2012 東大寺二月堂修二会（お水取り）

2012/03/03 - 2012/03/03

東大寺二月堂修二会（お水取り）を見てみたいと思い立ち、行ってみることにしました。
ちょうど土曜日が天気が良いということで、絶好の機会じゃないですか。
是非にも行かなくては。

お松明は午後7時からなのでその前に薬師寺と唐招提寺にも行って来ました。
薬師寺では西塔でお坊様による説法があり、一緒に読経も出来て、大変良い経験をさせていただきました。
薬師寺の東塔は分解修理に入ったところで、修理の完了は平成30年だそうです。
その際にはまたおいで下さいと言われましたので、きれいになった東塔を見に行かなくては。

唐招提寺は薬師寺の華やかな雰囲気とはまた違い、質実剛健という感じのお寺でした。
境内に校倉作りの経蔵と宝蔵があり、見る事が出来て大変良かったです。

今回近鉄の「奈良・斑鳩１dayチケット」を使ったので、随分お得に移動する事が出来ました。

エリア 奈良市(奈良)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

最寄りの駅で買った「奈良・斑鳩１dayチケット」2,000円也。
これが優れもので、大変役に立ちました。
これがあるなら、何回も奈良に行きたいな。

近鉄西の京に到着。
薬師寺に向かいます。

駅から徒歩すぐで薬師寺到着。
近鉄発行の「大和を歩こう」に付いているチケットで、団体割引値段で入場。

今年はやはり寒いのでしょうね。
梅も咲き初めでした。

東僧坊を入ってすぐに大講堂があります。
青空に映えてきれいです。

東回廊です。
壁にお釈迦様の悟りに至るまでの過程が絵とお話で書いてあります。

東院堂。

中門と西塔です。
こちらが正門なのですね。

金堂です。
国宝薬師三尊像がいらっしゃいます。

西塔です。
チケットを買った時に1時からお説法がありますよということでしたので、参加しました。

内容は般若心経とその他の読経。
薬師寺の由来と建物の説明でした。

大講堂を正面から見たところ。

金堂の屋根を下から見たところです。
非常にきれいです。

薬師寺の東塔は現在分解修理の最中です。
完了は平成30年ということでした。

正面、南門の外から薬師寺を見たところ。

これは今の南門ですが、昔の南大門は今の南門から東院堂までの幅で大変大きいものだったそうです。

梅の花をもう一回撮って、玄奘三蔵院伽藍に向かいます。

こちらの梅は紅白咲いていてきれいでした。

玄奘塔です。
この後、大唐西域壁画殿を見ました。

私は中国西域ものの小説を読むのが好きで、いつかはシルクロードに行きたいと思っているので、空想の世界が広がる壮大な絵でした。

唐招提寺に向かう途中でみた鬼瓦です。

唐招提寺に到着。
ここは近鉄「大和を歩こう」に付いているチケットで1割引きで入場出来ました。

金堂です。

礼堂と東室です。

鼓楼です。

経蔵と宝蔵です。
校倉造りの立派な建物です。

5月19日のうちわ撒きに使ううちわの柄が干してありました。

御影堂です。
ここは入ることができません。

鑑真和上御廟です。

金堂の八本のエンタシス柱列です。
天平の甍の世界ですね。

講堂です。

もう一度唐招提寺を見て、東大寺に向かいます。

奈良国立博物館です。

氷室神社の梅もぼちぼちの開花でした。

奈良に来たから鹿さんを撮ってみました。

以前から気になっていた、「奈良国立博物館仏教美術資料研究センター」。
平日しか入れないみたいですが、いつかは入ってみたいな。

浮見堂を見て。

片岡梅林に行ってみました（ここだと思うのですが‥‥）
まだ全然咲いていないです。

東大寺に行ってみました。

お昼御飯と晩ご飯の中間みたいな感じで蕎麦を食べました。

腹ごしらえが出来たので、午後5時過ぎに二月堂に向かいます。

午後5時30分に到着。
既にすごい人です。
回りには、○ラブツーリズム、○物語、○ラピックスとかツアーの人が多数。早めに来られたのでしょうね、良い場所に座って待機されています。
そういえばバス駐車場に一杯大型バスがいたなー。

暗くなって来ました。

午後7時に明かりが消されて、お松明が始まりました。
回廊をお松明が登って行きます。

すごい勢いでお松明が燃えます。
本当に二月堂の屋根に火が点くのではないかと思うほどすごい勢いです。

火の粉をまき散らしながら僧が走ります。
お松明から落ちてきた杉の燃えたものを持って帰る方もいました。

お松明、見せて頂いて本当に良かったです。