おきなわありんくりん２０１２ＧＷ　その２　石垣島編

2012/05/02 - 2012/05/06

『よく泳ぎ、よく遊び、よく食べ、よく寝る』が我が家のテーマ。ガイドブックも持たず、観光などせずに、ひたすら泳いだり、うちなんちゅの普通に行くお店巡ったり、ぶらぶら街歩きしたり、ありんくりん。
何回行っても楽しくて、次はどこ行く、何をする？
予定を決めておかなくても、泉のように行きたいところ、泳ぎたい海、食べたいものが出てくるのです。
２０１２年ＧＷの西表島の続き石垣島編です。石垣島は毎年１回は最低行っていて、それがかれこれ１５年以上続いていて、数えたことないがたぶん都合５０回、多い年は年間３０日以上滞在していたこともあるくらい行っています。
今回の主たる目的は？うーん帰省のようなもの。
もしかしたら最後になるかもしれない現石垣空港を名残惜しむのが目的で行きました。

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日の夕方西表から石垣島に移動し、白保の民宿マエザトにやってきた。
ここは第二の我が家のようにユルユルすごせるところ。
昨晩から息子も早速顔見知りの常連さんに遊んでもらっている。
息子が大きく成長しているのに驚かれる。
宿のオーナー一家も常連に皆さんもはいはいしている赤ちゃんの頃から
ウチの息子を知っているので。

民宿　マエザト　＜石垣島＞ 宿・ホテル

白保幼稚園。小学校と同じ敷地にある。
芝生のグランド。こんな学校で子供を育てたい。
白保には長いこと通っているので、知り合いの子供達も大きくなり、大人になって白保から離れてしまったなんて子もいる。

白保から東運輸の路線バスで市街に向かう。
平日の朝ということもあり、空席が無くなるくらい人は乗る。
英語でのアナウンスもあり、自分の住んでいる街よりよほど外国人観光客に対しての姿勢が立派だ。
頻繁に来ていたときは回数券を持っていたくらいだったのだが。
ちなみに石垣の路線バスは結構時間通りに走るので注意してください。
（沖縄本島とは大違い）

街に出て最初に行ったのはレンタカーを借りること。
その次は離島桟橋の安栄観光の事務所に行って、息子のライフジャケットを受け取りに。
これは西表島の宿のダイビング器材干し場に忘れてきたので、昨晩宿に連絡して今朝西表からの船に載せてもらい、事務所で預かってもらっていたのだ。こういう事を何気なくやってくれるのも沖縄の宿＆船会社のいいところなんです。

今回はＯＴＳで借りた（毎回安いとこ探すのでいつも違う）。Ｓクラス借りたのにフリーダの８人乗り。
個人で予約するとサイズアップする場合がよくある（勿論料金はＳクラス）。昔一番驚いた時はＳクラスがユーノスロードスター（オープンカー）になった時。
フリーダは広くていいが、ボディが大きいのでとろい。燃費はそんなに悪くなかった。

今日は海休養日（海に入らない）。
ゆっくり出かけてお昼ご飯。大川のまかない屋というところにいってみる。
ここはヘルシーで丁寧なおかずで美味しかったです。

さぁて、お目当ての１つの石垣空港着陸の飛行機をみること。
入梅して気をもんだが（南風になると南側が離陸となるので高度が少し高くなる）、北風のままで南方向からの進入となり、国道の手前でかなり高度を落としてくる。丁度マックスバリューやいま店の駐車場あたりがいいスポットだ。
この光景も新空港ができたら無くなってしまうのだ。
今の石垣空港は滑走路が１５００ｍしかないので、ジェット機（７３７）ではギリギリ。なので着陸の際急ブレーキになる。東京からの直行便はあるが、東京への直行便は燃料満タン、満席では滑走路短く飛び立てないないから宮古か那覇経由となってしまう。
そういった不自由解消、危険性回避もあるので致し方ないが少し寂しい。
唯一１回、石垣→羽田直行で帰ったことがあるが、その時は４時間遅れで宮古経由もなくなり、乗客は半分くらいで、燃料をできるだけ満タンにして飛び立ったようだったが。

石垣空港 空港

徳村製菓に立ったカールおじさん。でかい。しかもミンサー織り着てるんです。
いい記念撮影スポットができた。
皆さんも写真撮ったらお土産やお菓子買ってあげてください。
それが最低限のマナーというものです。

徳村製菓で滞在中のおやつ購入。
結構大きな店で子供は目移りしますよ、きっと。

公園の滑り台であそぶ。結構な傾斜の上よくすべる。
雑なヒモがぶら下がっているが切れそうだ。

夕飯は北京飯店。
石垣は台湾から移住した方も多いので、離島のわりには中華料理の店のレベルが結構高い。
ここもおすすめです。
冷し中華のタレうまし。

翌日は海に行く。
その前に新石垣空港の進捗を見に来た。
うーん、ほんとにあと１０ヶ月で開港するのかな？空港ができてもきっと大きな機材が来る事はないだろなぁ。スカイマークが就航してトリプルトラックになり航空運賃が下がるのはいいが、これ以上マナーの悪い内地からの観光客が増えるのは島にとっていいことなの？と思う。
周りはまだまだ荒地のままだし、レンタカー屋なども１軒も気配なし。
うちらが気になるのは、空港から市内までのバス路線。
単純に考えると白保へのアクセスが格段によくなる。ただ、白保を通る車が増えて、子供達が事故などに遭わなければいいのだが。

石垣空港 空港

またも寄り道。
星野にある「海のもの山のもの」。ここでスーナ（海草）を必ず買って帰るのである。スーナの和名はユミガタオゴノリといいます。これをサラダに入れて食べるとコリコリして美味しいんだ！
ウチの息子もこれは大好きでバクバク食べる。
サンゴのきれいな海でないと採れないらしい。

またも寄り道。
玉取崎へ。
新空港から近いせいか、この辺の土地は買い漁りがひどい。

お昼ごはんの準備のその１。
店名は「たなかさんとこ」（パン屋）。
このカウンターのような間口かわいいです。

石垣島北部なのに色んなパンがあります。
お目当てのウージパン（さとうきびパン）が売り切れ。
ショックです。

お昼ごはんの準備のその２。
言わずと知れた「トミーのパン」。
ウチのカミサンはここのカレーパンが大好物なのです。
相変わらず混んでいる。
「たなかさんとこ」とはえらい違いだ。

ここのパンは１個がでかいので、１個食べたらおなかいっぱいだ。

トミーのパン 専門店

米原ビーチでパンを食べて早速シュノーケルへ。
北風の為、少し波があるが、ウェットスーツがあるので寒くはない。

米原ビーチ ビーチ

北からの波のわりには水は濁っておらずよく見える。
すごく浅いところにいたカクレクマノミのつがい。

こっちは普通のクマノミ。
子供もいる。
ミツボシクロスズメもカワイイです。
イボハタゴイソギンチャクに共生しています。
クマノミは共生するイソギンチャクが決まっているんですよ。

マエザトの夜はほぼ毎晩宴会＆ゆんたく。
素泊まりの人たちはお金を出し合って晩ご飯を買ってくる。
息子はクモ貝とマガキ貝（ティラジャー）を剥いている。
美味しいといって食べながら。
貝はあまり好きではなかったのに、大人に混じることにより成長するようです。

さて、翌日は天気が悪い。
とりあえず街の島釣具店に五目釣りの簡便なリールセット（１０００円以下）を購入に行く。
その足でゲンキ乳業へ。
ここのオリジナルＴシャツが可愛いんです。息子とカミサンは持っているいるので、こんどはとうちゃんも購入。
昔は隣のミンサー工藝館で売っていたのですが、ゲンキ牛乳に行かないと買えなくなり知る人ぞ知るに更になってしまった。

天気がよかったら海入る支度もしていったところだが・・・。
白保の渡地（ワタンジ）を歩いていってリーフで釣り。
息子に釣りをさせてやるのも今回の目的の１つ。

リーフの釣りは小さな魚なら子供でも釣れる。
あまり殺生はしたくないのだが、一度は経験させてやりたので。
ゲームでやっているせいか、構えは一人前だ。

あらら、やっぱり簡単に釣れた。
えさは昨晩の宴会のマグロの刺身の残り。

なんですかね、この魚。ベラのような・・・
予備の仕掛けを買っていたが、リーフの影に逃げられて糸が切れてしまうので、何回か逃がしてしまっている。

その後ミンサー工藝館にミンサー織をしに行く。
その前に小腹が空いたのでまたパン屋さんへ。
市街地にあるメルヘン。昔ながらのパン屋さんですが、安くて種類が多いので目移りします。しかも賞味期限の近い？ものは５０円とかで売っています！
昔ながらのパン屋さんですが、ここが一番気に入りました。

息子と一緒にミンサー織り。
目標は３人分のテーブルクロスを作ること。
今回で２枚目が完成した。
また今度の八重山旅で天気が悪かったら３枚目を作成する。

夕方に白保のＷＷＦしらほサンゴ村に久しぶりに行く。
幾人かの顔見知りの方がいた頃は折に触れよくいっていたが、知っている人がいなくなって行くことも無くなっていた。
子供が大きくなったので興味があるだろうと思い連れていった。

しらほサンゴ村 名所・史跡

閉館間近だったが快く入館させてもらえて、息子は４問のクイズを解いて白保の生き物の下敷きをもらう。
海の生き物が何よりも好きな息子にとっては最高の贈り物。
もう少し大きくなって夏休みの自由研究などする事になったら、白保のサンゴ礁の生き物を実地で見て、ここに来て調べるなんてことするかな・・。

またまた街に戻り夕飯へ。
その前に新栄町に新しくできたＪＡおきなわのやえやま　ゆらてぃく市場に行く。ここは農産品の直売なので野菜、果物など安くお土産にしたい場合とてもいい。
ご覧の通り、島らっきょうも１００円から。
今の時期あまり出回っていない島バナナもあった。

ゆらてぃく市場の隣に以前も来たことのある湖南楼へ行く。
オーナーは内地の人のようですが、ここも美味しいです。
まあ相変わらず沖縄らしい店に行っていない我が家。
息子が中華料理屋なのにオムライスを頼む。
これが大当たりでした。

湖南楼 グルメ・レストラン

朝ごはん。
オニポー（ポークたまごおにぎり）とジーマミ豆腐。
プラスいつもマエザトのじゅーしーおにぎりを買う。
じゅーしーおにぎりは２個で１００円。安くて美味しいです。

息子がマエザトの子供や常連さん達と遊びに行ってしまったので、カミサンと二人で白保集落を散歩。
集落にできたケーキ屋さん「パピル」に行く。
赤瓦の古民家を再活用していい感じのお店です。

お値段は普通ですが思っていた以上に色々なケーキがある。

作っている場所が丸見えの造り。
店の中もいい感じだ。
いくつか買って帰る。

お昼からはマエザトのシュノーケルボートに乗る。
昔は毎日、しかもＷヘッダーで乗るなんてこともよくあったが、最近は１回の滞在中１〜２回になってしまった。

のんびり釣りチームもいます。

今日は大潮でマイクロアトール（ハマサンゴ）の天辺が海の上に出ている。

セジロクマノミ

カクレクマノミとイソギンチャクを挟んでにらめっこ。

大潮で潮が引き、波が無いので青珊瑚のポイントの近くは海の上から珊瑚がよく見える。

秀にぃ（船長兼宿のオーナー）が船で釣りをしている人が釣った魚とカツオをさばき始める。

おすし屋さんゴッコを始めました。

皆でおすし屋さんゴッコです。
おろしたての魚でお寿司は本当に美味しいです。

海から帰ってきたら常連のＹさんがモズクのゴミとりをしている。
なんでも丸一日モズクとりに行っていたとの事。
今年は寒かったせいか、例年ならもう終わっているのに、やっと今頃になってとりに行っているようだ。モズク採りも行きたかったな。
帰りにおすそ分けをもらって家で食べたが、やはり新鮮な生モズクは美味しい。

今日もまた晩のつまみに沢山クモ貝を湯がいている。

もう一つ、マグロのカマも焼いている。

もう帰る日。
最後も空港でランプバスではなく、徒歩で搭乗。
おそらく我が家には最後の現石垣空港で鶴丸塗装のＪＴＡにあたった。

石垣空港 空港

やったぁ。少しもうかった感じ。
普通運賃でクラスＪシート。
石垣線に入るクラスＪ付き７３７機材は全てエコノミー開放。

那覇空港の乗り継ぎも置き停め。
次回は８月に訪沖の予定。