2012/05/22 - 2012/05/24
57位(同エリア1591件中)
itaさん
アスワンからルクソールと、ナイル川クルーズを楽しみながら、奥の深いエジプトに興味津々のita夫婦。ナイルエキスプレスの轟音に睡眠を邪魔されつつも、新たな目標に向け降り立ったギザの駅頭、眠い目をこすりつつ、新たなエジプト探しに・・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
5月22日 ナイルエキスプレスはお世辞にも良い乗り心地の列車とはいえませんな。必然的に早起きになります。廊下に出て外を眺めたり、歯磨きしたり。
エジプトの農家の皆さん、朝早くから働いてます。涼しいうちに動いた方が楽だからかな。
7:00に朝食(パン・パン・パン・ヨーグルト・オレンジジュース・コーヒー)が配られます。
8:45ギザ駅に到着、旅行社のスタッフが荷物をおろしてくれています。 -
今のエジプトの状況や治安について、ルクソール編、アスワン編ではあまり触れなかったので書いておきます。明日23日と24日が、大統領選挙の投票日です。ポスターや横断幕が目につきました。集会などはみかけませんでしたが、ガイドさん達との会話で関心の高さが解かりました。
観光について、特に怖い思いをした事は有りません。しかし観光客は少ないと思います。
普通の状態が解からないので軽率な事は言えませんが、ツアーで利用するバスには軽機関銃を持ったポリスが1・2名乗り込みます。ツアー初めの頃は違和感や緊張感を感じました。遺跡観光時も、ポリスは遺跡入口で待機していました。ショッピングとかちょっとバスから離れる時も、集団行動を促して安全確認をしてくれていました。
クルーズ停泊地で夜自由に散策したり、レストランで食事等したかったのですが、雰囲気的にムリそうだと感じ、外出はしませんでした。
この写真にも写っていますが、駅や観光地には白い制服を着たツーリストポリスがたくさんいます。当然武装しています。itaの少ない旅行経験の中で、これほど多くの銃火器を毎日見た国はここが初めてでした。 -
ギザ駅の周り。コカコーラ。
-
小さな三輪タクシー、女性が乗り込んでいきます。便利な街の足ですかね、個人旅行なら必須アイテムか?。
-
乗り込んだバスの調子が悪く、40分ほど足止め。修理が完了して、サッカラの階段ピラミッドに向かいます。埃っぽいのか、砂っぽいのかクリアーな感じではないな。
-
10:10 古代下エジプト時代首都メンフィスのネクロポリス(死者の町)だったサッカラの階段ピラミッドに到着。
古い時代の王様のお墓はマスタバ墳と呼ばれる直方体のお墓でした。太陽信仰もあって、少しでも太陽に近づくように一段、二段とお墓を積み上げる事を考えるようになり、土木技術の進歩に連れて階段ピラミッドを作れるようになったらしい。このピラミッドはジュセル王のもの。 -
現在修復中ですが、かなり高いし存在感も充分。
地名のサッカラとは神様の名前、サッカラ神より。 -
ダハシュールに向かう途中で、カーペット工房に立ち寄りトイレをお借りします。
子供たちが織っています。ここで手ほどきを受け、一人前の職人に育ってゆくとの事です。2Fは完成品の販売をおこなっています。素晴らしい目の保養をさせて頂きましたけど、買えません。ここの営業マンは「ゼンブタダ。」とはいいませんでした。 -
12:00 ダハシュール、スネフェル王の屈折ピラミッドに到着。これで105mあるみたいです。
-
アメンエムハト3世の黒のピラミッド。(在位紀元前1842〜1797)
-
ダハシュールには6基のピラミッドがあります。
カミサン乗せてます。 -
クフ王の父、スネフェル王(在位紀元前2613〜2589)の赤のピラミッド。高さ105m底辺の長さ220m
-
12:30 メンフィスに到着。アラバスター(大理石)のスフィンクス。ギザのスフィンクスに次いで、エジプト2番目の大きさです。
メンフィスは古代エジプトの最初の首都。 -
ラムセス2世の巨像。地震により破損したため現在は横たえて保存しています。結構ハンサム。
-
手首のカルトーシュ、ラムセス2世って書いてあるのかな?
-
昼食は中華、これがまたまずい〜。13:40でした。
-
14:40 車窓にピラミッドが見えてきました。ギザ到着です。
-
まずはパノラマポイントから。途中ピラミッドの側をバスで走って来ますが、大きいです。迫力あります。
-
仲良しになったツアーアシスタントと一枚。バスの中では彼はいつもitaの隣りに座って、エジプトの若者の話、政治、社会問題、恋愛結婚、いろいろ話して教えてくれました。ハンサムです。
-
太陽の船博物館にやって来ました。クフ王の大ピラミッドの南側で見つかった、世界最古の木造船「太陽の船」。
-
1224個のパーツに解体されていたそうです。復元には何年もかかったようです。すぐ横の敷地には、第二の「太陽の船」が埋まっているんだって。
-
次にスフィンクスを見にやってきた。ここは久しぶりに、「ワンダラー。」攻撃が激しい。時間的に逆光タイム。
狭い場所に観光客と「ワンダラー」隊が集まるので、小競り合いがけっこう見られた。 -
鼻ぺチャの顔が、逆光で写らず。
-
いよいよクフ王の大ピラミッドの中に入りまっせ―。
-
本当の入口は封鎖されているので、「マムーンの穴」と呼ばれる盗掘の穴から侵入します。
しばらくは下り気味に進むと上昇通路に出ます。高さ1.3mの狭く長い上昇通路、これがつらい。登りきると「大回廊」。テレビで見たあれです。「大回廊」を登りきると、「控えの間」「王の間」と続き、「王の間」にはアスワン産の赤色花崗岩で作られた石棺が置かれています。魂の出入り口とされる穴から、涼しい風が流れ込んでいるのが不思議でした。
帰りの方が、つらいです。 -
今日はたくさんのピラミッドを見ました。特に最後のピラミッド侵入大作戦によって、皆さん明日は筋肉痛間違いなし。日本までお土産に出来るかも?
晩御飯に向かってますが、エジプトの交差点で信号機にお目にかかっておりません。ここも大きな交差点ですが、どうやって前にすすむのー? -
夕ご飯はケバブ屋さんで固いケバブをいただきました。クルーズ船を降りてから、食事に恵まれません。特別にクルーズ船の食事が美味しい訳でも無いのですが。
-
食事を終えて、20:00に今夜のホテル「AMARANTEホテル」到着。一泊だけするにはもったいない、良いホテル。部屋も広く、バスルームも広い。高級感漂っています。ここにもう二泊くらいして、疲れを取って帰国したい。
ちょと休んでバーで一杯ひっかけるつもりが、爆睡。 -
5月23日になりました。itaの部屋のバルコニーからの眺め。エジプト最終日です。もう一泊くらいしたい気持ち解かってください。
-
6時朝食です。久しぶりのビュッフェ。料理もたくさん有る。それだけで嬉しい。いいホテルだと思うんだけど、立地条件が中途半端かな?ギザとカイロの丁度真ん中にあるらしい。
-
ホテル前のお土産屋さん。ブログ情報で知っていたんだけど、時間が無かった。残念。
-
07:40 モハメド・アリ・モスク、最終日の観光が始まりました。ここは高台でカイロ市内も一望できます。
今日から二日間は、大統領選挙の投票日。会社も学校も二日間お休みです。普段はすごい渋滞で時間が読めない市内も、今朝はスイスイ。開場時間前に到着しました。 -
綺麗なモスクです。
-
これがオベリスクのお返しに、フランスからもらった時計塔。モスクの中庭を囲む回廊の上に有りますが、動きません。これはフランスさんは直さないとダメでしょう。
-
中に入りました。
-
ドーム天井です。イスラム芸術のすごさ、きれいです。
-
トルコから送られた絨毯。アンティークとしての価値はいかほどか?
-
カイロの市街地が見渡せます。やっぱり砂で煙っている感じがします。
-
カイロの市役所とタハリール広場。ここが革命の中心地です。大統領府とかは見なかったな。
-
09:20カイロ考古学博物館に到着。いよいよお宝と遭遇か―。
-
すみません、また内部は撮影出来ません。黄金のマスクです。(コピーです。)
一階には石像が多かった。王様、お姫様、書記の像(これ有名です)、スフィンクス、昔、教科書に乗っていた像がたくさん有りました。
二階が大変です。お宝です。itaの能力ではちょっと説明できません。ツタンカーメンの棺を入れるために、黄金とトルコ石で飾られた2.5m真四角くらいの箱が有ります。その箱の中に入るくらいの豪華な箱が、まるでマトリューシカのように三つくらい有ります。キラキラです。内臓を入れた大理石の壺、これらがツタンカーメンの部屋の廊下に展示されています。これだけでもすごい、すごすぎるー。 -
これは人型棺(コピー)ツタンカーメンの部屋に二つの人型棺が有りました。装飾が素晴らしい。部屋のセンターにケースに入った黄金のマスクが有りました。限られた時間の中で、精一杯記憶に刻み込みます。素晴らしく豪華な装飾品もたくさん有りました。女の人はこの部屋に入ったら、出てこられなくなるかも。二階はミイラ館やツタンカーメンが使っていた日用品、ベッド、馬車など興味深いものだらけ。でも、ジカンニカギリガアリマス・・・
-
博物館の外に出れば、革命時の傷跡が。(焼跡の残るビル)
-
11:30ナイル川 沿いのタジン料理レストランで昼食。(写真が無い、スミマセン)このレストランはビールもあるし美味しかった。
このあと最後のショッピング、ハンハリーリ市場に向かいます。 -
ミナレットの奥と建物のうらがわにハンハリーリ市場が広がっています。パラソルはカフェです。
-
ハンハリーリ市場の通りです。日本人観光客に「ミルダケ、ミルダケタダ。」呼び込みすごいです。ショッピングの後カフェでゆっくりしたい日本人観光客と、最後まで売り込みをかけるエジプト商人とのかけ引きはバスに乗るまで続きましたとさ。
-
16:15とうとうカイロ空港に着いちゃった。
-
仲良しになったツアーアシスタントが出国カードを書いてくれた。いいやつだ。今度は彼の案内で砂漠ツアーもしてみたくなった。どんな結果になるのか?彼らにとって良い結果の大統領選挙となれば良いのだが。
-
飛行機はドーハに向け飛び立ちました。いろいろな思いの残るエジプト旅行でした。訪問した時期が大統領選挙と重なって、はるかな歴史を感じながら、今作られてゆく歴史を見つめている、エジプトの未来が素晴らしく明るい明日であってほしいと思います。
itaの感想。
①ナイル川クルーズは皆さんにお勧めします。
②世界遺産をはじめ、遺跡観光も興味深いです。
③アスワンからカイロへの移動にはナイルエキスプレス(列車)は勧めません。
④暑いし、遺跡観光は徒歩での移動が長いので知らず知らずのうちに疲れます。休息と睡眠をしっかり取りましょう。
⑤水と食事は気を付けて。特に生野菜、果物、食べたくなるんだけどねー。
⑥うがいと手洗い。これは大切。
⑦バクシーシを要求される事がけっこう多いですが、断ってかまいません。 -
ドーハから関空までたどり着きました。01:25ドーハ発、17:10関空着です。ここはいったん飛行機を降りないといけません。大阪から参加の新婚さんとお別れします。
フードコートで、カミサンはきつねうどん、itaはたこ焼きとスーパードライ。「帰って来たぞー。」って味。 -
18:20関空発、19:50成田着。ここでツアーのお仲間とお別れです。
シャトルバスで成田エクセルホテル東急へ。近くのレストランでカレーをいただき、ホテルにて爆睡。
朝起きて早速一枚部屋からパシャ。 -
飛び立つ飛行機をながめていると、「今度何処行く〜?」
-
帰り道のサービスエリアでパシャ。日本のごはん最高―。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
53