生きた化石カブトガニの味は如何に？（世界の珍味シリーズ：タイ）

2011/06/01 - 2011/07/01

今回の珍味ミッション


タイで食べるという生きた化石カブトガニに挑戦したいと思う。
日本では天然記念物となっており、食べることは叶わない。
果たしてその味は如何に？




ブログ）地球のらくがき　http://ameblo.jp/tyblo/

エリア サメット島(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

タイで生きた化石を食べられと聞いたので
バンコクより３時間ほどバスに揺られてサメット島へやってきました。


おっこの変なエビはいったい？？
せんべいみたいなエビでしたが、今回のターゲットではないようです。

あった！！間違いない！！！


これが生きた化石といわれるカブトガニだ。
（タイ語でカブトガニはメーンダーターレー）

お〜なんて硬い甲羅なんだろう。

んん？裏返してみたら、肉がないけど・・・

大きさわかるかな？


カブトガニマスクです（笑


タイではマーケットでも売られるほど一般的な食品のようです。
日本では天然記念物にも指定されて保護の対象なのに、国によってその扱いも全然違いますね（笑

早速、今晩のご飯に食べてみましょう。

写真はカブトガニのサラダ
丸い粒のようなのが、カブトガニの卵です。


えっ？？身はないの？？
店員→　はい。ありません。


摩訶不思議でしょうが、今から５億年も前から生存していたといわれるカブトガニですよ。長生きするには身体に無駄な肉なんかいらないのです。だから食べるのは、産卵期のメスのカブトガニ。

さ〜て食べるぞ〜。思い切って口の中に卵を放り込みました。

おえ〜（涙

卵は筋子サイズ。
これに火を入れてパパイヤ、パクチーと合えたサラダを食べたんだけど卵のグニュップチッとした歯ざわりが気持ち悪い。味も大して美味しくなかったです。
まあ、筋子も茹でたらおいしくないでしょ。それと一緒ですね。

折角なので、全部食べてみた。
もしかしたら、最後に肉が出てくるかな？なんて淡い期待もありましたがやっぱりなかった。まあ、貴重な体験と思って割り切ろうと思います。


ここのカブトガニは絶滅の危険性は報告されていないそうなので、もしタイに来る機会があれば挑戦してみてはいかがでしょうか。