新居関所　日帰り観光

2012/03/29 - 2012/03/29

青春１８切符を使って、国内で唯一現存する関所、「新居関所」を観光。

エリア 浜名湖(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

青春18切符を使って、日帰りで新居関所を見学してきました。18切符は5日間使用できますが、4回は使う予定があり、残り1回をどう使おうか考えていました。

ちょうど豊橋へ行く用事があったので、ちょっと足を延ばして新居町まで行くことにしたのです。

豊橋出身である自分にとって、このあたりは馴染みのあるところですが、新居関所は行ったことがありません。

日本で唯一残る関所、前々から訪れようと思ってましたが、ようやく実現しました。

JR新居町駅から関所までは徒歩で10分もかかりません。

途中、浜名橋という橋があります。

浜名湖につながっています。

浜名橋の脇に、歌川広重の描いた絵があります。

こういう風景浮世絵を見るといつも、永谷園のお茶漬けを思い出します。

結構好きです。。。

浜名橋を渡ると新居関所に到着です。

写真手前に「渡船場」の跡があります。新居・舞阪を結ぶ「今切渡し」の渡船場です。

入場料は関所だけなら大人300円。新居宿「旅籠紀伊国屋」との共通券が400円。

せっかく来たので共通券を購入。

靴を脱いで中を見学。

関所と聞くと、「通行手形」ですが、中でも「入り鉄砲と出女」という言葉があり、鉄砲と女性の通行については厳しい取り調べが行われていたそうです。

ちなみに関所を通らずに山越えや海越えをした者は「関所破り」として、磔などの重い刑に処せられました。

通行人は、左端にある石の上に荷物を置いて取り調べを受けたそうです。

敷地内には「史料館」も併設されています。

残念ながら内部の展示品は撮影禁止でしたが、歌川広重の浮世絵や火縄銃なんかが展示されていました。

さまざまな種類の火縄銃がありましたが、長さ2メートルくらいの「バズーカー砲」みたいなのもありました。

どうやって撃つんだろう。。。

関所を後にして、次は「旅籠紀伊国屋」を見学。

関所から歩いて2、3分です。

ちなみにド平日ということで、関所は観光客5人くらい。

紀伊国屋は自分だけでした。

これが入り口。

ちょっとドキドキします。

中に入ると、受付のおじさんが胡坐をかいて座ってました。
まるで当時のままです。

中は想像通りでした。

ちなみに、遠州の地なのに「紀伊国屋」という名前。調べてみたら「紀州藩」御用立つの宿だったそうです。

なので、旅人が泊まる宿よりも高級なのかな？？？

庭です。

こんなとこで1日ボサっ〜としたいものです。

畳の上で昼寝したい。。。

江戸時代のトイレ。

形は現代とほぼ同じ。

そして風呂場。ハイ、これ！

最初、遠くから「風呂場」という文字を見て、「おっ、時代劇の風呂か」って頭がよぎった。

そしたら、まさかというか期待通りというか、由美かおるさんです。

訪れたんですかね･･･。風呂には入ってないでしょうが。

台所。

時代劇モードどんどん加速です。

こんな枕で寝れるんでしょうか？

仰向け限定ですね。

はなれに、和紙で作製した人形が展示してありました。



以上、おしまい。

浮世絵、松並木など、東海道五十三次はなんとなく好きでしたが、名所を観光したのは今日が初めて。

実は数日後、由比か小田原へ行こうと思っていたので、これで決意が固まりました。

行ってきます。