２０１２　日本の旅：　８日目　　皇居・六本木・麻布

2012/04/12 - 2012/04/12

４月１２日、日本の旅８日目は　午前中　皇居東御苑　を訪ね、その後　六本木・麻布十番　を散策。

写真は　六本木ミッドタウン近くの桜並木。



日本が友好のシンボルとして桜の木をアメリカに贈ってから今年が１００年目(Cherry Blossom Centennial) になります。 それを記念して　アメリカの郵政局は　桜の記念切手を発売。　

２０１２年の日本旅行の表紙に　その記念切手の絵 を使っています。

エリア 六本木(東京)

４月１２日の午前中に皇居東御苑を探索。

皇居東御苑の Kaku+ アルバム：
http://4travel.jp/traveler/kaku5plus5/album/10668318/

写真は富士見櫓

皇居大手門

大手門から　内堀通りを隔てた場所に　皇居外苑が管理している小さな憩いの場、噴水公園、があります。

皇居東御苑を見学した後、地下鉄で　六本木へ

六本木の　ミッドタウン ガレリア地下１階にある、鈴波　で昼食。

漬物の老舗、大和屋が　その知識を魚に生かした店。

鮭の味醂粕漬料理

左上は梅酢

昼食後、六本木を散歩。

右側に見える建物に人が集っています。

何だろう。。。

さくらスパークル　ラウンジ(Sakura Sparkle Lounge)

Sparkle は　きらめく　と云う意味から宝石、あわだつ　から　シャンペン　などの　bubbly drink をも意味します。

ここでは　シャンペン　のこと。　　

さすが、六本木、シャンペンを飲みながらお花見と洒落ています。

ミッドタウンの道に沿って咲く、さくら。

六本木ヒルズ

六本木の街並み

麻布パティオ十番に置かれている　きみちゃんの像。

「きみちゃん　って誰？」

野口雨情の童謡（赤い靴）の中に、「赤い靴履いてた女の子。。。」とありますね。　　横浜の港から外国に渡ったとされ、横浜港には彼女の銅像がおかれています。

ところが、彼女は「異人さんに連れられて」アメリカに行かなかったのです。　　それは、それは　可哀相な物語。　　歌詞の女の子の名は　岩崎かよの娘の　きみ(１９０２ー１９１１）。

岩崎かよは未婚の母としてきみを育てていましたが、北海道に渡り、結婚する為、娘の養育をアメリカ人宣教師のヒュエット夫妻に託すことになりました。

やがてヒュエット夫妻は本国に帰る事になるのですが、その時きみは結核に冒されていて、アメリカに連れて行く事が出来ず、そのまま東京・麻布の鳥居坂教会の孤児院に預けられてしまいました。　　きみは孤児院で母親に会うこともできず、9歳で亡くなったということです。

母親のかよは、きみはヒュエット夫妻と一緒にアメリカに渡ったものと思いこんでいて、きみが東京の孤児院で結核で亡くなったことは知らされないまま、一生を過ごしたと云うことです。

近代だと　ペニシリンで治る結核を　当時は恐れていたのが分かります。
この物語に感動した人々が　このようなことが起こらないようにと　寄付金を募り、ユニセフを通じて病気で苦しむ子供もたちを援助しているそうです。

ホテルに近い麻布に銅像がある　と云うので見に行きました。　そして我々も少しだけど寄付。

「写真にきみちゃんの頭が写っていないけど。。。」

下の文章を撮ろうと焦ったようで、頭が写っていませんでした。　　旅も８日目となると疲れてきたかな。。。

麻布十番にある善福寺。

「何故、このお寺に参拝に行ったの？」

女性のタクシーの運転手さんが　ニュー山王ホテル　の近くにあるこのお寺のサクラが綺麗だから　見に行きなさい　と紹介されたからです。

確かに、１週間前はもっと綺麗だったでしょうね。

４月１２日の夕食はニュー山王ホテルの菊屋で　４トラの North American F-86Fさんと会食。

前菜が　寿司、サラダ、飲み物が　焼酎、そして鉄板焼きは　鮭とロブスター

４月１２日は　洋間に移動。

洋間の方が過ごし易いですね。

４月１３日、金曜日の朝食は　１２日と同じ　エンポリアム　で。

朝食ブッフェ

中央の下は　bread pudding、私が食べてはならぬ甘いもの。

良半は日本食を選びました。