2012/01/13 - 2012/01/15
23位(同エリア37件中)
ひゅーいさん
念願の?雪の中をバスで到着した五頭温泉郷出湯温泉。
共同浴場をまわったあとは旅館でのんびり過ごし、翌朝はシベリアから飛来する白鳥で有名な瓢湖に立ち寄って新潟に戻りました。
タクシーに乗ったところ、運転手さんに「新潟に何しに来られたの?」と聞かれ、「観光です」と答えると何故か「えっ?!新潟に?!」と驚かれて、こっちがびっくり。五頭温泉に宿泊もして、、と話すと納得されたようでしたが、新潟のみへの観光客ってタクシーの運転手さんが驚愕するほど少ないんでしょうか。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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炬燵にもぐりこんでお茶と饅頭をいただき一息ついた後は早速公共の湯に行ってみることに。
まずは部屋の窓から見える華報寺共同浴場へ。 -
清廣館の隣。長靴を借りて歩いて1分。
華報寺境内共同浴場はその名の通りお寺の境内にある共同浴場です。 -
入湯料は200円。更衣室も浴室も古い懐かしの銭湯という感じです。
ぬるめのお湯が心地よく、ゆっくりのんびりつかるのには最適!
源泉が湯船の底からぽこぽこ湧き出しているのですが、弘法大師伝説の温泉ということで、「源泉口をまたがないように」と注意書きがはってありました。
弘法大師って全国いたるところで温泉を噴出させてるような気がするなあ。。 -
出湯温泉共同浴場も入湯料200円。
こちらは新しい建物で更衣室も浴槽もぴっかぴか。お湯は少し熱めです。 -
静かな一夜を過ごした翌朝。
五頭温泉郷と水原駅を結ぶ阿賀野市営バスはなんと100円。 -
夜のうちに雪がかなり降り、雪景色は昨日よりさらに美しく広がっていました。これでも豪雪地帯の人から見るとたいしたことないんでしょうね。
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途中、瓢湖で下車しました。
ラムサール条約に登録された白鳥の飛来地、と聞いていたので人里離れたところにあるのかと思っていたら、住宅街のはずれといった所にひょっこりあるのでびっくりです。バス停もど真ん前にあります。 -
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近づいてみると「白鳥の湖」のはずなのに鴨の湖。白鳥の姿はちらほら。
白鳥は日中は近くの水田に餌をとりに出張していることが多いようです。 -
なんだか汚れたようなのもいますが、これは幼鳥だそうです。なるほど、これが名高い「醜いあひるの子」か。
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せっかくなので餌をやってみます。
100円也。 -
湖に張り出した橋?にはびっしりと鴨が。
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まるっとかわいい姿で餌を見つめるの図。
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なかにはかなりの距離まで近づいてくるツワモノもいます…
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が、餌をキャッチし損ねてがっくりと悲しむ姿が何とも切ないです。
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ちっこいのに混じって大きな図体だねえ、いじめたりしちゃだめだよ、なんて、このときはまだ私は思っていました。
餌もついちっこくて丸々かわいい鴨の方にやってしまう。 -
裏手のほうにまわると、中洲の方に白鳥が見えました。
ここでもよちよち走ってくる鴨が面白くて盛大に鴨に餌を撒く。 -
瓢湖に飛来する白鳥は一時数が激減していたのが、約60年前に故吉川重三郎氏がたった一人で餌付けを始めた後だんだん増えていったのだそうです。不思議なものですが、やはり白鳥の間にも口コミなどが存在するのでしょうか。
「瓢湖に行ってみたら餌撒いてたんだよね。来年も行ってみるつもり」
「そうなんやー、じゃあ来年はあたしも行ってみようかな」
「そうそう、あそこはまわりの水田も無農薬でいいよね」 -
楽しく鴨と遊んでいるうちに、餌やりの時間になりました。餌の入ったバケツを持ったおじさんが橋の上に登場です。
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するとにわかに湖面に走る緊張感。
ざわめきと共に鳥密度は急速に高まってきました。皆期待をみなぎらせてせわしなく首をのばしたり右往左往したり。 -
そしておじさんが餌をまきはじめると、、、始まりました。すさまじい餌争奪戦。
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橋のまわりではもはや湖面は見えません。
鳥絨毯です。
おじさんが餌を撒くたびに餌の方向に向かって鳥絨毯がさざ波の方にうごめきます。 -
けたたましい雄叫びをあげる奴、羽ばたいてむやみに威嚇する奴、興奮して無意味に飛び回る奴。
阿鼻叫喚です。 -
どこにひそんでいたのか雀まで乱入してきました。さすがに湖面には近づかず、橋の上でおこぼれを狙っているようです。
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そんな中、なんということでしょう。
白鳥のどんくさいこと。
なまじ美しい首が長いのかいけないのでしょうか。必死で首をのばしてもその鼻先をさっとかすめていく鴨達のおそるるべき機動力、俊敏性。
しかも多勢に無勢。
圧倒的な鴨軍にまったくついていけずおろおろ、うろうろしているうちに餌やりタイムは終わってしまったのでした。 -
それにしても鴨たちの厚かましいこと。
白鳥の湖として有名なこの湖で、白鳥のおかげで来る観光客(私のような)からかわいい顔して餌をもらい、あまつさえ白鳥のために始まった餌やりの餌を奪い尽くすとは。ちょっとは謙虚になってもらいたいものです。 -
戦い済んで静けさを取り戻した中、水中に沈んだ餌を懸命に拾うハクチョウ達のお尻が悲しい。
ごめんね、こんなことならさっきの餌はお前たちにやっておくんだったね。。
と後悔したことは言うまでもありません。 -
雨や雪がはげしいときはこの観測所からも見ることができるようです。
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水原の駅には白鳥のはく製の前に「今日の白鳥数」が貼ってありました。本日は3300羽とのこと。どうやって数えているのでしょうか。
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水鳥たちの戦いを堪能した後は新潟へ。
降りしきる雪の中、県政記念館へ。美しい洋風の建物です。 -
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酒蔵見学をさせてくれる酒屋さんがたくさんあるのですが、日曜はほとんどがお休み。。そんな中、日曜でも見学させてもらえる「今与司酒造」さんを発見。
電話してみると飛び込みでもOKとのことで、早速タクシーで向かいました。 -
明治時代に建てたという建物に心が躍ります。
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この日は私達4人だけでしたので、時間もこちらの都合にあわわせていただけました。丁寧で面白い説明も最高です!
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見学の後は試飲もできます。
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辛口から甘口、濁り酒までたっぷり堪能させていただきました。
お酒はあまり飲めない私ですが、こうして少しずつ味わうと、それぞれ味の違いが感じられました。
いける口の友人は購入した酒を自宅に配送。 -
晩御飯は何にしよう?昨日も食べたけどやっぱり寿司やねー、という事で
駅の近くの富寿司で寿司をいただき、おなかいっぱいで空港行きリムジンバスに乗り込んだのでした。
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