ヴァティカン市国_Città del Vaticano　世界最小の独立国家！国土全域が世界遺産

2010/08/13 - 2010/08/13

イタリアのローマ市内にある世界最小の主権国家、通称ヴァティカン。ローマ教皇庁によって統治されるカトリックの「総本山」です。2012年5月現在、ローマ教皇はドイツ出身のベネディクト16世が務めています。
★カトリック総本山、サン・ピエトロ大聖堂
★「美の迷宮」とも称されるヴァティカン美術館
★大聖堂へ続く玄関、サン・ピエトロ広場

エリア バチカン(バチカン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿泊しているホテルがあるローマ駅周辺からは、地下鉄A線に乗り「オッタヴィアーノ・サン・ピエトロ駅」へ。駅から200mほど南下したところにある、ドゥエチェント・グラディ（200 Gradi）という店へ。

ヴァティカン観光に備え、パニーニで腹ごしらえです。

ハイネケンとパニーニ、結構なボリュームでした．．．

さて、まずはヴァティカン美術館へ。

入口です。

ヴァティカン美術館は、16世紀初頭に枢機卿ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレ（後のユリウス2世）が、バチカン宮殿内の「ベルヴェデーレの中庭」に配置した古代彫刻などのコレクションが起源だとか。

松ぼっくりの中庭 (Cortile della Pigna)。

この500年の歴史を持つ美術館は、新旧いくつかの博物館の集合体だそうです。

正式名称は、『教皇の記念物・博物館・ギャラリー』というらしい。

「ミューズの間」にある「ベルヴェーレのトルソ」（紀元前１世紀）

色々有り過ぎて説明しきれません。

ので、コメントを控えます。

あ、でもここだけ、地図のギャラリー。

ヴァティカン美術館の紹介は巷に溢れているのでここでは割愛しますが、圧巻の美術品群です。

そろそろ終わりです。システィーナ礼拝堂はもちろん撮影禁止。フラッシュで撮影を試みている強者が居ましたが、激しく叱られていました。

入出場口付近にあるジュゼッペ・モーモのらせん階段。

見学終了。

歩いたのでお腹が減ってきました。

軽くピッツァでも。

続いて、「サンピエトロ広場（Piazza di San Pietro）」へ。1667年に完成した広場で約30万人を収容できるそうです。

西暦40年にエジプトから運ばれたという、高さ25.5mのオベリスクが立っています。

広場に隣接する「サン・ピエトロ大聖堂（Basilica di San Pietro）」へ。

まずは上に登ってみましょう。

ミケランジェロ設計のクーポラ。

上から見下ろす聖ペテロの司教座。

クーポラ内部。

クーポラへ登ってみましょう。

サン・ピエトロ広場。

ヴァティカン美術館。

ここからはヴァティカン市国周辺が．．．

一望できます。

サン・ピエトロ大聖堂の内部。

ベルニーニ設計の主祭壇。

精巧かつ重厚なつくりです。

聖ペテロの司教座。

ステンドグラスにフォーカス。

クーポラを見上げてみます。

ミケランジェロによるデザインの制服を着たスイスの衛兵、観光客につかまっています。

噴水の四方に埋め込まれた風のレリーフ。これは北。

「天使と悪魔」に登場するレリーフです。北北西？

北西。

東。こっち方面がメインの出入口ですね。

そろそろヴァティカンを後にしましょう。
ヴァティカン市国…このような小国が独立を保てる、カトリック総本山の強大な力を見せつけられました。では、ローマの観光へ戻りましょう。