九州遍路ドライブ旅行7　唐津のリゾートホテルで、虹の松原の虹を見る

2012/07/18 - 2012/07/18

　今回の九州遍路ドライブで、もっとも気に入ったのが唐津の町でした。
　初めて訪問したのが、唐津の町だけなので、やはり初訪問というのは、ワクワクと期待があるし、すべてが新鮮だし、何度も来ている所で、まっさらのハートで感動するのは、なかなか難しいです。
　そういう点では、初訪問ゆえの良さだったのかどうか、客観的に判断するのが難しいですが、唐津の町は、個性的で人情あつく、ホスピタリティーの心を感じられる宿やレストランに出会い、いろいろと満足をいただけました。

エリア 唐津・虹の松原(佐賀)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前中は、波戸岬の海の景色を満喫して、お腹をすかせて、唐津の町に入りました。ガイドブックによると、創作イタリアンの店があるとのことで、ナビに店を入れて、探しました。商店街のような所に来たので、車は公共駐車場に入れて、レストランに電話すると、「今日は、昼はやってません」とあっさり断られました。ガイドブック情報で、ランチタイムも書かれていたのに、そりゃあ、ないだろう、とふてくされて、近くにあったステーキハウスに入りました。
と、その店もまた、別のガイドブックに出しているらしく、「どちらから来られたんですか」と尋ねられ、イタリアンが閉まっていたいきさつを言うと、気にしてくれて、観光案内してくれたり、コーヒーをオマケしてくれたり・・・と、ご主人の心遣いがとっても嬉しかったです。

キャラバンというステーキハウスでした。
もちろん、お肉のお味も、焼き具合も、しっかりとこちらの好みを聞いてくださって、ステーキ専門店としても、素晴らしい腕前でした。

地方都市を旅すると、なかなかランチタイムに、いいお店に出会うことが少なくて、唐津の町は、その点でも印象に残った町となりました。

唐津城から見下ろした、台形の形をした島です。
形の良さで、景色にアクセントを付け加えてます。

その島からの眺めもまたステキだそうで、船が島へと行き来しています。

お城の上から、見下ろした風景をバシャバシャしました。

お城の門と、台形の島。

お城の下にある駐車場。
マイカーがとまってます。

お城から旧高取邸に向かう、石垣の道沿いには、由緒ありそうな旅館があります。

旧高取邸です。

九州で利用したビジネスホテルは、4000円から5500円あたりが多かったです。私は、朝7時前に出立することも多く、また、ダイエット的な理由から、なるだけ朝食無しを選びます。

ここは、いわゆる旅館タイプの宿なので、朝食はついたプランしか見つからず、8000円台でしたが、朝食は旅館のバイキングのように、リッチなもので、なんといっても、部屋の良さは抜群でした。
部屋番号の下に、Princeと書かれてましたが、広いバルコニーやキングサイズのベッドが、まさに、「新婚さん向き」の部屋で、「プリンスとあるのに、プリンスはついていないのか」と一人旅の寂しさがしみ込んできました。
いや、そんなことはない。一人でも、この手のリゾートホテル大好きです。
部屋に入った時には、ほどよい空調が効いていて、「インターネット利用」と希望欄に書いておいたら、ちゃんとその準備もしておいてくれて、そういうホスピタリティーを感じたという点では、今回の旅で、トップクラスでした。

部屋から見える、虹の松原の上に、虹が出てます。
それも、今までに見た虹の中でも、色がくっきりと濃い虹でした。
慌てて撮影です。

ホテルの施設もステキそうだったので、館内をぐるりとカメラを持って歩きました。

朝は、波戸岬の景色に満足し、ランチは、レストランの人の人情に感激し、宿では、スタッフの心のこもったサービスで、ゆったりと景色と滞在を楽しみました。
やはり、景色や食べ物や宿のすべてが、ある一定以上の満足感を与えてくれた時、人はその地を忘れがたく思い、また来たい、と思わせるんでしょうね。