動物園の赤ちゃんに会いに！多摩動物公園

2011/09/26 - 2011/09/27

特に可愛い赤ちゃんがたくさん生まれている多摩動物公園にやってきました。
チーター・ユキヒョウの赤ちゃんがたくさん生まれていて噂のキングチーターもいます。
キリンも残念ながら人工哺乳になってしまいましたが、赤ちゃんが生まれています。
前日に見た茶臼山のペアが祖父母に当たるわけですね。

赤ちゃん以外でここでぜひ会いたい動物は、
レッサーパンダ・サーバルキャット・チンパンジー・オランウータン・ライオン、そして前日から急に興味を持ちだしたキリン。

エリア 多摩(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

サファリパークなどではこのような大所帯もあり得るだろうけれど、
ここのライオン園はすごい！
サファリのようにバスでまわることもできるし、高台から橋から広大な放飼場をじっくりと見渡せる。
遠くの方でメスがかなり長い間咆哮し続けている。
谷底から響いてくる感じで背筋がぞくぞくっと本当に怖い。
かなりたくさんの数がいて、オスも去勢しているけれど３頭はいて、
小競り合いを繰り返しながらもこの広い放飼場だからだろう、うまく生活できている。
長い時間、思わず見入ってしまった。

左の系図は一部分。
子供達も４頭と３頭生まれていて、大人達のご機嫌を伺いながら右往左往と遊んでいた。
実のお父さんはこの群にはいないんだけどね。

いいな〜、群生活する動物をこんな大勢で生活させているなんて！

チンパンジーも広い放飼場で子供たちが楽しく遊んでいた。
マウントの向こう側が見えないのが残念だけれど、隠れ場所があって、チンパンジー達にとっては良いのかもしれない。
観覧者にとって、死角部分があってもなにしろ大所帯なので全体像はわからないとも大勢が休んだり遊んだりしている姿を観察することができる。遊具が手前にあるので子供達が遊ぶ姿も見ることができるし。
代理母で群復帰を果たしたジン君もこの遊んでいる子達の中にいるんだよね。
と、実際に見て楽しむばかりで写真には後でわかるようにまたまた一覧表しか残していない。

コアラ館があるのは知らなかった。
そういえば、そもそもオーストラリアからコアラが寄贈（レンタル？）されて、日本での展示が始まったのは２０数年前で、その当時
鹿児島の平川動物園・名古屋の東山動物園・そしてもう一園の３園のみでの展示でかなり騒がれたものだった。
うちは九州なのでもちろん鹿児島の動物園までわざわざ行ったのだけれど、もうひとつの関東エリアの園ってのがこの多摩動物園だったのでしょうね。
って、九州の人間の意識とはまあこのようなもので・・・。

たいへん珍しいユキヒョウ。
九州では熊本にいるようですが、私のまわりでは誰もユキヒョウという存在自体知りません。

元気に走り回る活き活きとした姿を何度もネットで見ていたので
どのような放飼場なのか大変興味があったのです。
子供が３頭生まれていて、円山動物園のアクバルの弟妹達ですね。
ホッキョクグマと同じようにうまく繁殖できるペアというのは限られているようで、血液の偏りがちょっと心配ですが、ユキヒョウに関してはまだ外国からの導入が可能なので、これからもっと増えていってほしいです。

この放飼場にはこの時はミルチャがいたと記憶しています。
今年はこの３歳のミルチャの繁殖を期待したいです。

火曜日の午前中は、小放飼場にはミルチャの弟妹である３匹の子ユキヒョウ達が遊んでいました。
その子達の遊ぶ可愛い姿を見たくてはるばるやってきたのですよ。
たっぷり堪能させてもらいました。

この多摩動物公園ではほとんどの放飼場が広々と余裕を持って作られています（日本の中では）。
このオランウータン舎もそのうちのひとつ。
かな〜り遠くまで移動できる有名なオランウータンのお散歩を見ることができました。

昼前にお天気にも恵まれ、
月曜と火曜の丸２日間でほとんど堪能できました。

こちらのガラス越しのチーター達はスミレ親子です。
オス一、メス三匹の子供達のうち一匹が珍しいキングチーター。
背中の柄がスポットではなく、ストライプなのです。
突然変異ではなく、劣性遺伝で生まれてくるという事で、
また来年度もこのペアに出産があればお目にかかれるかもしれませんね。

アニマルプラネットのビッグキャットダイアリーでチーターの子供の可愛らしさに触れ、ぜひとも実際に会ってみたかったです。

園児達がいっぱいです。
園児も小学生もここ多摩動物公園に遠足に来ることができ、
実に羨ましい環境です。
動物達にとっての広い放飼場はもちろんの事、
子供達にとっても、シートを広げ大勢がゆっくりとお弁当を食べる事のできる広場があちこちにあります。
本当に広々した動物公園です。

月曜は子供ユキヒョウの展示に間に合いませんでしたが
次の日には午前展示に間に合いました。

ユキヒョウ舎から奥に進むとレッサーパンダ放飼場。
この子は前年度生まれのおそらくアズキかダイズ。雰囲気的にアズキ？

この多摩から福岡にマリモが嫁入りしています。


丸二日間、この動物公園を堪能することができました。