2012/08/02 - 2012/08/05
112位(同エリア452件中)
弾丸旅行者さん
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- 旅行記46冊
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親族が保有していた日本航空(JL)のマイルの有効期限が迫っていたので、急遽そのマイルを使わせて頂く事にしました。 真っ先に頭に浮かんだ渡航先は台湾だったのですが、東京発で関空経由なら台北行の特典航空券が取れる事が分かり、急遽、台湾訪問を決めました。
今年に入って5回目の台湾訪問となる今回の旅行では、「台湾で神様になった日本人」と言うテーマを掲げました。 台湾には日本人が神様として祀られている廟があると聞いており、是非とも訪問してみたいと考えていましたので、駆け足で台湾南部(嘉義・台南・高雄)を巡る事にしました。 観光の要素は全く無い旅行となりましたが、台湾と日本の繋がりを再確認する事が出来ました。
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旅程表
<2012年08月02日(木)>
東京国際空港21:10→(JL189便)→関西国際空港22:25
大阪・泉佐野(関西エアポートワシントンホテル)泊
<2012年08月03日(金)>
関西国際空港09:10→(JL813便)→台湾桃園國際機場(空港)11:05
台南(シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台南
(Shangri-La Far Eastern Plaza Hotel Tainan))泊
<2012年08月04日(土)>
台北(台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei))泊
<2012年08月05日(日)>
台湾桃園國際機場(空港)12:05→(JL816便)→関西国際空港15:40
大阪国際空港18:30→(JL130便)→東京国際空港19:40
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主な旅費
(1)東京→関西→桃園→関西//大阪国際→東京
(日本航空HPより購入 JL特典航空券 諸税17,060円 + 19,000マイル引落)
(2)関西エアポートワシントンホテル 1泊宿泊代
(楽天トラベルHPより購入 7,800円)
(3)シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台南
(Shangri-La Far Eastern Plaza Hotel Tainan) 1泊宿泊代(朝食、スパ料金込)
(シャングリラHPより購入 8,030台湾元(21,332円))
(4)台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei) 1泊宿泊代(朝食込)
(エクスペディアより購入 15,127円)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
<2012年08月02日(木)>
残業を20時過ぎに終えて、急いで東京国際空港(羽田)にやって来ました。 いつもは大阪国際空港行の便を利用するのですが、特典航空券では大阪国際空港行の便を取る事が出来なかったので、今回は仕方無く21時10分発のJL189便・関西国際空港行の便に搭乗します。
この日のJL189便では、予約客数が座席数を上回っているとの事で、翌日の便への振替に協力してくれる人を募集していました。 搭乗したJL189便は、22時20分過ぎに関西国際空港に到着しました。 -
この時間から北大阪の自宅に戻るのは大変ですし、明朝の台北行の出発時間も早いので、関西国際空港周辺のホテルに宿泊する事にしました。 今回選択したホテルは、りんくうタウンにある関西エアポートワシントンホテルです。
関西エアポートワシントンホテルURL
http://washington-hotels.jp/kansai/
関西国際空港の団体バス乗り場(S-11)から無料シャトルバスが出ていて、22時35分のバスに無事に乗車する事が出来ました。 -
宿泊した日(2012年08月02日)は、台風9号の影響で台湾方面への飛行機が軒並み欠航となっており、その影響を受けたと思われる方々が、このホテルに多く宿泊されていました。
写真は、関西エアポートワシントンホテルの10階客室の様子です。 -
浴室は典型的なユニットバスでした。 今週は大阪空港ホテルと関西エアポートワシントンホテルと言う2種類のエアポートホテルを宿泊しましたが、個人的な印象としては俄然、大阪空港ホテルに軍配が上がります。
因みに、大阪空港ホテルの事は「2012年07月 香港旅行」に記しておりますので、合わせてご覧頂けましたら幸いです。 -
<2012年08月03日(金)>
関西エアポートワシントンホテルの10階客室から見た外の景色の様子です。 この日の大阪南部地方は晴天でした。 朝07時05分に出発するホテルのシャトルバスで約15分、関西国際空港に到着しました。
関西国際空港は空いているのが常なのですが、この日は出国審査場で少し待たされました。 -
昨日(2012年08月02日)は台湾行の多くの飛行機が台風9号の為に欠航になっていました。 写真は、08月02日の19時00分に出発予定だったJL815便が、翌日の朝08時00分に変更になった事を示す掲示です。
台風9号の影響で予定通りに台湾へ出発出来なかった人が多く居られた事でしょう。 私も数年前(未だ日本アジア航空(EG)が日台線を運航していた時代)に、台風の影響で台北行の飛行機の出発が3時間以上も遅れた事がありました。 夏の時期の台湾旅行は、台風が心配ですね。 -
写真は搭乗便のJL813便・台湾桃園國際機場(空港)行です。 前日の台風9号による欠航の影響を受け、多くの人がこの便に振替えているだろうから今日は満席かも、と想像していましたが、結構空席が目立ちました。
関西国際空港からは台湾桃園國際機場(空港)に格安航空会社も就航しており、フルサービスエアラインは苦戦しているのかも知れませんね。 個人的には、大阪都心から近い大阪国際空港から台北國際機場(松山)に、フルサービスエアラインが路線を開設してくれたら最高だと思います。 これならビジネス需要も見込めるし、値段が高くても売れるのは必至です。 -
JL813便は定刻よりも若干早く、10時46分に台湾桃園國際機場(空港)に着陸しました。 ここ最近の台湾への入国は台北國際機場(松山)からばかりでしたので、台湾桃園國際機場(空港)での入国審査場の混雑ぶりを見て、少々驚きました。 とはいっても10分程度の待ち時間で入国審査場を突破出来ました。
台湾桃園國際機場(空港)からは11時25分頃に出発した統聯客運(U-Bus)のバスで、台湾高鐡(新幹線)の桃園站(駅)に向かいました(約15分、30台湾元(約80円))。 この写真はバス車内の様子です。
統聯客運(U-Bus)URL
http://www.ubus.com.tw/index.php -
台湾高鐡(新幹線)の桃園站(駅)には11時40分過ぎに到着し、ここから嘉義站(駅)まで向かいます。 自動券売機で11時57分発の645号のチケットを購入しました。 商務車廂(グリーン車)にしましたが、料金は1,260台湾元(約3,380円)とお手頃でした。
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前日の台風9号の影響なのか、11時57分発の列車は12時00分に入線し、5分遅れの12時02分に桃園站(駅)を発車しました。 商務車廂(グリーン車)でコーヒーとレモンケーキのサービスを受けながらの快適な道中でした。
これまでに何度も台湾高鐡(新幹線)を利用して来ましたが、この日は新竹−台中間で、徐行運転を初めて経験しました。 やはり高鐵沿線周辺で台風の被害があったのかも知れません。 -
定刻の13時00分から10分遅れの13時10分、嘉義站(駅)に到着しました。 台湾高鐡(新幹線)の嘉義站(駅)の利用は初めてでしたが、駅コンコースの印象としては台南站(駅)の構造と似ている気がしました。
今日はここから富安宮と言う廟に向かう予定にしていたので、台湾高鐡(新幹線)嘉義站(駅)の観光案内所で行き方を確認しました。 学生バイトと思われる女性の係員氏はタクシーでの移動を勧めてくれると共に、タクシーの運転手と旅程の交渉までやってくれました。 色んな方々の旅行記を拝見していたら、高鐡嘉義站⇔富安宮の往復で大体900台湾元程度との事でしたので、ちょっと弾んで1,000台湾元(約2,700円)でタクシーをチャーターする事にしました。 -
今回嘉義でお世話になったタクシーの運将は、携帯電話の中に八田與一技師(烏山頭ダムを造り、台湾南部を穀倉地帯に変えた台湾で最も有名な日本人)の銅像の写真を収めていたりと、日本の事は詳しい様子でした。 嘉義站(駅)から富安宮に向かう道中は少々長い距離なのですが、過去にも乗客を案内した事があったのか、道に迷う事も無くスムーズに運転して下さいました。
高鐡嘉義站(駅)から約20分で、富安宮に到着しました。 「富安宮 臨時行宮」の文字が見えます。 手前に停まっているのは、今回乗車したタクシーです。 -
富安宮とは、日本統治時代に巡査として嘉義縣東石郷副瀬村に赴任し、村民から慕われた下級官吏の森川清治郎氏が神籍に入り「義愛公」として祀られている廟です。 以下、簡単に「義愛公」について記します。
森川清治郎氏は明治30(1897)年、36歳の時に台湾に渡りました。 明治33(1900)年に海に面した貧しい寒村の副瀬村に着任した森川巡査は、警官本来の業務である治安維持に加えて、寺子屋の教師や自ら農業改善の指導までしたと言われています。
他にも、年の瀬に凶作で村民が飢えている時、裕福な村民からお歳暮の餅を贈られた森川巡査は、お歳暮をくれた村民に感謝すると共に、その村民の了解を得た上で、飢えた村民にお歳暮を分け与え、その村民は森川巡査に感謝した等のエピソードが沢山有る様です。 -
明治35(1902)年、台湾総督府は漁業税の賦課を実施しました。 半農半漁で貧しい当時の副瀬村にとって、この税はとても厳しいものであった為、村民は日頃から慕う森川巡査に増税免除の嘆願をしました。
村民の悲痛なる嘆願を受けた森川巡査は、台南州東石支庁に出向いて、副瀬村民の実情を訴えた所、当時の東石支庁長は、この陳情は森川巡査が村民を扇動していると捉えて激怒し、逆に森川巡査を戒告処分に処してしまいました。
森川巡査は副瀬村に戻り、陳情が届かなかったどころか誤解をされて戒告処分という扱いを受けてしまい、皆に迷惑を掛ける事になった事を村民に詫びたそうです。 その2日後の朝、派出所付近で森川巡査は自害し、副瀬村民は深く悲しみました。 -
森川巡査の死後20年が経過した大正12(1923)年、副瀬村の隣村で脳炎が発生しました。 或る夜、副瀬村の村民の夢枕に警官の制服に着た森川巡査が現れたそうです。 手には提灯を灯し、家の玄関に立って「隣村では悪病が蔓延している。 全村の衛生と各家庭の飲食衛生に注意する様に。」と告げて消え去ったそうです。 直ちにこの村民は全村にこの旨を伝えて、副瀬村では脳炎の被害を防ぐ事が出来たとの事です。
この事に深く感激した副瀬村民は、村民の夢枕に立った姿と同じ警官の制服、制帽姿で帯剣した威厳のある森川巡査の座像を造り、「義愛公(ぎあいこう)」として祀りました。 -
以上、義愛公伝について簡単に書きましたが、現在でもこの義愛公が地元の村民に信仰されていると聞き、今日富安宮に訪問致しました。 訪問した際には、廟の方からこの写真の様な立派な日本語の冊子を頂きました。
その他、インターネット上にも義愛公の事が紹介されています。
http://giaiko.atwebpages.com/index.html
http://hgj0949.myweb.hinet.net/
http://www.yomiuri.co.jp/otona/trip/earth/20120601-OYT8T00691.htm -
これがその義愛公の像です。 「開基 義愛公」の文字が見えます。 派手なマントを被っていますが、マントの内側は警官の制服、制帽姿です。
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こちらの二体の像も「義愛公」の文字が見えます。 一つは森川巡査の長男である真一氏の夫人が寄贈したもの、もう一つは森川巡査の自殺後、ちよ夫人と子供の真一氏の世話をした警察官の広瀬秀臣氏の外孫の方が寄贈したものです。
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テーブルの上には、この様に沢山のお供え物が置かれていました。
それにしても、副瀬村に赴任して来た日本人巡査の美談を今も語り継ぎ、現在でも副瀬村の方々がこの巡査の事を神として祀って下さっている事は、我々日本人としては本当に有難いですね。 多くの日本人にも、この事実を知って欲しいと思っています。 -
森川巡査の誕生日である旧暦の4月8日には、毎年盛大なお祭りが行われている様であり、一度実際に見てみたいと思っています。 この富安宮は決して訪問し易いロケーションではありませんが、お時間のある方は訪問して頂ければと思います。 但し、この周辺は流しのタクシーはまず捕まりそうにない場所なので、タクシーをチャーターする等して、足の確保をして下さい。
富安宮の住所:嘉義縣東石郷副瀬村57號
プレハブ造の「富安宮 臨時行宮」から少し離れた所には、新たな「富安宮」が建造されていました。 数年後にはあちらに移るのでしょう。 -
富安宮には約15分間滞在した後、再びタクシーに乗車して、台湾高鐡(新幹線)の嘉義站(駅)に戻る事にします。 富安宮の周辺は牡蠣の養殖が盛んな場所らしく、牡蠣の殻を入れた容器が沢山有りました。 この周辺で海鮮料理を食べると、とても新鮮で美味しいのでしょうね。 海鮮料理については、次回にもトライしたいです。
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富安宮から台湾高鐡(新幹線)嘉義站(駅)への移動中、この様な風車のオブジェが有りました。 丁度この風車を通り過ぎた頃から、大雨が降りだしました。 タクシー乗車中で難を逃れました。
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再び台湾高鐡(新幹線)嘉義站(駅)に戻って来ました。 丁度、台鐡(在来線)の嘉義車站(駅)に向かうバスが到着したので、このバスに乗り換え、今日の宿がある台南に向かおうと思います。 このバスは、台湾高鐡(新幹線)の利用者は無料で利用出来るものでした。
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バスは25分程度で、台鐡(在来線)の嘉義車站(駅)に到着しました。 これは台鐡(在来線)の嘉義車站(駅)の後方口のコンコースの様子です。 駅の有人窓口で台南迄の切符を購入しました。 運良く、自強號(特急列車)のチケットを押さえる事が出来ました。 嘉義→台南の運賃・特急料金の総額は139台湾元(約370円)でした。
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嘉義15時35分発の自強123號は定刻に出発しました。 台鐡の西部幹線では、台風の影響は余り受けていなかったのかも知れません。
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写真は自強123號の車内の様子です。 乗車時間は僅か40分でしたが、非常に快適でした。 自強123號は定刻の16時16分に台南車站(駅)に到着しました。
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今宵の宿は、シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台南(Shangri-La Far Eastern Plaza Hotel Tainan)です。 台鐡(在来線)の台南車站(駅)後方口の目の前にある高層ホテルです。 今回は少し贅沢にホライゾンクラブを利用します。
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24階の専用フロアでチェックインを済ませ、同じフロアにある客室に通されました。 ゆったりした造りで、落ち着く事が出来ました。 このホテルの客室では、無線LANが無料で使用出来ますので、スマートフォンでの情報収集に非常に役立ちました。
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浴室の空間も広々としていました。 シャワーは独立したタイプでした。 お湯の出具合も十分でした。
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この日は21時00分から、ホテルのスパで1時間の「リラクシング アロマ マッサージ」(3,100台湾元、約8,300円)の施術を受けました。 写真はマッサージルームの様子です。 最高の1時間を過ごす事が出来ました。 この日の晩は熟睡する事が出来ました。
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<2012年08月04日(土)>
この日は早朝から大雨が降っており、雨が窓枠に激しく当たる音で目覚めました。 今日は台南の「鎮安堂・飛虎将軍廟」と高雄の「高雄紅毛港保安堂」に訪問する予定なのですが、天気が回復してくれないかなあ・・・。 -
シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台南(Shangri-La Far Eastern Plaza Hotel Tainan)をチェックアウトし、タクシーで鎮安堂・飛虎将軍廟に向かう事にしました。 大雨が降り続く状況の中、約15分で到着しました(215台湾元、約580円)。
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「鎮安堂・飛虎将軍」の看板と、「歓迎 日本国の皆々様 ようこそ参詣にいらっしゃいました」と日本語で書かれた大きな横断幕が迎えてくれます。
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この鎮安堂・飛虎将軍廟とは、日本海軍の杉浦茂峰少尉が祀られている廟です。 左側には日本の国旗、右側には中華民国(台湾)の青天白日滿地紅旗が見えます。
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以下、簡単に「飛虎将軍」について記します。
終戦前年の昭和19(1944)年10月、アメリカ軍はフィリピン攻略の前哨戦として、台湾各地に空襲を行いました。 10月12日にはアメリカ軍が台南に来襲し、日本の零戦がこれを迎撃しました。 この空中戦を目撃した人によれば一機の零戦も果敢に敵を制したものの、いつの間にか敵弾を受けて尾翼より発火し、爆発の危機に瀕していました。 この零戦の飛行士である杉浦少尉が地上を見ると、下は海尾寮と言う大集落でした。
「今飛び降りたら自分は助かるかも知れないが、何百戸と言う家屋は焼かれてしまう」と判断した杉浦少尉は零戦の機首を上げ、畑や養殖地が広がっている方向に向かって飛び去りました。 -
その後、零戦は空中で爆発したものの、杉浦少尉は落下傘で脱出しました。 しかし、不幸にも杉浦少尉自身は機銃掃射を受け、落下傘は破れ、仰向けの状態で畑の中(飛虎将軍廟付近)に落ちて戦死しました。
周辺住民は、自身の命を犠牲にしてこの集落の住民を守った命の恩人である杉浦少尉に感謝の念を捧げる方法としてこの地に廟を建てて、永久に杉浦少尉への恩を顕彰する事にしました。 初代の廟が完成したのは民國60(1971)年でした。 初代の廟は4坪程度の小さなものだったそうです。 -
民國82(1993)年には、鎮安堂・飛虎将軍廟は再建されました。 多くの信者によって再建された廟は敷地50坪の立派なものです。
鎮安堂・飛虎将軍廟の名前の由来は、以下の通りです。
「鎮安」・・・邪気を鎮め、民を安心させる
「飛虎」・・・戦闘機
「将軍」・・・神として祀られる勇士の尊称 -
毎日朝夕の2回、本尊の杉浦茂峰少尉の神像にタバコを3本点火して捧げ、朝は日本の国歌である「君が代」が、午後には軍歌の「海ゆかば」を流しているそうです。
以上、飛虎将軍について簡単に記しましたが、命と引き換えに台南の集落を守った日本の軍人や、その軍人に感謝して、現在でも毎日供養して下さっている台湾の方々が居ると言う事に、一人の日本人として感動しました。 出来るだけ多くの日本人の方々に、こうした日台の交流を知って欲しいですね。 -
訪問したこの日は大雨であった事もあり、日本人はおろか、お花を供えておられる地元のおばあさんしか居られませんでした。 また機会を作ってここに再訪し、地元の方からこの廟の事を色々とお聞きして勉強したいと思います。
廟の内部には、日本からの参拝者の写真等が掲げられていました。 -
今回の訪問時には、この様な日本語のパンフレットを頂きました。 鎮安堂・飛虎将軍廟のロケーションは台南市の中心部からは若干離れており、少し奥まった所にあるので、帰りの足は予め確保しておいた方が良いと思います。 今回の訪問時には、鎮安堂・飛虎将軍廟まで乗ってきたタクシーを帰してしまった為、市内中心部に戻る際には、大通りまで少し歩いてタクシーを確保する事にしました。 大通りで5分程度待って、流しのタクシーを無事に捕まえる事が出来ました。
鎮安堂・飛虎将軍廟の住所:臺南市安南區大安街730-1號 -
悪天候の中、運良く通りがかったタクシーで、シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台南(Shangri-La Far Eastern Plaza Hotel Tainan)に戻って来ました(約15分、200台湾元(約540円))。 ホテルで荷物をピックアップし、台鐡(在来線)台南車站(駅)から區間車(各駅停車)で高雄車站(駅)に向かいました(約55分、68台湾元(約180円))。
次に訪問するのは、高雄紅毛港保安堂です。 高雄市鳳山區と言う所にあるのですが、高雄車站(駅)からは結構距離がありそうな予感がしたので、KMRT(地下鉄)で鳳山站(駅)まで向かい、そこからタクシーで向かう事にします。
写真は、台鐡(在来線)台南車站(駅)のホームの様子です。 この頃になると、雨は上がっていました。 -
高雄車站(駅)からKMRT(地下鉄)の紅線と橘線を乗り継いで、一先ず鳳山站(駅)にやって来ました。 駅周辺で捕まえた流しのタクシーで約15分、目的地の高雄紅毛港保安堂に辿り着きました。 今回利用したタクシーの女性運将は、途中で道が分からなくなり、たまたま通り掛かった地元住民の方に道を尋ねながら運転してくれました。 特に遠回りをした訳ではなかったのですが、195台湾元を指していたメーターから180台湾元(約480円)に少しオマケしてくれました。
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高雄紅毛港保安堂の周りには、地元の方々が沢山集まっていて、昼食を取りながら談笑されていました。 和気あいあいと言った雰囲気でした。 早速、中に入れて頂きました。
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高雄紅毛港保安堂とは、日本軍艦の模型がご神体として祀られている廟であります。
では、以下に簡単に保安堂の事を記します。
紅毛港の漁民は、漁に出て遺体が網にかかった場合には、海衆廟(身元不明の死体を祀る廟)で祀っていたそうです。 第2次世界大戦後の民國35(1946)年のある日、頭蓋骨が網に掛かりました。 漁民はいつもの様に海衆廟に祀りました。 そうすると、何故かそれから大漁が続いたそうです。 -
ある日、漁民の夢に、海衆廟に祀られたと言う人が現われました。 その人は日本海軍38号の艦長だった方であり、第二次世界大戦でアメリカ軍と対戦し、戦死しました。 彼は、自分の軍艦で日本に帰りたいので、漁民に何とか手助けしてくれないかと告げたそうです。 そこで、紅毛港の漁民は、1隻の日本軍艦の模型を造り、彼が日本に帰れる様にしたという事です。
この写真がその日本軍艦の模型であり、ご神体となっています。 「にっぽんぐんかん」の文字がはっきりと見えます。 甲板には船員の模型も乗っていました。 -
今回、高雄紅毛港保安堂に訪問した時は、この廟の関係者と思われるおじいさんに、廟の内部を色々と見せて頂きました。 私は台湾語や北京語を話す事は出来ず、細かい意思疎通までは出来ませんでしたが、それでも親切に案内して下さいました。
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高雄紅毛港保安堂の周辺に住む漁民の方々は、この写真の様に、日本軍艦の艦長が眠る靖国神社に参拝する為に、何度も日本に足を運んでおられるそうです。
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隣には新しい廟が建設されていました。 こちらにも案内して頂きます。 では早速、中に入ります。
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新しい廟の内部の様子です。 未だ内部には何も配置されていない状態でした。 案内して下さったおじいさんは、わざわざ電気を付けて下さいました。 凄く煌びやかでした。
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新しい廟には、福岡県の方から2本の龍柱が奉納されていました。 この様に、日本語で「龍柱の沿革」が記されていました。
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新しい廟の内側の窓枠の下方には、松本城、鳥居や鯉のぼり等が描かれた彫刻の壁画が多数有りました。 写真の壁画には「那覇市奥武山鎮座」と記されていました。
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廟の上部にも、この様な富士山等、様々なものが描かれていました。
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今回の訪問時には、写真の様なパンフレットを頂きました。 この高雄紅毛港保安堂がある所は、流しのタクシーはまず通り掛らない様な場所ですので、廟のおじいさんにお願いしてタクシーを呼んで頂きました。 但し、出来れば、乗車してきたタクシーに待って貰うか、予めタクシーをチャーターした方が宜しいかと思います。 廟で呼んで頂いたタクシーは、約15分でこの廟にやって来ました。 タクシーが来る迄の間、何杯もお茶を頂きました。
住所:高雄市鳳山區南成里國慶七街132號 -
廟で呼んで頂いたタクシーの運将に「MRT(地下鉄)の鳳山站(駅)に行って下さい」と伝えた積りだったのですが、台鐵(在来線)の鳳山車站(駅)に連れて行ってくれました。 私の語学力の無さから来る今回の間違いでしたが、台鐵(在来線)の方が、高鐵(新幹線)との接続駅である新左榮車站(駅)には乗換えなしで行けるので、むしろ好都合でした。
高雄紅毛港保安堂からは約10分で、台鐵(在来線)の鳳山車站(駅)に到着しました(180台湾元、約480円)。 -
台鐵(在来線)の鳳山車站(駅)からは區間車(各駅停車)で、新左榮車站(駅)に向かいました。 鳳山-新左榮間は駅の数自体は少ないのですが、ターミナル駅である高雄車站(駅)で列車は小休止するので、25分程度掛かりました(21台湾元、約60円)。
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台鐵(在来線)の新左榮車站(駅)と接続している高鐵(新幹線)の左榮站(駅)から、台北に向かいます。 車内で少しゆっくりしたかったので、のぞみタイプではなくこだまタイプ(各駅停車)の列車を選択しました。 帰りも商務車廂(グリーン車)にしましたが、1,950台湾元(約5,230円)と利用し易い料金でした。
左榮站(駅)を14時36分に出発した704号は、定刻の16時36分に台北站(駅)に到着しました。 -
台北站(駅)からはMRT(地下鉄)で、定宿の台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)の最寄駅である中山站(駅)に向かいました。
台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)では、いつも通り、スマートにチェックインが出来ました。 -
台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)の部屋の様子です。 ホテル到着後は、少し休む積りが、ガッツリと寝入ってしまいました。 ホントはいつもお世話になっているマッサージ屋さんに行く積りだったのですが・・・。 残念!
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台北老爺大酒店(Hotel Royal Taipei)の浴室の様子です。 ゆったりした造りですので、まったりする事が出来ました。
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<2012年08月05日(日)>
今日は正午に出発する飛行機を利用するので、ホテルで朝食を済ませた後、08時15分頃にチェックアウトしました。 ホテル至近の中山站(駅)からMRT(地下鉄)で一駅の台北車站(駅)に向かい、隣接するバスターミナルから台湾桃園國際機場(空港)行の國光客運のリムジンバスに乗ります。
國光客運URL
http://www.kingbus.com.tw/index.php -
写真はバスターミナルの様子です。 ここは久し振りの利用だったのですが、しばらく来ない間に綺麗になっていました。 有人カウンターで台北車站(駅)→台湾桃園國際機場(空港)迄のバスチケットを購入し(125台湾元、約340円)、08時45分発のバスに乗りました。 台湾桃園國際機場(空港)の第2ターミナル(JL便の発着ターミナル)には09時34分に到着しました。
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台湾桃園國際機場(空港)から関西国際空港に帰国し、陸路で大阪国際空港に向かった後、東京国際空港へと移動します。
写真は関西国際空港行のJL816便です。 帰国便にもそこそこの空席がありました。 定刻よりも少し遅く、15時49分に関西国際空港に到着しました。 -
関西国際空港は相変わらず入国審査・税関検査場共にガラガラだったので、すんなり突破する事が出来ました。ここから16時10分発の大阪空港交通のリムジンバスで、大阪国際空港に向かいました(約75分、1,900円)。
大阪空港交通URL
http://www.okkbus.co.jp/ -
我が母港である大阪国際空港には、定刻よりも15分程早く、17時10分に到着しました。 今回の特典航空券では、大阪国際空港20時20分発の最終便であるJL138便を予約していたのですが、18時30分発のJL130便に空席があったので、チェックインカウンターで搭乗便を変更して頂きました。
-
写真は搭乗機のJL130便・東京国際空港です。 少し見えにくいですが「JAL X 東京スカイツリージェット」と言う特別塗装機でした。 そう言えば、この特別塗装機にはこの前の月曜日にも搭乗しています。 尚、このJL130便のファーストクラスには、某人気男性アイドルグループのメンバーの方が搭乗されており、久し振りに超大物芸能人を見ました。
今回の旅行では、台湾で神様として祀られている日本人をテーマに、3箇所の廟を駆け足で訪問しました。 何れの廟でも、終戦から67年経った現在も、昔台湾の地に居た日本人の行為に敬意を払い、神様として台湾の方から信仰を集めていると言う事実を目の当たりにしました。 この事を日本人として感謝すると共に、今回訪問した其々の廟には、改めてじっくり訪問したいと考えています。
次回の台湾行は、10月に東部エリアの訪問を予定しています。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- hot chocolateさん 2012/08/20 15:28:25
- 初めまして。
- 弾丸旅行者さま
ご訪問、ご投票ありがとうございました。
何回か、旅行記を拝見させていただいていますが、書き込みは初めてだと思います。
弾丸旅行者様の旅行記は詳細で、今後の旅行の参考にさせていただけそうです。
世界各地にお出かけのようですが、特に台湾はお好きのようですね。
私は、台湾にはまだ1回しか行ったことがありませんが、親切な国民性に感動したことがあります。
食べ物もおいしいですしね。
今後とも、よろしくお願いいたします。
また、お邪魔させていただきますね。
hot chocolate
- 弾丸旅行者さん からの返信 2012/08/20 23:12:34
- RE: 初めまして。
- hot chocolate様
こちらこそ、ご訪問とご投票を頂きまして、どうも
有難うございます。
hot chocolate様の旅行記は大変多彩で、国内・海外
問わず、様々な所に行かれており、こちらこそ参考
にさせて頂いております。
当方の場合は短い旅程が多いので、どうしても近隣
の国々、特に台湾が多くなっていますが、まだまだ
未踏の国も多く、これからも色々な国に訪問したい
と考えております。
これからもちょくちょく寄せて頂きますので、今後
とも、宜しくお願いします。
弾丸旅行者
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