2011/03/06 - 2011/03/15
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ケロケロマニアさん
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2011年の旅行記として、まだまだ書いていないのがあるのですが、やはり今年は東日本大震災が起こった悲しい年でしたので、この時に自分が旅をしていた場所の旅行記を記したいと思います。
自分の母国が大変な状況下にあったことを、私はジャマイカ人のクチコミにて知りました。日本時間2011年3月11日の午後は、ブルーマウンテンの山中で、文明と隔絶した場所で過ごしていたため、この惨事を全く知らなかったのです…。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ヒッチハイク 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アメリカン航空 デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発はまた、青春18切符の旅からです。3月6〜8日まで三日かけて、北海道から羽田空港を目指します。
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室蘭では母恋めしを。
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秋田ではみちのく海鮮弁当を頂きました。
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そして地震の3日前には宇都宮に到着。駅前のお店で餃子定食を食します。
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羽田からは先日遂にチャプター11を受け入れてしまったアメリカン航空にて、ニューヨークを目指します。羽田発のJFK便はこの春に新規就航したばかりでしたが、地震のために休航、夏季に一旦は復活しましたが、結局秋以降は再び休航してしまいました。
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機内食1。
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機内食2。
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JFKに到着しました。取り敢えず時間が少しあったので、グラウンドゼロを見に行きました。
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そしてバッテリーパークへ。
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Korean War Veterans Memorialです。
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エリス島・リバティ島を望みます。
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マンハッタンの西岸沿いに北上します。
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再びグラウンドゼロへ。
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何やらここでの悲劇を説明しているおっさんがいました。
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隙間から、工事の進行状況を確認します。
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どさくさ紛れに、ケロちゃんも…(笑)。
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こちらからの方が全貌がよく見えました。
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更にお散歩を続けます。
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対岸の風景。
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フェリー乗り場です。
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ハドソンリバーパークは静かで良いですね。
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鳥さんが沢山います。
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色々な思いが込められていました。
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トライベッカの付近です。
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ペン・ステーション。
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これも有名ですね。
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ポート・オーソリティ傍の牛丼屋。
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そしてこの駅まで地下鉄で移動。
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そこからトランスファーでJFK空港へと戻ります。
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おおっ、ワンワールド塗装機を発見。
こんな塗装している場合ですか、AAさん…(汗)。 -
通常AAでNYからジャマイカを目指すなら、マイアミ経由かと思いますが、飛行マイルを稼ぐ必要があるので、ダラス経由で行きました。
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DFWでお世話になるのがこれですね。
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そしてジャマイカ(キングストン)に到着です。
ノーマン マンレー国際空港 (KIN) 空港
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ジャマイカさん、こんにちは。
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空港前で屯していたタクシーのおっさんの群れから、一番しつこかたこの青年のお世話になります。青年とはいっても、正確には自分より3つ若い位の30代のおっさんですが…。車内で色々と話をしましたが、結婚したばかりのようで、色々と生活が大変とのこと。だからあれだけ必死だったんですね…。
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キングストンの空港は、市街地から湾を挟んだ対岸の砂州のような場所に位置していますので、ここから市街地へと回りこむルートが結構景色が良かったです。
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さて、キングストンは色々と危険な街なので、暫く事情が把握できるまでは写真撮影は控えます。確かにデンジャラスな風景を色々見ながら…(汗)、ブルーマウンテンへと向かいます。
最初のタクシーの兄ちゃんとは、途中でお別れ(料金交渉でケチったため、最後まで行ってくれなかったため…。)。ルートタクシーが屯しているエリアから別のおっさんのタクシーで今晩のお宿を目指します。
でも凄い山ん中やねぇ〜。空港から宿まで片道60USドル程かかってしまいました…(涙)。 -
そして今晩のお宿、MountEdge Guesthouseへ。
ここ、日本のガイドブックにはあまり載っていないのですが、海外の人のクチコミがとても良かったので、遠さにめげずに足を運んでみました。
まあ、市内が危険、というのがあって、山の中に逃げ込もうと思ったのと、暑さに弱い道民なので、少しでも涼しいところへ、という思いもありました。 -
これが入口の様子です。
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怪しげなウォーキングツアーも実施されていました。
私は参加しませんでしたが…。 -
怪しげな山道が続きます。
ちなみに、このRedlightという集落が、投宿したゲストハウスから一番近い”町”でしたが、ここまでも徒歩で片道1時間ほどかかる立地でした。 -
山道は宿から上方にも更に九十九折で続いていましたので(Redlightとは逆方向)、それを歩いてうねうねと登ってみます。
画像中央の白っぽく見える建物が、ゲストハウスです。 -
もう少し近くから見ると…。
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こんな車も放置されていました。
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キングストンまでの里程標も、草むらの陰に時々見つけることが出来ました。
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この辺りにはコーヒーの木が沢山あります。
日本では最高級豆として名高いブルーマウンテンです。 -
Redlightのルートタクシー乗り場です。
これを利用すれば、キングストンのPapineまで100円ほどで行くことが出来ます。タクシーとはえらい違いです。 -
近くで撮らせてもらいました。
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コーヒーの木は勿論農園内で育てられていますが、この辺りのトレイルを適当に登ってみると、結構野生化したコーヒーの潅木が見られました。幾つか収穫して、帰国後適当に干して炒って挽いてみましたが、それなりのコーヒーの味が楽しめました。勿論、素人のやり方なので、不手際は色々あったかと思いますが…(汗)。
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さて、トレイルを適当に登ってみると、結局車道に合流しました。なので、この車道を更に登り続けると、今度は何やら軍の施設に到達しました。不審者として撃たれるかもしれません…(怖)。」
マウント エッジ ゲストハウス ホテル
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この道は登り続けると結局は島の北岸に続く道ですので、キリがありません。なので、この辺りで引き返すことにしました。宿のある地区はNew Castleというみたいでした。
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この辺りまで来ると、道も怪しげな所が多かったです。
最初のタクシーの運ちゃんが、ここまで来るのを渋ったのも、こういう道路事情も影響していたようです。 -
途中、こんな小さなお店もありました。ここがRedlightと反対側では、宿から最も近いお店です。(ここまでも徒歩片道1時間半程)
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ガードレールがなく、心細げな紐が張られていました。
おお〜怖。 -
という訳で、とんでもない山の中なので、ここで3連泊しましたが、涼しいうちに近くを散歩、そして暑くなったら部屋で昼寝や読書をして過ごしました。
しかしこの宿、部屋の中にも色々と怪しげな写真が貼られていました。 -
心地よい風が結構吹いていて、気持ちよく過ごすことができました。ジャマイカの中では、かなりお勧めの宿だと思いますが、日本人がインドネシアでバリ島ばかりに行くみたいに、欧米人はジャマイカでモンテゴベイばかり行くので、キングストン界隈はまだまだマイナーです。皆様も是非、ゆったりとした時間を過ごしに、ブルーマウンテンに足を運んでみて下さいね。
自然以外なぁ〜んもありませんけど、これが最高です。 -
宿泊客はみなこのスペースでゆったりと過ごしていました。
ここでのほほーん、と過ごしていた頃に、日本では大変な事が起こっていたんです…。 -
基本的に食事は別料金なので、私は殆ど頼みませんでしたが、せっかくなので話の種に最終日の朝食のみオーダーしてみました。(5USドル)
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さて、こうして3日間の滞在の後、山を降りる日がやって来ました。最初はRedlightから先にご紹介したルートタクシーにてPapineを目指す予定でしたが、丁度Redlightに向かって歩いている最中に、宿のオーナーと遭遇。最後の別れの挨拶をしているうちに、後ろから、沢山の地元民を乗せたオープンカー(?)が通りかかります。
オーナーがこれに乗りなさい、というので、この乗り物をヒッチハイクさせて頂き、横のおっさんが携えていたビール樽のようなものに這い蹲るようにお邪魔して、キングストンを目指します。 -
眼下にキングストンが見えてきました。でもゆっくりと写真を撮っている訳にはいきません。不安定な体勢で乗車してますので、油断をすると振り落とされる危険がありました…(汗)。
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さて、先の”オープンカー”には、オーナーの奥さんの友人が乗車していて、この人(水色の服のお姉さん)がモンテゴベイまでのバス乗り場まで案内してくれました。途中、PapineからHalf way treeまではこのお姉さんと一緒にタクシーを相乗りします。
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写真を撮るのは危険、と、このお姉さんに釘を差されていたので、あまり人に向かってはカメラを向けないように注意していました。
Half Way Treeにあった美しい教会です。
もう少しゆっくり見たかったので、お姉さんがせかすので、歩きながら慌てて撮影します。 -
町並みはこんな感じ。
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バスターミナルはこの建物の奥にありましたが、お姉さんの言うと通り、ちょっと雰囲気は怪しげでした。
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何やら物凄い客引きの怒号を両サイドから浴びながら、お姉さんに押し込められるようにして、このバスに乗り込み(詰め込まれ)ました。
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途中、休憩ポイントがありました。
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そしてモンテゴベイの市街地に到着です。
モンテゴベイと言っても、こちらはダウンタウン。
お金の有り余っている欧米人達は、怖がって殆ど立ち寄らないエリアですが、本当のジャマイカを見たいなら、絶対にこちらに来るべきだと思いました。 -
これが有名のようでした。
現在は観光案内所になっています。サムシェイプスクエア 広場・公園
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さて、この付近にて、怪しげな青年がガイドに付いてきました。
まあ、お金をせびられるとは思いましたが、これも話の種として、色々と案内してもらうことにしました。
暫くは、彼が”これを撮れ”と言ってくれたものをUPします。
決して悪い人ではないようですが…。 -
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そして彼の一押しはこれ。
映画「クールランニング」にも登場したやつです。 -
彼曰く、こうした風景は、旅行者が勝手に撮影していると必ず問題になる、安全料として私にいくばくかのお支払いを…、とのこと。
確かにロンリープラネットなどを読んでいると、この辺りでは勝手にガイドしてお金を巻き上げる輩がいるから注意、みたいなことを書かれているけれど、彼の言うことも尤もだ、とも思いますね。
まあ、最初30ドル要求してきたのを15ドルまで値切りましたし、こちらも色々と案内してもらえたのが楽しかったので、これはこれで旅の醍醐味として理解しておきたいところです。 -
そんな彼の労を労って、ビールで乾杯!!!
って、これも彼が私のポケットマネーで勝手に買ってきたんですけどね(笑)。 -
そして彼と別れて、夕刻迫ったビーチへと向かいます。
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普通の観光客はモンテゴベイはビーチ、という印象なのでしょうが、私のこの時の心境は、正直日本のことが心配で上の空、といった感じでした。
夕陽が胸に沁みました…。 -
さようなら、ジャマイカ。
色々とお世話になりました。 -
そして最後はモンテゴベイのサングスター空港まで歩きます。
そしてここで夜を明かすことにします。サングスター国際空港 (MBJ) 空港
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ただ、ここはあくまでも治安面で多少問題のあるジャマイカ。
空港で泊まる風情を醸して最終便が行ってからもベンチに座っていたら、職務質問を受け、荷物のボディチェックを受ける羽目に…。
まあ駄目なら、建物の外のベンチででも雑魚寝しようと思っていましたが、一応不審者でない(?)との評価を得て、目出たくターミナル内で寝させて頂くことが出来ました。
何のこっちゃ…。 -
空港内にはバーガーキングもありましたが、流石はジャマイカ。ブルーマウンテンコーヒーが無料とのこと。但し、よく見ると、〜ドル以上お買い上げの方、と書かれていました。そりゃそうだわね…。
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という訳で、オーダーを。
んっ、でも注文したものと違うような…。
まっ、いいか…。 -
最後に明るくなってから、もう一度モンテゴベイ国際空港の風景を…。思えば、キングストンから入国した時は、客引きの嵐にどうなることやと思いましたが、同じ国でも、キングストンとモンテゴベイでは全然違いますね。
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こっちは欧米人観光客の軍団ばかりです。同じ国にいた筈なのに、自分は全然会わんかったなぁ〜(汗)。
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ジャマイカといえば、レゲエ。
そしてレゲエといえば、ボブ・マーリーですね。
サングスター空港内には、彼の立派なオフィシャルショップがあります。 -
その隣は、パイレーツオブカリビアンか?
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実は今回は、往路はAAでしたが、復路はDLで予約していました。
別の国に行くのに、片道ずつで購入しても安く買える、そんな良い時代になりました。 -
DL利用なので、乗り継ぎはATL(アトランタ)です。
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そしてJFKに戻ってきました。
そういえば、JFKのDLターミナル、制限エリア内はこの時初めて訪れましたが、結構おしゃれなシートがあったりして、快適でした。
せっかくなので、到着後暫くはここで過ごしました。 -
そういえば、JFKのエアトレインって、一方の行き先はJamaica駅ですよね。ジャマイカ帰りなので、話の種にそこまで行くだけ行って、折り返して来ることにしました。
何のこっちゃ…。 -
本当は帰りもNY観光をしようと思ったのですが、とにかく日本の現状が知りたかったです…。
米国内では、しきりに日本の地震のことが報道されていました。
ジャマイカ国内では全く浦島太郎さんだったので、この時、空港で流れていた映像の恐ろしさに、気が滅入ってしまいました。
同じように、母国を心配する日本人がテレビに沢山群がっていて、皆さん、思いは同じのようでした…。 -
そして、出国時と全く異なる状況下の日本を目指して、AAのHND便に搭乗しました。
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機内食1
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機内食2
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帰国後、暗い雰囲気の都心を歩いてみることにしました。
ありきたりのファストフードに行列が出来ていたり、コンビニの棚がガラガラだったり…。
少しずつ、この国で起こってしまったことを実感していきました…。 -
本当はそのまま18切符で北を目指す予定でしたが、東北地方が大変な状況下でしたので、一旦実家の名古屋を目指すことにしました。
そして丁度実家で滞在中に、ナゴヤドームで義捐金を募る中日×東北楽天のオープン戦が開催されるとのことで、普段はお金を払ってまでオープン戦に行ったりはしませんが、この時ばかりは、募金目的で球場へと向かいました。
この旅行に関しては、当時の動揺がまだ整理できておらず、旅行記もかなり雑な内容になってしまいましたことをお詫び申し上げます。
最後までご閲覧下さりどうも有難うございました。
そして、被災地の復興を、心より祈念し続けております。
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