2012冬　米国出張AZ州（2）Pima Air & Space Museum編

2012/01/29 - 2012/03/18

仕事で1ヵ月半の海外出張となりました。昨年末に来た仕事の続きと言ったところです。
最初の2週間はカリフォルニア州、次にアリゾナ州に1週間、さらにオハイオ州で1週間、再びカリフォルニア州に戻って3週間、計7週間の滞在です。
これほど長期間海外で生活するのは初めてです。

色々な場所に行き、色々な人に出会い、色々な食事をして…
とにかく様々な経験をすることができました。
滞在中は一緒に同行して頂いた商社の方、エンジニアの方には大変お世話になりました。


この旅行記は…
ツーソンTucsonにあるPima Air & Space Museumという博物館を訪れました。名前にある通り、航空宇宙博物館ですが、見どころは航空機などの実機がそのまま展示されており、間近で見ることができることです。またその展示物の多さにも驚かされます。
車だと、フェニックスからI10で南東に2時間弱ほど掛かります。ちょっと距離はありますが、訪れる価値あります！

また、ここを訪れたらぜひAMARG Tourにも参加して下さい。写真が多くなってしまうので、次の旅行記にまとめます。


2月12日：ロサンゼルスLAX→フェニックスPHX
2月13日：仕事
2月14日：仕事、フェニックスダウンタウン観光
2月15日：仕事、Pima Air & Space Museum観光
2月16日：仕事、スコッツデール観光
2月17日：仕事、セドナSedona観光
2月18日：仕事
2月19日：OFF
2月20日：フェニックスPHX→デンバーDEN経由→デイトンDAY

エリア ツーソン(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: レンタカー

仕事を早々に切り上げて、今日の目的地ツーソンTucsonに向かいます。と言ってもまだ8時過ぎです。

I10を南東にひた走ります。どこまでも道が続いています。

周囲には何もありません。平原が広がっています。

今日は雲一つなく、日差しが強くて眩しい〜。

遠くにゴツゴツした山が見えてきました。

道の向こうに並走する列車。長ーーーーーい貨物列車でした。

先程の山が近づいてきました。思った以上に高い山ですが、木は育っていないようです。

そのかわり、サボテンがニョキニョキたくさん生えていました。背が高い！

しばらく走っていると遠くに飛行機がたくさん見えました。どうやら引退した民間機が保管されているようです。地図で確認したところ、Pinal Airparkというところのようです。

I10を走ること2時間弱。EXIT267を降ります。
ドライバーさんの趣味もあって、フリーウェイを演歌を聞きながら走りました（笑）。

博物館への案内表示に従って進みましょう。

フリーウェイを降りてすぐにエントランスがありました。

ようやく今日の目的地、Pima Air & Space Museumに到着です。

博物館の他、レストランやツアー、お土産屋もあります。

早速中に入ってみましょう。大きなサボテンが出迎えています。

入場料は大人$15.5ですが、同行した方がAAAを持っていたので$12.75でした。
オススメのAMARG Tourは$7ですが、月〜金曜のみなので参加される方は注意して下さい。

まずはライト兄弟のライトフライヤーから。

Starr Bumble Bee

世界で最も小さい航空機だそうです。

ノーズレドームがペイントされて、こんなアートになってしまいました。

軍用機の部品がこんな使われ方されるとは驚きです。

Lockheed T-33A Shooting Star

McDonnell Douglas F-4E Phantom ?

Bell UH-1C

Grumman F-14A Tomcat

可変翼が特徴です。かっこいい。

Bell AH-1S Cobra

日本のキャップ、刀、旗がありました。第2次世界大戦時のものとのことです。

Sikorsky SH-3 Sea Kingというヘリコプターのソナー。

Lockheed SR-71A Blackbird

好きな機体の一つです。

SR-71Aのノーズ部分です。これは珍しい展示。

ノーズ断面の様子。複雑に入り組んでます。

パイロットは宇宙服のようなスーツを着る必要があります。

上から見るとこんな形をしていますが…。

真正面から見るとこんな形になっています。奇抜な設計です。

タイヤまで展示されていました。B.F.Goodrich製です。

Lockheed GTD-21B

Columbia XJL-1

今まで見たことがない形。

訪問者が画鋲を刺しています。日本にも2つほど刺してありました。

McDonnell Douglas F-15A Eagle

F-15Aを真横から。なんとオハイオ州の空軍博物館からローンしていると書いてありました。

McDonnell Douglas F-4C Phantom ?

次のハンガーに進みます。

Consolidated B-24J Liberator

Douglas C-47 Skytrain

Hawker MK.? Hurricane

Curtiss C-46D Commando

Boeing B-29 Superfortress

North American P-51D Mustang

NAKAJIMA Ki-43-?b Hayabusa

日本の戦闘機もありました。

ハンガーから外に出て、今度は屋外の展示物を見ていきます。

Boeing YC-14

見ての通りの大きさです。エンジンが取り外されています。

大小様々な機体がそのまま置かれています。

機体やエンジンの一部が置いてあります。その後はどこへ持っていくのでしょう？

向こうにもまだたくさん並んでいるようなので、行ってみましょう。

Lockheed C-141B Starlifter

屋外はとにかく広いので、トラムに乗って回ることもできます。

機体に鷹のペイントが。

目が回るようなデザイン。

こちらも全体にアート。

Lockheed C-130D Hercules

Douglas C-124 Globemaster

鼻が特徴的ですが、その下がガバっと開く輸送機です。

Boeing C-97G Stratofreighter

Lockheed EC-121T Constellation

Boeing EC-135J Stratotanker

Grumman E-1B Tracer

Aero Spacelines 377-SG Super Guppy

Fairey AEW3 Gannet

Boeing NB-52A Stratofortress

Boeing B-52D Stratofortress

機体の上側は塗装が剥げてる。黒いと日差しで焼けちゃうからかな。

砂漠地帯だから雨もほとんど降らず外にそのまま置いておけるのでしょう。

それにしてもスケールがすごい！

ここは宇宙関係のギャラリーです。

過去の宇宙船実験機の模型。

スペースシャトルのタイヤ。B.F.Goodrich製です。

日本の宇宙開発についても展示がありました。

Mars Polar Lander

アポロのカプセル。

アポロ時代の宇宙服のようです。

British Aerospace AV-8C Harrier

こちらはメモリアルミュージアム。

せまい建物に大きな機体。

壁にはパネルと写真がいっぱい飾られていました。

上空を並走する航空機。基地がすぐ近くにあるということもあり、頻繁に飛び交っていました。

夕食はツーソンにあるレストラン「chili's」で食べました。

http://www.chilis.com/EN/Pages/home.aspx

今日は飛行機三昧の一日になりました（笑）。オハイオ州にある空軍博物館もかなり大きな博物館でしたが、こちらも引けを取らない規模です。スケールの大きさに興奮した一日となりました。

AMARG Tour編は次の旅行記で。