突撃！エルツ城！　～またあなたに逢いたくて～

2012/05/27 - 2012/05/27

日本じゃあまり有名じゃないみたいだけど、ドイツ屈指の名城エルツ城。

実は4年前、初めてヨーロッパに来たときに一度見に来たのですが、また逢いたくて訪れました。

ひと言で訪れる、と言っても付近に公共交通はないので、駅から山中を1時間近く歩かねばなりません。

でも、城好きには歩く価値のある名城です！！
私が世界で2番目に好きなお城です！（イチバンはスピシュ城）

エリア コッヘム(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

コーヘムから約15分、エルツ城の最寄駅、モーゼルケルン到着。

「最寄り」といっても遠いですけど・・・

無人の駅舎です。

このとき16：45。
陽が長ーいですから、まだまだイケます。

なんせ日没は21：30頃。

駅前にこんな案内板が！

4年前にはなかったぞ。
おかげでしばらくさまようことになったんやから・・・

駅を出たらまず右へ。

明らかに案内板は増えとる。

道すがら、民家の壁に気温計が。

ただいま28℃。
・・・まだ5月やぞ。ドイツの山奥やぞ。

でもすごく乾燥してます。
暑いんだけど手がガサガサ。

ここで線路をくぐって、町から山の方へ入っていきます。

このあたり、ペンションが点在してます。

だんだん山らしくなってきます。

写真撮り忘れましたが・・・
ここの手前に大きなホテルがあって、この標識から向こうは車侵入禁止。

ここからいよいよトレイルロード。


ちなみに、4年前は全く違う道をさまよっていたとき、親切な通りすがりのオバチャンにここまで車で送ってもらいました。
あのときは本当にありがとうございました。

舗装がなくなり、山歩きスタート。

マイナスイオン出まくり、な沢。

空気がウマイ。

どんどん行きますよー。

山道と言っても、「山登り」ではありません。

細かいアップダウンの繰り返し。

もののけ姫の世界のようです。

もののけ姫の世界その2。

木漏れ日に緑が映えます。

もののけ姫の世界その3

苔も長くフサフサしてて芝生みたいなかんじ。

この案内板、記憶にありますが、やはりボロくなってる。

ちなみにこれは4年前の写真。

同じ案内板です。

山に入ってしまえば、ほぼ一本道なので迷うことはないのですが、こういうマークが導いてくれます。

こんな金網も4年前はなかったような・・・

崖から落っこちたやつがおったんやろか。

ふたつめのこの案内板を過ぎると・・・

木々の間から御姿が！

ひさしぶりー！
また来たよー！

最後に来てこの階段が結構キツイ・・・

4年間のゴブサタでした。
ふたたびやってきましたエルツ城！

森の中にひっそりたたずむエルツ城。

手前に置いてあるのは私の相棒。

青空〜。


4年前も晴れだったんですが、先代のカメラより性能が上がってるぶん、キレイに撮れてます。

ちなみにこれが4年前。

手前に同じカバンがちょっと写ってます。

対面にある坂からのショット。

この尖塔を束ねたようなフォルムが好きなんです。

一度も落とされたことがない城・・・なんて解説を読んだことがありますが、その前にこんな山奥に攻めてくるやつ、おるのんか？

何度もシャッターを切ってしまいますねー。

もっと上まで登れるんですが、シンドイのでここらへんでやめときます。

中へ。

内部の見学はもう終わってます。
17：30まで。

こちらも閉店してましたが、小さなレストラン（カフェ？）もあります。

売店は18：00でも開いてました。

中庭までは入れますので行ってみます。

中にチャペルが。

中はこんな感じ。

夏空を見上げて。

まだ5月やけど。

テラスから。

西陽を浴びるテラス。

城から800mの所に駐車場があって、この車がピストン輸送してます。

やっぱりというか何というか、モーゼルケルンから歩いてくる人は少数派。
日本以上に車社会ですからねえ。

最終便は城18：20発。

タダじゃありません。
片道1.5ユーロ。


800mくらい歩けよ、とは思いますが、駐車場は結構キツイ坂の上。
登りは乗る人多数。

白壁と青空のコントラストが美しい・・・

19：00。
列車が毎時10分発なんで、20：10の列車をめざして帰ります。

また逢えて嬉しかったよ、エルツ城。

さらば！

同じ道をたどって、駅に戻ってきました。

19：50です。
一応案内板には「ここから90分」と書いてありますが、1時間弱で行けます。

私は早足なので一概には言えませんが、「のーんびり歩けば90分」と考えていいのではないでしょうか。

さびれた無人駅とは思えない駅舎のトビラ。

2番線がコブレンツ行き
4番線がトリアー、コーヘム方面行き。

1番線と3番線はいずこへ？


思えば、4年前はここからフランクフルトまで帰らなければならなかったので、乗り継ぎがうまくいかずに2時間以上かかった記憶があります。

今回はコーヘムまで15分なのでラクチンでした。

おまけ。

その日の晩、3連休の中日ということで夜も大賑わい。
この船から楽しげなカラオケの歌声が大音量で聞こえてきます。

11：00すぎまでドンチャン騒ぎ。


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