温泉と寺社を巡る～熊野・龍神・高野～

2012/04/20 - 2012/04/21

名古屋からそのまま帰るのはつまらないと思い、熊野・龍神・高野山を回ってきました。

熊野本宮大社
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湯の峰温泉
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龍神温泉
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高野山
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丹生都比売神社

エリア 和歌山

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

最初に訪れたのは熊野本宮大社。

全国に約3000社ある熊野神社の総本社といわれ、祭神は家津美御子大神を主神とし、熊野十二所権現をまつります。

石段を登りきると本殿があります。

向かって左から、
　第一殿　夫須美大神
　第二殿　速玉大神
　第三殿　家津御子大神
　第四殿　天照大神
が祀られています。

第四殿の隣には
　満山社　結ひの神　八百萬の神
がありますので、こちらも参拝します。

平成19年に復興されたもののようです。

お参りした後は湯の峰温泉に向かいました。
山道を通って30分ほどです。

ここは日本最古の温泉で、小栗判官が蘇生を遂げた地でもあります。

一般湯、くすり湯、つぼ湯とあって、受付で料金を支払います。

つぼ湯は少し戻って橋の手前の小道を少し登ったところにあります。

つぼ湯は30分の貸切制です。

私が訪れたのは金曜日で、先客がおらずすぐに利用することができましたが、土日は順番待ちになるそうです。

板で囲われた小屋の中に天然岩のお風呂があります。

濁ったお湯でちょっと深め。
雰囲気がよく、とっても気持ちのいい温泉で
とても気に入りました。

不便な地にありますが、行ってみる価値大です。

こちらは受付の建物にある「くすり湯」です。

つぼ湯の料金で、一般湯もくすり湯も利用できます。

湯の峰温泉から龍神温泉まで１時間４５分ほどで到着。

龍神温泉は日本三美人の湯のひとつです。
（他の二つは、島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉ですね。）

その昔、役の行社小角によって発見され、弘法大師が難陀龍王の夢のお告げによって浴場を開いたと伝えられています。

翌朝、高野龍神スカイラインで高野山へ向かいます。

途中、ごまさんスカイタワーに立ち寄りましたが、
営業は９時からです。

スカイタワーはまだ開業前でしたが、脇に小路を発見。

登ってみることにしました。
護摩壇山の頂上まで５００ｍほどです。

頂上からの眺め。
天気が良ければ四国まで見えます。

高野龍神スカイラインでは高野山奥の院側に着きます。

ここから奥の院まで沢山のお墓の中を通ります。

御廟橋より奥は空海入定の地となり、一番奥には空海が今も瞑想されている廟があります。

ここより先は撮影禁止ですね。

車を金剛峯寺近くの駐車場に移し、大門へと歩きます。

この門は正面21.4ｍ、梁間7.9ｍ、高さ25.1ｍで迫力があります。

根本大塔。

手前のゆるキャラ「こうやくん」が邪魔ですね。

中には胎蔵大日如来、その周りを金剛界の四仏がが安置されています。

金剛峯寺。

豊臣秀吉公が亡き母の菩提を弔うために木食応其上人に命じて建立させた寺院で、元は青厳寺と呼ばれていました。

高野山を下山して、丹生都比売神社（にふつひめじんじゃ）に
向かいました。細い道を３０分ほどです。

こちらも世界遺産の神社です。

丹生都比売大神（にうつひめのおおかみ）、高野御子大神（こうやみこのおおかみ）、大食津比売大神（おおげつひめのおおかみ）、市杵島比売大神（いちきしまひめのおおかみ）の四柱を祀っています。

楼門のすぐ奥に４棟の本殿が並んでいます。拝殿がない、珍しい配置です。
本殿は最大規模の春日造です。

場所柄、静かな雰囲気の神社でゆっくりできます。


さて、これで帰路に着きました。