2010-11年越し エアアジアで行くクアラルンプール・広州・ハノイ・ホーチミン6日目（ハノイ）

2011/01/02 - 2011/01/02

2010年年末から2011年年明けにかけて就航したばかりのエアアジアＸ羽田−クアラルンプール線のキャンペーン片道5,000円チケットを入手してベトナムを目的地にクアラルンプール，広州，ベトナムを回ってきました。

旅程
1日目・2日目 12/28-29 羽田〜(機中泊)〜クアラルンプール〜広州
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633598/
3日目 12/30 広州
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633665/
4日目 12/31 広州〜(車中泊)
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633686/
5日目 1/1 (車中泊)〜南寧〜ハノイ
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633706/
6日目 1/2 ハノイ（本編）
7日目 1/3 ハノイ
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633733/
8日目 1/4 ハノイ〜(車中泊)
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633740/
9日目 1/5 (車中泊)〜ダナン〜ホーチミン
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633794/
10日目 1/6 ホーチミン
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633805/
11日目 1/7 ホーチミン
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633834/
12日目 1/8 ホーチミン〜クアラルンプール
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633845/
13日目 1/9 クアラルンプール〜羽田
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633894/

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ジェットスター・アジア航空 エアアジアX
• 旅行の手配内容: 個別手配

(ハノイ駅)
　１月２日。お腹が空いて５時に目覚めてしまった。せっかく起きたので散歩がてらなにか食べようと思い出かける準備をして，嫁に一緒に行くか聞いたところ寝ているというので一人で出ようとしたら１Ｆの宿泊エリアとフロント（？）を分け隔てるドアに鍵がかかっていて外に出られない。こんなトラップがあるとは。部屋のドアは内側から鍵をかけて出てきてしまったし，嫁を起こすのも忍びない。ドアが開くのを待つことにしてちょうど１Ｆ土間に鎖に繋がれた宿のネコがいたので迷惑かもしれないが相手をしてもらう。結局スタッフが起きてきてドアが開いたのは７時すぎ。もはやお腹が空いたのはどうでもよくなっていた。外に出ると道路が濡れている。夜に雨が降ったらしい。幸いにしてこれまで昼間は雨に降られずに済んでいる。天気だけはもって欲しいところだ。まずは路線バスの地図が欲しい。バスターミナルに行けばあるだろうと思い，ロンビエンバスターミナルへ歩く。通りには既に営業している店も多く，道端で食事をしている人たちも多い。バスターミナルに着いたが，バス乗り場があるだけで案内所も売店もなかった。残念。しかし掲示された路線図を見ることができた。これからダナンへの列車の切符を買いに行くハノイ駅へは１番のバス，昼間に行こうと思っている鎮国寺へは５０番のバスで行けることがわかっただけでも収穫だ。１番のバスに乗り，ハノイ駅へ向かう。１月４日のダナンへ向かう列車のチケットを確保しなければならない。飽きるまでハノイにいて，気が向いたら次にどこへ行くか考える，なんて旅もしてみたいが，社会人の限られた時間での旅ではそういうわけにもいかない。バスの車掌に「ＧＡＨＡＮＯＩ」（ハノイ駅）と書いたメモを見せておいたら降りるところで教えてくれた。バスは駅前を通りすぎて２〜３００メートル先で止まった。駅前にバス停がないところをみると鉄道駅はそれほど交通の要所ではないらしい。ハノイ駅は早朝のためか人影まばら。中国の切符売場とは大違いである。希望の列車を書いたメモを係員のおばさんに見せるとその列車はないと言われ，別の料金の高い列車を示された。時刻表を見せられたが，第一希望の列車は１月４日には運行されないようである。別に高い切符を買わせようとしているわけではないようなので係員の言う高い列車にした。予定の倍の２人で９６万ドン（４，０３０円）となってしまったが，席が確保できて一安心した。時計は８時１５分を過ぎている。１番のバスは宿の近くを通らないし，宿まで歩けば３０分だが，嫁もそろそろ起きているかもしれない。早く帰ろうと思っていたところにバイクタクシーの運ちゃんが声をかけてきた。宿の地図を見せ，１万ドン札（４０円）を示す。ダメだと言って，ポケットから１万５千ドン（６０円）を見せる。ＯＫしてバイクの後席へ。雨が降ったせいか上着を着ていても少し寒い。さすがバイク，１０分ほどで宿に着いた。嫁は起きていてでかける準備万端であった。バイクタクシーで帰ってきてよかった。ダナンまでの列車のチケットが確保できたのであとはダナンからホーチミンまでの飛行機のチケットを確保しなければならない。本当はホーチミンまで通しで列車に乗りたかったがその分ホーチミンの滞在日数が短くなるので約半分のダナンまでを列車，ダナンからホーチミンまでは飛行機で移動することにした。ダナンからホーチミンへはＬＬＣのジェットスターが飛んでおり，宿のパソコンから予約ができた。２人で１７５万ドン（７，３５０円）。これでホーチミンへの移動手段は確保できた。安心して食事ができる。

　朝食は宿から歩いて１５分ほどのフォーがおいしいというＰＨＯ ＭＹへ。牛肉入りのフォータイチン１杯２５，０００ドン（１００円）を食べた。本場のフォーはうまい。

(ホアンキエム湖畔の風景)
　次に水上人形劇のチケットを取りに行く。別に人形劇に興味があるわけではないが，ハノイに来たなら見ておいたほうがよいというものらしい。ホアンキエム湖畔の劇場に着き数回ある公演のうち２０：００の回を予約しようとしたら今日の分はほかの時間もすべて売り切れ。明日も最終の２１：１５の回しか空いていないとのこと。折角来たので翌日の２１：１５の回を予約する。１人４０，０００ドン（１７０円）。ホアンキエム湖のほとりを歩いていたら結婚するらしいカップルがカメラマンに写真を撮られていた。湖の周りでは椅子に座ってのんびりしている人も多い。案内所をみつけた。路線バスの地図があるか聞くとあるとのこと。やっとみつけて手に入れた。これで移動が楽になりそうだ。

(CAFE MAI)
　次はハノイで一番コーヒーがうまいというＣＡＦＥ ＭＡＩへ。せっかくバスの地図を手に入れたのでバスで行こうと思ったが，どのバスにのればよいかわからない。現在地はホアンキエム湖東岸の南端あたり。帰りのホアンキエム湖北へのバスはわかったので行きはのんびり歩いてみることに。ＣＡＦＥ ＭＡＩではミルクコーヒーをいただいた。２３，０００ドン（１００円）。コーヒーの違いはよくわからないが，うまかった。

(ダックキム)
　のんびりしているうちに昼時に。今日はブンチャー（米麺に肉・春巻をのせたつけ麺）の有名店ダックキムへ向かう。今度はバスがわかるので９番のバスでホアンキエム湖北のＢＯ ＨＯへ。だんだんバスにも慣れてきた。宿の１本南を通ってダックキムまで徒歩１５分。外国人が大勢出てきた。繁盛しているらしく３Ｆまであるようだ。

　席に座れば注文しなくても料理が出てくる。メニューはブンチャーしかないようだ。麺・焼いた豚バラとミニハンバーグ入りつけ汁・揚げ春巻・山盛り野菜（というか葉っぱ），２人分でこれでもかというくらい出てきた。これまで食べたベトナムめしは量が少ないものが多かったので大食いとしてはうれしい。人気の秘密はここか。野菜もいろいろな香草などが入っており，いろいろな味を楽しめた。本当に満腹になった。

(ハノイの街並み)
　食事のあとといえばデザートである。山羊の乳のヨーグルトがうまいという店ＳＯＮＧＨＵＯＮＧに行く。旧市街から少し離れているのでまたバスに乗る。

(建物すれすれを鉄道が行く)

　近くの湖の名前のメモを車掌に見せて降りるところで教えてもらった。店は大通りを曲がった２軒目にあり，なかなか見つけられなかったがうろうろ歩いてようやくたどり着いた。メニューからこれがヤギ乳ヨーグルトプレーンだろうというものを注文。１つ１万ドン（４０円）。普通のコップにヨーグルトが入っている。いかにも手作り。食べてみると濃厚でうまい。嫁はもう１つ食べようかなどと言っていた。

(鎮国寺の塔)
　帰りのバス停までの途中の道端にマフラーを売る店があり，嫁が物色。私は長袖１枚でちょうどよいのだが，嫁は長袖にパーカーを着ていても首回りが寒いらしい。マフラー１枚５５，０００ドン（２３０円）購入。再び２３番のバスで今度は今朝行ったロンビエンバスターミナルへ。２３番はマイクロバスで乗り心地が殊更に悪い。なぜかバスターミナルの手前で降ろされ，あっちへ歩け，と言われる。ロンビエンからは５０番に乗り換えて鎮国寺へ。このバスは大混雑。先に住宅地でもあるのだろうか。５分ほどで到着。鎮国寺は１，５００年ほど前に建立された寺である。中国式の寺で，かつてベトナムを長期にわたり支配していた中国の文化が今も根付いていることを感じさせる。ここはガイドブックにも載っており，地元の人よりも観光客が多いようだ。本堂には光り輝く仏像が何列にもなって鎮座している。寺はタイ湖に面しており，ホアンキエム湖よりもずっと大きいこの湖はおだやかに見える。

(ステーキ屋Bit Tet Hai Ty)
　帰りは再び５０番のバスでロンビエンバスターミナルへ戻り，徒歩で宿の方向へ。５０番のバスがなぜか１本素通りしてしまったのでバス停で３０分くらい待たされた。暗くなってきてしまった。そういえば雨はいつの間にかあがっている。天気は大丈夫そうだ。ロンビエンでバスを降り，かごバッグを売る店がたくさんある通りを見て，夕食に予定していたバインセオ（お好み焼き）の店へ行ってみたが，もう店じまいの支度をしていた。営業時間が１４時〜１９時とは何とも意地悪である。また明日行ければよいが。代わりにステーキ屋Bit Tet Hai Tyに行く。と言ってもこちらでは路上のプラスチック製の小さいイスとテーブルでの食事である。

　ステーキと思って頼んだが，牛肉とフライドポテトの炒め物が出てきたので結局ステーキは食べそこなったが，こちらもうまかった。そのほか鶏肉炒めフォー，ビール，ジュースで１８４，０００ドン（７７０円）。今日は昼夜食べすぎだ。満足。宿に戻り横になる。しばらくしてホテル１ＦのパソコンでTwitter，mixiに書き込みをし，友人にメールを送った。

つづきは
http://4travel.jp/traveler/watapgj8/album/10633733/