棚田と少数民族に逢いに行くベトナム寝台列車の旅 (3)～サパ町歩き

2012/02/24 - 2012/02/24

どうにか自力でラオカイからサパにたどり着くことができ、幸運にもシンカフェ・オフィスを見つけて、ツアーに含まれているホテルまで案内してもらうことができました。
サパ初日のカットカット村へのトレッキングには参加できなかったことは心残りではありますが、その代わりにベトナムから中国の河口まで国境を行き来する経験ができました。
サパのホテルに到着したのはまだお昼なので時間を持て余すことになりましたので、市内を散策することにしました。

エリア サパ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ツアーで予約していたホテルの名はグローバルホテル。
一緒に寝台列車に乗った方々とも宿泊先は異なるようでした。

メインストーリーに面した建屋てはないけれど、お土産もの屋さんの並んだ比較的にぎやかな通りの一番奥にあるホテルです。

私の部屋はホテル入口の真上の部屋です。

部屋は広く、1人でダブルベッドを占有です。
シャワーは熱いお湯は出ず、すぐ冷水に戻ってしまいますが、
まぁそんなもんでしょう。

ホテルのテラスから眺めた風景です。
小高い丘にお店が並んでいるのが気になり出かけてみることにしました。

少し急勾配な階段を上がっていくとチケット売場がありました。
そこに何があるのかわからないので、入場料を支払うことを一瞬躊躇いましたが、何でも見てやろうということで。
（入場券VND70,000）

奇岩の自然公園といった様相を呈しております。。。

このキャラクター、どこかで見たことあるような。
中国の「石景山遊園地」ではありません。

こんなキャラクター達を見に来たわけではないのですが。
ちなみに家族連れの観光客はいません。
というか見渡す限り入場者いません。
早くも後悔してきました。

ここが観光地のハムロン丘であることにようやく気づきました。

不思議な岩の間を散策します。
この先には一般の立ち入りを拒むようにロープが張られていました。
畑仕事から帰ってくる人たちがロープの向こうを歩いているので、危険な場所ではないようです。ちょっと入ってみましょう。

ハムロン丘の一番高い場所にアンテナ塔が建っています。

サパの街が一望できます。
この景色はハムロンの丘に上がらなければ決して見れません。

サパ教会の真後ろからの眺めです。

ロープを越えた時点で公園の敷地から出てしまったのか、
いつの間にかサパの街に戻っていました。

サパはフランス人の避暑地だった歴史があり、彼らの祈りの場所が今も残っています。

入り口を求めてウロウロ。
教会正面を右に回ると入り口がありました。

週末は集会も行われているのでしょうか？

ステンドグラスが美しいです。
でも新しすぎないかな？

教会前の広場です。
少数民族の女性が観光客相手の商品を並べています。

民族衣装がとっても綺麗です。でも民族衣装を着る男性は一人もいません。
普段の生活はどうなんでしょうか？観光客向けを意識しているようなら淋しい限りです。

今度は教会の前の通りを歩いてみます。
ここはお土産もの屋さんが軒を連ねていますが、この時間は観光客は街中にいないみたいです。
（たぶん、トレッキングや少数民族の村を訪ね歩いているのだと思います。）

ハムロンの丘に行ってきたものだから、暑くてのどが渇いて仕方ありません。雰囲気のよさそうなカフェを見つけて入ってみました。

思わずアイスコーヒー注文しちゃいましたが、小さなウェイトレスさんは顔を横に振るばかり。
さすがに熱いコーヒーを飲む気がしないので店を後にしました。ごめんなさい。

お土産ストリートを1つ曲がると、地元の人たちが集うマーケットがありました。
野菜、果物、衣類、日用品、何でも揃っていました。

マーケットを通り抜け、さらに歩くこと５分、
なんと！カットカット村の入口に到着です。
カットカット村といえば、本日のツアーで訪れる予定だった黒モン族の住む村です。
すごこそに黒モン族の集落があるならば見てみたい！と思って歩き出したのですが。

村の入口には入場料を徴収する小屋があります。
日が落ちて辺りが薄暗くなってきたので、これ以上立ち入りることは止めました。
でも偶然にも村の入口まで来れてラッキーでした。

ホテルに戻るため来た道を引き返します。
お腹も空いてきたので、マーケットで食事をとることにしました。
お客は私と地元のおばあちゃんの2人。会話を交わすことはありませんが、
おばちゃんの薬味や調味料の加減を真似させてもらいました。

フォー炒め（牛肉入り）です。
これで1人前ですよ！お腹いっぱいになって幸せです。
クセのない塩味であっさりとした味付けで、日本人受けすること間違いなしです。
英語のメニューを出してきたので、外人向け価格かもしれません。
（Pho Xao VND40,000）

食事を終えてマーケットを出るころには、清掃の時間でした。
お掃除ご苦労様です。おかげで気持ちよく散策できます。

また教会前の広場に戻ってきました。夕焼けがとっても綺麗でした。
民族衣装を着た女性達も帰り支度をはじめています。

ホテルのベランダから夜の街並みを覗いたところです。

一旦はホテルに戻ったけれど、一人では寂しいので、外に繰り出してみました。
Coke VND19,000
Cake VND17,000

スマフォで使うデータ通信カードです。
65,000ドンを間違えて650,000ドン払ったら何食わぬ顔で受け取られました。
お店を出て誤りに気づいて引き返したら、無表情でおつりを返してくれました。

サパで電波が来ているか不安でしたが、その後トレッキング先でもつながり重宝しました。
（VND65,000）

サパをベースにトレッキングに出かける観光客が多いためか、ホテルの近くにマッサージのお店が少なくありません。
私は今日一日、中国国境を越えたり、ハムロン丘を上ったりと歩き回ったのでもう足がくたくたです。明日はラオチャイ村にトレッキングですから、今日の疲れは明日に残したくないと思い、足マッサージのお店に入ってみました。
普段、足マッサージなんて行かないんですけど、さすがに気持ちよかったです。あーもう寝ちゃいそう。
（マッサージVND120,000＋チップ20,000）