2012/03/24 - 2012/03/24
3位(同エリア21件中)
kumさん
ブムタンはチュメ、チョコル、タン、ウラという4つの谷からなる。
名刹がひしめくブータンの精神的な支柱とも言えるブムタン地方。
7世紀にチベット仏教が伝わってから、信仰の中心地として多くの寺院が建てられた。
この地に泊まったのは1泊だけ。
でも、その夜、不思議な夢を見た。
夢の余韻に引きずられ、現実が少しずつカタチを変えていく。
それは聖なる谷が見せた小さな啓示なのかもしれない。
***
【ブムタンでの訪問場所】
(タン)メンパル・ツォ→(チョコル)ジャカル・ゾン→ワンデュチョリン宮→ジャンパ・ラカン→クジェ・ラカン→タムシン・ゴンパ
【旅程】
□3月20日(火) 成田発バンコク経由デリー着 デリー泊
□3月21日(水) ヴァラナシ泊
□3月22日(木) デリー泊
□3月23日(金) ブータン入国 ワンデュ・ポダン泊
■3月24日(土) ジャカル泊(ブムタン谷)
■3月25日(日) トンサ泊
□3月26日(月) ティンプー泊
□3月27日(火) パロ泊
□3月28日(水) パロ泊
□3月29日(木) カトマンドゥとバンコク経由で帰国
□3月30日(金) 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ブムタンでの宿はジャカル(チョコル)にあるミファム・ゲストハウス(Mipham Guest House)
ブムタンの宿は部屋に暖房がない代わりに薪ストーブがあります♪ -
祭りの時期以外は観光客が多くないブムタン。
他の観光客が1組しかいなかったので、私の部屋は角にある一番眺めのいい部屋♪ -
こちらが部屋にある薪ストーブ。すごく暖かい!
が、火を点けるのに結構コツがいって、途中で自分で点けようとしたけど、うまくつかなかった・・・orz
火が表面しか焼かなくてすぐに消えちゃうんです。泣 -
ブムタン観光一発目はメンパルツォ(Burning Lake)と呼ばれる渓谷。
-
朝イチできたので私たちの他には誰もいない。
小さな祠の奥に鎮座するのはペマ・リンパかな。
ペマ・リンパというのはブムタン地方出身の高僧。15世紀から16世紀にかけて悪霊退治で活躍したとされている聖人で、ブータンではパドマ・サンババほどではないが、(特にブムタンでは)よく耳にする聖人の一人。
ちなみに現在の王家もペマ・リンパの末裔とされている。 -
カラフルなタルチョ、微かに残るお線香の香り、川の音、そして小さな仏像。
ブータンでは当たり前のようにそんな風景が、香りが、溢れている。 -
おびただしい数のタルチョ。
ここはペマ・リンパ縁の聖なる場所。 -
チベット仏教ではパドマサンババが各地に封印した教典を後世の聖人が発見するという埋蔵法典(テルマ)の信仰があり、ペマ・リンパのメンパルツォでの伝説はまさにその代表的なもの。
ペマ・リンパは衆人の見守る中でバターランプを手にこの渓谷の川の中に入り、水底から教典を持ち帰ってきたとされている。川からあがった後もバターランプの火は消えていなかったとされている。 -
さて、次に向かうのはジャカル・ゾン。
と、道の真ん中を仔牛が歩いていた!
危ないよー
ブータンは牛が多いのです。 -
トラクターなどの機械を使わず、動物と人力のみで畑を耕すのは大変だろうな。
-
実はブムタンではキラを着て観光してます♪
「キラ」というのは女性用の民族衣装。
大きな布をワンピースのように巻いて、上にジャケット的なものを羽織ります。ゾンに入る時は正装ってことでラチュという細長い布を左肩にかけます。
一人では着付けられないので手伝ってもらいます。
ホテルの女性スタッフにお願いできないかと思っていたら、そのホテルは女性スタッフがいなかった。ってなわけで、ドライバー(♂)に着付けてもらう。つっても、洋服の上から着るのでno problem。
しかし、なんでドライバーはキラの着付け方を知っているの?と突っ込んでみたら、なにやら言い訳してたよ。^皿^ -
ゾン(ブータンの要塞兼役所兼僧院)はどこもとてもステキ。
手入れの行き届いた現役のゾンも
廃墟となって訪れる人の少なくなったゾンも。 -
たまにゾンの中で見かけるにわとり。
これは信者がお寺に寄付したものなのだそう。 -
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ブータンの仏教はドゥク派とニンマ派に大きく分かれる。
多くのゾンはドゥク派の僧院が入っているが、ブータンはニンマ派の土地なので長らくおのジャカル・ゾンの中には僧院がなかったのだそう。
それが近年、ドゥク派の僧侶が常駐することになり、少しずつ変わってきている。 -
-
ゾンや寺院で見かける壁画は同じモチーフを描いていても、タッチが少しずつ異なるように思う。
ジャカル・ゾンのこの壁画は結構繊細な印象を受けた。 -
隠れたイケメン大国のブータン。
ベースがかっこいい人も多いけど、何より「ゴ」という男性の民族衣装とかこの赤い僧服がかっこよく見えるんだと思う。
スーツマジックならぬ、ゴ・マジック☆ -
といっても私のガイドは背が低くて小太りで顔もいまひとつでガッカリ。
僧侶ばっか撮っていたら「なんでオレを撮ってくれないの?」と不満を漏らす。
撮って欲しかったら、せめてもっと痩せてくれ。 -
-
ん?デジャヴュ?
ワンデュ・ポダンのゾンで見たのと同じような構図・・・苦笑 -
僧侶たちは若い少年が多いので多分遊びたい盛りなんだと思う。
携帯持ってテキストしているし、サッカーしたり、夜はビリヤードしたりしている。
僧侶と言えば禁欲的な暮らしをしているのかと思いきや、ブータンではだいぶ様相が異なるらしい。 -
ジャカル・ゾンの後に訪れたのはワンデュチョリン宮。
現在の王家の初代国王の父が建てた宮殿。
長らく廃墟となっていたところを、現在では仏教学校として利用。 -
ながーい石垣に挟まれた通路を通る。
ちなみにこの左手にはアマンコラがあります。
憧れのアマン・・・しかし一人1泊7万円(シングル使用だともっと高い)くらいと聞き、手がでない・・・ -
今まで見たゾンは赤などの暖色系を多く使っているイメージがあるけど、ここは青を結構つかっていて雰囲気が少し異なる。これもすごくイイ!
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ジャカル・ゾンと同様にここの壁画も少し繊細なタッチ?
ブムタンの仏教アートの特徴なのだろうか?? -
昇り龍〜♪
ブータンは別名「雷龍の国」と言うのです♪ -
色鮮やかな柱。繊細な飾り。質素そうな暮らしからは意外に感じる、飾りや色がてんこ盛りなブータンの伝統的な建築様式。
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仏教学校の生徒さんかな。
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ボロボロな階段は今にも崩れそう!
でもちゃんと現役なの。 -
僧侶達の洗濯物♪
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ワンデュチョリン宮の入り口の石垣から見たジャカル・ゾン。
「白い鳥の城」の別名を持つジャカル・ゾンは遠目にも高貴で美しい。 -
次に訪れたのはジャンパ・ラカン。
ここは旅行会社の手配内容にはもともと入っていなかったけど、前日の晩にガイドにお願いして観光に組み込んでもらった。 -
ソンツェン・ガンポというチベットの王が建てたお寺。パドマサンババの時代よりも100年ほど前であり、パロにあるキチュ・ラカンと並んでブータン国内にある最古のお寺の一つとされている。
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畑の中にポツンとあるこのお寺には観光客の姿はなく、地元の人が時折お詣りに来ているくらい。
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マニ車を回しながらお寺の敷居をくぐる。
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ちょうどお供え物を仏像の前に運びにきていたお坊さん☆
写真撮らせてってお願いしたらちょっと表情が硬くなっちゃった・・・本物はもっとイケメンでした!苦笑 -
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犬たちよ、だらけ過ぎだよ。
ブータンのワンコ達はみんなゴロゴロ寝ていたんだけど、夜になるとよく遠くで遠吠えが聞こえていた。夜に活動するから日中は寝ているのか。 -
ワタリガラスはブータンの国鳥なんだそう。
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ブータンに本格的に仏教を広めたパドマサンババ。
パドマサンババの影が刻まれた岩を祀るクジェ・ラカンを次に訪問。 -
真言(マニ)が刻まれた岩
-
お寺の本堂は3つの建物からなる。
お寺の敷地は108の仏塔が囲む。
基本的には白い仏塔だが、東西南方の方向にはそれぞれ色つきの仏塔が建つ。 -
何話してるのかな?
-
3つの本堂はそれぞれ左から、現王家の3代国王妃により1990年に、初代国王により1900年に、トンサ・ペンロプにより1652年に建てられたもの。
ペンロプというのは県知事とでも言うべき役職。トンサ・ペンロプはペレ・ラ以東を治めており、国王が即位前に必ずこの地位に就くしきたりがあるくらい重要な役職。 -
王家との結びつきが強く格式の高いラカンだけれども、ここでもワンコ達はだら〜ん・・・
-
中国やインドの干渉を強く受けているチベットやネパールがその宗教的独自性を失いつつある中、ブータンは密教的色彩を未だに強く残している。
こちらは時輪タントラ(カーラチャクラ・タントラ)の教義による宇宙図。中央が須弥山、その外に地輪・水輪・火輪・風輪がある。
須弥山は仏教、バラモン教、ヒンドゥー教などで聖なる山とされている伝説上の山。須弥山は、中腹で四大王天が四洲を守り、さらにその上の山頂の忉利(とうり)天には帝釈天が住むという。須弥山の頂上に善見城がありインドラ(帝釈天)が住んでいる。
須弥山には甘露の雨が降っており、それによって須弥山に住む天たちは空腹を免れるという。ギリシャ神話のオリンポス山とネクターみたい。 -
-
こちらは3代国王妃が建てた本堂。
まだ新しいので色鮮やかで美しい。
ブータンの民族衣装のキラを着ていたら、ここで鉢合わせたドイツ人のツアー客にブータン人に間違われた。キラを着て一眼カメラを首からぶら下げているので「ブータン人がカメラ??」と激しく違和感を感じたらしい。笑
紛らわしくてスマン。^^; -
-
一番右の建物(トンサ・ペンロプが建てたもの)にはパドマサンババの影が刻まれた岩が祀られている。
インド人であるパドマサンババは、ブムタンの地を治めていたシンドゥ王という国王から、怒れる土着神シェルギン・カルポを鎮めるためにこの地に招聘された。
パドマサンババは岩の上で瞑想し、見事シェルギン・カルポを鎮める。そのときに岩にパドマサンババの影が刻まれたのだとされている。 -
少年のお坊さんが多かったけど、珍しくお年寄りの僧侶。
味があってかっこいい! -
あまり見かけない風車のマニ車。
水車のマニ車は結構あるのだけど。 -
だら〜ん
-
-
クジェ・ラカンから少し川沿いに進んだところにある吊り橋を渡ってタムシン・ゴンパに向かいます。
-
ブータンにたくさんいる牛たち。でも肉付きはあまりよくなさそう。でっぷりした日本の牛を見慣れているせいでそう思うのかも。
-
こちらが吊り橋。
この橋もブータンの多くの橋と同様に、タルチョがたくさん架けられている。 -
せっかくなので撮ってもらった☆
カメラバックが邪魔・・・ -
細い田舎道を進むと、白いタルシン(竿にかけられた旗)。
-
向こうから来た姉妹。
お姉ちゃんが黒木メイサ風美人。
将来有望☆ -
-
クジェ・ラカンがあんな遠くに!
結構歩いたな。30分くらいだったように思うけど。 -
ブータン西部に比べると少し気温の低いブムタン。
僧侶も僧服の下に長袖を着ている! -
こちらが目的地のタムジン・ゴンパ。
お寺の前の駐車場で僧侶達がサッカー!
しかも服装がだいぶ乱れているぞ!
ジャージと僧服のミックスって新しい!? -
こちらはペマ・リンパが開いたお寺の中で最も重要なお寺とされているらしい。
創建は1501年。 -
-
-
この鎖帷子はペマ・リンパが着用していたとされるもの。これを着てお堂の周囲を巡ると罪が消えるのだという。
ちょうど着ている人がいた!
その後もたせてもらおうとしたけど、あまりに重くて持ち上げられず・・・。うーん、罪が消えなくてもいいや・・・ -
ブムタンには外国人向けのレストランがないので、ホテルに戻って昼食を頂きます。
ブータン旅行中の食事はいつもこんな感じ。赤っぽいお米、野菜炒め、唐辛子、牛肉炒め。唐辛子は、ペースト状になって山椒が入っているものがたまにあり、激辛&山椒好きの私にはたまらなかった♪♪
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この旅行記へのコメント (5)
-
- crossさん 2012/06/06 00:44:20
- 国王といい、ブータンはイケメン揃い...
- kumさん、引き続き...
この「ゴ」って赤だけですか?
こんな年をとっても赤好き。
真っ赤なTシャツ、ポロシャツ、イルカのいっぱい付いたアロハシャツ。
今でもたまに着てますよ。
この「ゴ」も欲しいくらいです。
ブータン人て日本人に似てないか?
国王もそうだけどイケメン結構いるみたいですね。
cross(^_^)v
- kumさん からの返信 2012/06/09 23:13:31
- RE: 国王といい、ブータンはイケメン揃い...
- crossさん、こんばんはー
お返事遅れてスミソです・・・
あ、ちょっと紛らわしかったですね。
この写真の服は「ゴ」ではなく、僧服です。
「ゴ」はこれですね。
http://4travel.jp/traveler/kum/pict/25515209/
この写真だと靴がスニーカーですが
普段は黒のハイソックスに黒の革靴というのが
町でよく見かける「ゴ」スタイルです。
お腹まわりがゆったりしているのでメタボ隠しにもちょうどよく。笑
> ブータン人て日本人に似てないか?
> 国王もそうだけどイケメン結構いるみたいですね。
そうなんですよ。
イケメン多いです!そこも癒されポイントの一つですね。笑
くむ
- crossさん からの返信 2012/06/09 23:29:12
- RE: RE: 国王といい、ブータンはイケメン揃い...
- kumさん
本物の「ゴ」も赤と黒でカッコいいじゃないですか。
日本で着たら、やたらと見られそうですが、ぽっこりお腹も隠せて一石二鳥です。
cross(^_^)v
> crossさん、こんばんはー
> お返事遅れてスミソです・・・
>
> あ、ちょっと紛らわしかったですね。
> この写真の服は「ゴ」ではなく、僧服です。
> 「ゴ」はこれですね。
> http://4travel.jp/traveler/kum/pict/25515209/
> この写真だと靴がスニーカーですが
> 普段は黒のハイソックスに黒の革靴というのが
> 町でよく見かける「ゴ」スタイルです。
> お腹まわりがゆったりしているのでメタボ隠しにもちょうどよく。笑
>
> > ブータン人て日本人に似てないか?
> > 国王もそうだけどイケメン結構いるみたいですね。
>
> そうなんですよ。
> イケメン多いです!そこも癒されポイントの一つですね。笑
>
> くむ
-
- るなさん 2012/05/22 13:21:24
- どうしよ〜( *´艸`)
- kumさん、こんにちは。
いいね!いいね!
前回に引き続き、建物のカラフルさ最高♪
木の朽ちかけた感じもすごくいいな(*´ω`*)
どれも私好みのベストショットでしたが、これ、表情があってすごく好き。どこかの旅雑誌を見ているよう。
カラフルな建物、私も見に行きたい〜い(●゜∀゜)ノ
ブータンにもアマンリゾートあるんですね。ここは、どうもお高くて手が出ませんわ(泣)
それに、私の苦手なビーチリゾートがほとんどなので、旅先に挙がりません。
基本、歩き倒す私の旅スタイルだから、部屋にほとんどいないし、いつも立地が最優先でお手頃な宿をチョイスしてしまいます^^;
「何もしない贅沢」が愉しめるようになったら、アマンには行ってみたいな。
僧侶も、若い時はどこも同じなんですね(笑)
歴史を感じさせる街並みや風景の中でも、携帯が出てきた時点で現実を知らされる私です。あはは。
また続き楽しみにしてまぁす。
るな
- kumさん からの返信 2012/05/24 00:12:05
- 先物買い
- るなさん、こんばんは!
コメント有り難うございます!!
> どれも私好みのベストショットでしたが、これ、表情があってすごく好き。どこかの旅雑誌を見ているよう。
このお姉ちゃんキリっとした顔で凛々しいでしょ?
大人になったら美人になるだろうなぁと思いながら、
写真を撮らせてもらいました♪
アマンがブータンにあることは私も今回の旅行の前に初めて知りました。アマンと言えばリゾートのイメージがありますが、遺跡や都市系のアマンもいくつかあるんですよね。マラケシュやシェムリアップにもありました。インドもあるみたいですね。
私もダイビングをしに行くことはあっても、リゾートでのんびりするタイプではないのであまり興味はなかったですが、やっぱり一度は泊まってみたいなぁ。いや、一度と言わず、二度、三度・・・笑
ブータンの僧侶は日本の僧侶とはだいぶ異なりますね。
そもそも若者だらけです。
俗世に戻るのも簡単なようなので
人生のうち一度は僧侶になる人が多いみたい。
というわけで、僧侶といっても普通の高校生みたいに遊びたい盛りなのかも。^^
くむ
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