東南アジア・スリランカ旅行記５

2012/04/30 - 2012/04/30

今回のゴールデンウィークは休みの並びが悪かったので、多分どこにも行けないと思っていたのですが、社長から前半と後半連続して休みを取っても構わないと許可をもらった。その許可をもらったのが、1週間前。あまりの突然の事で困る。しかし、急いで韓国までの飛行機チケットをとりあえず手配した。問題は行き先。今まで行ったことのない場所…。南アジアへは行ったことが無かったので、とりあえず「スリランカ」へ行くことにした。

ゴールデンウィーク前は何かと忙しかった。スリランカといっても何があるのかさっぱりわからず…。地球の歩き方を買って読み始めたのも、乗り継ぎ先のシンガポールに着いてからだった。

4月27日　夕方の便にて関空を出発。ソウルへ【ソウル泊】
4月28日　ソウルからシンガポール乗継でコロンボへ【コロンボ泊】
4月29日　早朝バスでキャンディーへ向かい、その後ダンブッダへ【ダンブッダ泊】
4月30日　トゥクトゥクを貸切りシーギリアロックとポロンナルワへ【ダンブッダ泊】
5月1日　 早朝、バスにてキャンディーへ【キャンディー泊】
5月2日　 列車とバスを乗り継ぎ、ゴールへ。その後コロンボに戻る【コロンボ泊】
5月3日　 コロンボ観光・買い物・夜空港へ移動【機内泊】
5月4日　 シンガポール到着後、すぐジョホールバルアウトレットモールへ【機内泊】
5月5日　 韓国で乗り継ぎ後、日本へ帰国

エリア シギリヤ(スリランカ)

今回ダンブッダで2泊お世話になった宿。

宿の外観。前の道にはバスが走っていて、手を挙げて止めて乗ることが可能です。

朝6時半に手配していたトゥクトゥクに乗り、一日貸し切ってシーギリアとポロンナルワの両方を片づけてしまいます。チャーター料は少々高い感じもしたけど、少ない時間を効率的に回るため仕方なし。

宿からシーギリアまでは1時間もかからなかったように思う。森の中を走っていくが、朝が早いにもかかわらずこの時点ですでに暑い。

そして、シーギリアに到着。少し離れたところで入場料を支払うが、ここの入場料も高い！30ドルって…。スリランカの物価から考えると破格。しかし、遺産を保全するために仕方なしと思うと、なぜか怒りも収まる。

シーギリア全体図。

そして、岩に向かって歩いていく。

事前に４travelで情報収集をしておいてよかった。「朝早くいくと観光客が少ないので、ゆっくり上がることが出来る」との事。私は普段運動不足のため、この情報は本当に役に立った。ほとんど観光客がいない。

沐浴をするための池？

この岩までの一本道が延びる手前には、ゲートがあってそこで入場券を切ってもらい中に入った。とにかく岩まではまっすぐ道が延びている。

岩は無茶苦茶大きくて、直射日光を浴びながら頂上までいけるのか本当に心配になった。

岩登りの入り口。観光客の姿は無し！

中で働く従業員の人が、向こうにもなんかあるというので見に行く。よくわからなかったので、先に進む。

この看板もみなさん撮られているので、私も真似して撮ってみました。どうもこの辺りには蜂が居るようです。蜂出没の注意書きの看板がありました。

岩と岩の間の道を通って行く。何かいい感じ。

目的地はまだまだ上。休みながらゆっくりと登ります。

階段が急な場所なんかもあって、普段運動していないものにとっては本当にきつい！

まだまだ登ります。

そして今度は螺旋階段。こんな岩肌によく螺旋階段なんか作ったなと感心。ちなみに鉄でできた階段はサビサビ。高い入場料を払ってるんだから、もう少し何とかしてほしい。

螺旋階段を上る前に休憩。汗が止まらない。
一息ついたところで、螺旋階段を上がると、シーギリアレディーと言われる絵がありました。

他に観光客が居なかったので、ゆっくりと鑑賞。この絵は千数百年前に描かれたというからびっくり。こんなにもいい状態で残っているのは、岩のくぼみで、雨風をしのぐことが出来たかららしいです。

しかしながら、若干雨風に耐えられず、劣化している絵画なんかもありました。

今は雨風や直射日光が絵に当たらないようにしてあります。

風化してしまった絵画。

外を見ると…。
やっぱり高い。

ここから、入口の方を見てみると、すでに歩いてきた道ははるか下。

さらに進みます。

ライオンの足に到着。ここでもしばし休憩です。

上を見ると…。ぞっとする。
急な階段に日光が直接あたり、頂上まで行くには大変。腹をくくって階段を上がる。しかし、他に観光客が居なかったため、ここでもゆっくりと上へ登ることが出来た。

頂上に到着。普段は高所恐怖症なので、こんなところに上るのは全く駄目なのですが、しんどさ＞高さという事で意外と問題なかった。頂上は日本でいう〇〇城跡と言った感じ。

上からの眺めは最高。意外と木々が多いことがわかる。

入場ゲートから歩いてきた道には少し観光客が増えてきたような感じ。

以前、ここには宮殿なんかが建っていたらしい。その宮殿が残っていたらもっと良かったのに…。どういう感じの建物が建っていたのか見たかった。

沐浴場。

意外と岩の頂上は思っていたよりも広かった。

しばらく見学して、今度は下る。みなさんも旅行記に書かれていますが、降りる時もまた階段が急で怖い。降りる方が怖いです。

下を見るとやっぱり怖い。

帰り道はライオンの足までは来るときと同じ道。そこからは横にそれる。この階段を使って下まで降りる。

途中、敵から宮殿を守るための石なんかがあった。大きな石の隙間に小さな石をかましてあり、敵が攻めてきたらこの小さな石を倒して大きな石をスライドさせ、敵に攻撃を与えるものらしい。

この旅行記へのコメント （4）

• わんぱく大将さん 2012/06/10 08:40:49

  スリルとサスペンス

  SATORUさん
  
  やはり宗教と言うものは、厳しいもんですね。こんなところによくぞ書きましね。　そういった所は世界でもいろいろありますが。それにしても降りがけが怖いですね。　スリルとサスペンス、言うとる場合ちゃいますね。
  
  　大将

  SATORUさん からの返信 2012/06/10 10:58:49

  RE: スリルとサスペンス

  大将さん
  
  本当にそうですよね〜。大昔にどうやってあのような絵を描いたのか不思議です。今はほんの一部しか残っていませんが、岩全体に描かれていたようですしね〜。
  
  降りがけ…。メンテナンスもあまりできていないようで、階段もサビサビでしたので、違った意味でも怖かったですよ（笑）高い入場料を払っているので、もう少し何とかしてもらいたいものですね〜〜。
  
  SATORU

• norisaさん 2012/06/09 17:17:10

  納得！

  SATORUさん
  
  こんにちは！
  ご訪問やご評価ありがとうございます。
  
  さて３０ドル！
  現地の感覚では２４００円ではなくて３００００円くらいになりそうです！
  
  しかし、これだけの場所の遺産保護もさぞ大変でしょうね。
  そう考えるとお説のように納得！ですね。
  
  またよろしくお願いします。
  
  norisa

  SATORUさん からの返信 2012/06/09 23:41:21

  RE: 納得！

  norisaさん
  
  はじめまして！
  こちらこそ、ご訪問と評価、そして掲示板への書き込みをして頂きまして有難うございました。
  
  > さて３０ドル！
  > 現地の感覚では２４００円ではなくて３００００円くらいになりそうです！
  
  そうなんですよね〜。スリランカは外国人観光客にとっては優しくない国かも知れませんね。最近、ビザが必要になったりして…。この入場料30ドルって結構スリランカの物価を考えると破格です。なんか、取れるところからお金を取ろうとしているように感じてなりません。しかしそういう時は常に「遺跡を保全していくには仕方なし」と考えるようにしてました。
  
  今後とも宜しくお願い致します。
  
  SATORU