初めての海外一人旅

1998/12/11 - 1998/12/23

日本からスペインへは直行便がないので、３時間待ってミラノで乗換。
夜２２時過ぎにバルセロナの空港に到着。
初めて海外に独りで到着したし、夜遅めだったのでこの日のホテルへの送迎と翌日の半日観光だけ日本で頼んでおきました。送迎は日本人の方がついて２０００円弱ぐらい。半日観光は３０００円弱ぐらい、だったような。今から比べるとかなり安い。
ホテルは大きな病院の近くのヌネス・ウルヘル地下鉄駅も近く。ツインルームで広かった。けど、２階でレストランにも隣接してるからか、廊下も隣の部屋も声がうるさかった。
２日目、カテドラル前から、日本で頼んでいた半日観光に参加。ガイドは日本語の堪能なスペイン人男性。
他に、日本人女性が参加して二人だけのツアー。
市内をワゴンで回って、グウェル公園とバルセロナオリンピックスタジアムを下車観光。
同乗の女性はこの地も３日目ですでに他は見学済みだというコトで夕食をご一緒する約束をして、わたしだけサグラダファミリアで降車・解散。入場券を買うのに３分、エレベータに乗るのに５分ぐらいしか待たずに入れました。
建設中とは聞いていたけど、内部がホントになんっにもないことに唖然。祭壇ぐらいあると思ってました。
上層部に上がるのにエレベータは有料ですが、迷ったりして無駄な時間を使わないためにも利用しました。料金は乗り込んでから徴収されました。
天辺までは行けなかったのですが、バルセロナ市内を見渡せる素晴らしい眺めでした。
入るとき、上部に上ったとき、螺旋階段で降りるときに、同じスペイン人の母娘に何度も遭遇して、お互いに「あ、また会った～！」と言い合ったのが面白かったです。私が一人旅と知ると驚いて「ホントに！？」と何度も確かめられました。
いったん地下鉄でホテルに帰り、近くのスーパーで買った日本では見かけないダノンのプリンを食べました。美味しかった～！！あまりに美味しかったので残り２つを日本までなんとか持って帰って高校生の姪にあげ、喜んでもらいました。
その後グウェル邸へ。入場はガイド付でしたが日本語はないのでシブシブ英語に参加。屋根の上の、日本だったら危険だから歩かないだろうと思う屋根の上まで案内してもらえて面白かった。
夜ご飯は市内観光に参加してたご婦人とランブランス通りのレストランで。どこの店もパエリヤは２人前からで、ご婦人は昨日食べたから結構と言っていたのに、またパエリヤに付き合ってくださいました。それとロシアサラダ、日本で言うポテトサラダ。そこに飲み物を頼んで１人２０００円ぐらいだったと思う。量も多く、とても美味しかったけどどれもすごくしょっぱかった！
ご婦人にフラメンコは行くのか訊かれ、「お金ないので行けません。。。」と言うと「え！ここまで来て観ないなんてもったいない！」と連れてってくれて、ワンドリンク付のショーをおごって下さいました。。。
情熱的で迫力のある踊りとギター演奏と歌。高揚感もあり、すごく心打たれたので、連れてきていただいて本当に感謝しています。
日本に帰ったら撮った写真を送ってくださると住所を聞かれたので、あとで届いたらお礼をお送りしようと思ったのですが、結局写真は送られて来ず、彼女の名前も住所も知らずじまい。。。。小牧空港に近いところにお住まいの当時４０才代のYOU似のご婦人、本当にありがとうございました。その後１０年以上、再びスペインを訪れることはなかったので、あなたに出会わなければ本場のフラメンコを見ることはなかったでしょう。。。
３日目、グラナダに向かうために空港に。
節約したかったから、バスや電車で行くつもりでした。しかし、なんの下調べもなくホテルでも聞かず、地下鉄でとりあえず大きな駅に出るも、驚いたことにインフォメーションのお姉さんが英語をちっとも解せず（私の英語がひどかったせいもあるか）、公共交通機関で空港まで行く方法を聞きだせずに、時間もなくなり結局タクシーで行きました。
空港で、中に入る前にゆっくりしたかったのに、「わたし大宮に住んでて友達もいます」というスペイン人の男性に付きまとわれて閉口し、さっさと中に入りました。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

グエル公園

サグラダ・ファミリアの上部から撮影。

まだ建設中だった聖堂内部

天国の門

メリアグラナダホテル。シングルにしては部屋も広めでベッドもバスタブも大きかったです。

旅の最後に寄ったヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂の展望部分から。素晴らしい眺めでした。