2012/06/09 - 2012/06/09
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おっちゃんさん
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学生時代に読んだ金子光晴「どくろ杯」の一節が
頭の片隅に消えずに残っていた。
「上海は、漆喰と煉瓦と赤甍の屋根でできた、(中略)
雑多な風俗の混淆や、世界の屑、
ながれものの落ちてあつまるところとしての
やくざな魅力で衆目を寄せ、
干いた赤いかさぶたのようにそれはつづいていた」
そんな光晴流、悪の上海案内に従い、
いつかこの街を歩いてみたいと思い続けてきた。
洪水騒ぎで揺れたバンコクから無事に戻ると、
我々は次の旅の計画を練った。
ターゲットはアジア。
「早い、安い、うまい」と三拍子そろっている。
相方に「上海はどう?」と提案すると、意外とすんなり話はまとまった。
きっとなにもかも変わってしまっているだろう。
数年で地図が使い物にならないほど
街は変貌を続けているというのだから。
だからせめて宿くらいはと、
クラシカルでエレガントな錦江飯店にした。
それが自由旅行者の特典である。
途中、蘇州への遊行を交えた、3泊4日の旅。
はたして、魔都上海の幻影に、出会えるのだろうか。
季節は6月、上海蟹には早すぎる。
それだけが残念だ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
羽田国際空港に早く着き、しばし散策。
オープン当初、話題となったお店をひやかしながら、出発の時間を待つことに。 -
復活なったJALに拍手。
-
なんといっても、JALの機内食はおいしい。
-
焼き鯖の炊き込みご飯は◎
-
羽田⇒上海虹橋(9:35⇒11:30)
わずか3時間5分で上海へ。
上海虹橋国際空港で、キャッシング。
そのほうが、両替に較べて安くすむことが判明。(ただし、帰国後すぐに入金することが絶対条件)
荷物が少ないので、地下鉄10号線に乗り、錦江飯店へ向かうことにした。
空港から地下鉄の駅までは屋外の通路をけっこう歩く。しかも、通路はかなりガタガタ。
キャリーバッグのキャスターには、ご注意を。 -
錦江飯店・北楼
この一帯は錦江飯店の建物が何棟も建ち並んでいて、とてもわかりにくい。
バウチャーを確かめてもどの棟かさえも明記されていないので、
とりあえず目立つここに飛び込むことにした。
北楼は写真でもよく見かける錦江飯店のシンボル的な建物。
一見趣があるが、ロビーは暗く狭く、少しがっかり。
だが、フロントに名前を告げると、
向かいの楠南楼に行けと、慇懃無礼に追い返された。 -
楠南楼
-
客室
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シャワーブース
独立したシャワーブースはうれしい。 -
浴室
アメニティーグッズは、並。 -
上海駅(火車站)
ホテルに荷物だけ置き、地下鉄二号線に乗り、上海火車站へ。
明日(6/10)蘇州に行くことにしていたので、チケットを事前に購入しておくことにした。
上海近郊に火車(列車)で旅を予定しているなら、事前購入がお薦め。
写真は南広場から撮ったものだが、正面の駅舎には切符の販売所はない。
写真右手に行くと「聨合讐票大楼」というチケットセンターがあるのでそちらで購入を。
我々は事前に行き先と時間を書いた紙を用意しておいた。
英語も通じないし、駅員はなにを言っているかわからない客をどんどん後回しにするので、
用意するに越したことはない。
駅舎の壁をよく見ると、時刻表が貼ってあり、
表の行頭には4桁の便名が各列車に付けられているので、それも明記のこと。
往復買っておくほうがなにかと便利。
<記入例>
○月○日 便名○○上海●●:●●⇒蘇州○○:○○ -
佳家湯包 (黄河路店)
上海火車站から二号線で人民広場站へ。
8番出口を出て、地上へ出ると、南京西路を左、中国銀行を右折し、2、3分で、
蒸し小籠包で有名な佳家湯包が見えてくる。
午後2時を回っていたこともあり、メニューの残りはあと僅か。
一番スタンダードな「純鮮肉湯包」13元を注文した。
レンゲの上に載せ、中のスープがこぼれないようにすすりこんでから、
おもむろに口に運ぶ。確かに美味い。
新亜飯店 芝大門店の小籠包がこれまで最高だと信じて疑わなかったが、
こちらに軍配が上がりそうだ。
さっぱりとした餡とスープがあとを引き、いくらでも食べられそうな気がする。
相方が、焼き小籠包も食べたいということで、斜め向かいの小楊生煎館へ。 -
小楊生煎館の焼き小籠包
とにかく熱い。
スープだけをすすろうとしても、皮が厚くて、齧りつくしかない。
端っこをほんの少し齧るだけで、スープが飛び散り、服を汚してしまう。
ある意味、最悪な食べ物である。
それでも美味しければ、我慢もできるが、
それほどでもない。スープが脂っこく、佳家湯包 のあとではかなりつらい。
興味のある方は、汚れてもよい服で、お出かけください。 -
南京西路
外灘に向かいつつ散策。 -
外灘の裏道
細い路地の向こうに、上海の下町の暮らしが垣間見える。 -
外灘の建物
死にかけているが、完全には死んでいない。 -
租界時代の物音が聴こえてきそうだ。
-
外灘(旧共同租界エリア)
黄浦江に沿って、石造りの洋館が建ち、
河には屋根を掛けた小さな渡し船や、黒い煙を吐いて貨物船が往来する、
そんな一瞬を捉えた写真を見たことがある。
いまから80年以上も昔に、外灘を撮影したその写真は、静かに、しかし激しく、
西洋と東洋がぶつかり合う様を切り取っていた。 -
黄浦江の遊歩道
堤防の上に造られた広々とした遊歩道を歩いてみた。
黄浦江を貨物船が上ってゆく。 -
黄浦江対岸の浦東エリア
空気を鷲づかみにしたら、水が絞れどうなほどの湿気。
対岸にある、浦東の魔天楼もどんより霞んで見える。 -
外灘から南京西路へ。
カフェで一服。
マンゴーアイスとスイカジュース。
なかなか美味しかった。 -
全聚徳
全聚徳が入っている浦東の紫金山大酒家へ。
結婚披露宴が入っているせいで、中はすでに満席。
15分ほど待って、店内に通された。 -
北京ダックはハーフサイズで注文。
席のそばで切り分けてくれる。 -
北京ダックはもちろん美味だが、
僕は北京ダックより、
カオヤーピン(餅皮)のほうが好きだということにこの日気づいた。 -
砂肝とセロリの炒め物
なかなか美味。 -
炒飯
我々はつい頼みすぎてしまうので、
ボリュームに注意しながら注文したつもりだが、
これで完全に満腹。 -
浦東のオフィス街を散策
-
東方明珠搭
キャラが立っていて、個性的。
ライトアップされるとかなりきれいです。 -
植栽の龍
中国で龍は縁起物ですからね。 -
浦東側からの外灘の眺め
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