北欧デザインとフィヨルド観光の旅 その２ 〈ノルウェー・フィヨルド観光編〉

2008/07/01 - 2008/07/01

初夏の北欧を旅する。
ノルウェーではフィヨルド観光。
スウェーデンではアスプルンド、フィンランドではアアルトがデザインした建物を巡りました。

エリア ソグネフィヨルド周辺(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回です→北欧デザインとフィヨルド観光の旅 その１ 〈ノルウェー・オスロ編〉
http://4travel.jp/traveler/tabiphoto/album/10667004/


今日はフィヨルド観光！ということで朝６時に起床。

ホテルのレストランは早朝にもかかわらず、結構混んでいる。
みんなフィヨルド観光かな？

チェックアウト後、中央駅のコインロッカーにバックパックを預けて（２日で80NOK）、8：11発のベルゲン急行に乗った。
列車にはすでに多くの人が乗っていたけれど、指定席だから焦る必要はない。

列車がフィンセ駅に近づくにつれて、山の所々に雪渓が見えてきた。
車内は暖かいけれど、きっと外は寒いんだろうな〜。

列車がフィンセ駅でしばらく停まっている間、乗客はホームに降りて写真を撮ったりしていた。

ホテルのような建物があったけれど、こんな所に泊まってみるのも楽しそうだなぁ。

そろそろお腹が減ってきたので、朝食時に取っておいたパンを食べていると、同じように近くのアメリカ人らしき家族連れもビニール袋に入れたハムやチーズを食べていた。
やっぱり考えることは同じですね（笑）

これが私たちの乗ったベルゲン急行。
座席は広くて快適♪

車内には売店があって、ホットドックなどが売られおりました。
わざわざ朝食を取ってこなくてよかったかも？（笑）

ミュルダール駅で、同じホームの反対側からフロム鉄道に乗り換える。

この列車はすべて自由席。

進行方向の左側に座った方が、より素晴らしい景色が満喫できると聞いていたので、気合いを入れて、左側の席をゲット！

列車は途中、ヒョース滝で一時停車する。

みんなカメラ片手にホームへ出て記念撮影タイムが始まった♪

さすが落差93mの巨大な滝は迫力があり、ホームに立っている私たちのところにまで水しぶきがやってくる。

しばらくすると、滝の轟音に負けないぐらいの轟音で悲しげな音楽が流れてきた。

はっ、、妖精！？

滝の真ん中辺りの岩陰からひょこっと金髪の女性（妖精？）が出てきてクルっと回り、岩陰に隠れた。
さっきの何？と思う間もなく、別の岩陰から同じ衣装の女性（妖精？？）が出てきた！！

も、もしやワープ？？？（爆）

クルっと回ると、再び岩陰に隠れてしまった。

ノ、ノルウェーがそんなことする国だとは…ww

妖精もいなくなったところで、発車の合図が鳴り、いそいそとみんな列車に乗り込んだ。

フロム鉄道はフロム駅までの全長20kmの急勾配を約1時間かけて進む。

美しい景色のオンパレードでとてもよかった！

フロム駅の周辺にはお土産屋さんやレストランが数軒あった。

これが私たちの乗るフェリー。
思ったより小さいかも。

ソグネフィヨルドの支流、アウランフィヨルドを通ってグドヴァンゲンまでおよそ2時間弱の観光です。

このフェリーも自由席なので、急いで席を確保する。

でもこの後、景色に応じて甲板に行ったり、船内に入ったりしてウロウロしたのですが（笑）

フェリーは15：10、ちょうど定刻に出発した。

たくさんのカモメがいつまでもついて来るので、パンをあげたり、写真を撮ってみたりで、みんなカモメに夢中。

フェリーで休憩中のカモメも。
かわいいなぁ〜。

外に座っていると、ものすごく寒い。
ウールのカーディガンの上にブルゾンを着ても寒かった。

でも、ずっと憧れていたフィヨルド。
ここに自分が居るなんてまるで夢のようだった。

切り立った山々には大小さまざまな滝がある。

ここには妖精はいなかったのが、ちょっと残念（笑）

途中、老夫婦が大きな荷物とともに降りて行った。

このフェリーは観光船であると同時に、この地域に住む人にとっての重要な足でもある。

ここの村人たちはどんな生活をしているのだろう。農業や牧畜とか？
それにしてもフィヨルドの村に住むなんてすごいなぁ〜。

フェリーは17：00過ぎ、グドヴァンゲンに到着した。

今度はバスに乗り換えてヴォスを目指す。

ここも指定席ではないので、すばやく右側の席をゲット！
なぜなら、右側の車窓からは渓谷が見渡せて見晴らしがいいのです♪

途中バスはスタルハイムという断崖の上にあるホテル（写真の赤い建物）に一時停車して、乗客が何人か降りて行った。

いいな〜、部屋から眺めが堪能出来そう。

バスは19時にヴォスに到着し、19：20発の列車でベルゲンへ向かった。
乗り物ばっかり乗ってるなぁ（笑）

20：30過ぎにベルゲンに到着。

22：58発オスロ行きの寝台列車まで時間があるので、雰囲気の良い通りを歩きながら夕食のレストランを探すが、どこも閉店していた。

しかたなく、駅近くのショッピングセンターにあるバーガーキングで夕食。
チーズバーガーセットが900円ぐらいだった。

寝台列車はレストランのある車両で鍵をもらい、部屋に入る。

部屋は狭いながらも清潔で心地良さそう。

洗面台付きで、タオル、紙コップ、ミネラルウォーターなどもついており、至れり尽くせりのサービス。

音に敏感な私は、ガタガタいう音と振動であまり寝られなかったけれど…
今まで何度か外国の寝台列車に乗ったことがあるけれど、この列車が一番良かった。

6:30ごろ、無事オスロ中央駅に到着。
駆け足ながらも、楽しいフィヨルド観光でした。