今年もまた「中世祭り」行ってみた！--2012オルレアン・シャルルマーニュ島　本編

2012/05/01 - 2012/05/01

日本のゴールデンウィーク辺りの旅の中日、中世祭りを探し出し、行って見ましたオルレアン！
年間通して行われる、ジャンヌダルク祭りの５月のプログラムの一環のようですが、ちょっと離れた川の中の島で開催されます。

5月1日はフランスでは祝日。商店が休みだったり、街中だとデモとかやってたりするんですが、なんと！ここは交通機関まで全面ストップ！歩くしかありません。多分1時間ぐらい・・・でつくのかなー・・・と覚悟して行ってみました。
前日に途中で電車が止まり、たどり着いたら真夜中というアクシデントのため、ちょっと寝坊してのスタートとなってしまいましたが、そりゃーもう楽しい一日でした。

すみません、どうもイベント物はいろいろ盛り込みたくなってしまい、写真かなり多いので、別記と分けました。催しや買い物情報が載ってますので、別記も見てね。
http://4travel.jp/traveler/clavier/album/10674987

エリア オルレアン=ラ=スルス(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 1.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

我々は、ジャンヌダルクのパレードにさよならして中世祭りへ。

パレードが通っていたロータリー（橋の袂）から、案内板が出ていました。
事前に調べたら、この橋から案内板を出しますとのことでしたが、結構判りやすいです。
これは登りかけのところ。
我らは歩きなので、左側を行きます。

事前調査によると結構ここからもかかるはず。

そしたらこんなところでした。
歩いている人も結構います。

いやー電車近いっス、怖いっス、うきうきでス！
でも橋が長い。

川中の島ってどんなだろうと思いつつ、川べりを歩きます。

見えてきました！
島には橋が架かっていて、わずか10ｍ足らずで上陸です。

手前には大きな駐車場。
橋などの出入り口にはガードマンがいました。
お姉さんがパンフレットを配っていたりします。
お客さんたちは張り出されたプログラムを見て、何を見るか決めているようでした。
みなさん最後のイベント目当てのようです。

第一村人発見！
マントのお兄さんはお客さんです。

さっそく飲み物を発見し、買ってみることに。

絞っただけのりんごジュース。おいしかった〜
ここはぶどうジュースもあって、後で飲んだらそれも良かった。すっぱかったけど。
ぶどうはちょうど切れたところに行ってしまい、おじさんが探してくれました。で、他の人に「絞るの？」って。。。ここでかい？
結局冗談だったようで、後ろから出てきましたが、どちらも手絞りらしく、いろんな空き瓶を流用してて、「これはりんご？」「いやぶどうだよ」なんて言ってるんですよ〜。

こんな感じでテントが沢山。
お店は屋台風テントですが、人のいるところはそれぞれが村のようになっています。
後で開催されるイベントに出る騎士たちはここにいて、時間になると出て行くようです。

午前中なので、朝ごはんでしょうか、それとも早めのお昼？
村人は各自テントでまったりしてます。

あまりに絵になる2人のお邪魔にならぬように、こっそりツーショット。
間違って中世の世界に迷い込んだようです。

なんとこの2人、後でみたら知らない間に彼の写真にも入っていた！
おおなんと絵になる2人。中世そのもののようです。

彼らもお客さん。
行動パターンが似ていたのか、しばらくは一緒に動いてました。

一番の高台に陣を張る人たち。
団体によってそれぞれの旗を立ててます。

お昼頃になると食べ物屋は列が出来てきました。
これは鳥の丸焼きとでっかいハムの固まり焼き。
まるで市場や街の店先で売っているような、機械を使って焼いています。
おじさんがさばいてくれて、店先と同じように焼いたポテトと一緒に売られています。

激写中！
駐車場の端から、馬車が出ていました。
駐車場が広いことへの配慮でしょうか。
皆さんてきと〜に乗ってました。

ソーセージを美味しそうに焼いてます。
ここで焼いて売っているのかと、いやー釣られましたよ〜。

アントレ券とソーセージ券とを購入。
アントレは、自家製キッシュ。
かなりの種類があったのですが、何があるのか聞かないと判らない。で、おばさんに聞いてみる。オニオントマトも美味しそうだったのに、腹持ちしそうなものがいいと言うことでチーズとベーコンのキッシュに。
ソーセージはレンズマメ添えとインゲン添えがあるよといったところ、だんながインゲンというのでこちらに。白いインゲン豆の煮たものでした。

で、釣られたソーセージはというと・・・缶詰のソーセージみたいなんだなあ・・・豆も・・・
豆は残しました。結構な量の豆で、味もなかったのでギブアップ。
おばさんごめんなさいm(_ _)m
なんだか町内会の出店みたいな店でした。
値段も安かったしねぇ。

剣について説明中。そこらじゅうでこんな場面が展開中。

さっきのソーセージと、持ってきたサンドイッチの残りでは足らないし、気を取り直して、朝一でお昼にどうかと見ておいたお店に並びなおし。
朝から美味しそうな匂いがしてたんですよ〜

ソーセージとアンドゥイエットだったかな。。。それにデザートと飲み物も売ってます。
品数のある店は注文しづらい。品物がどれか良くわからないわ、口頭だわで難関です。

そんなときは覗き見です！

誰がどれを頼んで何といっているかとか、お店の人が何を聞いているかとか、どういう手順で頼んでいるかとかいろいろ。
私の順番が来た時は、別のお兄さんに担当が替わってしまい、お姉さんのテンポではなかったけど、結局一つづつ頼みました。

こういうときは地元民も、頼んでる人の後ろから何を売っているか見てます。で、並んでる仲間に伝えて代表者が買っている。だから、並んでいる人が少なくても順番はなかなか来ないし、席もいっぱいなんです。

「パンにのせる？皿にする？」と聞かれた。そう来るか。
パンつきで〜とたのんだらこの状態です。（パンもいいかげんに切ってるので、ぶあつ〜い人と私のような薄めの人がいたりする。）

全部を木のプレートに乗せてくれました。
コーラがオリンピック仕様だ。
木のプレートは返却です。

これが大人気！
日本語だと”オニオンを煮たもので煮たソーセージ”かな？

ちょっとお醤油を髣髴とさせるようなしょっぱさ加減と香ばしさ。うま〜。
一本のソーセージを鍋の中で切ってくれるので、千切れた部分は残ってしまい煮詰まっている。そこもおまけにくれたけど、さすがに味が濃かったな〜。

お姉さんだとこれにグサっとナイフフォークを刺してくれてました。いけてるね姉さん！

デザートの「pudding　Medieval」プディングは英語だ〜フランス語読みが判らない〜
で、適当に発音してみた。勢いも必要だ。

これはパンプディングみたいなもので、ちょっと香辛料が入っている。
べチャットしていてレーズン入りなので私には向きませんでした。

待ってる間も、道化の人とかが来て楽しませてくれるので、飽きたりはしません。
私は別の場所でビデオ撮影してたら、真横に違う道化の人が来て驚かされました〜。
周りはにやにや、何かと思ったら〜真横に顔が。。。

みなさんそんなんで楽しんでるんです。

午後からの人出がすごかったです。
午前中の３倍ぐらい。
午前中はのんびりしてたのに、午後はtheお祭りってかんじでした。

公園で開催しているので、公衆トイレが使えました。
おまわりさんも待機中。

そうそう、フランスの公衆トイレは、結構な確立で便座がないです。ちなみにここで入ったのはトルコ式と言われるタイプ。日本の和式に近いですね。

なにか始まると人だかり。
どんなだったかは別記参照。

ショーが始まるので移動。
こちらも詳しくは別記を見てね。

そしてショーが終われば、お客さんは点在する村々を移動して散策。

豚の丸焼きもあります！
が、売ってくれるわけではない。
村人が食べるのです。

村人のお祭りですねえ。

向こうからやってくる楽団を激写。
するとおばさん
「写真よ写真！」

で、こんな状態に。
慣れてます。だって、後で別の場所でも「写真よ〜」と言う号令でポーズ作ってましたから。
でもこれ、もう一枚って言ったら体制崩れてました。
一瞬しか持たないようです（＾＾；）

かぶとと槍を展示中。
でもって、例のごとく説明中。

これは加治屋さん。
やっぱり説明中。

炭火焼クレープ細腕繁盛記。
大人気なのですっごい並びました。
おやつ系が少なかったですからね。こことベニエ屋さんが混む事に。

そしてカメラマンも激写中。

そいで、こいつが出来上がり。
厚みがあって食べ応え充分すぎです。
お砂糖にしたら淡白だった。ジャムが正解かな〜。

そして、本日最大の催し物を見に会場へ。
おおーすごい人です。
どうりでテント村側の人口が減ったわけだ。

投石器で攻撃中です。
別記も見てね。

そろそろ帰るか〜とクレープ屋の前を通ると、まだやってました！
が、さすがにお客さんもいないか。
今日はお疲れ様。
暑さで伸びてたお姉さん大丈夫だったかな？

昼間並んで買った飲み物屋さんもの〜んびり。
写真撮ったらピースしてくれた。そっちが撮りたかったよおじさん。
で、
「ボンヌプロムナード！」と言ってくれました。
ありがとーでももう帰るのさ〜

ここはお水をグラスで売ってた。うまい商売だ。
「今日はグラスなんだよ〜大きいの小さいの？」って小さいのにする人いるんかい？
そうそう、ここは栗風味のビールも売ってた。前に並んでた人が美味しいんだと言ってました。おじさんが泡にこだわって作ってくれるビール。バーのようです。

ゆうげかな〜

さあみんな、おうちに帰ろうね〜
その衣装のままで帰るんですか？

日も落ちてきたし。

線路から見たシャルルマーニュ島。
島には見えないですね。
帰りは遠い・・・