2012/07/12 - 2012/07/21
564位(同エリア963件中)
おやぐまさん
チェコ行きは2001年に計画、折りしもチェコは豪雨に見舞われプラハ市内も冠水。
ドゴールまで飛んだもののその先が欠航し断念。急遽パリ泊とし家族で話し合いスイスでのドライブ旅行に変更した因縁がある。(今回は成田出発の日に在住の熊本で豪雨、市内を流れる河が氾濫寸前で避難勧告が出された。)
以来11年、他国行きばかりでようやく今回の旅となった。
ドイツ入りチェコへ。ドイツは2年ぶり2回目(妻は3回目)でチェコは初めて。
フランクF発アイゼナハ・ドレスデン・プラハ・チェスキーK・リンツ経由ザルツB・ミュンヘン・ハイデルB・フランクF帰着。
延々列車とバスを組み合わせた“結婚35年記念?”大周遊である。
今回も連日夜11時まで精力的な街歩きの9日間。
ユーレイルパスはチェコ・ドイツセーバー Class1(満席はほとんどなく2人であれば並ばなくても席を確保できるため指定席は取らない)
バスはプラハ~チェスキーCとチェスキーC~リンツの2区間。
ホームページで直接予約し、出発前日にリコンファームも済ませました。(英語)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
Pエコノミーは180?の私でもまあまあのスペース。
欲を言えばあと5度背が倒れたら・・・。
ウラジオストークを過ぎたころ最初の食事。
J級ミックスグリル。
デザートはカップアイス。 -
シャンパン、ビール、ワインで機内食を美味しくいただく。
因みに妻と違って、私は“酒は嗜む”程度。 -
途中、おやつの写真は割愛。(生ドーナツ、マンゴーデニッシュ)
到着1時間半前に軽食。
Mosのライスバーガー、Air Mos Poteko、マンゴープリン -
フランクフルト空港 17:20定刻着
気温18℃
晴れ 少々ひんやり、薄手のカーディガンを羽織る。
JL機は第2ターミナルに到着するため、シャトルで第1ターミナルに移動する。 -
フランクF空港駅の長距離線乗場は初めての人にはわかりにくいかも。
人の流れはSバーン乗場へ向かうため惑わされないよう。
親切そうに“どこに行くの”“ここじゃないあっちだよ”と頼みもしないのに「ついておいでおじさん」がいるので注意。
まずユーレイルパスのバリデートを忘れずに済ませる。
チェコ・ジャーマン5日間 セーバー 今回も1Klasse。 -
19:02 ICE1657(ドレスデン行)にて宿泊地のアイゼナッハへ向かう。
到着日になるべくプラハまでの距離・時間を稼いでおく。〜2時間〜
並ばなくてもほぼ座席は確保できること
客質が良いこと
食堂車(Bordrestaurant)からのサービスが受けられること
などから特にドイツでは1Klasseをお奨めする。 -
20時 機内の食事であまり腹は減っておらず、この移動時間を利用し
食堂車からの出前で簡単な夕食とする。
あったかいバゲットはメルティチーズとハムを挟んだだけのシンプルなものだがそれが妙においしく思え、気にいっておりよく注文する。
(2人分15.6ユーロ;コーヒー含む) -
21時5分到着、まだ十分明るい。駅からバーンホフ通りを徒歩5〜6分。
ニコライ塔をくぐると小さな公園にルター像が建っている。
そのカールス広場に面してシュタイゲンベルガーホテルテューリンガーホフ
と長い名前のホテルが・・・
ロビーは歴史を感じさせる佇まい。
部屋、水回りはとても清潔に保たれている。スタッフもとても感じが良い。 -
2日目 朝から気にならない程度の小雨、気温12〜3度で寒い。
ホテルから5分ほどの“バッハの家”へ。
バッハの銅像;朝まだ早くて訪れる人もなく我々が独り占め状態。 -
“バッハの家”
バッハはここアイゼナッハの生まれ。
芝生の手入れをしていたオジサン(写真)が 『開館は10時だよ、まだちょっと早いね』
そして作業の手を止め、手袋までとって『二人の写真を撮ってあげよう』と親切!
丁重に御礼を言って別れた。 -
“ルターの家”はバッハの家の近く。
ルターが学生時代に住んだ家。
ここも10時開館で中に入れなかった。
列車の出発時間までの時間を有効活用し周ったため開館までは待てない。
ドイツならでは木組みの美しい外観。 -
アイゼナッハ駅
小さな町の小さな駅舎。
でもいい感じ、ICEだって停まるのです。 -
9:57 ICE1745 ドレスデン行に間に合う。
予定より一列車早いのに乗れたのはラッキー。
ドレスデンまでは3時間10分。 -
お手拭きとチョコレート菓子(bueno)のサービス・・・乗務員
buenoはサクサクしておいしいので5・6個取りたかったが控えた。(笑)
注;前回も気になっていたがお手拭は薬臭が強く、臭いがしばらく残るのでよほど手の汚れが気になれば使っても良いが・・・。
特に飲食の前は避けたい。
われわれは座席のテーブル拭きに使った。
-
ドレスデン中央駅
明日のプラハ行が9時発、早い時間なので駅前のビジネスホテルにする。 -
インターシティホテルドレスデン
駅極近、超安 朝食不要。
市内交通1日無料券付きはとても助かった。
夜は遅くまで歩き回るしホテル滞在時間は短い、寝るだけと割り切る。 -
中央駅前から8番(11番も可)の電車でTheaterplatzへ。
ドレスデンは第2次世界大戦で壊滅的な爆撃を被った街。
この日 1日交通無料券を有効に使い大いに助かった。
チケットを買う手間が省けるだけでも気持ちは楽だ。 -
昼食はここでと予定していた“Restaurant Alte Meister”
Theaterplatz;ツヴィンガー宮殿のアルテ・マイスター絵画館の一角にある。
ツヴィンガー宮殿を再建した建築家アルバート・ブラウンのアトリエをカフェレストランに改築したもの。 -
雨が上がったばかりで外のテーブル・椅子は使えず、また寒かったので建物の中に入った。
15時近くになってしまい腹ペコ、寒さで元気喪失。
何より先にまず空腹を満たすことにする。 -
Asian stew with noodles and chicken (6.5ユーロ)
熱いスープが胃に軟着陸し波紋を広げていく。
日本でいうとビーフンを短く切ってササミ、野菜を煮込んだあっさり系のスープ。 -
右の塔は“ドレスデン王宮”
中央は“カトリック旧宮廷教会”
アルテ・マイスター絵画館前からTheaterplatz越しに望む。今 まさに咲き乱れる花々。
時間の制約もあり外から眺めただけ、目的はここではない。 -
ツヴィンガー宮殿の“王冠の門”に対面している“アルテ・マイスター絵画館”
ルーベンス、レンブラント、ラファエロなども展示されている。
絵画にはさほど興味があるわけではなく一通りは見る程度だが“フェルメール”は別格。
ここではフェルメールに会うことが入館の目的だった。他はまあどうでもよい。
『手紙を読む少女』だ。
4年前オランダのデンハーグ・マウリッツハイス美術館で感動し目に焼き付けた
『真珠の耳飾りの少女』以来であった。 -
フラウエン教会
第2次大戦での爆撃でほぼ全壊、使用可能な崩れた石材をコンピュータでひとつひとつ組み上げるなどして12年の年月をかけ再建されたとか。
再建完了した際のニュース映像は記憶にあったが、建物を目の当たりにしその気の遠くなるような作業と平和のシンボルにしようという多くの人の気持ちが伝わってくるような気がした。 -
正面に向かって左奥の黒くなっている外壁部分は倒壊を免れた建物の一部。
新しい石材とのコントラストが痛々しく感じられた。 -
教会内部(トリミング画像)
白を基調とした造りにゴールドの装飾が生えて美しさが際立つ。
教会というよりオペラハウスを思わせる。 -
プラタナス並木がうっそうとして美しいハウプト通りへ。
幅15m長さ300m程の通り。
車は通らず、並木の下には各種ワインの出店が続き、全ての店が大盛況。
焼きソーセージの露店は大人気。(ブラートブルスト)
いろんな国の人が群がっている。
おや 年配の方々が多いようで・・・。 -
イチオシ
私たちも列に並んだ。
もうたまりません。
調子のいいお兄さんが愛想よく手渡してくれる。 -
イチオシ
これこれ!
ドイツに来たらブラートブルストは“お約束”の一品。
大きさや味も含めソーセージの種類は多いのでいろいろ楽しめる。
1本3ユーロ -
さらに散策は続く。
20時半頃、日没にはまだ早いが雲には少し色がつきはじめる。
エルベ川を挟んでフラウエン教会、ブリュールのテラス、アルベルティーヌムを望む。 -
壁画『君主の行列』・・アウグスト1世始めドレスデンの歴史的人物が描かれている。
全長101m。
シュタールホーフStallhofという武芸競技場の外壁に描かれている。
ドレスデン爆撃を奇跡的に免れた。 -
マイセン磁器のタイルに描かれており、20センチ角のタイルが約2万5000枚貼り付けてあるらしい。
ポルトガルでは至る所で“アズレージョ”を見るが、同じようなものか。
製作したヴァルター自身も行列の最後に描かれている。 -
21時30分 日没直後まだ明るいが食事してホテルに戻ることに。
豚肉のチーズ挟み揚げ、人参とブロッコリーのソテー、ポテト。
ヴィーナーシュニッツェル(仔牛肉のカツレツ)と似ているがチーズを挟んだことで衣の香ばしさと相まってこれがビールに合うんです。
11.6ユーロ -
妻はあまり腹は空いていないということで
定番の焼きソーセージ、酢キャベツ、マッシュポテト。
7.6ユーロ -
そしてビールは
Heiβgetranke(Lager)// aの上には・・が付くのだが
2.6ユーロ×3(ちょっと量が少な目だったので3杯)
明日は出発が早いのでゆっくりはできない。 -
3日目
9:08 EC171 ベルリン発ブダペスト行きでプラハへ向かう。
所要時間2時間半。こんなに朝早い移動は我々の旅では異例。
大体朝は9時頃から朝食をゆっくりとり出かけるのが常。
とにかく朝早くからバタつくのが苦手なゆえに団体ツアーには参加できないのである。 -
気温16度 肌寒い。
EC; ユーロシティ 都市間国際列車 客車ボディは青と白のツートン。
ベルリンを6時45分に出発しブダペストには18時35分着という、日本では近年こういう長時間長距離急行列車は姿を消してしまった。
ICEのような高速列車ではなく遅いしなにしろ長い。 -
1等は3×3の6人 コンパートメント。
お隣りには東南アジアからの中年男女5人組。とにかく賑やかというかうるさい。
その先隣りにはかわいい坊や連れのチェコ人パパと日本人ママで、パパの実家に向かう途中だとか。プラハ到着直前通路で会話してわかった。
もっと早くわかっていたら3時間の旅ももっと楽しかったのに・・・。 -
イチオシ
列車はエルベ川沿いに大きく蛇行しながら走る。
トンネルはないし橋も渡らない。山間部なのに、建設費用がかからない方法か?
川沿いの景色は抜群なのに車窓がひどく汚れており霞んだような写真になってしまった。
欧州の鉄道は東西おしなべて車窓ガラスはきれいではない。 -
プラハ中央駅のホーム。 思ったより小さい。
一人旅の日本人女性と出会い少し立ち話で情報交換。
またどこかで会えるかもね・・・と別れる。 -
プラハ中央駅
駅舎はイメージとはちょっと違うモダンな造り。
右の緑地では多くの人が木陰で休んでおり、そこを抜け坂を下っていくと電車通りに出る。
ホテルまで1キロないし天気もいいし地図を見ながらぼちぼち石畳を歩く。暑い位に気温が上がる。
駅周辺は車、人通りはさほど多くない。 -
イチオシ
UNITAS HOTEL (2泊)
大通りから少し入った所にあり、表示も表口も小さくわかりにくい。
フロントはプチホテル並みの小ささだが客室棟は充実。
水回りは清潔、バスタブあり、バスローブあり、朝食のメニューも多くおいしかった。
チェックイン時、シャンパンのウェルカムドリンクがうれしかった。 -
ホテルから歩いて5分、国民劇場の横を抜けるとブルタヴァ川に架かるレギー橋に出る。
そこからぶらぶら川沿いの歩道をカレル橋に向かう。
カレル橋に近づくにつれ人が多くなり、ふと橋の上を見ると・・・
なんと人、人、人。なんじゃこの人は!
さもあらん夏の観光シーズン真っ只中のしかも土曜日の午後。
さながらどっかの国の日曜日の歩行者天国。いやオーバーでは決してない。
イメージがちょっと狂う。 -
カレル橋のほとりにある「スメタナのブロンズ像」
プラハと言えばスメタナ、ここは敬意を表し一応撮っておきました。 -
とりあえず人をかきわけ橋を渡ってプラハ城へ。
途中でバイオリンを弾くマリオネットおじさんに足を止めたら、すぐさま曲を変え「さくらさくら」を流して人形を操ってくれた。(写真はトリミング)
あの人ごみの中、ほかに日本人は見当たらず、我々2人のためにやってくれたので2人だけの拍手とチップをはずんでしまった。
さように普段 日本人が多いということでしょうね。 -
イチオシ
プラハ城への坂道を上る途中で遅い昼食。
グヤーシュ(牛を柔らかく煮込んだもの;ビーフシチューだ)
クネドリーキ(白くて丸い)は蒸しパン風でもちもちしていておいしい。 -
こちらはキノコ入りポテトスープ。 普通のパンがついている。
ビール1 デザートアイスクリーム1 で締めて605czk。
若いウェイターさんは感じが良く、親切にも写真撮ってあげるよとアングルを変えて数枚撮ってくれた。 -
好天 気温も25〜6度まで上がり汗ばむ。
長い坂を登りつめようやくプラハ城への入口フラチャニ広場。
カレル橋ほどではないが大勢の人。 -
聖ヴィート大聖堂。
見事なゴシック様式の尖塔が雲一つない青空に伸びる。
大聖堂の前の広場は観光客が集中し、連れ合いとはぐれそうになりながら人の間を縫って
歩く。 -
大聖堂の中。
壁面のステンドグラスは見事。
そのステンドグラスを通った彩光が石柱に投影されビューティフル! -
太陽が西に傾き、強い光がステンドグラスを透過して石柱を彩色したもの。
大聖堂が高い丘の上に位置し、ステンドグラス壁が西側にあるため好天時にこのようなおもしろい現象がおきるのだろう。 -
「黄金の小路」
プラハ城内敷地の最奥部にあり、その昔 職人が住んでいたとかで、小さなかわいい家が連なっている。
土産物屋などになっているが、わざわざ足を運ぶほどのことはないと思った次第。 -
9時近くになり太陽はようやくプラハ城があるフラチャニの丘の向こうに隠れようとしている。
今日はいい天気で半袖ポロシャツでも汗がにじむ暑さだった。
カレル橋に戻り、色付き始めたブルタバ川畔での一枚。 -
プラハ城が夕焼けをバックにシルエットで浮かぶ。
ちょっと雲が重たい感じ。(若干マイナス補正した方がよかった)
9時半 旧市街でビールを飲んでぶらぶらとホテルに帰る。 -
プラハ2日目
ユニタスホテル外観
警察署の裏にあり、前の通りには公私の警察車両がズラリ。 -
ホテル近くのデパート1階にあるタバコ屋さんで地下鉄、トラム、バスに共通の1日乗車券を購入。 1人110kc ≒ 500円。
今日は地下鉄、バス、トラムを何回も利用し動くので断然お得なチケット。
プラハ市内ではタクシーでのトラブルが多いと聞く。 -
Mustek駅から地下鉄B線でAndel駅へ3駅。
明朝チェスキークルムロフに移動するため今日はまず朝からバス乗り場を下見確認しておく。 -
ホームに入る前に自動改札機で刻印を忘れずに。
-
Andel駅ホーム地下通路から階段を上がったら・・・あった!
Student AgencyチェスキーK行き乗場。
これで明日は迷って慌てることもなくバスに乗れるでしょう。
再び街歩きに出発。今日も快晴、長い1日になりそう。 -
旧市街に戻り旧市庁舎の天文時計へ。
毎正時に動き出す「12人の使徒」を見ようと多くの観光客が詰めかけていた。 -
トラムに乗ったり、バスに乗ったり市内を巡る。
バスを乗り間違えてもどうということはない。
ぶらぶら乗り換え乗り換え巡る。
地図、路線図を見ながら気まま散策を楽しむ。 -
午後天気が急変、土砂降りの雨になった。寒い。
オープンカフェでは野外暖房機をつけている。
昼食もまだだったし、雨宿りを兼ね入った旧市街広場に面したレストラン。
STAROMESTSKA;スタロムニエストスカ -
店内の様子。
雨のため屋外のテーブル席が使えず店内は混んでいる。
通路脇の席だったが、奥と手前側は広いテーブル席。
ウェイトレスさんは大変感じの良い対応で、気持ちがよかった。 -
仔牛のカツレツと野菜のクリーム和え。
ビールはPilsner Urguell
〜この後 午後の市内散策は買い物中心のため割愛〜 -
夕方といっても8時過ぎ、再びカレル橋へ。
橋際の塔に登ってみた。150kc(2人)
昨日とは打って変わって人がまばら。 -
ライトアップされたプラハ城。
〜カレル橋より〜
(三脚をホテルに置いてきてしまったため、固定に苦労。若干のブレはご愛嬌) -
カレル橋とプラハ城。
10時過ぎても観光客が行き交う。
明日はチェスキーKへ向かう。 ***この後はPart2へ***
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
66