築地本願寺

2012/01/14 - 2012/01/14

1617年に西本願寺別院として浅草付近に建立されたそうですが、火事で焼失。　その後、1679年に築地にて再建。その後、火災で消失した本堂を当時の浄土真宗本願寺派法主・大谷光瑞と親交のあった帝国大学教授・伊東忠太によって設計。1934年に竣工。他の伊東忠太作品の例にもれず、築地本願寺にもたくさんの動物たちの彫刻があります。

ご本尊は聖徳太子作という阿弥陀如来像。

本堂と石塀は有形登録文化財。

エリア 築地(東京)

• 交通手段: ANAグループ 私鉄 徒歩

ステンドグラスが素敵です。

お釈迦様のお名前はパーリ語で「ゴータマ」、「ゴー」は牛、「タマ」は最高のということだそうです。

仏教の説話では鳥・サル・象の中で鳥が一番小さくて弱いのに物事の全容を見る事ができるといい、なんでも、物事の全容をみることが大事と諭されています。

不思議の国のアリスに出てくるチシャ猫に似てませんか？

お猿さん

仏教説話には「孫悟空」を始めとして猿にまつわるお話も多いそうです。孫悟空のモデルとされるのも古代インド説話に出てくる猿だとか。

お釈迦様のお母様がある夜右脇から白い象が胎内に入る夢をみたということからお釈迦様を授かったということから、象は仏教に縁が深いそうです。今回見逃しましたが、二頭の象が鼻で柱を支えているのが本堂裏口の車寄にあるそうです。

インド洋式の本堂は登録有形文化財となっています。

吉良邸に討ち入りに入った赤穂浪士の１人・間新六の供養塔。吉良邸から逃げる際、自分の供養費を築地本願寺に投げ入れたとか。

本願寺第21代法主・明如の次女（現在の本堂建築の時の法主・大谷光瑞の妹）で明治から昭和にかけての歌人、教育者、社会活動家の九條武子氏の歌碑。

おおいなる
もののちからに
ひかれゆく
わがあしあとの
おぼつかなしや

宗祖・親鸞上人の碑。