ヨーロッパ５か国大移動の旅３８

2012/05/30 - 2012/05/30

５／３０（３８日目）ボーヌ。
今日は、ディジョンから電車に乗って、ボーヌの街に行ってきました。こじんまりしていますが、観光客がいっぱいの街でした。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルのそばの公園です。
朝の公園は、涼しくて、気持ちがいいですね。ここを通って駅に向かいます。

ディジョン駅から電車に乗ります。

８時４０分発のリヨン行に乗ります。

２０分程度でボーヌに到着です。
途中の車窓は、ぶどう畑が広がっていました。

ボーヌ駅から歩いて、オテル・デューへ。１５世紀から１９６０年代まで続いていた病院です。
ボーヌに来たのは、ここに来るためです。

中庭に入ると、きれいに模様づけされた屋根が広がります。
青空に映えて、とてもきれいです。

中に入ると、まずは一番大きな部屋でした。
オテル・デューは、オーディオガイドを貸してくれるので、じっくり見学できました。

この一番大きな部屋は、３０床の病室だったそうです。１５世紀であっても、貧しい人を対象であっても、ベッドにカーテンがかけられ、きちんとプライバシーに配慮していたんですね。

修道女が病人のお世話をしたそうです。

病室のそばには、礼拝堂があります。

病室を出ると、回廊があります。ここを修道女が行き来していたそうです。

裕福で治療費を払ってくれる病人用の個室だそうです。

こちらも裕福な方用の病室。ゆったりはしていますが、そんなに大きくは変わりません。

病室の中に、キリストの奇跡を描いた絵がありました。

医療機器も展示されていました。今とそんなに変わりません。

調理場もありました。

調剤室です。修道女が薬剤師の役割を担うこともあったそうです。
この大きな病院は、１組の夫婦が創設し、病院の運営・管理の基礎を築いたそうです。この運営・管理の基礎は現代の病院の基礎となったそうです。
そして、病院所有のぶどう畑で作ったワインの収益によって、貧しい人の入院費が賄われていたそうです。

この両端に描かれているのが、その夫婦です。

オテル・デューの中には、刺繍のタペストリーや

最後の審判の祭壇画がありました。

他のタペストリーも飾られていました。これは、病人が治療費として寄贈したものだそうです。

大満足でオテル・デューを出た後は、すぐ目の前にあるワイン市場へ行きました。

ここは、ワインの貯蔵もあるのですが、ボーヌ近郊のワインをテイスティングさせてくれます。

テイスティング用のカップをもらって、入場料を払ったら、後はセルフサービスです。自分で樽の上に置かれたワインをテイスティングしていきます。このカップは、記念に持ち帰れました。

１２種類のワインをテイスティングして、外に出ました。飲み比べると、それぞれに特徴がありますね。
まだ、旅行はしばらく続くので、今回はワインの購入は見送りました。

オテル・デューの前には、市場がありました。
色々な市場があったので、のぞいてみました。

市場をのぞいた後は、ノートルダム教会へ。

ここは聖母の生涯を描いたタペストリーが有名だそうです。

ぐるっと円形に展示されていました。

おなかもすいたので、遅めのランチです。
まずは前菜。チョイスランチだったのですが、フランス語で全くわからなかったので、適当に注文しました。

メインです。チキンのクリームソテーのような感じでした。付け合せの春野菜がおいしかったです。

そしてデザートのカシスジェラート。カシスはブルゴーニュ地方の特産だそうです。カシスがたっぷり入っておいしかったです。
量は多かったですが、ぺろっと食べてしまいました。
ランチの後は、ボーヌの街のお店をのぞいて、ディジョンに戻りました。ディジョンでも、少しショッピングをして、ホテルに戻りました。

今日の夕食は、ホテルの近くの中華レストランで、ワンタンメンを食べました。思っていたよりも量が少なく、おなかは満たされませんでした。。。ここまでくると、日本食が恋しくなります。
明日は、ディジョンの街を観光します。