2008/08/28 - 2008/08/29
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candiさん
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後ろ髪引かれる思いで後にした、シャルムエルシェイク。
真っ赤な夕日がエジプトの赤い大地をさらに赤く染めていました。
私たちを乗せたバスは、深夜カイロに到着。
しかし、カイロ市内に入ったことは何となく分かるものの、外が暗く、どこをどう走っているかまったくわからない状態で、とりあえず人がたくさん降りるバスターミナルで下車することに…
キョロキョロしていたところを、同じバスに乗っていた親切なエジプシャンの青年が助けてくれました。空港まで行くことを話したところ、タクシーを拾い、運転手に値段交渉までしてくれました。
1時間ほどでタクシーはカイロ空港に到着。
最初の話どおり、料金は45LE(約900円)でした。
カイロから早朝の飛行機に乗って、一気にエジプト南端のアブシンベルへ。
ところが、待てど探せど搭乗案内には私たちが乗る予定の飛行機の表示がありません…
前日、電話でエジプト航空にリコンファームを済ませていたのに…
カウンターで聞いてみても、やはりそんな便は無いとのこと。
とにかく次に飛ぶアブシンベル行きに乗れば良い。みたいなアバウトな指示をされ、不安な気持ちで時間を過ごしたのでした。
エジプト航空は頻繁に欠航やスケジュール変更があるとは聞いていたけれど、まさかこんなにもあっさり遭遇してしまうとは…
結果、予定よりも2時間遅れのアブシンベル行きの飛行機に搭乗となりました。
帰国後、Eメールの確認をしたところ、エジプト航空から便変更のお知らせがしっかり届いていました(^^;
【日程】
8/22 羽田出発-関空乗換え
8/23 ドーハ出発-カイロ到着
8/24 カイロ滞在
8/25 カイロ滞在
8/26 シャルムエルシェイク滞在
8/27 シャルムエルシェイク滞在
8/28 アブシンベル滞在
8/29 アスワン滞在
8/30 ルクソール滞在
8/31 ルクソール滞在
9/01 ルクソール出発-ドーハ乗換え
9/02 関空乗換え-羽田到着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.5
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エジプト航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
予定より2時間遅れで、やっとのことアブシンベルへ出発です。
-
こちらが搭乗する機体。小ぶりです。
途中、アスワンを経由し、アブシンベルまでは3時間弱のフライトです。 -
アブシンベル空港に到着!
とりあえず、本日の宿、Seti Abu Simbelへ直行です。
http://www.setifirst.com/ShowItem.aspx?ItemID=3
チェックイン後、ホテルのレストランでランチをとり、一休みします。 -
昼寝で元気を取り戻し、ホテルから歩いてアブシンベル神殿へ。
ツアーで来る人が多いのか、歩いて神殿に向かうのは私たちくらいでした。
入り口にはたくさんの大型観光バスが。
途中、豪華なクルーズ船も停泊していました。 -
やっと見えてきました〜。
アブシンベル神殿です!
手前に見えるのが小神殿、奥に見えるのが大神殿です。 -
小神殿。
ハトホル神とラムセス2世の王妃ネフェルタリに捧げられた神殿。 -
大神殿。
古代エジプトで絶大な力を誇ったラムセス2世の権力の象徴。 -
アブシンベル神殿は元は別の場所にありましたが、アスワン・ハイ・ダムの建設計画で水没の危機に直面し、ユネスコの救済活動によって、石を分断した上で、ナイル川の上方の丘に移設され現在の形になりました。
よーく見ると、移設時の分断の跡が石にくっきり残っています。 -
大神殿の入り口。
入り口の警察官が親切に写真を撮ってくれますが、当然のようにお金を請求してきます…(^^; -
大神殿内部。
立像と、奥に小部屋がいくつかあります。 -
神殿の目の前にはナセル湖が広がります。人口湖です。
-
夕暮れ時。
夜の音と光のショーまではまだ時間があるため、一旦ホテルに戻ります。 -
音と光のショーは満員御礼でした。
評判どおりのおもしろさで大満足!
スクリーンに見立てられた、小神殿・大神殿の大きな岩肌に映像が写しだされ、ラムセス2世や、ユネスコの移設の話などが音楽とともに語られます。
日本語のイヤホンガイドも完備しています。 -
ショーが終わった後はライトアップされた神殿前で写真撮影。
暗いのでなかなかきれいに撮れず…
ツアーバスに乗り込む人たちを横目に、てくてく歩いて暗闇の中ホテルに帰ります。
途中通りかかったモスクでは、たくさんの人がお祈りを捧げていました。
さて、明日は早起きしてバスでアスワンに移動です。 -
早朝5時過ぎ、バスに乗るためにホテルを後にします。
アブシンベルは世界遺産の象徴的な文化遺産のおかげで、世界中からたくさんの観光客が訪れますが、実際はとても小さな町です。 -
バス停には日本人のバックパッカーが数名いました。
同じ時間のバスに乗るようでした。
しかし、いつまで待ってもバスが来る気配はありません。
エジプトだし仕方ないか〜と思っていたら、重要な事実が判明!
近くにいたエジプシャン曰く、今年のサマータイムがちょうど今日終了したので、あと一時間近くバスは来ないと言うことでした。
何というタイミングの良さ?悪さ?
もう一時間長く寝ていたかったなぁと思っても後の祭り。
バスは一時間後、割と時間きっかりにアブシンベルを出発しました。 -
アスワンまでは陸路で280キロ。
4時間のバスの旅です。 -
途中の休憩所で。
-
乾いた砂漠の大地をバスはただひたすら走ります。
無事にアスワンにたどり着けることを祈って… -
途中、特にトラブルも無くアスワンに到着しました。
ナイル川沿いにはたくさんのクルーズ船が停泊していました。 -
早速、本日の宿にチェックインです。
ホテルはナイル川の中洲にあるため、専用のボートで向かいます。 -
ファルーカという舟です。
お金を払えば乗せてもらえます。 -
途中、遺跡?と思しきものをちらほら見かけました。
-
ホテルに到着です。
入り口でウェルカムドリンクが振舞われました。
Pyramisa Isis Island Aswan Hotel
http://www.pyramisaegypt.com/pyramisaisisisland/location.asp
連日のハードな移動で体調を崩していたので、体と相談しながら観光することに。とりあえず夕方まではホテルで休憩タイムとなりました。 -
夕方、体調の回復を待って食事へ。
カイロで食べておいしかったマクドナルドのマックアラビア(アラブ圏限定)を食べるために、ナイル川沿いのマクドナルドへ向かいます。
ここでアブシンベルへ向かうときに、カイロ空港で少し言葉を交わした日本人バックパッカーの男性と偶然再会!
話を聞くとスペインからモロッコに渡り、エジプトに流れてきたようで、アブシンベルからは私たちとほぼ同じようなスケジュールで動いていたようでした。
ここで再会したのも何かのご縁ということで、アスワンの観光を一緒にすることに。 -
マックの外に出てみると見事な夕焼けが目の前に広がっていました。
このきれいな夕焼けはアスワンでの一番印象深い思い出になりました。 -
仲間が一人増えて、少しうきうきな気分で夜のアスワンの街を歩きます。
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アスワンのスーク(市場)です。
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何だかわかりませんがキラキラのきれいな建物。
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どうせならということで、アギルキア島にあるイシス神殿に3人で行くことに。
町でタクシーを拾い、ボート乗り場まで送ってもらいました。
夜の時間帯はライトアップと音と光のショーが開催されています。 -
こちらのショーはイヤホンは無く、その日によって違った言語で解説の音声が流れるようです。
私たちが行った日はフランス人が多かったのか、フランス語での解説でした。
もちろん、何を言っているのかさっぱりわからず… -
イシス神殿はエジプトの古代遺跡の中でも、特異な歴史の経緯で破壊行為を免れたため、レリーフ等の保存状態が良いことでも有名です。
-
イシス神殿もまた、アスワン・ハイ・ダム建設のため、湖底に沈む運命にありましたが、こちらもユネスコの救済で現在のアギルキア島に移設されました。
もともとイシス神殿があったフィラエ島は、現在湖底に沈んでいるということです。 -
ボート乗り場まで戻ると、行きでお世話になったタクシーのお兄さんが私たちを待っていてくれました。
彼は陽気なヌビア人で、エジプト人との違いや、ヌビア人としての誇りなどをいろいろ熱く語っていました^^ -
翌朝、ルクソールに移動するため、アスワン駅へ。
バックパックの彼も私たちについてくるとのことで、3人での移動となりました。
写真は朝のアスワン駅のホーム。 -
お世辞にもキレイとは言い難い車体に不安を覚えますが、車内はそこそこキレイでした。
列車は、ほぼ定刻どおりにルクソールに向けて出発。
車窓にはナイル川とその流域に広がる田園風景が途切れることなく続いていました。
ルクソール編につづく
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