菅原道真は丑年生まれだったとか。
また、菅原道真は、神として祀られた最初の人間だったそうですが、雷の化身として祀られることになった時、もともとは雷の神様を祀っていた北野の社に祀られることになり、雷の神様には、牛を犠牲に捧げる習慣があったから、その牛の供養のために、牛を祀る社もあるそうで、そういうつながりで牛があるとか、いろいろ説があるようです。

長いトンネルのムービング・ウォークの中で、色がどんどん移り変わるイルミネーションがありました。色が好きで、つい、バシャバシャと遊んでしまいました。

トンネルを抜けると、そこは博物館でした。

博物館を出ようとした時、ものすごい雨が降ってきました。たとえ10分でも、外を歩いたら、びしょ濡れになりそうな、そんな雨です。
で、ちょうどランチタイムだったし、博物館のすぐ横に、ホテルニュー大谷のレストランがありました。ちょっと高い目ですが、雨宿りを兼ねて、太っ腹にいくことにしました。

天神地下街です。ちょっとダークな照明で、モダンなイメージです。
九州経済好調のようで、休日には、九州じゅうの皆さんが、福岡でのショッピングを楽しむそうで、福岡のホテルの値段は、週末にはねあがるんですよね。びっくりしました。
大阪や神戸のホテルは、基本的には週末の方が安いと思うのですが、福岡は、ビジネスの中心であるとともに、観光の中心でもあるんですね。

対馬、たった 15分です。
とにかく、国盗りのためだけに行きました。
船の往復12000円(泣)
しかし、九州の船、便数も少なく、値段は高過ぎます。
その割に、サービスはたいしたことないし・・・
まあ、国が盗れたので、満足です。

空はどんより曇り空。
どのみち、ジェットフォイルからは、たいした景色は見えません。