2012/06/25 - 2012/06/25
432位(同エリア554件中)
はまさん
先人の苦労を偲んで、中山峠を歩く
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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昔の人たちの苦労を体験したいと思い、登った中山峠。
【はじめに 中山峠を歩こうとお考えの方にアドバイス】
中山峠は道が崖側に傾いていることにくわえ、落ち葉で滑りやすくなっていました。登山靴必須。観光気分でいける道ではないと思いました。
私は山古志側から登りました。
中山峠の頂上まではスムーズに行けましたが、そこから先は分かれ道がいくつもあるのにもかかわらず案内標識が全くありませんでした。
山に慣れていない方は、広神側に降りることはせずに、来た道を帰ることをオススメします。
きっと地図やコンパスを使いこなせる人でないと、山の中で遭難するのではないかと思います。山登り素人の私は今回遭難しそうになりました(^^;
中山隧道の駐車場にある”立派”な看板には、中山峠と通ってトンネルの反対側(広神側)に渡るコースが説明されています。
この看板の立派さに「行けば、案内板もきっとあるだろう」と私は錯覚してしまい、事前に地図で確認しただけで上ってしまい、偉い目にあいました。
3時間で帰ってくる予定が6時間かかりました(^^;
6時間で済んだのも、たまたま通りがかった親切な走り屋バイクメンに助けてもらったお陰です。トンネルのある国道291号まで後ろに乗っけてもらいました。ありがとう!バイクメン -
これは、中山隧道の駐車場にある看板。
これをみると、中山峠の頂上まで行けばすぐ水沢集落に降りられるような感じです。楽勝だな!と思ったところが、痛い目にあいました。
中山峠の頂上までは30分ほどで行けました。 -
中山峠は頂上までほとんど、上り坂。
これは入り口から最初の坂。あまり人の通りが無いようで、花がさきまくり。
また入り口に「山菜とるな、立ち入り禁止」の看板が。
山菜を取る予定はないけど、なんだか入っちゃいけないような感じがした。 -
道が崖側に傾いているところが多いように感じました。
整備しないと、自然とこうなるんでしょうね。 -
6月下旬はこんな感じで落ち葉だらけ。
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雨上がりだと、滑ってあぶないかも。
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眺望はよかった!
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木漏れ日の中を歩いていきます
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頂上のふもとにある祠です。
峠を歩く人たちの安全を願って立てられたのでしょう。
私もお参りしました。
この祠の上に頂上があります。
この「中山峠」の看板を最後に、案内標識が全くなくなりました。
このあと3,4時間ほど迷いました。 -
引きかえせばいいもの....先に進んでしまって迷子に。
途中で立派な農業用道路のような道に出ました。
「舗道を行けば、きっと案内標識があるだろう」
ところが、いけどもいけどもない。
やっと見つけた看板は
「泉沢方面こっち」
「堀之内インターこっち」
の看板。
「泉沢って、どこだよ〜!」
途中で嫌になって道に寝転びました。 -
迷子の途中にとった写真
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迷子の途中にとった写真。イイヅカのみなさんが、草刈をしていました。
道を尋ねたところ「あまりここに来ないから、よくわからない」
とのこと。残念! -
眺めは最高でした!迷子の途中だけど
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迷子の途中に猫現る。
おー、もしかして迷子の俺を導くために、神様が遣わして下さったのか!!!
「よーしよしよし」
と声をかけたら逃げられました。 -
迷子の途中に、こんな記念碑も見つけました。このあたりは牧場が盛んなんですね。
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迷子の途中に撮った、林道の終点標識。
あとで、どこを通ったのか調べようっと。 -
このあと、バイクメンに遭遇。
迷子の私に同情してくれたのか、291号の中山トンネル(広神側)まで乗っけてもらいました。
もしバイクメンに助けてもらえなかったら、遭難していたかもしれません。 -
手掘りの隧道への入り口。
広神側の入り口は、中山トンネルの上にあります。
中山トンネルを正面にみて、右側に上り口がありました。 -
中山トンネル入り口の右側にある、手掘りトンネルの入り口を示す案内板。
看板小さすぎだし、地上ゼロメートルの位置。
ちょー見にくい!
あまり観光客には来てほしくないのかも。
確かに人が来ると、痛むからなぁ。トンネルの保守大変。 -
やっとこさで、手掘りの中山隧道 広神側の入り口に到着。
通った印象ですが、長野県にある善光寺の「お戒壇巡り」ってありますよね。真っ暗闇の中を手探りで進むものですが、あの100倍肝が冷えました。
天井ライトが入り口と、あとは途中に2箇所あるのですが、このライトは明かりというより目印。
私は懐中電灯を持っていなかったので、「お戒壇巡り」状態で真っ暗な中を歩きました。15分くらいでしょうか。
「ここで物を落としたら、暗くて拾えないわ」
と荷物をヒシを抱えながら歩きました。 -
手掘りのトンネル 広神側にある案内板
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手掘りのトンネル 広神側の入り口 右に見えるのが天井灯のスイッチ
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ちょっと入るともう湿気がすごい。
途中に
「ここから大量出水しました」
の看板が。
重機もない時代に、どうやって対処したんだろうか。
昔の人はすごい。 -
手掘りのトンネル 山古志側に到着。こっちはトイレも近代的で立派に整備されてる。
無事帰れてよかった。 -
自宅に戻って地図で、どの道をどう間違ったかチェックしました。
赤が私が通った道で青が中山トンネルの広神側に抜ける道です。
上で書きました立派な農業用道路というのは、「小出郷広域農道」のことらしい。
私はこの「小出郷広域農道」を3,4時間行ったりきたりしていたようです。地図上では上の方へ行くと道路が切れていますが、実際は352号線まで続く道路。
この小出郷広域農道から青の道路に入るところって、上で紹介した林道田沢線のことではないかと推測。まだ確信はありません。
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