メキシコ・コスメルのリゾートホテル滞在（サボーア・コスメル・リゾート＆スパ）

2012/02/25 - 2012/03/03

カンクンのクラブ・レジーナに１週間滞在した後、我々はカリブ海に浮かぶ小島「コスメル」に移動する。コスメルの海はカンクンとは全く違った様相を呈する。穏やかな海、クリスタルな海水、サンゴ礁と熱帯魚、そして、見事なサンセット…。私が見つけた「天国に一番近い場所」である。
我々の常宿は「サボーア・コスメル・リゾート＆スパ（旧ウインダム・コスメル）」で、ここに１週間（７泊）滞在する。私はこのホテル内にある「リージェンシー・クラブ」の会員権を所有しており、自分の権利の消化により、宿泊代は無料である。ただし、オールインクルーシブ代金として１人１日＄60（約4800円）支払う。朝食、昼食、間食、夕食、ともに食べ放題、飲み放題（アルコールを含む）なのでお値打ちである。私は今回で５度目の「サボーア・コスメル・リゾート＆スパ」滞在になる。飽きもせず遠路はるばる訪れるものだ。
写真：「サボーア・コスメル・リゾート＆スパ」のメインプール

私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/

エリア コスメル(メキシコ)

2月25日（土） 「サボーア・コスメル・リゾート＆スパ」にチェックインする。ホテルのフロント・ロビーを抜けるとメインプール（写真）があり、その先にカリブ海が広がる。

毎朝、私は6時にはベッドから起き出し、ビーチに向かう。風も音もない静寂の朝（写真）がはじまる。早起きの人がレストラン「ラ・イスラ」の周りに集まってくる。

朝6時からラ・イスラの前で「モーニング・コーヒー・ティー」のサービスがある。コーヒーカップを手に早朝のカリブ海を眺める。

朝早くから沖合をダイビングボート（写真）が進む。コスメル西海岸の南に巨大なサンゴ礁帯がありダイビングの絶好のポイントになっている。

コスメルの海（写真）は驚くほど静かである。東からの貿易風がコスメル島にさえぎられ西海岸はどこも穏やかな海となる。毎朝30分くらいビーチを散歩・ジョギングする。

朝7時、レストラン「ラ・イスラ」に入り海の見えるテラス席に座る。ここは食べ放題、飲み放題のオールインクルーシブ・リゾートなので、朝食（写真）はサラダ、フルーツ中心にする。

しかし、甘党の私は朝から甘いパン類（写真）に手が伸びる。スイーツとコーヒー、そして青いカリブ海、この組み合わせは最高だ。

朝食はリーゼンシークラブ用のレストラン「ビスタ・デル・マル」（写真）でもとれる。

ビーチにせり出したテラス席（写真）に座り、妻と２人で海を眺めながら朝食にする。私は１人旅が好きなのであるが、やはり食事は２人がいい。

このレストランはフルーツ・サラダ・パン類はビュッフェであるが、朝食メニューをオーダーできる。私は目玉焼き（写真）を注文する。

妻はオムレツ（写真）を注文する。付け合わせも各種選択できる。大きなプレートに綺麗に盛りつけされてサービスされるので気分がいい。

ホテル内にコテージタイプの客室棟（写真）が沢山配置されている。緑の芝生と椰子の木、そして白い外壁のコテージ（ビラ）が美しい。

私が以前泊まった「ビラ」（写真）はホテルタイプのツインベッド（又はキングベッド）から成っていて「カリビアン・ルーム」と呼ばれている。スタンダードの客室で広くはないが機能的に作られている。

各棟のビラの間を小径（写真）が縦横につながっている。

サボーアホテルのメインエリアから少し離れた場所に「リージェンシー・クラブ」（写真）がある。ここはクラブメンバー専用エリアである。

プールの周囲に大型のビラが数棟建っており、客室もスチューディオ、１ベッドルームと広くなっている。

私の買った会員権ではホテルタイプの「カリビアンルーム」宿泊になっていたが、嬉しい事にスチューディオタイプに無料アップグレードしてくれた。カリビアンルームが満室とのこと、要するにオーバーブッキングのためのアップグレードである。
写真：大型ビラ35「サンタ・ローザ」

我々の客室はプールに面した大型ビラ35「サンタ・ローザ」の3513号室である。期待を込めて部屋に入る。大きなダブルベッドと大きなソファーのお出迎え。Good.

しかし、何棟もある「カリビアンルーム」が満室になるとは驚きである。こんなことははじめてである。ホテルが経営を変えて（低価格路線で）集客をアップさせたのか？それともアメリカ経済が復活してきたのか？
写真：小さなテーブル、テレビ、ワーキングデスク、

スチューディオ・タイプの部屋なので小さなキッチンがある。流し、トースター、コーヒーメーカー、ジューサー、しかし、ここはオールインクルーシブなのであまり利用しない。

バスルーム（写真）に入る。不思議なことにいつも床が暖かい。床暖房がされている。寒い海から上がってきた時には暖かい床はありがたい。

バスタブ（写真）は我々にとっては必需品である。カリブ海といえども冬の海は冷たい。海に入った後のお風呂は天国である。

我々の部屋は１階なので窓の外にバルコニー（写真）がある。

部屋はリーゼンシークラブのプールに面している。
写真：部屋のバルコニーからの眺め

私がRCI海外交換利用で最初に泊まったビラ38「マラカイボ」（写真）。リゾートクラブの交換利用はリーゼンシークラブのスチューディオタイプになる。この時、私はここの会員権を買ってしまったのである。

リージェンシークラブエリアにあるビーチ・バー（写真）。アルコールを含めてドリンク類が多数ある。（無料）

１週間サボーアホテルに滞在して一度だけホテルの外に遊びに行く。行き先は「チャンカナブ国立公園」（写真）である。

ここでシュノーケル（写真）三昧をする。海に入れば熱帯魚が群れる水族館であり、苦悩に満ちた「キリスト像」と気品のある「マリア像」が海底に沈む。

レストランも充実しているので、シュノーケルの後はランチタイム（写真）である。「フィッシュ・フィレ」「ミックスサラダ」「ボトルの水」を注文して合計250ペソ（1750円）支払う。（チィップ込み）ボリュームがあるので２人で食べても十分の量である。

サボーアホテルのメインプールの先にあるビーチ・バー（写真）。ここはいつも混んでいる。

ちょっとお腹がすいた時に「VIPスナック＆バー」からハンバーガーやメキシカン料理（写真）をテイクアウトできる。

夕暮れのサボ-アホテルのビーチ（写真）は格別である。

夕暮れのビーチを歩くカップル（写真）

ある日の夕暮れ時、プールサイドにディナービュッフェ（写真）の準備がされた。

スタッフが沢山のテーブル（写真）をセットし、プールサイドをディナービュッフェ会場にするのである。

１週間滞在する客が多いので、趣向を凝らしてお客をもてなす。ご苦労様です。

サンセットと共にプールサイド・ディナーがはじまる。

美しい夕陽が沈むまでビーチにたたずむ人が多い。冬のカリブ海は乾期なので、このようなサンセットが毎日楽しめる。

夕食後は屋外ステージでメキシコの伝統音楽、ダンスのショー（写真）がある。何度も見ているので私は少々飽きてきた。

ある日の夜は、ビーチ・ビュッフェ（写真）が行われた。

スタッフが沢山のテーブルをセットし、ビーチをディナービュッフェ会場（写真）にするのである。雨が降らないので「プールサイド・ビュッフェ」「ビーチ・ビュッフェ」が可能である。

ビーチ・ビュッフェの後は「ファイヤー・ショー」（写真）がはじまる。火を付けたトーチを巧みに扱い見事なショーが楽しめる。Very Good.

夕食で人気のあるのはイタリアンレストラン「ロベルトス」のコース料理である。写真：前菜

当日のみの完全予約制なので、予約を取るのに並ぶ必要がある。これが面倒だ。写真：スープ

夕食はビュッフェレストラン「ラ・イスラ」、リージェンシークラブの「ビスタ・デル・マル」でもとれる。写真：パスタ

また、夕方5:30〜9:30までルームサービス（無料）も行っている。料理の味は特別うまいという訳ではないが、悪くはない。十分楽しめる。写真：白身魚のソテー

フィレ肉のステーキ（写真）は柔らかくておいしい。ボリューム満点なので、日本で食べたらこの１品だけで5000円〜6000円？

夕暮れのビーチ（写真）。お気に入りのパラパの下で寝転びカリブ海に沈む夕陽を眺める。

沖合をヨットと豪華客船（写真）が進む。

夕暮れまでシュノーケルを楽しむカップル（写真）。ビーチの前の海水は透明で20ｍ〜30ｍ先までクリアーに見える。珊瑚礁も所々に育ってきており、熱帯魚が群れている。

2月下旬のコスメル、暑くなく寒くない。ビーチに寝転がって見事なサンセット（写真）が楽しめる。コスメルは私が見つけた「天国に一番近い場所」、しかし、日本から遙か彼方にあるのが難である。