2012/03/10 - 2012/03/11
387位(同エリア521件中)
mickさん
春が近いとはいえ、まだまだ寒い3月上旬、気候が比較的穏やかそうなイメージの瀬戸内海方面にドライブに行ってきました。まず訪れたのは広島県竹原市です。竹原の観光地といえば町並み保存地区が有名ですが、郊外の海沿いの風景もとても印象的でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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竹原市街に到着したのがまだ早い時刻だったので、そのまま市街をスルーして、しばらく海沿いの道をドライブしてみることにしました。忠海港の少し手前、「エデンの海」という大層な名前の付いた小さなパーキングエリアに車を停め、海を眺めてみますが、曇り空ということもあり、あまり遠くまではっきりと見渡すことはできませんでした。
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もう少し車を走らせると忠海港です。どこか昔の雰囲気も残る、こぢんまりした田舎の漁港、といった印象ですが、実はフェリーも発着していて、海上交通の重要な拠点となっています。
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車を停めて、辺りをしばらく歩いてみます。鉄道の線路が、魚が跳ねたらぶつかりそうなぐらい海面スレスレを通っています。
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港の背後にそびえる黒滝山は、頂上付近が尖った岩山のようになっていて、迫力のある姿をしています。
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黒滝山に登れるところまで登ってみようとしましたが、まだ町の中という時点からかなり急な上り坂で、本格的な山道に入る手前の休憩所で早くもギブアップです。まあ、ここからでも景色は充分きれいに見えます。
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来た道を引き返し、港の方へ戻ります。途中、港に入ってくるフェリーの姿が見えました。
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再び車に乗り、竹原市街に戻ってきました。竹原市の町並み保存地区では、古い建物が残され、道は石畳になっていて、昔ながらの雰囲気が味わえます。
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竹原は、名前のとおり「竹」の産地で、町の風景の中にも竹が活かされています。
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町並みの真ん中、立ち並ぶ家々の間に割り込むように、高台にある西方寺へと続く階段が伸びています。
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西方寺の境内にある、普明閣という建物です。柱の朱色が鮮やかなのに加えて、梁の先端などに白が散りばめられていて、とても華やかな印象です。
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普明閣からの眺めです。町並みが一望できるだけでなく、遠くにこっそり(?)海が見えるのがポイントです。
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西方寺から階段を下りてきたところで待ち構えているのが、お好み焼き店「ほり川」です。漂ってくるソースの匂いの吸引力には抗えず、ここで昼食をとることにします。小さな店のように見えて、実は奥行があり、かなり広いです。それでも、やっぱり人気があるのか、まだ11時過ぎにもかかわらず満席に近い状態で、店を出るときには行列ができ始めていました。
ほり川 グルメ・レストラン
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町並み保存地区内のいくつかの古い建物は内部を一般公開しています(有料の所と無料の所があります)。こちらは町並み保存地区の中心部にある「松阪邸」です。建物の結構隅々まで自由に見学することができます。
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この時期、竹原市は「雛めぐり」のイベント中だったので、各建物では雛人形の展示が行われていました。こちらは地区の中心部から少し離れた所にある「森川邸」ですが、かなり多くの雛人形が展示されていました。
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昔の雛人形の中には、「御殿雛」という、上部が宮殿のミニチュアのようになっているものもあり、かなり豪華な感じがします。
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町並みの散策を一通り終えたあたりで、朝から曇り空が続いていた天気も少し回復してきて、これなら海の景色もきれいに見えるんじゃないかと思い、再び車で海の方へ向かってみました。朝にも訪れた「エデンの海」まで来てみると、やっぱり朝よりも眺めがよく、太陽の光で陰影がくっきりして、立体感が感じられます。
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移動中に車から見えていた景色もきれいでしたが、運転しながらということもあり、じっくり景色を楽しむことはできませんでした。なので、パーキングに車を停めて、来た道を少し歩いてみることにしました。
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国道185号線のこの区間は、ずっと海沿いを通っていて、景色を遮るものが何もなく、まるで、どこまでも続く巨大な展望台のようです。歩道は山側の方にしかありませんが、道路越しにでも十分に大パノラマを楽しむことができます。海には大小さまざまな島が浮かび、瀬戸内海ならではの美しさです。
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しばらく歩くと、スタート地点よりも小さいパーキングエリアに到着しました。こちらからは景色はあまり良く見えませんでしたが、僅かな隙間から写真を撮って、そろそろ引き返すことにしました。
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帰りも行きと同じ景色を見ながら、ということになるんですが、夕暮れ時が近付き、日が陰ってきたので、景色もまた違った印象になってきています。
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太陽が雲に隠れてしまいましたが、雲の隙間から光が差し込んで、神秘的な雰囲気になっています。遠くの方の、日光が当たっている部分の海面が、まるでレーザービームのように、真っ直ぐな1本の線になって、強い光を放っています。
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再びスタート地点に戻ってきました。太陽が再び顔を出し、まぶしく光っています。このまま夕日が沈む様子を眺めていたい気持ちもありましたが、宿泊するホテルまで夜道を運転するのはなるべく避けたかったので、そろそろ帰ることにします。それにしても、こうして海沿いの道を歩いてみたのは大正解でした。思いがけず、心に残る素晴らしい風景を堪能することができました。
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こちらは竹原市街のすぐ近くのフェリーターミナルです。だいぶ日が傾いて、いい感じの雰囲気になってきました。
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フェリーの出航を見送って、さすがにもう出発しなければならない時間になりました。ちなみに、ここまで一日でいろいろな景色を見てきましたが、行政区画的にはすべて「竹原市内」ということになります。
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ホテルだけは竹原市から少し外れて、東広島市の「ウイングパークホテル」という所です。立地的にはもっと便利なホテルもあったんですが、やっぱり旅に温泉は欠かせないだろう、ということで、併設の温泉施設を利用できるこのホテルを選びました。広い温泉で一日の疲れを取り、翌日に備えます。その翌日の予定ですが、瀬戸内海に浮かぶ島々を結ぶ、「とびしま海道」へと向かいます。
リーズナブルにリゾート気分 by mickさんウイングパークホテル 宿・ホテル
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この旅行で行ったホテル
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ウイングパークホテル
3.22
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竹原(広島) の旅行記
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