北欧の旅2012 ＜その2　ストックホルム＞

2012/07/08 - 2012/07/10

フロントの無いホテルに宿泊しCity Bikeで街を歩いた。Gamla StanのVapianoで食べたミートボールとFaschingで聴いたDave Hollandのジャズは共に絶品であった。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 自転車 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

【Jul.8.2012】
ヘルシンキのホテルをチェックアウトして市バスターミナルから空港へ。6.2ユーロ。
ストックホルムまでは Norwegian 航空で50分のフライト。明後日はこれを17時間かけて戻ることになる。

空港からバスに乗ろうとするとチケットを買ってくれと言われる。インフォメーションまで戻る。混んでいて順番待ちのスリップを取る。銀行かここは！　たかがバスのチケットを買うのに15分もかかった。改善求む！　ストックホルムの第一印象はバツ。

さて、Omenaホテル。ネット予約のみ、フロントの無いホテル。
着いていきなり玄関で戸惑う。誰もいないし、ドアが開かない。暫く考えて、うん、これは予約時にもらったDoor Code(78029)がいるのだな！キーパッドに入力すると、カチッと音がしてドアが開く。ほっ。
今日メールで指定された部屋(230)に行く。カギは持っていない。同じくDoor Codeをキーパッドから入力する。これもカチッと音がしてドアが開く。ほっ。まるでロールプレイングゲームをやっている気分。

腹が減っている。本日の食事は Gamla Stan の Movitz に決めている。まず、地下鉄の駅を探すのに戸惑い、地下鉄では切符の買い方、ホームに迷い、間違えながらやっとたどり着く。

ガイドブックではシーフードの盛合せを勧めているがメニューに見当たらず、ミートボールを注文。これが絶品であった。ミートボールに木苺(?)のジャムをつけて食べる。美味い！何と言ってもミートボールにかかっているデミグラソースが素晴らしい。ビールとグラスワインで\3,500。

帰りの地下鉄は切符発行から1時間以内なのでタダ。7-Elevenで酒とつまみ。と言っても、やはり強い酒は無く、ビールしかない。
今日はイロイロ冒険・探検したのでこれにて終了。

【Jul.9.2012】
朝食はDoor Code でなく部屋番号でOK。そりゃそうだな。

天気は申し分ない。まず歩くことにして、Gamula Stan。王宮。

国会議事堂。他、大聖堂、ノーベル博物館、大広場など一通り。

インフォメーションセンターに寄る。ここでバイクカード購入。165SEK(約2,300円)。これで市内約100か所においてある自転車が３日間乗り捨て自由となる。因みに300SEK(約4,200円)でワンシーズン。

City Bike は購入したカードをかざすと、持ち出しOKの自転車の番号が表示され、ロックが外される。三段ギア、丈夫な作り。

行き先の検討は中心部の地図からストックホルム全体の地図に拡がる。

ユールゴーデン島(Djurgarden)に行く。北方民族博物館。
この他、スカンセン、ヴァーサ号博物館など回るが外から見るだけ。理由の一つに自転車をロックするツールを持っていない。

ストックホルムの街は少し走ると博物館に出くわす。武器博物館。
この他、歴史博物館、音楽博物館などを通過。昼を回ったのでそろそろ帰ろう。多少迷子になりながらホテルに戻る。

シャワーにビール。そして昼寝。今夜こそジャズに備える。
今回初めて昼寝が出来た。これが出来ずに夜の部を逸していた。

ホテルの近くの Fasching で、DAVE HOLLANDのカルテット。
これは良かった！Holland の重いベースを正にベースにしてピアノ、ギター、ドラムが伸びやかに演奏している。本当に良かった。チャージ約4,200円、ワイン一本4,200円。

店は満員。ここの客は殆んど体を揺らす事は無いが熱心に聴いている。合間にイェーも入り、聴衆のマナー意識も高い。

午後８時からのワンステージ。10時頃外に出るとまだ明るい。

【Jul.10.2012】
朝食の受付嬢。可愛いね！と言ったら写真を撮らせてくれた。
今日は船に乗る夕方までは消化試合のような日になる。City Bike は３日間有効なので午前はこれにて。午後はチェックアウトしてから船に乗るまでの時間潰しでウプサラまでの予定。

City Bike はカードをかざしたら拒否。自転車を戻していないと。なんかガチャガチャやったのは憶えているけど。まだインフォメーションも開いてないし、あきらめて歩く。市庁舎まではさほどかからない。スェーデンを代表する景色の写真を撮れた。自転車を留めるツールを持たない自分にはかえって良かったかも。

部屋に帰って時間つぶし。チェックアウト時間ギリギリに出て、Uppsala へ向う。コインロッカーで荷物を預けようとして上手く出来ず、危うく鍵なしでバッグを放置する処だった。

約40分で Uppsala 。ここでどうしても荷物を預け、トイレにも行く必要があり、店で少し買い物をして小銭を貯める。こんなのがとっても不自由に感じる。
コインロッカーの使用方がやっと判った。荷物を入れてハンドルを３秒間締める。料金を入れると解除ナンバーがプリントアウトされる。便利なようでややこしい。
ところで、この列車「ドラゴンタトゥーの女」で見たような気がする。

失礼ながらここは時間つぶし。大聖堂も、はぁ、そうですかの失礼な見方。滞在1時間で帰りの列車に乗る。

北欧の旅2012 ＜その3　タリン＞に続く。

この旅行記へのコメント （2）

• mi-yanさん 2013/04/07 16:32:38

  コインロッカー及び無人ホテルの件で質問いたします

  edさま
  
  はじめまして。
  ストックホルムのコインロッカー事情を検索しておりましたところ、
  こちらの旅行記にたどり着きました。
  6月に初めてストックホルムに行きます。
  また宿泊はｅｄさんと同じくオメナホテルです。
  オメナはヘルシンキで一度泊まったことがあるのですが、
  ストックはもちろん今回が初めてで、ちょっと不安です。
  ｅｄさんは予約時のコードで入室できたようですね。
  私は予約時のコードで前回入室できずホテルにある直通電話で新しいコードをもらい、入室しました。かなりあせった記憶があります。
  予約時のコードと当日のメールで届くコードと一体どちらが正しいのでしょう？
  
  それとコインロッカーですが、私もオメナチェックアウト後に大きな荷物を預ける予定でいます。
  どうも、現代チックな？！コインロッカーなんですよね？
  まず空いてるロッカーに荷物をいれ、3秒ほどレバーをひき、
  真ん中のタッチパネルで入金、レシートのような紙に解除番号が書いてある・・・のような感じでしょうか？
  よろしければ詳しく教えていただけたらと思います。
  
  突然のメールですみません。
  
  mi-yan
  

  edさん からの返信 2013/04/07 19:10:59

  RE: コインロッカー及び無人ホテルの件で質問いたします

  mi-yanさま
  
  フロントの無いホテルに泊まるのはスリルがありますよネ。
  ドアが開いたときのホッとした気分も旅の醍醐味かと...。
  
  > 予約時のコードと当日のメールで届くコードと一体どちらが正しいのでしょう？
  たぶん、当日のコードが有効な気がします。
  
  すでに旅行から１年を過ぎ、コインロッカーの記憶はほとんど有りません。
  というか、最後まであのコインロッカーとはお友達になれなかった。
  小銭がないと相手にしてもらえないのだという記憶はあります。
  満足のいく回答でなくすみません。
  
  mi-yanさんの旅が素敵なものになりますよう。
  
  ed