本当に『黄金のマスク』貰うよ!!

2011/12/09 - 2011/12/09

いま国立博物館は観光客が少なくて1階フロアに行ったり2Fフロアに戻ったりで黄金のマスクだけで30分くらい見ていたら、係りが冗談でプレゼントするかと言った。本当におくれよ。でも2012年、ついにまた日本に来るよ。47年ぶりで『ツタンカーメン展〜黄金の秘宝と少年王の真実』　3/17〜大阪、8/4〜東京　開催となる予定。それからタハリール広場に行ったけれど、あの熱狂は冷めたのか?

エリア カイロ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルから10分と近いのでエジプト考古学博物館へ。アラブの春の緊張感はない

到着。政権の混乱で行方不明になった貴重な遺物は少なかったと言うけれど。

カメラを置いてきてね。と言われ荷物預けに戻って再トライ。60ポンド。カメラはチェックしているがモバイルはOK。さすがに2Fのツタンカーメン部屋は写してなかったけれど、地元の人はモバイルで撮りほうだいだった。係が注意しても記念写真だと又撮っていた。

あまりセキュリティは強くない感じ

ツタンカーメン王の本を大きな書店で420ポンドを400にまけてもらって購入。大きくて重かったけれど持ち帰り。Amazonで買うより実感があっていいし。買おうと思った博物館内のブックシヨップは残念クロウズ。

当時の様子(以下書籍から)

発見当時。人型棺が多重構造になっていて、黄金のマスクはこの中にあった。

カーターは苦労したんだね

2対のツタンカーメン

イラスト

これも凄かった。黄金の人型棺は3つあり、一番内側は黄金製重さ110kg、残りは金箔を貼った木棺。一番外側はミイラが入ってルクソール、王家の谷の墓に残してある。

金の純度22K、技術的に純金24Kはできなかった。マスクの重量11kg。眉にラピスラズリ、目に黒曜石と水晶。ライトのスポツトの当て方もあるが怪しい雰囲気がある。早くまた日本で逢いたいなあ。

マスクの裏側。肩に呪文がびっしり刻まれている。髪毛の束ねているスタイルがかわいいので魅入ってしまう。

ファラオの顔を彫刻したカノプス(王の内臓入れ)

仲がよかった。

アヌビス神(ミイラ作りする神官や死者の守り神)

ツタンカーメンの等身大立像。ファラオの魂カーを表現。白目が少し赤く充血しているのが面白い

装飾品も凄い。スカラベがモチーフになっている。

サンダル。毎日敵を踏みつけている

アメン神

ゲーム盤(バックギャモンの原型セネト)

実物はツタンカーメンの体や手の肌の色がピカピカしていた。

宝物はいくつもの箱に入って保管されていた。

野外展示は写真OK。オベリスクの尖端

お昼は近くの食堂で腸詰にスパイスご飯が入っているモンバール。サラダ&スープ付き15ポンド

タハリール広場へ移動。こんなに小さな公園に集結してあの混乱があったのか不思議だ。

飲食の屋台も出ている

まだ余韻は冷めていない

選挙のため支持者の拡大運動をしている

金曜日になると物凄い人が集結してくる

夕食のGADはエジプトファミレス店。グリルとシーフードメニュの種類が凄い。

1階も常に混んでいる。店頭のチキン・シャワルマは大人気。

2階も混む。アレキサンドリア風レバー煮込みが美味い。

ライムを搾ってショルバト・アッツはレンズ豆スープ、とても美味しい。ケバブなど肉類もいい味だった。

鳩のご飯詰めはハトにコメやスパイスを詰め込んで蒸す。美味しいけど食べにくい。

イスラム国で女性を撮るフォトは要注意だけど、気軽にOK。