2007/05/03 - 2007/05/05
19555位(同エリア24487件中)
倫清堂さん
また旅に出たい虫が騒ぎだしたので、名古屋へ行くことにしました。
第一の目標は、熱田神宮で行われる神輿渡御神事に参列すること。
ゴールデンウィークは、ひとりで旅を楽しむにはあまり向かない季節ですが、せめてこの時期にしか見ることのできないお祭りをこの眼で見られれば、という思いがありました。
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昨年オープンしたセントレア空港に到着。
そのまますぐに電車に乗ったので、空港内にある噂の温泉などは素通りすらしませんでした。帰りのお楽しみということで。
まずは尾張国一の宮、真清田神社へ参拝に。
地図を頼りに神社を探すと、無粋な青シートが…。拝殿は改修中だったのですね。真清田神社 寺・神社・教会
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ですが、そこをくぐると、緑豊かな神社の境内が現れました。
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樹木や社殿などをスケッチしていたり、鳩と戯れている子供の姿が多く見られ、地域の住民にとっても憩いの場所になっていることがわかります。
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次に向かったのは尾張大国霊神社(国府宮)。
旧正月に行われるはだか祭りが有名です。
はだか祭りの写真展が行われていて、写真を見るだけでその勇壮な様子が伝わって来ます。
また、写生画コンクールの作品も展示してありました。子供は、大人が思っている以上に優れた観察力を持っていたりするものですね。尾張大国霊神社(国府宮) 寺・神社・教会
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それから清洲へ。
市町村合併により、清須市となったということですが、かつて織田信長公がここを最初の拠点として天下統一へ歩みを始めた土地であることを想うと、ここまでやって来たことへの感慨もひとしおでした。
まず、豊臣秀吉公の幼名「日吉丸」の由来である日吉神社へ。日吉神社 寺・神社・教会
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何畳分もある申絵馬は、大きさばかりでなく描かれている猿の表情も迫力があります。
御朱印を押してもらう際に仙台から来たことを告げると、宮司さんがわざわざ出て来て下さり、神社の由緒からこの土地の歴史まで、興味深いお話を聞かせて下さいました。 -
イチオシ
しばらく歩き、再建された清洲城へ向かいました。
さきほどの宮司さんのお話によると、この再現された城は復元ではなく、かなり想像が含まれているということです。内部はミニ歴史博物館のような展示でした。清洲城 名所・史跡
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もともと清洲城があった城跡は、庭園になっていました。
一日目の行程はこれで終わり。名古屋駅前のホテルへ向かいました。 -
2日目は名古屋から電車で犬山へ向かいました。
城へ向かう途中の風景を楽しむため、犬山駅から歩くことにしました。
お堀沿いの小道は、生い茂る緑が日差しを和らげてくれて、散歩するにはちょうどよい道でした。
まずは城のふもとにある針鋼神社を参拝。 -
境内には、子供の守り神とされる白馬の像がおりました。
お供えされている豆を食べると、歯ぎしりが治ると言われているとのこと。
歯医者のF先生から、歯ぎしりを指摘されていたので、豆を持ち帰って試してみることにしました。 -
そこから階段を上ると、すぐに犬山城の真下に来ました。
国宝に指定されている4つの城の中で、犬山城は最も古いものだそうです。 -
イチオシ
別名“白帝城”と呼ばれるだけあって、その姿は惚れ惚れするような美しさです。
内部を一巡して見学しました。国宝犬山城 名所・史跡
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次に、織田信長公の実弟有楽斎が京都に建てた茶室「如庵」を、彼の生まれ故郷に移設し、庭園として整備した「有楽苑」を訪れました。
有楽苑 名所・史跡
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国宝茶席名茶室の3つのうちのひとつだそうです。
今回は多くの国宝に触れることができる、贅沢な旅となりました。
茶室は城と違い、建てられた当時と全く同じ目的で今も使われているので、まさに生きた国宝であると思います。
静かな庭を見ながらのむ一服のお茶は、ここまで歩いた疲れを忘れさせてくれました。 -
さて、次は駅からバスに乗って向かう博物館明治村です。
母親がぜひ行きたいと言っていたところで、下見のつもりで今回の旅程に含めたのでした。
明治時代の建築物を日本中から集めて、ひとつの村をつくってしまったというのですから、歴史が好きな者は興味を引かれます。
山の中にある“村”に向かう一本道は、大型連休中とあって渋滞。
もうお昼時を過ぎてかなり空腹でしたが、着いたらまずは腹ごしらえと思っていましたが、もう一我慢させられることに。
ようやく着いたと思ったら、食品が売っている所は全て行列。
レストランで座って食べるどころか、道端の売店で軽食を買うことさえ、かなり困難な状況でした。
仕方がないので、空腹を忘れることにして“村内”を見学することに。
それにしても、よくぞここまで集めたなと思うほどの貴重な建築物の数々です。
そしてその貴重な建築物を、一日に千人以上もの人たちが、靴のまま出入りして見て回るのです。
雰囲気としては、少し知的なディズニーランドといったところでしょうか。
何か腑に落ちない気持ちになったのは、単に空腹のせいなのでしょうか。
あまり長くは滞在せず、また渋滞の中をバスで帰りました。
犬山駅近くには飲食店がないので、また犬山城まで歩き、きし麺を食べました。 -
早いもので名古屋最終日。
まずはこの旅行の本来の目的である熱田神宮参拝へ。
東京の明治神宮のように、都会の中に広大な森を持つお宮です。熱田神宮 寺・神社・教会
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こどもの日のイベントか、どこを見ても写生をしている子供の姿が目に入ります。
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10時が近づいて来ると、お宮の前の雰囲気が変わって来ました。
5月5日の神輿渡御神事が行われるためです。 -
役員や氏子の方たちのお祓いから始まり、拝殿での祝詞奏上などの後、平安時代の王朝絵巻のような艶やかな装束をまとった人々によって、様々な神器や神具、そしてお神輿が出発しました。
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これを見るだけでも、今回ここまで旅行に来た甲斐があると思いました。
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その後宝物館を見学。
そろそろお昼近くになったので、少し早めにと思い、ひつまぶしの老舗に向かうと、なんと行列が…
楽しみの一つは、あきらめることになりました。 -
最後に名古屋城周辺を散策して、この旅を終わらせることにしました。
まず那古野神社へ参拝。那古野神社 寺・神社・教会
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それから名古屋東照宮へ参拝。
名古屋東照宮 寺・神社・教会
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名古屋城のすぐ近くにある愛知縣護國神社へ参拝。
全国各地の護国神社を参拝に訪れていますが、正面に太玉柱という杉の真柱が立てられているのは初めて見ました。愛知県護国神社 寺・神社・教会
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イチオシ
そして最後に名古屋城へ。
見学者にとっては有難いエレベーターなどが設けられていますが、それはこの城が復元であるからです。
名古屋城も、日本にとって大切な他のもの同様、先の大戦によって失われてしまったのでした。
武を象徴する三種の神器のひとつ、草薙神剣が鎮座する熱田神宮。
そして乱世を終息させた織田・豊臣・徳川にもゆかりの深い尾張。
これを機会に、織田・豊臣・徳川による国家安寧のための思想を勉強したいと思います。名古屋城 名所・史跡
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