2012/04/21 - 2012/04/21
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Weiwojingさん
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初めて蹴鞠を見学しました。明治神宮での「明治天皇崩御百年記念奉納蹴鞠」というもので、蹴鞠が明治神宮で行われたのは約半世紀ぶりだそうです。京都ではよく行われていて、一般公開もありますが、東京ではこれまでそのようなことがありませんでした。
今回の企画は、霞会とNHK文化センターの共催で行われました。この企画の中心となった霞会というのは、もと皇族や華族だった方々の集まりで、名前は知っていましたが、その活動に参加したのは初めてです。
最初に1時間ほど参集殿で蹴鞠保存会の会長・久世業総氏による蹴鞠についての講演があり、その後本殿前に移動して蹴鞠の見学が行われました。平安時代から続く優雅な貴族の遊びを間近かに見ることが出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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蹴鞠が行われる本殿前の会場には、この日招待された人々がすでにたくさん待機しています。小生は蹴鞠を見るのはこれが初めてです。
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いよいよ開催の時間となりました。先ず蹴鞠参加者による本殿で奉納の儀式が行われ、その後この会場に移動して来ました。
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参加者の方々が登場しています。皆平安時代の貴族の衣装を身にまとっています。8人で(または6人の場合もあり)で行い、鞠を足で蹴って地に落とさず、手を用いず、独特の衣装をつけて、鞠庭で蹴り続けて楽しむものだそうです。
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参加者が揃うと、一同腰を下しました。
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儀式が再度始まりました。何やらよく分かりませんが、鞠を手に始まりました。
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マイクを手にしているのが会長の久世業総氏です。詳しくいろいろと説明をしていただきました。
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蹴鞠を木の間に挟んで移動しています。
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2人の演者が向かい合って腰を下ろし、何やら儀式めいたことをしています。
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参加者の方々は皆独特の装束をしています。先ず、頭の被りものは烏帽子(えぼし)というものです。上衣は鞠水干(まりすいかん)で、生糸(練っていない)を用いて紗という織にしたものです。
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腰から下の装束は鞠袴で、葛の繊維を煮て、水に曝して用います。
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これから蹴鞠が始まります。
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手にした蹴鞠をこれから足でけり上げるようです。
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蹴り上げた蹴鞠を地面に落とさず、次の人が足で同じように蹴り上げています。
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平安時代の何とも言えないほどの優雅な貴族の遊びです。
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女性の参加者も一人いました。
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デモンストレーションが終わったようです。独特の仕草で終わりを告げています。
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参加者がこれから退場していきます。
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競技者が着ている上衣の背中に描がれている意匠(鳥?)が何を表すのか分かりませんが、興味が引かれますね。
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大変興味を覚えたのは履物です。これは靴と言わずに、韈(しとうず=足袋のこと)と言うそうです。鞣革で出来ています。
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蹴鞠のデモンストレーションが終了した後は、見学者の中から希望者による蹴鞠体験がありました。
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外国の方の参加もあり、「一度体験してみたかった」との感想を述べていました。
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この方は自分の蹴った鞠が高く上がってしまい、驚いて見上げているところです。
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すべて終了し、境内を散策していると、結婚式を終えたカップルがこちらにやって来ました。参加者とともに記念写真を撮るようです。
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同じようなカップルが次々とやって来ます。外国人観光客が次々と写真を撮っていました。きっと珍しい光景でしょうね。
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