温泉ｋａｇａ

2011/12/10 - 2011/12/13

『山中や　
　　　菊はたおらぬ
　　　　　　　湯の匂』

約３２０年前
『奥の細道』の旅で
山中温泉を訪れた芭蕉。

まあ、山中温泉を選んだ理由は、
単に行ってみたかっただけです（＾0＾）／

エリア 山中温泉(石川)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

加賀温泉郷に到着。

今日のお宿は

白鷺の湯　たわらや　さんです。

ちゃんと駅までお出迎えしてくださいました。

http://www.tawaraya.co.jp/

川沿いに建っているので、
ロビーから眺める
鶴仙渓は絶景です。

ああ〜
紅葉の時期に来たかったな。

まあ、旅行は夏と冬と決めているので
いつもこの時期。

紅葉終わりなのは残念だわ（：。；）

全体的に古さは否めないけど、
清潔感はバッチリ。

お部屋はとっても広くて
キレイです。

では、早速。
山中温泉散策です。

『あやとりはし』から、鶴仙渓へ向かいます。

『あやとりはし』は鶴仙渓のちょうど真ん中あたりに位置していますので、上流から『黒谷橋』『あやとりはし』『こうろぎ橋』となります。

まずは、『黒谷橋』に向かいます。

『あやとりはし』
華道 草月流三代目家元・勅使河原宏氏デザインのユニークなＳ字型の橋。

こちらは鉄筋。
鉄筋が張り巡らされ
歩くと微妙に揺れ
ちょっと目が回る感じ。

落ち葉の茶色と芝生の緑が
なんともステキ。

雨上がりなので、
水は少しにごっているのは残念。
でも、とってもキレイでしたよ。

なんか、やすらぐ渓谷美だわ。

岩肌を流れる山水

３２０年前　この場所を

芭蕉も通ったのかしら・・・

気持ちよく、更けてたら、
この鶴仙渓遊歩道ができて１００年だって。
じゃあ、芭蕉は通ってないってことね・・・
（＞＜）ﾊｽﾞｶｼｲ〜

鶴仙渓からの『たわらや』

芭蕉堂
明治43年に全国の俳人によって建てられた、芭蕉を祀る御堂。

芭蕉堂と鶴仙渓遊歩道が一〇〇周年を迎えるそうです。

『黒谷橋』
石造りの大正浪漫風。

♪から〜ん、ころ〜ん。。。
着物を着た若旦那の下駄の音が聞こえてきそう

私はこの橋が一番気に入りました。
なんとなく・・・
理由は・・・ない。。。

『あやとりはし』から
上流の『こうろぎ橋』に向かいます。

紅葉の真っ赤な絨毯。

過去を悔やんではいけない。
後悔ばかりでは、先に進めない。
寂しさばかりがつのる・・・

あの日、あの時、あの場所で
あの一言があれば
私は笑えてたのかな。

紅葉時期に来れなかった、
悔しさと寂しさを伝えさせて頂きました。
失敬、失敬。

キレイに舗装されていて歩きやすいです。
が、後半は水溜りや木の根っこで
ちょっと大変だったな。
でも、ブーツでも全然平気だよん。

もう、暗くなってきたよ。

12月は、１年でも日が短いんだよね。
とっても、残念だわ。

真っ暗の中の『こうろぎ橋』です。
こちらは、木造です。
小さな架け橋。


『コノ橋ヲ　渡ル者ハ　走ルベカラズ』

厳注　守レ。

木造ノ為　雨ノ日ハ　滑ル　滑ル！！

ホテルのお土産屋さん。

寒中　雨降る　鶴仙渓

凍えた体を温める。

芭蕉が愛した　『山中の湯』

貸切風呂です。

こちらは、もともとは女湯だったそうです。

だから、めっちゃ大きい内風呂と
まあまあな感じの露天風呂。

『３０人入れる貸切風呂』に嘘はないけど、
ちょっと期待しすぎて、残念。

『３０人入れる内風呂』にして欲しい。

さあさあ、お食事です。

お造り

八寸

蟹刺し

トゥルトゥル

焼き蟹

焼き蟹　

焼いたところ（＾0＾）

ゆで蟹

見た目では分かりづらいですが、

めっちゃビックです。

朝ごはん。

もちろんご飯は、2杯食べます。

こんな情報はいらないね・・・

総湯「菊の湯」

泉質・泉温
カルシウム・ナトリウム一硫酸塩泉、48.3度

もちろん、菊の湯にも入ってき
ました。
キレイな脱衣所、浴槽。
地域のおばあちゃんでいっぱいでいした。

こちらは、男湯

こちらは、女湯

こちらは、足湯

今回の旅は

古き良き街歩き。

１２月って事もあり、観光客は少ないし
ゆっっくりできました。