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イギリスから、夏を求めてクロアチアを2週間ほど旅行しました。<br />ザダールという港町の空港におり、国立公園をバスで訪ね、ところどころ街や島に寄りながら、一般のバスでドヴロブニクまで海岸沿いを南下しました。<br /><br />シーフードが美味しく、ロンドンの半額とも言える物価で、常夏のアドリア海を満喫してきました!<br /><br />(歴史などの基礎知識)<br /><br />クロアチアが独立したのは1992年、戦闘は1995年まで続いたそうです。<br />1945のドイツ降伏後のソ連型社会主義体制、その後の大統領チトーに自主管理社会主義、そして民族運動、1991年にはクロアチア国内のセルビア人を保護するという名目でユーゴスラヴィア連邦軍がクロアチアに進軍。最後の戦闘でもドブロヴニクを含めた多くの都市が被害を受けたそうです(地球の歩き&#39;11&#39;〜12要約)<br />EUに加盟したのも最近のこと。<br /><br />............................................................................................<br />※旅行記内の写真の無断転用はご遠慮ください※<br />............................................................................................

真夏のクロアチア スプリトとフヴァル島

5いいね!

2012/06/18 - 2012/06/23

474位(同エリア679件中)

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49

yuri

yuriさん

イギリスから、夏を求めてクロアチアを2週間ほど旅行しました。
ザダールという港町の空港におり、国立公園をバスで訪ね、ところどころ街や島に寄りながら、一般のバスでドヴロブニクまで海岸沿いを南下しました。

シーフードが美味しく、ロンドンの半額とも言える物価で、常夏のアドリア海を満喫してきました!

(歴史などの基礎知識)

クロアチアが独立したのは1992年、戦闘は1995年まで続いたそうです。
1945のドイツ降伏後のソ連型社会主義体制、その後の大統領チトーに自主管理社会主義、そして民族運動、1991年にはクロアチア国内のセルビア人を保護するという名目でユーゴスラヴィア連邦軍がクロアチアに進軍。最後の戦闘でもドブロヴニクを含めた多くの都市が被害を受けたそうです(地球の歩き'11'〜12要約)
EUに加盟したのも最近のこと。

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※旅行記内の写真の無断転用はご遠慮ください※
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旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
4.5
  • 長いバス移動でぐったりしながら、宿の住所として書かれていたところは観光案内所で、そこが斡旋しているSobeへおばさんが案内してくれました。<br /><br />Sobeの勧誘や案内はだいたい4-50代くらいの奥様がやっていることが多く、とても気さくです。ここのSobeは20ユーロくらいでシンプルな部屋でした。スプリトは他の街よりホテルが高い傾向にあるそうです。

    長いバス移動でぐったりしながら、宿の住所として書かれていたところは観光案内所で、そこが斡旋しているSobeへおばさんが案内してくれました。

    Sobeの勧誘や案内はだいたい4-50代くらいの奥様がやっていることが多く、とても気さくです。ここのSobeは20ユーロくらいでシンプルな部屋でした。スプリトは他の街よりホテルが高い傾向にあるそうです。

  • スプリトは、宮殿に人が住み着いて街を形成したという独自の街並などで世界遺産に登録されています。空港もあり、欧州からの旅行のスタート地点にもなりえる大きめの街です。<br /><br />写真は城壁の金の門(北)を出たところにあるグルグール・ニンスキの像。

    スプリトは、宮殿に人が住み着いて街を形成したという独自の街並などで世界遺産に登録されています。空港もあり、欧州からの旅行のスタート地点にもなりえる大きめの街です。

    写真は城壁の金の門(北)を出たところにあるグルグール・ニンスキの像。

  • 郵便局の前でポストカードを書く旅人たち。

    郵便局の前でポストカードを書く旅人たち。

  • ローマ皇帝の宮殿跡がのこり歴史を感じさせる街並ながらも、リゾート感溢れています。

    ローマ皇帝の宮殿跡がのこり歴史を感じさせる街並ながらも、リゾート感溢れています。

  • ディオクレティアヌス宮殿の城壁。

    ディオクレティアヌス宮殿の城壁。

  • 宮殿の地下 Podrumi<br /><br />上部にある宮殿を支えるための地下だったので、地上階と同じ造りになっているために、宮殿本来のプランをここで見ることが出来ます。<br /><br />中世に倉庫やワイン造りに使われたあと、都市化がすすむころはゴミ捨て場になっていたそうですが、きれいにしたところを今は観光客に公開しています。<br /><br />街が暑すぎるときは、天然クーラーでひんやりとしているここを見学するのがおすすめ。学生15Kn(150円くらい)でした。

    宮殿の地下 Podrumi

    上部にある宮殿を支えるための地下だったので、地上階と同じ造りになっているために、宮殿本来のプランをここで見ることが出来ます。

    中世に倉庫やワイン造りに使われたあと、都市化がすすむころはゴミ捨て場になっていたそうですが、きれいにしたところを今は観光客に公開しています。

    街が暑すぎるときは、天然クーラーでひんやりとしているここを見学するのがおすすめ。学生15Kn(150円くらい)でした。

  • 城壁内には大聖堂やお土産やなどがひしめいています。

    城壁内には大聖堂やお土産やなどがひしめいています。

  • 城壁の西にある鉄の門を出てまっすぐ、ナドロニィ広場を通り過ぎて、城壁から100mくらいのところにあるレプリカ広場。

    城壁の西にある鉄の門を出てまっすぐ、ナドロニィ広場を通り過ぎて、城壁から100mくらいのところにあるレプリカ広場。

  • 暑過ぎて、麦わら帽子を買った露店。ZARAなどがあるマルモントヴァ(Marmontova)通りにて。

    暑過ぎて、麦わら帽子を買った露店。ZARAなどがあるマルモントヴァ(Marmontova)通りにて。

  • 大聖堂の鐘楼へ。

    大聖堂の鐘楼へ。

  • 暑くてフラフラしているのか多少ブレてますが。<br /><br />スプリトから、日帰りツアーでシベニク、クルカ、トロギールを回るツアーなどもあるそうです。

    暑くてフラフラしているのか多少ブレてますが。

    スプリトから、日帰りツアーでシベニク、クルカ、トロギールを回るツアーなどもあるそうです。

  • 私はスプリトから、沖にある島々へ行きたかったので、フェリー乗り場でチケットを買って今回の旅行のハイライトであるフヴァル(HVAR)島へ向かいました。<br />私が旅行したときは1日3便ありました。<br /><br />夏の旅先にクロアチアに惹かれたのは、何年か前に買った旅雑誌FIGALOの地中海の島特集のなかのひとつでフヴァル島が紹介されていたからです。<br />去年はこの雑誌を見てカプリ島に行き、今年はフヴァル島。

    私はスプリトから、沖にある島々へ行きたかったので、フェリー乗り場でチケットを買って今回の旅行のハイライトであるフヴァル(HVAR)島へ向かいました。
    私が旅行したときは1日3便ありました。

    夏の旅先にクロアチアに惹かれたのは、何年か前に買った旅雑誌FIGALOの地中海の島特集のなかのひとつでフヴァル島が紹介されていたからです。
    去年はこの雑誌を見てカプリ島に行き、今年はフヴァル島。

  • 船の所要は約1時間。新幹線のようなシートに座って快適な船の旅。

    船の所要は約1時間。新幹線のようなシートに座って快適な船の旅。

  • フヴァル島は、数年前に買った地中海特集の雑誌の記事で、文面と写真から是非いってみたいような気がしていたので訪ねました。<br /><br />世界有数のリゾートアイランドということで、ニースやスプリトみたいな雰囲気だったらちょっとどうかなと思っていましたが、それよりも古いずっと小さな街で、歴史ある建物が点在した素敵な街でした。<br /><br />写真の建物のすぐ横らへんにあった、聖ステパノ大聖堂は16?17世紀の建物、その広場にあるアルセナルは1612年に立てられた劇場があり、ヨーロッパでも最古の劇場のひとつと言われているそうです。

    フヴァル島は、数年前に買った地中海特集の雑誌の記事で、文面と写真から是非いってみたいような気がしていたので訪ねました。

    世界有数のリゾートアイランドということで、ニースやスプリトみたいな雰囲気だったらちょっとどうかなと思っていましたが、それよりも古いずっと小さな街で、歴史ある建物が点在した素敵な街でした。

    写真の建物のすぐ横らへんにあった、聖ステパノ大聖堂は16?17世紀の建物、その広場にあるアルセナルは1612年に立てられた劇場があり、ヨーロッパでも最古の劇場のひとつと言われているそうです。

  • どこでもフレッシュなオレンジジュースがお手軽な価格で飲めるのが嬉しいです。<br /><br />ベネディクト会修道院の修道女たちが考えだしたレース編みが展示されていたので見てきました。

    どこでもフレッシュなオレンジジュースがお手軽な価格で飲めるのが嬉しいです。

    ベネディクト会修道院の修道女たちが考えだしたレース編みが展示されていたので見てきました。

  • フヴァルの城塞へ。

    フヴァルの城塞へ。

  • 城塞には牢獄の跡やカフェもありました。

    城塞には牢獄の跡やカフェもありました。

  • イチオシ

  • サッカーの試合の中継をやっていたので、賑やか。

    サッカーの試合の中継をやっていたので、賑やか。

  • フヴァルの港に泊まっていたタクシーボートで15分、パクレ二諸島へ。帰りは電話すれば向かえに来てくれるというゆるい約束で若干心配でしたが、無事に電話もお互いの英語も機能してマイペースな1日を楽しめました。クロアチアの観光業をしている人たちはイギリスの留学生並かそれ以上にちゃんと英語を喋ってくれます。

    フヴァルの港に泊まっていたタクシーボートで15分、パクレ二諸島へ。帰りは電話すれば向かえに来てくれるというゆるい約束で若干心配でしたが、無事に電話もお互いの英語も機能してマイペースな1日を楽しめました。クロアチアの観光業をしている人たちはイギリスの留学生並かそれ以上にちゃんと英語を喋ってくれます。

  • ボートタクシーのおすすめ、パルミジャーナビーチへ。

    ボートタクシーのおすすめ、パルミジャーナビーチへ。

  • レストランやお手洗いもあるので、のんびり日陰で涼んだり透明なビーチで泳いだりできます。

    レストランやお手洗いもあるので、のんびり日陰で涼んだり透明なビーチで泳いだりできます。

  • フヴァル島から、青の洞窟と緑の洞窟へ行くツアーに参加。ツアーはホテルのフロントで教えてもらった旅行会社に行って、出発の曜日と値段を見て決めました。

    フヴァル島から、青の洞窟と緑の洞窟へ行くツアーに参加。ツアーはホテルのフロントで教えてもらった旅行会社に行って、出発の曜日と値段を見て決めました。

  • 緑の洞窟へは泳いで入ります。緑の洞窟はヴィス島に、

    緑の洞窟へは泳いで入ります。緑の洞窟はヴィス島に、

  • 青の洞窟はビシェヴォ島にあります。

    青の洞窟はビシェヴォ島にあります。

  • フヴァル島の港にある、島で一番歴史の長いホテルは公式HPからだと高かったですが、Booking.comでお手頃な価格になっていたので連泊できました。港の目の前で、水着の上に服をはおって首にタオルをぶらさげたまま帰って来れるので便利でした。<br /><br />クーラーはありませんが、大きな扇風機が頭上で回っているので快適でした。

    フヴァル島の港にある、島で一番歴史の長いホテルは公式HPからだと高かったですが、Booking.comでお手頃な価格になっていたので連泊できました。港の目の前で、水着の上に服をはおって首にタオルをぶらさげたまま帰って来れるので便利でした。

    クーラーはありませんが、大きな扇風機が頭上で回っているので快適でした。

  • ヴィス島の西側にある港町、コミージャ。

    ヴィス島の西側にある港町、コミージャ。

  • ココナッツアイスを頼んだのにキンダー(子供用)アイスが!笑

    ココナッツアイスを頼んだのにキンダー(子供用)アイスが!笑

  • フランシスコ会修道院の壁画。<br />マッテオ・インゴーリとパルマ・イルジョーヴァネによって描かれたといわれている『最後の晩餐』

    フランシスコ会修道院の壁画。
    マッテオ・インゴーリとパルマ・イルジョーヴァネによって描かれたといわれている『最後の晩餐』

  • コンサートも開かれる修道院の目の前のビーチ。<br /><br />私が参考にした雑誌の記事は、文章がまさにフヴァル島を表現していて、行ってみたいと思わせて、行ったら本当にそのとおりのことを感じたという、書き手さんに拍手したい内容でした。「いま島は自分のあるべき姿に落ち着いたという空気に包まれている」ライターのJUNKO KUBODERAさんの文章は旅情を表現するのがほんとに上手。

    コンサートも開かれる修道院の目の前のビーチ。

    私が参考にした雑誌の記事は、文章がまさにフヴァル島を表現していて、行ってみたいと思わせて、行ったら本当にそのとおりのことを感じたという、書き手さんに拍手したい内容でした。「いま島は自分のあるべき姿に落ち着いたという空気に包まれている」ライターのJUNKO KUBODERAさんの文章は旅情を表現するのがほんとに上手。

  • クロアチアで一番人気の島といわれ、確かにパフェや港に泊まっている船には近代の娯楽感が出ていて、

    クロアチアで一番人気の島といわれ、確かにパフェや港に泊まっている船には近代の娯楽感が出ていて、

  • 夜も賑やかですが、

    夜も賑やかですが、

  • 一歩路地を入れば中世の路地、15-16世紀の栄華の残り香というのが相応しい街並でした。<br /><br />写真は名産のラベンダーを売るおばさん。手作り感あふれる石けんを購入しました。

    一歩路地を入れば中世の路地、15-16世紀の栄華の残り香というのが相応しい街並でした。

    写真は名産のラベンダーを売るおばさん。手作り感あふれる石けんを購入しました。

  • 観光客に対して素朴に親切な地元の人々、ロンドンの約半分くらいの値段で食べられるご飯やパフェ、紺碧で透明な海。<br /><br />期待以上の島でした。

    観光客に対して素朴に親切な地元の人々、ロンドンの約半分くらいの値段で食べられるご飯やパフェ、紺碧で透明な海。

    期待以上の島でした。

  • スプリット空港から2kmのトロギールTrogirという街も、城壁で囲まれた小さな島で世界遺産に登録された教会があるそうです。スプリットから朝の船で行くことも可能だそうです。(陸路ではシベニクからのアクセスのほうが近いです)<br /><br />スプリットからバスでドブロヴニク方面にあるで1時間40分のマカルスカMakarskaも、地中海全域で最も澄んだ海があるリゾートの拠点だそうです。正面にあるブラチ島へのアクセスもよいということで、マカルスカも気になる場所でした。<br /><br />スプリトとドヴロヴニクにあいだにある、コルチュラ島も気になりましたが、フヴァルからのアクセスは、フヴァル島のフヴァルからバスで25分のスターリングラードから週2便だそうでタイミングあわず。<br /><br />フヴァルからスプリトはJADROLINIJA社の47Knの船(500円くらい)で帰りました。<br />そこからフェリーターミナルから数百メートルの長距離バスターミナルで急いで乗り継ぎして、ドブロヴニクへ向かいます。

    スプリット空港から2kmのトロギールTrogirという街も、城壁で囲まれた小さな島で世界遺産に登録された教会があるそうです。スプリットから朝の船で行くことも可能だそうです。(陸路ではシベニクからのアクセスのほうが近いです)

    スプリットからバスでドブロヴニク方面にあるで1時間40分のマカルスカMakarskaも、地中海全域で最も澄んだ海があるリゾートの拠点だそうです。正面にあるブラチ島へのアクセスもよいということで、マカルスカも気になる場所でした。

    スプリトとドヴロヴニクにあいだにある、コルチュラ島も気になりましたが、フヴァルからのアクセスは、フヴァル島のフヴァルからバスで25分のスターリングラードから週2便だそうでタイミングあわず。

    フヴァルからスプリトはJADROLINIJA社の47Knの船(500円くらい)で帰りました。
    そこからフェリーターミナルから数百メートルの長距離バスターミナルで急いで乗り継ぎして、ドブロヴニクへ向かいます。

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