2012/06/02 - 2012/06/02
573位(同エリア1811件中)
ハンクさん
世界遺産のぺテルゴーフを5年ぶりに訪れた。6月のさわやかな青空のもとで、黄金の彫像と凄まじい勢いで吹き上げる噴水を撮影しようと楽しみにしていたが、残念ながらこの日は時折雨が強く降る曇天で、鮮やかな写真を撮ることはできなかった。
ぺテルゴーフはサンクトペテルブルクの南西約30km、フィンランド湾に面したピョートル大帝の夏の宮殿である。大宮殿は残念ながら写真撮影ができないので、写真を掲載することはできない。1714年に建設が始まり、1721年に完成、その後も女帝エリザヴェータ、エカテリーナ2世によって増改築がされた。例に漏れず対戦中にドイツ軍に破壊されたが、今は見事に修復されている。
ここのすばらしいのはなんといっても凄まじい水量で吹き上がる150以上の噴水である。海から段々とテラス上に高くなる地形に注目したピョートル大帝自身が、1710年ここに水を生かした宮殿を建設する構想をたてた。この時代ポンプはまだ使用されておらず、22km離れた水源からまず小高い丘の上に水を引き、そこから16mの自然の高低差のみを利用したシステムで水を噴き上げている。これを造ったのは、ロシア人技師のトゥヴォルコフで、1721年に最初の噴水が噴き上がった。当時は木製のパイプを使用していたそうである。その後補修されているにしても、噴水が現在も見事に噴き上がっていることには、われわれ現代を生きる技術者にとっても驚異的で、ただただ脱帽されられる。
ぺテルゴーフには下の庭園、上の庭園、大宮殿の他、端から端まで3km以上の長さがあり、大小の宮殿が点在している。大滝は下の公園にあり、その中心にいるのはライオンの口を引き裂き、その口から20mもの高さまで水を噴き上げている「サムソンの像」である。
ぺテルゴーフで約2時間過ごした後、クロンシュタットを訪れた。ドイツ語で「要塞の町」を意味する要塞の町は3月に訪れたばかりだが、海の教会は工事中で閉鎖されていたため、完成していることを期待していた。ぺテルゴーフからは車で20分ほどの近距離にある。
クロンシュタットもピョートル大帝によって築かれた要塞である。1703年ロシア帝国軍はスウェーデン領であったフィンランド湾に浮かぶコトリン島を占領、首都ペテルブルク防衛のための要塞が築かれ、1720年代にはバルチック艦隊の主力基地となった。1904年に開戦した日露戦争で、バルチック艦隊の36隻が極東に向けて出航、1905年5月の日本海海戦で壊滅的な打撃を受けたことはよく知られている。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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20mも水を噴き上げるサムソン像
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金色に輝く数々の銅像
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大宮殿から眺めるフィンランド湾に続く水路
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大宮殿と大滝
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大宮殿と大滝
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大宮殿と大滝
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運河から眺める大宮殿
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大宮殿のファサード
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大宮殿と数々の銅像
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大宮殿と大滝
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大宮殿と20mも水を噴き上げるサムソン像
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大滝と数々の銅像
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咲き誇るチューリップの花
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モン・プレジール宮殿とチューリップの花
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ピラミッドの噴水
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咲き誇るチューリップの花
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ピョートル大帝像
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ローマの噴水
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ぺテルゴーフの西の端にあるマルリ宮殿
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イヴの噴水
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咲き誇るチューリップの花
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クロンシュタットの軍港に停泊する船舶
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クロンシュタットの海の大聖堂とマカロフ提督像
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クロンシュタットで燃え続ける火
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クロンシュタットの海の大聖堂
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クロンシュタットの海の大聖堂
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