2012/06/10 - 2012/06/10
59位(同エリア178件中)
あしもむさん
ウクライナ独立以来最大のイベント、欧州サッカー選手権開幕が近づく中、まとまった休みがとれることになったので、これまで行ったことのないカルパチア方面に出かけてみることにしました。カルパチアとは言っても今回は山登りなどはせず、近隣の有名な街を見て歩いたり、知り合いを訪ねたりするのがメインです。
この旅最終日の目的地はIvano-Frankivsk(イヴァーノ=フランキーウシク)。かつてはスタニラーヴィウとも呼ばれいたそうです。ここは特に見たいものがあって、というわけではなく、知り合いがいるのでちょっとでも会うチャンスができればいいな、ということで最後の目的地にしてみました。明るい雰囲気のいい街でした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Kolomyyaに宿泊し、今日はIvano-Frankivskへ行きます。Ivano-Frankivskで友人と会う約束は午後だったので、それまでにはたっぷり時間がありました。朝一で移動してもよかったのですが、Ivano-Frankivskでもあまりこれといった見所がないようだったので、KolomyyaでMuseum of Hutsul Fork Art(月曜日休館、10時〜18時)を見に行ってみることにしました。
ここも入場料は10UAH、写真撮影料は50UAH。写真撮影はどうするかここでも迷ったのですが、荷物を奥のクラークに置かせてもらうときに展示品がちらりと見えて、実に見事だったので、ここでも撮影料を払って写真を撮りながら見学することにしました。 -
さすがに一つ一つの展示品に、というわけにはいきませんでしたが、それぞれの部屋にどのようなものがあるか大まかな説明はウクライナ語と英語で併記してあったので概要はつかめました。
フツルとはウクライナの山岳民族で、Kolomyyaと同じIvano-Frankivsk州のKosivが中心都市となっているのだそうです。 -
荷車でしょうか。こんな大きいものにしても、手の込んだ彫刻が施されています。
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楽器コーナー。ぜひとも音色を聞いてみたいものです。
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銃のセクション。ピストルまで木彫りです。
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装飾品の一部だと思います。
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鞄コーナー。いろいろなデザインがあって面白かったです。
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見上げたら伝統まで木彫りでした。ステキ!
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次は陶器のエリアです。アイボリーの下地に緑や茶色で模様をつけるのがこの地方の特徴らしいです。
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素朴な陶器が並んでいました。
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ピーサンキの模様とは違って、技法のせいなのか、そこまで細密なものではなくアバウトな絵柄や模様が多いようにも感じました。これはこれで温かみがあって好きです。
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続きましては民族衣装や織物の展示。
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おっと、その前にタイルの展示もありました。
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装飾品が並べられていました。かわいい〜!
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これはずいぶん厚手の上着のようです。この地方の冬が厳しいことを感じさせます。
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いくつか民族衣装が並んでいましたが、地方ごとに微妙に違いがあるようです。素人目には何かが違うなあ、ぐらいにしかわからないのですが…。
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袖の部分でしょうか?実に多彩であることに驚かされます。
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なぜピアノがここにあったのかは不明…。
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婚礼衣装だったかと思います。
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タイのあたりの山岳民族の頭飾りとも通じるものがあるようです。
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Kolomyya地方には木造教会もいくつか残っているということでぜひ見に行きたかったのですが、今回は場所まで探り当てられず、写真でガマン…。
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ここから2階に上がります。人気がなくなって、何かおどろおどろしいものがあるのではないかと、怖がりなのでびくびくしながら進みました。
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階段を通行禁止にするために椅子が置いてあったのですが、その椅子にさえ素敵な彫刻が。
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教会のミニチュアもありました。
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機織り機がありました。ぜひ今度は織っているところが見たいです。
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2階の一部には、旧家の様子が再現されています。
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戸棚?の上に素朴な宗教画が並んでいます。
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立派なストーブもあります。
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左側につるされているのはゆりかごでしょうか?ちょっと紐の細さが不安な気もします。
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このクッションカバーに一目ぼれしてしまいました。お土産として売っていたら、ぜひとも買いたいところでした。
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さきほどの旧家の再現以外にも、このように実際使われているような形で展示品が並んでいるスペースもあります。
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棚の側面の木彫りも見事なものです。
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こんな椅子に座ってお茶を飲んだり仕事をしたりしてみたいです。
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次のフロアは宗教やこの地方の生活に関する絵のギャラリーになっていました。
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昨日のピーサンキ博物館やさきほどの旧家の再現でも見た、素朴な宗教画です。
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この宗教画はちょっとタッチが違いますが、素朴さも兼ね備えています。
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こちらはストーブを移築したものでしょうか。
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タイルの模様に目が行きます。
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このあたりの地方の生活をモチーフにした絵画の展示もありました。
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ウクライナ人の友だちが、「スラブ系と言ったら、金髪でもなく黒髪でもなく亜麻色が代表的な髪の色」と言うのを聞いたことがありますが、こんな感じなんでしょうか。
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2階の奥にはさらに部屋が再現されたスペース。
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許されるものなら座ってみたかった気持ちよさそうな椅子。クッションカバーもかわいいです。
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鮮やかな刺繍がここにもありました。いつか自分の手でこのレベルのものが作れるようになりたいです。
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ここにも大型ストーブ。
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先ほどとは違ったタイルが貼られています。
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この地方の産物や交易の様子がミニチュアつきで示されています。
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こういう展示方法、大好きです。
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ここまで1階から2階まで順路もはっきりしていました。3階も何かあるのかな?上がっていいのかな?と思っておそるおそる階段に足をかけると、係員のおばちゃまが飛んできて、「展示はここまでよ」と教えてくれました。
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鮮やかすぎない色遣いが魅力的だった階段ホールのステンドグラス。
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この方がこの博物館の創設に尽力なさった方でしょうか。荷物をピックアップし、受付の方にお礼を言って外に出ました。
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見ごたえのある博物館でした。説明をしっかりよむ根気があれば、もっと楽しめたのでしょうが、展示を見るだけでも十分楽しめる内容でした。
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Kolomyyaでは民芸品のギャラリーもよく見かけました。小さい規模の町にしては、多い方なのではないかと思います。
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ピーサンキ博物館にもお別れ。見に来られて本当に良かったです。
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バスを待つ人が鈴なりになっていて、どこかかわいらしかったバス停。バスが来ても一向に乗る気配のない人もいたので、ここにおしゃべりをしに来ている人も少なからずいたのかもしれません。
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ここに来るまでの道中も、郊外や街中を問わず、道路沿いお墓のようなものがあるのをよく見かけました。なぜこんなところにあるのでしょう?
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お腹が空いたので、通りかかったスタンドでシャウルマ(13UAH)を買い、がっつきました。温かいジャガイモなども入っていたりして、かなりボリュームがあり、おいしかったです。
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たまたま通りかかった裁判所のドア。天秤がデザインされています。
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さらにそのドアの上のガラスの上にも裁判所らしいデザインが。
…と、歩いてKolomyyaのバスターミナルを目指していると、「Ivano-Frankivskに行きたいのか?」と声をかけられました。オッチャンの話によると、ちょうどマルシュルートカに1人分だけ席があって、20UAHで行けるとのことなので、迷わず乗り込みました。マルシュルートカとは言ってもかなり小型のバンで、小柄だということで奥に押し込まれてしまったのでここからIvano-Frankivskまでの写真は撮れませんでした。かなり揺れたので、酔わないように半分寝ながら移動しました。 -
1時間ちょっとで到着。これが移動したバンです。
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Ivano-Frankivsk鉄道駅前。駅前がバスターミナルになっています。街の中を走るマルシュルートカなども発着しているので、どこか雑多な雰囲気です。
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駅前には観光案内版が!おおっ、この街はヤル気あります。
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駅を正面から見たところ。今回の旅のスタートとなったどこかの駅とはずいぶん違います^^;
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内部にも入ってみました。今夜ここからキエフへと出発するので、荷物預り所を探してみます。
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キエフ行きはリヴィウを経由する便が多いようです。
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荷物置き場を発見!したんですが、ちょうど昼休憩中…。13時から14時までは昼休憩でした。時刻はちょうど13時過ぎ。1時間近く待つ根性もないので、バックパックを背負ったままIvano-Frankivskをうろうろすることになりました。
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ちなみに、荷物置き場は駅の正面玄関から入るのではなく、駅の正面に向かって左側の入り口から入ったところにあります。
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何かの広告。ピーサンキをとにかくイチオシのKolomyyaからたどり着くと、ここまでタマゴかよ、と思ってしまいましたが、違うようです。
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これも戦争関連のモニュメントでしょうか。
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2色の塗り分けがなされていた建物。Bohdana-Lepkoho通り沿いにありました。
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駅からBohdana Lepkoho通りを直進し、Nezalezhnosti(独立)通りにつきあたりました。大型のナディアホテルと劇場が見えます。
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その前にはこの街の名前の由来ともなっている、イワン・フランコの像があります。
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こちらはイワン・フランコ記念劇場。
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Nezalezhnosti通りを西へと進みます。
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歩行者専用のにぎやかな通りにつながっています。
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このモニュメントの一部はブランコになっています。
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Maydan Vichevyまで出てきました。
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タマゴ噴水。噴水の下にも入って遊べるようになっています。
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この街には特に試合会場はないのですが、ユーロ2012のお土産売り場テントも出ていました。
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不思議なモニュメントがいくつかありました。
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全国展開中のリヴィウ・チョコはここにも店を出しているようでした。でもこの天気だと、暑くて溶けないか心配…。
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知り合いとは中心からちょっと離れたタラス・シェフチェンコ公園で待ち合わせです。
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ちょっと道を間違えそうになりましたが、雰囲気のいい、何かの記念館かホールを見つけました。
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建物に描いてあった絵。アバンギャルド?それともソ連的?
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道端で花を売っていました。
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ロンプラにのっていたHotel Dnister。年季入ってます。
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ここにも案内表示がありました。
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歯医者さんのようです。
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シェフチェンコ公園には子どもが遊べる場所が多いのか、親子連れがたくさん公園方面に歩いて行っていました。ある子は東洋人が珍しいのか、こちらを見たまま凍りついてしまっていました。
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公園の入り口まで来て、知り合いと再会!広い公園をぷらぷら歩き、アイスクリームを食べながらあれこれ話しました。
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公園の入り口付近にあった建物。
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タラス・シェフチェンコ公園の地図。広い広い公園のようです。
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季節柄、とにかく緑がきれいでした。
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なんと、ここのタラス・シェフチェンコ像はゴールデンシェフチェンコでした。今度は私が驚いて凍ってしまいました(笑)でも青いペンキがちょっと安っぽいかな…。
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緑豊かな公園で、小さい子どもがたくさんいました。
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たまたま通りかかった建物はDovbushという人の博物館でした。18世紀の「famous Ukrainian outlaw」で、この地方の民族的なヒーローなんだとか。うーん、わかったようなわからないような…。
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もう少し進むと付近の鳥瞰図がありました。
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こちらの建物は薬科大学とのこと。横から撮ったのでわかりにくいですが、とても立派な建物でした。
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バロック様式のCathedral of HoLy Resurrection。
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その目の前はRynok(市場)広場です。
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ここにも見所を集めた地図がありました。
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市庁舎。現在中は博物館になっています。
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こちらにもタマゴっぽいものが…。
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市庁舎の側面。
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観光案内所。日曜日だったからなのか、しっかり閉まっていました。
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今は美術館になっている、Church of the Blressed Virsin Mary。堂々としたたたずまいは、キエフのソフィア大聖堂も彷彿とさせます。
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入口の上部。
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Sheptytskoho広場。
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先ほどの教会を正面から。
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鉄製の大型モニュメントがここにもありました。
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Cathedral of the Holy Resurrectionの横側に出てきました。
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目元が(失礼ながら)安っぽい漫画のようになっていたので、近づいてみてちょっとがっかり…。遠くからの方が絵になりました。
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礼拝に訪れた方々でしょうか。ごったがえしています。
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教会の近くにあったプレート。
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ひとまわりして、再びRynok広場です。
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再び市庁舎前。小型のゴーカートのようなものに乗った子どもたちが暴走していて、けっこう危なかったです(笑)
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次は旧アルメニア教会を見に行きます。
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教会か何かをかたどったモニュメント。
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水色が目にまぶしい、旧アルメニア教会(現ウクライナカトリック教会)。
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教会上部。
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内部では熱心に祈っている方々が。知り合いは中に入ってもいいんだよ、と勧めてくれましたが、ジャマをしてしまうのも忍びなく、入口からのぞくにとどめておきました。
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裏側にはまったく違う色づかいの教会付属の建物がありました。
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その建物の上部。
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もう少し進むと、とても近代的な建物が見えてきましたが、その前にそびえていたのが…
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…Ivano-Frankivskの州庁舎。
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正面には大きい像が控えていました。こちらは向かって左手。
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こちらは右手。持っているのはウクライナの伝統的な楽器でしょうか。
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中心にオベリスク?モニュメント?もあったりして、堂々としています。
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建物上部にはウクライナの国章と国旗。
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圧倒されたところで、引き返します。旧アルメニア教会の裏側が見えました。
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Melnychuka通り沿いにあったこじゃれた建物。
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フィルハーモニー。
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アダム・ミツケヴィッチ像。
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アダム・ミツケヴィッチ像の前の公園。よく整備されていました。
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ここにもどなたかが…。
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この街の姉妹都市を示しているそうです。
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ここまでまわってきた町、すべてその町の名前と名所が入ったマグネットをゲットしてこられたのですが、この街のものだけはまだ手に入れてなかったので、だだをこねて知り合いに開いているお土産屋さんを探してもらいました。
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そして見つけたお土産屋さん。あっさりNezalezhnosti通り沿いにありました。そして、手縫いでビシバンカ(ウクライナの刺繍シャツ)を作るところも見せてもらえました。
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そして、ぷらぷら駅まで送ってもらいます。日本料理屋もありました。
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ソ連ぽい装飾もあれば…
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…なぜだか石造りの靴も?
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こちらはウクライナ国立銀行のIvano-Frankivsk支店だとのこと。
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これは裁判所だと言われたような気がします。
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そして戻ってきた駅。相変わらず黄色いマルシュルートカがたくさんいました。
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「Ivano-Frankivsk」の表示の下ではどなたかが私たちを見下ろしていました。
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待合室に入って、知り合いとあれこれ話したり人間観察をしたりしながら列車が来るまで時間をつぶしました。
木材を運ぶ列車もいました。 -
ちょうど夕暮れの時間になって雷雨になりました。こんな時間まで付き合ってくれた知り合いに本当に感謝です。Ivano-Frankivsk発キエフ行きの列車は20両編成で、乗る車両は19車両目。駅でも最後の最後にかなりの距離を歩き、知り合いにお礼を言って乗り込みました。
2等車両(クペ)利用で203.46UAH(2000円強)でした。 -
上記のように今回は2等車両(クペ)を利用したのですが、トラブルが多発…。上下あわせて4つのベッドで1つのコンパートメントになっているのですが、同じコンパートメントの男性2人が深夜までビールを飲んでいて、なかなか眠ることはできませんでした。出発するときにもう横になる態勢だった私に、「ちょっとここで話とかしてても大丈夫?」と聞かれたので、「別にいいよ」と言っていたのですが、まさかここまで長引くとは思っていなかったので辟易としました。
さらにそれが終わったかと思うと、今度は廊下で男性たちが大熱唱。ハモったりまでしていて、大迷惑でした。
やっとそれも終わり、眠れる…と思ったら、今度は夜中までビールを飲んでいた2人組の1人が、上のベッドから落下してきて、テーブルが写真のように…。しかも私の腰にものっかってきて、けっこうな衝撃を受けました。
夜も開けて降りる準備などを始めたときに、「ごめんね〜」とのことでお茶をごちそうしてくれましたが、落ちてきたのはともかく、夜中まで安眠を邪魔されたことのほうが不愉快だったのでそっちの方を謝ってほしかったのですが、どうもそういったことを直接伝えるのが苦手で、苦い顔をずっとしているしかありませんでした。 -
というわけでキエフに到着。ほぼ予定通り、9時半過ぎに到着しました。
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乗車したプリカルパッチャ号。
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ウクライナ戦のサッカーの応援に来ている人もたくさんきているようでした。戻ってみたらユーロ2012熱一色のキエフでした。
☆今回も長い長い旅行記をお読みいただきありがとうございました★
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