2011/10/28 - 2011/10/28
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おっちゃんさん
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黒地に白?
白地に黒?
ああ、それにしても、
あの配色の妙。
あまりに愛くるしい
あの動物が上野に帰ってきた。
そういえば、
国立西洋美術館に
「着衣のマハ」も来ているではないか。
それならいっそ、
お昼は「くろぎ」へ。
というわけで、
秋も深まった上野を散策することに。
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大洪水に見舞われたバンコクから無事に帰国した翌日。
思い立って、パンダを見に上野へ。
その前に腹ごしらえ、
ということで「くろぎ」に向かった。
高級店に行く場合、
我々はまずランチで下調べしてからうかがう。
そのルールに従い、「くろぎ」もまずランチから試すことにした。
食事は、ただ美味い不味いだけの問題ではない。
その時間と空間を買うということでもある。
その時間と空間が自分たちにとって
「合っているかどうか」も大切だと思うのだ。
「くろぎ」のランチは鯛茶セットのみ。
鯛茶のほかに、茄子の煮物、出汁巻き卵、味噌汁等がつく。 -
「最初はお刺身とご飯で食べて見てください。ご飯と鯛はおかわり自由です」
とまず説明がある。
軽く飲みたかったのでビールをお願いした。
あの八海山酒造が醸すビールだという。
ならば、飲まないわけにはいかない。
爽やかな酸味、やさしい口当たり。ごくごくとやるビールではない。
日本酒のごとくちびりと飲んでも美味い。
銘酒の酒蔵だけのことはあって工夫のある味で、感心した。 -
ビールのあてに、つまむうちに鯛は見る間になくなってゆく。
鯛があと一切れとなったとき、
「鯛、お代わりはいかがですか」
と、板場で大根のかつらむきをしていた店主が声をかけてくれた。
この気遣いが気持ちいい。決して慇懃ではなく、さりげない物言いがうれしい。
実は簡単そうで、こうした配慮は難しい。客に気遣いをさせない、気遣いがお店の接客には必要なのだが、できている店はあまりない。
「それではお願いします」
素直にお代わりをお願いし、温かなご飯の上に胡麻味噌和えの鯛を載せて食べた。
無論、うまい。 -
お茶漬けも試した。熱々のほうじ茶を鯛の上にたっぷりかける。
生の魚は温度が加わると、また味わいが変わり楽しい。
茶漬けをさらさらとかき込み、
締めのアイスクリームを食べ終わるころには動物園をまわれるだろうかというほど満腹していた。
満足感の高い昼食だった。
詳細は、相方が「食べログ」に書いているのでそちらを参照してほしい。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13094789/dtlrvwlst/3438023/ -
落ち葉を踏みしめながら公園を横切り、上野動物園と向かった。
秋の陽光が柔らかく心地よい。 -
パンダのポスト。
やはりこの動物園は、パンダなしには成立しない。 -
今日は平日だけに人出もまばら。
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パンダ舎入口。これも新しくしたのだろうか?
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パンダの部屋(屋内)
どちらがリーリーで、シンシンなのか、僕にはわかりません。 -
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木陰にテナガザルが…。
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トラ。
イライラしている、トラ。 -
ローランド・ゴリラ。
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哲学的な、あまりに哲学的な…。
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「汝自身を、疑え」とでも言っているような表情。
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オオアリクイ。
よく見ると、けっこうかわいい。 -
シロフクロウ。
ふくろうって、童話の世界では穏やかなおじいちゃん風なのですが、実はかなりの猛禽。 -
インドゾウ。
学生のころ、一日中ゾウを見ていたことがありました。
あのゾウは生きているのだろうか? -
不忍池。
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コビトカバ。
カバのミニチュアではありません。小さくてかわいい。 -
カバ。
アフリカでもっとも危険な動物だとか。
人は、いやカバは、イメージで判断してはいけません。 -
相方のリクエストで、再びパンダ。
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砂場に出てきて、元気に遊ぶパンダを見ようと、すごい人だかりができている。
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が、しかし、パンダを撮影したい気持ちはとてもよくわかるが、あまりにルール無視、モラル不在の勝手な振る舞いに怒りを覚えた。お子さんとパンダを2ショットで撮りたいのは理解できるが、ベストポジションを占拠したまま動こうとしない若い母親にはあきれ果てた。
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日本人はいつからまわりの状況を見て、判断する想像力を失ってしまったのか?
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動物園の外へ。
歩き疲れ、公園内のカフェで、パンダパンでお茶した。 -
「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」を観に国立西洋美術館へ。
日本では40年ぶりとなる本格的な「ゴヤ展」(1月29日まで公開中)。
「着衣のマハ」を生で見ることのできるめったにない機会である。プラド美術館から出品される「着衣のマハ」を含む25点と、素描40点、版画6点、国立西洋美術館などが所蔵する版画51点が公開されている。
しみじみ、プラド美術館とエルミタージュ美術館は行ってみたいと思いました。 -
上野に出てきたついでに、夕食は「ぽん多」へ。
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カツレツ2625円、カキフライ2625円とビールを注文。
カツレツ、カキフライは定食ではないため、ご飯、赤だしも別に頼んだ。
フライは白い。つまり、よい油を使い、低い温度で揚げているということだろう。 -
だが、味は普通。サービスは普通。
ゆえに、CPははなはだ悪い。 -
社会人になりたてのころ、先輩に連れてこられ、大人になった奇妙な高揚感を味わった洋食の老舗であるだけに、この変わらなさは喜んでいいのか、悲しむべきか。
暖簾は大切である。だが暖簾に胡坐をかいていては亡びるだけである。
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