2012/02/25 - 2012/02/25
487位(同エリア1477件中)
ねいちゃさん
調子に乗って、どんどん写真を追加してたら
なんかえらい枚数になってしまって・・・
この美術館だけで400枚も
写真とってました。(笑)
というわけで、これまた急遽
第二部へ突入。
すいませんねぇー。
計画性なくて。
今しばらくおつきあいのほどを。
<旅程>
2月25日 京都→鳴門→大塚国際美術館→鳴門グランドホテル
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「馬と川のある風景」−近代2
ジョージ=スタッブズ
テート・ギャラリー ロンドン・イギリス
この作者はよく知りませんが、美術史上
最も偉大な動物画家とも言われておられるそうです。
確かに大変美しい気品のある馬たちです。
馬を見るとついカメラを向けるので、撮った写真です。 -
「エプソムの競馬」−近代2
テオドール=ジェリコー
ルーヴル美術館 パリ・フランス
1821年 油彩・画布 92×122.5cm
これねぇー写実的ではない絵ですよ。
もっと言うと「ウソ」ですよね。
馬はこんな風には絶対に走りません。
この描き方は「フライング・ギャロップ」
という古典的な手法で、現実には
流れるように四肢の内必ず一本は着地してます。
ジェリコーはあえてスピード感を出すために
こう描いたんでしょうね。
何てったってあの「メデューサ号の筏」を
描いた人ですものね。 -
「泉」−近代4
ドミニク=アングル
オルセー美術館 パリ・フランス
1820-56年 油彩・画布 163×80cm
みなさん、ご存じでしたか?
この「泉」は水瓶を抱えた
女性のお名前じゃないんですよー(あたりまえっ)。
泉を擬人化したらこんなに
綺麗な女の人になった!そうです。 -
「トルコ風呂」−近代4
ドミニク=アングル
ルーヴル美術館 パリ・フランス
1859-63年頃 油彩・画布(板) 110×110cm
この「トルコ風呂」は当時オスマン帝国の
英国大使夫人の手紙から着想を得たそうですが、
想像だけで異国情緒と官能さを
表現されているのはスゴイですね。
色んな裸婦がおられる中で、
私的な好みは真ん中で腕組みしてる、
ややおっさんポーズ化している方です。
*^^*ポッ -
「グランド=オダニスク」-近代4
ドミニク=アングル
ルーヴル美術館 パリ・フランス
1814年 油彩 91×162cm
この作品については、
旅行記「フランス窓便り⑦」で記させてもらってます。
そちらをご覧くださーい。
http://4travel.jp/traveler/komr0203/album/10613161/ -
「民衆を導く自由の女神」-近代5
ウジェーヌ=ドラクロワ
ルーヴル美術館 パリ・フランス
1830年 油絵・キャンバス 259×325cm
この作品もね。
旅行記「フランス窓便り・・・⑦」
http://4travel.jp/traveler/komr0203/album/10613161/ -
「サルダナパールの死」−近代5
ウジェーヌ=ドラクロワ
ルーヴル美術館 パリ・フランス
1827年 油絵・キャンバス 392×496cm
「サルダナパール」とはバイロンの戯曲上の人物で、
軍が敗北し世俗の財産が破壊される様子を
ただ眺めているという構図を持ってます。
自分の愛妾の殺害を命じ、
命乞いする女性らを対照的に
きわめて冷血に見ています。
何か納得しきれないような絵ではあります。 -
「真珠の女」−ギャラリーB
カミーユ=コロー
ルーヴル美術館 パリ・フランス
1868-70年頃 油絵・キャンバス 70×55cm
写実主義のバルビゾン派の画家コローは、
風景画に卓越した才能を見せておられる方ですが、
こういう肖像画もあるんですね。
何でもこの作品は「モナ=リザ」を意識しているとか。
そう言われるとそうですねー。ふむふむ。
ちなみに真珠の女と言われていますが、
額についてるのは髪飾りの一つで真珠ではありません。
モデルはベルト=ゴルトシュミットさん、
陰りのあるお顔の方ですねぇ、寂しそうにも見えます。 -
「田舎のダンス」−近代6
オーギュスト=ルノアール
オルセー美術館 パリ・フランス
1883年 油彩・画布 180×90cm
ダンス三部作の一つで、
この頃より印象画家ルノアールの作風が一変し、
古典主義に傾倒していく契機となる作品だそうです。
光を重視する印象派は
ともすれば形状の正確性を失うことがあり、
それに疑問を感じていたルノアールは、
人物と溶け合う背景など、
きちっと描いた作品となってます。
ちなみに、モデルのこのご婦人は後に
ルノアールの妻となられた女性で、
アリーヌ=シャリゴさん。
ただ、都会のダンスのモデルのシュザンヌ=ヴァラドンにも
心惹かれておられたようで・・・
当初田舎のダンスのモデルも
シュザンスさんだったらしいのですが、
婚約者だったアリーヌさんが、
私をモデルにしてーとルノアールに迫った?
可能性もあります。
シュザンヌさんは多くの画家と浮き名を
流しておられたのですが、アリーヌさんは
ルノアール以外のモデルはしていません。
一途だったのでしょうねぇ、
結婚するならこっちとルノアールも
思ったのかもしれません。
で、アリーヌさんの満面の笑顔、
女性としての勝者の笑顔?なんでしょうか。 -
「ブージヴァルのダンス」−近代6
オーギュスト=ルノワール
ボストン美術館 ボストン・アメリカ
1883年 179.1×96.0cm
こちらがダンス三部作の第一作目となる作品です。
モデルは都会のダンスのシュザンヌ=ヴァラドン。
シュザンヌさんはモンマルトルで
貧しい暮らしをしていて、ナントカ抜け出したいと
ずっと思っていたそうで、モデルの仕事をしてからは、
単にモデルと画家との関係でなくなっていく・・・。
それも数名の画家たちと・・・。
この女性、実はユトリロのお母さんなんですってね。
そうしてユトリロは私生児、父は今もわかっていません。
ルノアールを始めとした多くの画家の名があがっていますが、
この頃にはすでに妊娠していたようで、
ルノアールが一番可能性が高いそうな・・・。
当時40歳を越えたおっさんと17・8歳の女性、
うーむ。一方で婚約者のアリーヌさんの胸中はいかに・・・。
それにしても、とても奥の深ーいダンス三部作です。 -
「日傘の女」−近代7
クロード=モネ
オルセー美術館 パリ・フランス
1886年 油彩 131×88cm
この女性には顔がありません。
ずっと、気になっていたんですね、
どうして顔を描かないのかって。
で、今は何となくわかったような気がします。
顔を描けなかったんですよね、モネは。
この絵は妻カミーユの死後、
6年経ってから描かれました。
モデルは義理の娘だそうですが、
妻の面影に囚われていたモネは、
とうとう顔を描くことができなかった。
もちろん色んな説がありますが、
私的にはこうなんだろうなと思ってしまうわけです。
一人の最愛の女性が亡くなった、何を見ても何をしても、
いつもその面影を見てしまう・・・
幸運にもそういう体験はありませんが、
その体験をした人ならきっとそうなんでしょうねぇ。 -
イチオシ
「日傘の女」は3作あり、左向きの日傘の女と
「散歩、日傘をさす女性」がありますが、
「散歩」の方は1875年制作。
「右向き」「左向き」は1886年制作、
ほぼ10年後となっています。
「散歩」の方では、はっきりと妻カミーユの顔が
描かれています。ただ、顔の前にはヴェールがあって、
そこにこれからの運命を暗示しているかのようで、
実際その4年後にカミーユは亡くなってしまうのです。
この制作時期の異なる3作は、それぞれが
見るものを釘付けにしてしまう何かを
感じさせてくれる作品ですね、
とても好きな絵画の一つです。 -
「サン・ラザール駅」−近代7
クロード=モネ
オルセー美術館 パリ・フランス
1877年 油彩・画布 75.5×104cm
産業革命の波がフランスにも押し寄せ、
否応なく人間がそれに飲み込まれていく。
ともすれば、機械賛美の風潮もある中で、
モネはそこにもざわめきや喧噪といった
雰囲気を情景として、見事に描き出しています。
普通なら近代化の象徴たる機関車に眼を奪われがちなのに、
モネはそれが出す煙や水蒸気を見ています。
そこに視点が当たっていることに、
印象派の画家たる所以があるんでしょうね。
スゴイっす。 -
「ルーアン大聖堂」−近代7
クロード=モネ
オルセー美術館 パリ・フランス
モネはこの聖堂を実に33枚も描いており、
瞬間瞬間の「時」を切り取ろうとしています。
その連作のうち、この写真はどの聖堂の絵かは
わかりませんが、朝のかすんだ大気の中の聖堂と
いった感じでしょうか。
この域にまで来ると常人では理解できませんが、
それでもモネは異なる「光」を感じていたんでしょうね。 -
イチオシ
「印象・日の出」−近代7
クロード・モネ
マルモッタン美術館 パリ・フランス
1872年 キャンバスに油彩 48×63cm
ご存じ「印象派」の由来となった本作品は、
ルアーブル港の風景を描いたもので、
まぁ普通の風景画なわけですが、
従来の輪郭線できっちり描く絵や室内画などとは
一線を画した画期的な作品となったわけですが、
この作品については多くを語る必要もありませんね。
ただ次にパリに行く時は、
これは見ておかなければと強ーく思ってます。
マルモッタン美術館ね、メモメモ。 -
「花束を持つ踊り子(アラベスクの幕切れ)」−近代8
エドガー=ドガ
オルセー美術館 パリ・フランス
1877年
ドガは貴族風の苗字だそうで、
綴りでみると[Edgar Degas]、
カタカナでは同じ音ですが微妙に違うんですねー、
ドガというよりデガっぽい。
革命後の新興ブルジョア出ですが、
そう裕福ではなかったけれど、
オペラ座の一般会員だったそうですから、
それなりに上流階級の仲間入りはしてたのでしょうね。
バレエの作品を多く描けたのもそのおかげなんですね。
この辺が他の印象派の画風や画家たちと、
少し異なる感じを持つのかもしれません。 -
「舞台の踊り子(エトワール・踊りの花形)」−近代8
エドガー=ドガ
オルセー美術館 パリ・フランス
1878年頃 モノタイプ・パステル 60×44cm
ドガっていえばコレ。
くるんと回転してジャンプした着地の
瞬間を切り取ったもので、照明があたった人物を
巧みな技術で描いています。でも、やっぱり
気になって仕方ないのが、後の黒服のパトロン・・・
女性の社会進出がまだ閉ざされていた時代、
バレエの踊り子は数少ない表舞台に立てる
職業だったのですが、それも後援者があればこそで。
当然愛人であったりもしたのでしょう。
もし皆さんがカメラを持って同じシーンを撮るとしたら、
大抵の人は背景は撮さないでしょうが、
ドガはあえて黒服を描きました。
これが踊り子なんだということなんでしょう。 -
「浴盤(たらいで湯浴みする女)」−近代8
エドガー=ドガ
オルセー美術館 パリ・フランス
1886年頃 パステル・厚紙 60×83cm
すごく印象的な絵です。
一度見たら忘れられない構図。
当時の娼婦は性病予防の観点から
全裸での水浴をしていたそうですが、
それを俯瞰してのぞき見ているこの絵は、
娼婦という職業の全部を見せているという感じですね。
ドガの視点って真似できない才能を感じさせてくれます。 -
「セーヌ川とノートルダム」−近代7
ヨハン=バルトルト=ヨンキント
オルセー美術館 パリ・フランス
この画家さんは全く知りませんでした。
どうもモネの師匠に当たる方で、
印象派の先駆者だそう。絵の印象としては、
印象派という感じよりも、
風景画家さんって感じなのですが、
とてもやわらかい絵です。
普通にカメラで写真とっても、
こんな風にやわらかい絵は出せないですよね。
あっ、だから印象派なのか・・・。 -
「バティニョールのアトリエ」−近代9
アンリ・ファンタン=ラトゥール
オルセー美術館 パリ・フランス
1870年 204.0×273.5cm
ライトが当たっていて、少々見えにくいのですが・・・。
この作品は単なるアトリエ画ではなくて、
当時の芸術家のそうそうたるメンバーが
一堂に会している作品なんです。
画架に向かって座っているのがマネ、
その左はドイツの画家オットー=ショルデラー。
その右の帽子を被っているのがルノワール。
その下の椅子に座っているのが批評家のザカリー=アストリュック。
彼の右上は小説家エミール=ゾラ。
ゾラの右が音楽家のエドモン=メートル。
その右横が画家フレデリック=バジール。
そうして一番右端にいるのがモネ。
すごい人たちですが、この頃はみなさん無名の方々なんです。
それがこうして絵画化されている。素晴らしいことです。 -
「化粧する女」−近代9
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
オルセー美術館 パリ・フランス
1896年 油彩・厚紙 67x54cm
ロートレックの代表的な裸婦作品。
娼家における情景が描かれていますが、
高い視点と背を向ける女性って、
この構図ってドガですよね。
彼は1878年左大腿骨を骨折する事故に遭って、
翌年には右足大腿骨を骨折します。
その後足の成長が止まってしまって、
短躯となるのですが、そのことで益々
芸術活動に専心するようになったのです。
1885年にはモデルだったシュザンヌ=ヴァラドンと
愛人関係になりますが、彼女はルノアールとも関係があった人、
しかし彼女の画家としての才能を開花させたのは
ロートレックの方でした。
その後、自身が身体障害者として差別を受けていたためか、
娼婦や踊り子たちに愛情を持った作品を多く残しています。
ポスターを芸術の域に高めたのもロートレックなんですね。 -
「サーカス」−近代9
ジョルジュ=スーラ
オルセー美術館 パリ・フランス
1890-91年 油彩・画布 185.5×152.5cm
点描画といったらこの作品みたいな。
馬上の団員さんや人物像のタッチなどは
あまり好きではありませんが、
印象派を突き詰めるとこうなるという一例としては、
なんとなく理解できるような気がしますね。
手前の団員と観客席の見物客との大きさの違いは、
明らかに誇張されていますが、
舞台の躍動感は見る者に十分伝わってくる作品です。 -
「アニエールの水浴」−近代9
ジョルジュ=スーラ
ナショナルギャラリー美術館 ロンドン・イギリス
1883-84年・87年加筆 油彩・画布 201×301.5cm
スーラという人は31歳の若さでお亡くなりになったのですが、
とっても内向的な方でプライベートのことは
誰にも言わなかったそうです。
当時内縁関係にあった女性との間に
子供さんがいたんですが、
お母さんは長いこと孫の存在を知らなかった
というお話が・・・。
内向的といってもねぇ、限度があるでしょうに。 -
「グランド・ジャット島の日曜日の午後」−近代9
ジョルジュ=スーラ
シカゴ美術館 シカゴ・アメリカ
1884-86年 油彩・画布 205.7×305.8cm
点描画って描くのすごく時間かかるでしょうねぇー、
点々でしょー、当たり前だけど・・・。
スーラさんのこだわりはとてもよくわかりますが、
時間かかりすぎて、作品数は多くないです。
仕方ないことでしょうが。
印象派というと光の表現を重視するものという
認識なんですが、スーラさんのはやや几帳面すぎて、
印象派らしくないのが実感です。
そういう所が新印象派なる所以でしょうけれども。
うん、でも嫌いじゃない、この絵。 -
「笛を吹く少年」−近代6
エドゥアール=マネ
オルセー美術館 パリ・フランス
油彩 160×98cm
有名な絵ですね。友達が連れてきた鼓笛隊らしいですが、
ある説によると顔だけ自分の息子にしたそうです。
また、この絵は背景が乏しく人物が際だつ所から、
日本の浮世絵の影響も受けているとか・・・
なるほどそう言われるとそうですねぇ、
印象に強く残る絵です。 -
「草上の昼食」−ギャラリーB
エドゥアール=マネ
オルセー美術館 パリ・フランス
1862-1863年 油彩・カンヴァス 208×265.5cm
服を着た紳士に女性だけが裸という、
まさにあり得ない構図です。
従来女性の裸体は宗教画としてのみに
許されていたそうですが、それを
破壊するものとして、思い切り批判された作品です。
マネの革新性とか気概というものはわかりますが、
どうも裸の必然性というものがなくて、
やりすぎ感が強いかなと勝手に思いますが・・・。 -
「オランピア」−ギャラリーB
エドゥアール=マネ
オルセー美術館 パリ・フランス
1863年 油彩・カンヴァス 130.5×190cm
モデルはヴィクトリーヌ=ムーランという方。
今作も現実の裸体の女性を「娼婦」という
設定で描いたことが批判の対象となりました。
全体的な構図としては、ティツィアーノの
「ウルビーノのヴィーナス」をパロディ化しているのですが、
ヴィーナスはよくて、娼婦はなんでダメなんだと
問題提起しているんでしょうねぇ。。
「文句あったら、かかってこんかい!」と
どこまでも体制に反発するマネらしい作品です。 -
「落ち穂拾い」−ギャラリーB
ジャン=フランソワ=ミレー
オルセー美術館 パリ・フランス
1857年 キャンバスに油彩 83.5×110cm
有名すぎる絵です。
従来のこの絵は落ち穂を拾うという貧しさの
極地として保守的な批評家から非難を浴びましたが、
1848年革命後は、革新的な批評家から権力への戦いを
深読みされてしまっています。
ミレーはただ単に農民への憧憬とその日常を描いたのに
過ぎないのではないかと思っていたのですが、
改めてじっくり見ると農民への暖かいまなざしを
この絵から感じるんです。
落ち穂を拾うという行為は、貧しさゆえと
言えなくもないのですが、農民に許された
権利でもあったんですよね。
何にしろウダウダ言ってないで、
ただこの絵を素直に鑑賞しましょ。
(私も・・・ですねっ!^^;) -
「晩鐘」−ギャラリーB
ジャン=フランソワ=ミレー
オルセー美術館 パリ・フランス
1855-57年 油彩・画布 55.5×66cm
鐘の音色に合わせて、死者へ祈りを捧げる農夫婦。
鐘の音に合わせて死者のために天使の祈りを
するように祖母から教えられたという
ミレーの幼い頃の思い出から描かれたとされています。
これも色んな説のある絵ですが、そんなことよりも
この絵全体から感じる敬虔さを素直に感じましょう。
思わず一緒に祈ってしまいそうになります。 -
「ムーラン=ド=ラ=ギャレット」−ギャラリーB
オーギュスト=ルノアール
オルセー美術館 パリ・フランス
1876年 油彩・カンヴァス 131×175cm
これまた有名すぎる絵です。
木漏れ日の中でルノアールの友人たちが
楽しげにはしゃいでいます。
これらの作品ともなると、解説など無用で、
絵から感じる息吹をそのままに
解釈しちゃっていいんでしょうね。
本来絵というものはそういうものだと思いますよね。
なんか、好きだなー、楽しげで・・・。 -
「松の木のあるサント=ヴィクトワール山」−ギャラリーC
ポール=セザンヌ
コートールド美術研究所 ロンドン・イギリス
1885-87年頃 油彩・画布 66.8×92.3cm
この山何枚も描いているセザンヌ、
実際に山を見ましたが、
確かに描きたくなるような山でした。
南仏にマッチした光景・・・綺麗な山です。
セザンヌは多くのサントヴィクトワール山を
描いているので、本当にこのタイトルで
あってるかどうかは不安なんですが・・・。
画家となってもパリでの生活には馴染めず、
ここエクス=アン=プロヴァンスで
画家生活を続けたセザンヌ。
その思いの幾ばくかをこの山が物語ってくれている気がします。 -
「自画像(レ・ミゼラブル)」−ギャラリーC
ポール=ゴーギャン
ゴッホ美術館 アムステルダム・オランダ
1888年 油彩・画布 45×55cm
この作品はゴッホの勧めで描かれたもので、
ロマン主義のユーゴー作「レ・ミゼラブル」の
ジャン=ヴァルジャンに準えたものだそうです。
背景の白い花は腐敗のない印象派の清らかさを示し、
右側には総合主義を成立させたエミール=ベルナールの
肖像画が掛けられています。
総合主義っていうのは、よくわからないんだけど、
印象派が何かを強調しようとするのに対し、
全体で表現しようってなものだと思ってます。 -
「ヴァイルマティ」−ギャラリーC
ポール=ゴーギャン
オルセー美術館 パリ・フランス
1897年 キャンバスに油彩 73×94cm
ゴーギャンはゴッホのお友達で
一時共同生活をアルルでしていたものの仲違い。
(有名な耳切事件はゴーギャンが斬ったとか斬らないとか)
その後タヒチで若い現地妻3人と暮らしました。
しかし絵は不評で、その後自殺を図ったりしていますが、
結局心臓発作で54歳の時亡くなったそうです。
芸術家はおしなべてそうですが、色々あったんでしょうね。 -
「自画像」−近代10
フィンセント=ファン=ゴッホ
オルセー美術館 パリ・フランス
1889年9月 カンバスに油彩 65×54cm
ゴッホは実に数多くの自画像を残しています。
この作品は耳切事件後のもので、
切り取られた耳が見えない左側の顔を描いたもの。
今でこそ彼の名を知らない者はいませんが、
存命中に売れた絵はたった1枚だけというのも
すごい話です。狂気の画家というイメージですが、
多くは創作であり史実ではないというのが
今日的な見方となってます。
37歳で銃で自殺というのも、
自殺ではないという説もあって・・・色々ありますね。 -
「種まく人(種をまく人、農夫)」−近代10
フィンセント=ファン=ゴッホ
クレラー=ミュラー国立美術館 オッテルロー・オランダ
1888年 油彩・画布 64×80.5cm
ミレーの「種をまく人」に強く刺激を受けて描かれた作品。
ゴッホは「ミレーが残した「種をまく人』」は
残念ながら色彩が無い。僕は大きな画面に
色彩で種まく人を描こうかと思っている。」と述べてます。
その言葉通り、アルルの強い陽光が黄金色に染めて、
見る者に圧倒的に押し寄せてくるタッチで表現していますね。 -
「ヒマワリ」−近代10
フィンセント=ファン=ゴッホ
ゴッホ美術館 アムステルダム・オランダ
アムステルダム美術館の前にあった「ザク頭」の
ような形をしたゴッホ美術館にこの作品はあります。
「ヒマワリ」は現存するものが6点で、
そのうちの1枚は日本の保険会社が
58億円で落札したと話題になりましたねー。 -
「オーヴェールの教会」−近代10
フィンセント=ファン=ゴッホ
オルセー美術館 パリ・フランス
1890年 油彩・画布 94×74cm
オーヴェールはパリから電車で1時間程度の
距離にある町です。ここでゴッホは最期の
2ヶ月を過ごし80点余りの作品を残しました。
「教会」はそのうちの1枚で、
今も全く同じ姿の教会が建っていて、
ゴッホの描いた絵と見比べると面白いです。
ゴッホは暗い空と屋根を曲線で描き、
逆光の圧迫感を教会に与える一方、
手前の小道には陽光ふりそぞく明るさを描きます。
実物をどう見たらこういううねる曲線に
なるのかわかりませんが、
ゴッホの精神的不安がなせるのか、
画家の技量がそう描かせるのか、
何にしても圧倒的な迫力を見る者に与える絵だと思います。 -
イチオシ
「フロレアル」−近代10
ラファエル=コラン
アラス美術館 アラス・フランス
1886年 油彩・画布 110.5×191?
この絵、最初見た時「写真」かと思いました。
コランって画家については全く知りませんでした。
古典主義と印象派の折衷の画家だとかで、
当のフランスでも忘れられた存在だとか。
でも絵は綺麗ですよ、なんかやわらかい絵でねー。
この画家さん、かなり気に入りました。
ちょっと追いかけて見ようかなぁ。 -
イチオシ
「オフィーリア」−近代11
ジョン=エヴァレット=ミレイ
テイト・ギャラリー ロンドン・イギリス
1851-52年 76.2×111.8?
この作品もインパクトがあって一度見たら忘れられない絵です。
これはシェイクスピアの物語を題材としており、
ハムレットが父を殺したことで、
狂ってしまって自殺するオフィーリアの悲劇のお話。
オフィーリアが美しい花と一緒に水に流されていく
シーンを美しく再現しています。
この絵のモデルはエリザベス=シッダルという方で、
ロセッティの妻となられる人。
でもこの女性もなんか薄幸なのです。
それはともかくミレイは浴槽に水をはりランプで温め、
モデルに衣装をつけさせて横たえて描いたと言われています。
ある日ランプが消えたのに気づかないまま描いたので、
モデルは肺炎になりかけた。
父親は怒って告発しそうになったのを、
医者代を払って許してもらったそうです。
画家も色々と大変。 -
「蛇使いの女」−近代11
アンリ=ルソー
オルセー美術館 パリ・フランス
1907年 油彩・画布 169×189cm
ルソーは20年間税関吏として勤めた、
いわゆる「日曜画家」でしたが、
50歳以後画家に専念し個性的な作品を残しました。
この作品は、逆光の中で目だけが怪しく光る女が
奏でる笛の音に蛇が操られて・・・という構図で、
何とも言えませんね。こういう女性がいたら、
いくら綺麗でも「イヤ」ですねぇ、
私蛇きらいなんですっ! -
「モンナ・ヴァンナ」−近代11
ダンテ=ゲイブリエル=ロセッティ
テート・ギャラリー ロンドン・イギリス
描かれてる女性はたぶんジェイン=バーデンさんでしょうが、
なんか濃いお顔ですね。このロセッティは
絵を描くという行為=その人が好きとなる人
だったみたいで、妻のエリザベスがいるのに、
気持ちを抑えられず、気づいたエリザベス、
まるでホントの「オフィーリア」になったように
自殺したそうです。ロセッティの衝撃も大きく、
酒と薬づけの毎日十年後にこの世を去られました。
様々な恋愛はあっていいけど、こういう誰もが
不幸になる恋というのはイヤですね。 -
「オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘」−近代13
ギュスターヴ=モロー
オルセー美術館 パリ・フランス
1865年 油彩・画布 154×99.5cm
象徴主義の巨星モロー、
彼の作品は神話を題材にしたものが多く、
全てが幻想的でしかも強烈です。
この作品は妻との死別に絶望したオルフェウスが、
全ての女性を避けたため、酒神バッカスの信女たちに
八裂きにされた上、海に投げ捨てられたのを、
トラキアの娘に首と竪琴を拾われたという
場面を描いています。
恐ろしい場面のはずなのに、
まるで「ピエタ」のように、
マリアさまの優しさが伝わってくるお顔として
描かれています。凛とした美しさ・・・。 -
「接吻」−近代12
グスタフ=クリムト
ベルヴェデーレ宮殿オーストリア絵画館
(オーストリア・ギャラリー) ウィーン・オーストリア
1907-08年 キャンバスに油彩 180×180cm
クリムトの代表作。
モデルはクリムト自身と恋人エミーリエ=フレーゲだと
言われています。何と表現したらいいのか、
よくわかんないけど素敵な絵です。
男性がというより、クリムトの絵って
女性が好む気がするのです。
私の周りの女性陣もクリムトが嫌いという人は
いないですし。何でしょ?
テーマって女性の裸体であったり、
常に官能的なものばかりですが、何というか、
幸福感だけじゃない冷たい感覚が根底にある気もします。
クリムト自身、生涯独身だったのだけれど、
愛人は多くいたそうで、イケメンじゃないけど、
女性に好かれる男だったのかもしれませんね。
そういう人っているんだよねー。 -
「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」−近代12
グスタフ=クリムト
ノイエ・ギャラリー ニューヨーク・アメリカ
1907-08年 油彩・画布・金箔・銀箔 138×138cm
モデルは裕福な銀行家の妻で、
クリムトと愛人関係もあったとされる説も
唱えられている女性です。
この作品の顕著なものは、そのモデルとの関係も
さることながら、あでやかな衣装にあって、
この色彩と模様はクリムトならではのものだと思います。 -
「ヴィーナスの誕生」−ギャラリーC
アレクサンドル=カバネル
オルセー美術館 パリ・フランス
1863年 油彩・画布 130×225cm
印象派が画壇を賑わそうかという時期の
新古典主義の画家の作品で、しかも、
ナポレオン3世が絶賛したというんですから、
印象派から見れば妬みもあってか批判の的とされていきます。
でも普通に一枚の絵として見れば、
素直に大変甘美で素晴らしい絵だなぁと思うんですがねぇ。
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」に
刺激を受けているというのもよぉーくわかります。 -
「ナポレオンの戴冠」−近代14
ダヴィッド
ルーヴル美術館 パリ・フランス
教科書に出てくる有名人シリーズ7
ジョゼフィーヌ−当初ナポレオンなど田舎者として
歯牙にも掛けなかった彼女ですが、
押しの一手で妻となります。
が、その後も浮気は絶えず夫婦仲はビミョー。
最後の方でようやくわかり合えたと思った時は
ナポレオンはマリアルイーズと再婚・・・
うまくいかないもんですね、
いつの時代も男女の仲というものは。 -
私このカット割り、かなり好きみたいです。
ルーヴルでもヴェルサイユでも、
この絵ではこういう切り取り方をして
写真を撮っていますね〜。
ジョゼフィーヌのお顔もさることながら、
宝石類や衣装も見事ですから、好きなシーンです。 -
「生命のダンス」−近代16
エドヴァルド=ムンク
オスロ国立美術館 オスロ・ノルウェー
1899-1900年 125.5×190.5cm
この絵は、命の移りゆく時を示しています。
左側の白い女性は「生」を、
真ん中のダンスの男女は「性や快楽」を、
写真には写ってませんが右端の黒服の女性は「死」を、
それぞれ表しているそうです。
ノルウェーの白夜の空に太陽が沈みかけようとする時に
繰り広げられる「生命のダンス」。
でも、私には真ん中の男女にもうすでに
死相が現れてるような・・・、
だって隈できてるでしょ?(笑) -
イチオシ
「北欧の夏の宵」−近代16
リッカード=ベリ
イェーテボリ美術館 イェーテボリ・スウェーデン
愛し合う男女は互いを見つめ合うこともできずに、
言葉は交わさなくても、
同じような所をただ眺めている・・・想いは一つ。
てな、解釈ができそうですが、
よく見ると、見ている所があらぬ方向のような、
で愛し合ってるというより、
なんかよそよそしくない?別れ話じゃないのー
とも思ってしまいます。
ただの天の邪鬼なんでしょうか?
そういう男女も嫌いじゃないし、
この絵もなんか好きですが・・・。 -
「6月、タンポポの種を吹く娘」−近代16
ラウリッツ=アンデルセン=リング
オスロ国立美術館 オスロ・ノルウェー
1899年 油彩・カンヴァス 88×124cm
この画家さんも知らなかった人。
でもいい絵ですよねー、
見えないのに風を感じられます。
ここに来て知らなかった画家さんの
美しい絵をいっぱい見ることができてよかったです。
この世にはこんなにも素晴らしい絵があるんですね。 -
「思春期」−近代16
エドヴァルド=ムンク
オスロ国立美術館 オスロ・ノルウェー
1894年
緊張した微妙な表情、固くこわばらせた肢体。
この絵に「思春期」と名付けた才覚に脱帽です。
この世代の女の子をムンクは、
何と見事に描けるのだろう。
やっぱりこの画家は天才ですー。 -
「叫び」−近代16
エドヴァルド=ムンク
ムンク美術館 オスロ・ノルウェー
1893年 油彩 91×73.5cm
この作品は2004年8月22日武装した覆面の2人組に
より略奪されましたが、2年後にオスロ市内で
発見されたといいます。
余りにも有名すぎて売れなかったのが敗因かと・・・。
子供の頃に母親を、思春期に姉を亡くしたムンクが、
直面した愛と死に対する不安をテーマとして
描かれていると言われています。解説によると、
不安から自然を貫く果てしない叫びから
耳をふさいでいる光景だそうで、
この人が叫んでいるんじゃないとか。
「おーそうだったんだ!」と目から鱗となります。
ちなみに、ザザビーで96億円もの大金で
「叫び」の1枚が落札されたと
ニュースでやってましたっ!
これ以降、この絵の「叫び」の声が
「きゅうじゅうーろくーおーく」に聞こえてしまう私です。 -
イチオシ
「聖家族と聖アンナ」−テーマ8
エルグレコ
ターベラ病院 トレド・スペイン
1595年頃 油彩・画布 127×106cm
なんという穏やかなお顔なのでしょう。
私が愛する女性画の一つで、
この作品の額縁陶板をお土産に買ってきて、
ずっとデスクの前に飾っています。
写真は抜粋ですが、中央に聖母マリア様と
乳を飲まれる幼子イエス。
右にはイエスの父ヨセフとマリアの母アンナ、
荒々しいタッチの描画ですが、
実に優しい聖家族が画面いっぱいに描かれています。
このホンモノ、今猛烈に見たくなってます!!
トレド、いきたーい。この1枚から我が家は
とんでもないことになってます。詳細はのちほど・・・。 -
「まぼろし(出現)」−テーマ9
ギュスターヴ=モロー
モロー美術館 パリ・フランス
空中に浮かび、血をしたたらせる聖ヨハネの生首、
しかしこの首はサロメにしか見えない。
驚愕の表情を浮かべながらも、
決して怯んではいないサロメ。
この絵も強いインパクトで見る者に向かってきます。
ユダヤ王ヘロデの後妻ヘロデヤの娘サロメが、
ヘロデ王の前で踊りを披露し、その褒美として
ヨハネの首を求めたとされる場面を主題としていますが、
モローは独自の解釈を入れて
ヨハネの首が出現した構図としています。 -
この絵なんですが・・・。
たぶん「サロメ」だと思うし
コリント=ロヴィスさんの作品だとも
思うのですが、ネットで検索しても
ヒットしなかったんで自信はありません。
どなたか、確証ある方おられます?
美術館でもらった水色のリストには
そのように書いてあるんですが・・・。 -
「海に毒を流すキルケ」−テーマ9
ジョン=ウィリアム=ウォーターハウス
南オーストラリア美術館 アデレード・オーストラリア
1892年 179×85cm
魔女キルケはオイディプスに恋をして、でもかなわぬ恋で
あきらめきれなくて、海に毒を流すのです。
この絵はラファエル前派の巨匠ウォーターハウスさんの作品。
今回初めてラファエル前派の画家たちの作品を見たのですが
どれもこれもインパクトのある作品ばかりなんですね。
少し興味をもつことができました。
これから色々調べてみましょう。 -
「マドンナ」−テーマ9
エドヴァルド=ムンク
ムンク美術館 オスロ・ノルウェー
1894-1895年 油彩 91×70.5cm
主題は聖母マリア様。
マリア様って色んな方々が描かれていますが、
かなり特異な部類に入ります。
大変お若くて自分の裸身を、
ある意味誇示してらっしゃる官能的なマリア様、
それでいて手が届きそうで
その静謐さは寄せ付けない感じが漂う・・・
う〜ん、ムンクやるなぁー。
この作品も盗難にあっちゃいましたが、
現在はちゃんと修復もされております。 -
「キリストの復活」−テーマ5
ピエロ=デラ=フランチェスカ
サンセポクルロ市立美術館 サンセポルクロ・イタリア
1463-65年 フレスコ 225×200cm
この絵は、死後3日後、石棺から蘇ったキリストを、
生身の人間のように描いています。
兵士たちはその復活に気づかず、眠りこけています。
この作品は壁画なので、あくまで下から見上げることを
前提として、遠近法が駆使されているとTVでやってました。
また、左から二人目の茶色の人物は画家本人の自画像とも。
この作品があったおかげで、小村サンセポルクロは、
第二次大戦時、連合軍の爆撃から逃れられたと
信じられてもいます。なるほどねぇー。 -
イチオシ
「悔悛するマグダラのマリア」−テーマ5
エル=グレコ
ウースター美術館 ウースター・アメリカ
1577年頃 油彩・画布 107×102cm
この美術館に来て、特に気になった画家が
エル=グレコでした。ガチガチの宗教画家だと
思っていたのですが、描かれる女性の表情が、
何とも言えない潤いと安らぎを与えてくれる
画家さんだったんですねー。
ちょっとこれからも色々と追いかけてみますね。 -
「ゲルニカ」−現代7
パブロ=ピカソ
レイナ・ソフィア国立美術館 マドリード・スペイン
1937年4月26日、スペイン内戦で小都市ゲルニカが、
フランコ将軍を支援するナチスにより空爆を受けました。
ピカソはこの知らせを聞き、
6月4日に「ゲルニカ」と題した作品を完成させました。
以降反戦のシンボルとして今日まで伝わっています。 -
モノクロを基本として、一切の色彩がない分、
余計に主題を際立たせているように見えます。
死んだ子を抱き泣き叫ぶ母親、天に救いを求める人、
狂ったようにいななく馬など、ピカソの絵は
正直言ってよくわからないのですが、
この作品は比較的直線的なメッセージの
現わし方をしているように思います。 -
「秋のリズム:No.30」−現代7
ジャクソン=ポロック
メトロポリタン美術館 ニューヨーク・アメリカ
1950年 266.7×525.8cm
どこかで見たデザイン・・・
ポロックというアメリカの画家さんの作品だそうです。
知らなかったなぁー、勉強になりました。 -
1F庭園から大鳴門橋架橋記念館をのぞむ
ゲルニカのあるコーナーから外に出られました。
あいにくの曇天だったのですが、美術品をしっかり
堪能させてもらって、すがすがしさがありました。 -
1F庭園から本館をのぞむ
この辺りに喫煙所があったので、ここで見た
絵画たちを反芻して、このあと美術館を
出ることにします。
お約束の帰りにミュージアムショップに
寄ってね。 -
1F庭園から大鳴門橋をのぞむ
ここにある作品は全部複製なんですが、
こうして時代順に有名どころを網羅できる
機会というのは、実際ありませんよね。
絵画の勉強をする場所としては、やはり
最適の場所なんじゃないでしょうか。
急いで回るのはもったいないから
最低でも4時間程度の時間は確保してくださいね。
そうして、お気に入りの画家さんなり
絵画なりを是非見つけてほしいものです。 -
帰宅後、お土産に買ったエル=グレコの
「聖家族」の金縁額縁の陶板。
大層良いもので、すっかりお気に入りと
なったんですが、この陶板に触発された
連れ合いが「もっとほしいっ!」と仰るもので、
大塚国際美術館にメールで問い合わせると
陶板の通販もやってるとのこと。
で、買いましたよぉ、7枚も・・・・。 -
いきなりの我が家の写真。
何の変哲もない、うちのキッチン横の
カウンターテーブルなんですが、
上部が水にぬれて少々塗装も落ちてきて、
若干見苦しくなってました。
折角の陶板です。ここを飾ろうじゃないかと
連れ合いと意気投合いたしまして、
テーブル部にはフェルトの下地に強化ガラス板を、
上部にはフェルトの下地に、陶板サイズに
穴あけしてしてもらった5?厚の
アクリル板を設置いたします。
業者の方々には寸法を指定して個別に発注。 -
で、できたのがジャジャーン、こいつです。
上部には7枚の陶板が組み込まれた
アクリル板が鎮座し、テーブル部には
イタリアで買った絵はがきの数々を
体裁良く並べてガラス板で固定。
で、どうせならとライティングにも
こだわって、天井にライティング・
レールを設置し、スポットライトを
2基とりつけてみました。
どうです?
バーのカウンターのようなイメージでしょ。
ここで飲むバーボンは格別です。 -
アップしてみましょうか。
1?幅で陶板が並んでいますでしょ。
中央はモネの「日傘の女」、
ドガの「エトワール」と
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」に
挟まれているという贅沢な設定。 -
手前からは、
フェルメールの「真珠の髪飾りの少女」、
ルノアールの「ムーランドラギャレット」、
ミレーの「落穂拾い」、
ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」
と並んでおります。
個別発注のため、結構なお金がかかりましたが、
出来はすんごく満足しておりますです。
陶板は色褪せないので、こういう楽しみ方も
アリではないかと思ってます。
でね、今一番欲しいのが
フィリッポ=リッピの「聖母子と二天使」
なんですけど、これ土産物の陶板化が
されてないんですよね。
大塚国際美術館のみなさんで、
もしこの旅行記をご覧になられた方が
おられましたら、この陶板化を切に
希望しておりますので、
よろしくお願いいたしまーす。
などとのたまわってまいりましたが、
今回はこのへんで大団円。
今回も長文に駄文に、長らくお付き合い
くださいましてありがとうございました。
次回はいったい何の旅行記になるのかは
わかりませんが、近いうちに?
またお会いいたしましょう。
ではでは〜。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- サウスピーチさん 2012/06/01 07:44:23
- 大傑作!!!
- ねいちゃさん、おはようございます♪
やりましたねー、ねいちゃさん! これ、本当に大傑作です。 素晴らしいです!!!
(すいません、他のいい言葉が見つからなくて・・・。) 説明も大変分かりやすかったですし、
個人的感想もねいちゃさんの飾らない素直な(素直すぎる? 笑)想いがよく出ていました。
日本にこんな素晴らしい美術館があったなんて・・・知りませんでした。 徳島の鳴門かぁ・・・。
ちょっと遠いけど、是非行ってみたくなりました。 本物の作品じゃないけど、
近くでじっくり見れるし、予習・復習の場にはもってこい!ですよね。
それにしても、ご自宅のカウンターテーブル。 めっちゃいいアイディアですねっ!!! 素敵ぃ〜!
こーゆー風に、いつでも見て楽しめるのが一番贅沢な鑑賞法じゃないですかね。
本当に楽しませて頂きました。 ヨーロッパの美術館に行く前(次はいつになることやら・・・)に、
この旅行記でまたおさらいしたいと思います。
それでは、また!
サウスピーチ :)
- ねいちゃさん からの返信 2012/06/01 10:34:44
- RE: 大傑作!!!
- サウスピーチさん、こんにちわ。
> やりましたねー、ねいちゃさん! これ、本当に大傑作です。
ありがとうございます。
みなさまのおかげで、ここまで頑張ってこられました。
なんか直木賞でも受賞したような感じです。(笑)
> 個人的感想もねいちゃさんの飾らない素直な(素直すぎる? 笑)想いがよく出ていました。
海外旅行なぞに行って、絵は興味ないみたいな方がたまーにおられるのですが、なんか大変もったいないなぁと思ってます。
昔は私も西洋絵画は知識不足もあって、2006年当時はオルセーすら行ってませんもん。
でもやっぱり勉強しようと一念発起して、世界の美術館シリーズとか、BSとかで積極的にみるにつけ、あぁ面白いもんだなぁーと思えるようになりました。
その一端でもお伝えすることができれば・・・と。
> 日本にこんな素晴らしい美術館があったなんて・・・知りませんでした。
イタリア行く前に、システィナ礼拝堂を模した陶板美術館があるというのは、情報としては知っていたのですが、これだけの規模というのは知りませんでした。
鳴門は大塚製薬の創業者の故郷なので、町中が大塚さんの企業城下町といった感じです。
その白眉がここの美術館。いいですよー。
> それにしても、ご自宅のカウンターテーブル。 めっちゃいいアイディアですねっ!!! 素敵ぃ〜!
ちょっとご満悦なんです。
陶板は焼き付けてあるので劣化しないから、何年でも楽しめます。本当にここで飲む酒はBarの感じを再現できちゃいます。
お客さんも一杯どうですか?
というわけで、本日午後から鹿児島へいってきまーす。
初のLCC飛行機だから、ちょっとドキドキ。
詳細はまた旅行記で・・・。
ではでは。
-
- keiさん 2012/05/29 13:58:36
- 参りましたww
- こんにちは、ねいちゃさん。
よく研究されていて、個人的見解もおもしろい!!
とても楽しかったです♪
私も昨年行きまして、1度目は5時間いたにも
かかわらず、3階(?)の現代コーナーまで
鑑賞できずに、次に予定があったので、しぶしぶ
美術館を後にして、その半年後に再び行ってきました。
ねいちゃさんが言うように、実際本物を鑑賞してから
見るのも感慨深いし、見てから新たにこの絵の本物を
見に行きたいという気持ちにもなりますよね。
国を跨ぐことなく鑑賞できる美術館も
すごいですが、何冊も本を読まなくても
理解できるねいちゃさんの解説に脱帽です。
マスター! フォアローゼズをダブルで!!
- ねいちゃさん からの返信 2012/05/29 23:18:04
- RE: 参りましたww
- こんばんわ、keiさん
keiさんの旅行記の中でのコメント、大好きです。
とっても詩人でいらっしゃるぅ。
私も一行改行で軽妙洒脱なコメントの数々を
残したいとかねがね思っているのですが
どうも私は饒舌でないと持ち味が出ないようで・・・。
ペラペラ語って、落ちにつなげるというか・・・。
こればっかりは癖なんで仕方ないですねぇ。
> 次に予定があったので、しぶしぶ
> 美術館を後にして、その半年後に再び行ってきました。
ですねー、高いんだけど、何度も行きたくなるような
不思議な空間です、大塚さんって・・。
どこにもホンモノはないのに、絵画まみれに
なって頭が混乱する感覚が妙に心地よいです。
> 国を跨ぐことなく鑑賞できる美術館も
> すごいですが、何冊も本を読まなくても
> 理解できるねいちゃさんの解説に脱帽です。
いっつもね、何事もこれのコアはなんだ?って
考えているせいかもしれません。
解釈は色々あっても、たぶんこうなんじゃねぇーと
決めうち・・・だから正答ではないのです。
答えのように見えるだけでね。
絵の専門家から見れば冒涜なんだろうなぁ。
でも、こう思ったんだから仕方ない。
> マスター! フォアローゼズをダブルで!!
お客さん、飲み過ぎですよ−。
口当たりのいいさっぱりとしたカクテル、
モッキンバードでも飲んで、お休みになってくださいね。
ではでは。
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